「NEXT -ネクスト-」
近頃、地震の起こる10秒前に知らせる機械があるらしいのだが、10秒で何ができるかと考えてみると、おそらくあたふたしているうちに終わってしまいそうだ。
だからといって2分先の未来を見ることができたからといって、どれ位役に立つのか?
そんな一発ネタで作ってしまったのがこの映画だ。
ハリウッド映画はどう考えても派手な格好の変な奴でしかないアメコミのヒーローを至極もっともらしく映像化してしまうので、こんなネタで映画を作るのは余裕なのかもしれない。
2分先の未来が見える予知能力を持っている二流のマジシャンが、FBIに協力してテロリストによるロサンゼルス核攻撃を阻止するという話。
藤子先生の「パラレル同窓会」を映画化したらこんな感じだろう。
基本的に時間をテーマにしたSFはその整合性を成り立たせるのに矛盾がないようにするのだが、この映画はツッコミどころは満載で、最後のオチなんか反則すれすれというか、これ昔の「まんが入門」だったら間違いなくダメな例だ。
しかし、それをあえてやるとまた逆に新鮮なものがあるのも確かだ。
主人公の「間違えた」は正に名セリフだろう。
出演は彼の髪そのものが最も凄い特撮と言われているニコラス・ケイジ。
今回も今までよりも増毛度がアップしている。
実は彼よりもピーター・フォークが健在だったことにびっくりした。
実はすっかりお亡くなりだと思っていたのだが、すいません小池朝雄とごっちゃにしていました。
原作はフィリップ・K・ディッの短編らしいのだが、ディックの映画化って「ブレードランナー」以外にここぞというものがないような気がする。
自分はこの映画を観にいった理由は、別にニコラスの髪形の確認ではなく、監督がピアーズ・ブロスナンの007の中で一番面白かった「007/ダイ・アナザー・デイ」のリー・タマホリだったからだ。
だけど、演出よりも脚本をもう少しひねらないといけないと思うのだが、読んでないからわからないけど原作もこんな感じ?。
映画ファンなら2時間30分先がわかるのがいいんだけどね。





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