「ランボー 最後の戦場」
今まで何度も噂されていたシリーズ4作目だが、まさかまさかの約20年ぶりの公開!
「ロッキー・ザ・ファイナル」の公開も衝撃的だったが、あの時もこの調子だとランボー4もできるかもと話していたことが現実に。
いやだって主役のシルヴェスター・スタローンって60歳で、アクション!それも常に半裸状態って無理がありすぎるんだよな。
ヴェトナム帰還兵の設定も、21世紀になるともはや前時代的な設定で、今だったらもっと違う戦争になってしまいそうだ。
しかし、80年代に一時代を築いたヒーローが復活となれば、かつて映画館で熱くなっていた自分としては、おそらく最後になる勇姿は観ておくべきだろう。
そんなわけで、初日に劇場に行ったが、思った以上に人が少なかった。
それに配給は東宝東和だと思っていたら、ギャガなのに驚いた。
タイ北部の山の中でひっそりと暮らすジョン・ランボーのもとに、キリスト教支援団体が現れる。
彼らは軍事独裁政権が続く隣国ミャンマーで迫害を受けている少数民族に医療品を届けようとしていた。
頼みを受けて目的地の村まで送り届けたランボーだが、その後帰ってきた彼に届いたのは、彼らが軍に拉致されたとの報せだった。
ランボーは傭兵部隊5人と救出に向かう…。
基本的にランボーは半裸が条件なので、都会で戦うことはなく、常に暑い熱帯の、それも都市化が進んでいないジャングルで戦うことがお約束だ。
ところが、今回は半裸にならないのは年に勝てなかったということか。
いや、それ以前に末期の「男はつらいよ」の寅さん並にほとんど動いてない。
最後も機関銃みたいなもの延々と撃っているだけ。
ヴェトナム仕込みのゲリラ戦を期待すると肩透かしである。
自分の中では、ランボーは弱い者のために我慢に我慢を重ねて大暴れというのがお約束だと勝手に思い込んでいるのだが、今回は虐げられている人はいるものの、今一つ伝わるものがなく、キリスト教支援団体も自己責任のところがあるので、ちょっとランボーが動くには弱い。
それに敵がちょっと小物でがっかり。
しかし、戦闘シーンになると、肉や血が飛び散り、それをまたシャッター速度を上げて撮っているので、「プライベートライアン」のような生々しいものがあり、賛否両論だろうが、自分はこれを観ることができただけでもいいかなと思った。
むしろ90分という短い上映時間で無駄を省き、見所だけ凝縮したのは潔い。
この映画が本当にシリーズ最後かどうかはわからないが、次回作があるなら舞台はやっぱりチベットでよろしく!





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