「山のあなた 徳市の恋」
入場料1000円だと、どんな映画でも観てみようという気持ちになるが1800円だとやはり相当考えてしまう。
映画業界もそろそろ入場料を考え直した方がいいと思うぞ、いやマジで。
この映画を観ようと考えたのは入場料が1000円だからという至極簡単な理由!
1000円だと多少つまらなくても、そんなに腹が立たない。
1938年の名作「按摩と女」を、オリジナルのシナリオをほぼそのまま用いてカラーで忠実に再現したらしいのだが、そんな映画があったことも知りませんでした。
っつうか、自分の場合、自分がリアルタイムで観た映画しかわからないんよね(泣)
監督は「PARTY7」や「鮫肌男と桃尻女」、「茶の味」の石井克人。
石井監督の映画はむやみやたらと上映時間が長いし、面白い作品とつまらない作品の差が大きいイメージがあるが、この映画は上映時間が94分と短く、演出も極めてノーマルだった。
昭和初期のどこかの温泉場を舞台に、都会の美女に淡い恋心を抱いた按摩の話。
放送禁止用語が盛り沢山で地上波で放送するのは難しそうなんだが、制作にフジテレビが入っている。
いつもの過剰な宣伝がなかったので、映画を観るまで気がつかなかった。(ひょっとして自分が知らなかっただけ?)
まあ、それ以前にどうしてこれが映画化なのかは、よくわからない。
主演はSMAPの草彅剛なのだが、実はこれは映画を売るための方便でしかなく、実は本当の主役は、モデルでこれが映画デビューのマイコ(B82-W56-H84)だ。
観ればわかるが、この映画は彼女のための映画でしかない。
ひょっとして石井監督の映画なので、我修院達也が出ているのかとちょっと期待したが、出てなかった。
さすがにあんな濃い人が出たら浮くので、これは正解だろう。
話は思った以上に悪くなかった。
按摩が、目が見えなくても、鋭い勘で、前を歩く人の数から性別までピタリと当てれるのに、実は肝心の時はそれが役に立たず、皮肉な結果になってしまったのは面白いと思った。
ただ、子役がいかにも現代っ子なのは、もっとうまく演出するべきだったかも。





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