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2008年5月31日 (土)

「私をスキーに連れてって」

Photo  久しぶりにビデオで観たのだが、いやあこれも「就職戦線異常なし」同様今観ると結構恥ずかしいものもあるし、時代の流れが妙に速いのにびっくりした。
 この映画が公開されて15年経ってないのに時代が大きく変わっているのには驚きである。
 そういえばこの映画は公開時は流行の先端を行っていたような感じだが、逆を返せば早く古くなってしまうのも確かだ。
 ちなみにこの映画が公開した時劇場で観たのだが、異常なくらいお客が入っていって、この映画の評判とは裏腹に同時上映の「永遠の1/2」は妙に評判が悪く個人的に好きだった自分としてはちょっと悲しい思いをした。
 久しぶりに観て感じたことは、やっぱり今や若者の必需品である携帯電話がこの時代は存在していないことで、スキー場で使用しているのは無線だったりする。
 また当然の話としてスノーボードがない。
 当たり前の話なのだがこの2つのアイテムがないだけで話は全く変化してしまう。
 その他にもスキーウェアもその時代を感じさせるし、今や当たり前のパソコンも存在してないわけだ。
 おそらく今だったらカーナビはあるだろうなあ。
 ホイチョイの映画としてはこの映画と「メッセンジャー」が面白く後は全く面白くない。
 この二つの映画の面白さの肝はなんといってもスピード感であり、時間制限があるところだろう。
 それらによる壮快感と緊迫感が双方の映画を引き立てている。
 映画の中でえらく急な斜面を滑るシーンがあって、当時劇場ではどよめきが起こったのだが、007で90度の斜面を滑っていたのでそれに比べればなあと一人納得していなかったのも今考えると大人気なかったなあ。
 毎日徐々に変化していくとわからないが、こうやってみてみると時代の進み方が異常に早いのを感じた。
 そしてこの映画には沖田浩之氏の元気な姿が・・・・・・合掌。

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2008年5月30日 (金)

「映画版 未来日記」

Mirai  高視聴率番組の映画化は珍しくもないのだが、これはTVドラマでもなくアニメでもなくバラエティ番組の1コーナーの映画化である。
 まあ興味本位で観にいったわけだが、画面はテレシネで、TV同様テロップ入りまくりで、毎週観ているコーナーをまとめて2時間近くにしたような映画だ。
 ところがどういうわけか、こちらのボーダーラインが低かったせいか思った以上に悪くなかった。
 むしろこういう描き方もありかなあと思ってしまった。
 おそらく多くの映画評論家には評判が悪いかもしれない。
 こんなもの映画じゃないTVじゃないかとか言われそうだ。
 自分もそういう気持ちはないわけでもないのだが、普通なら各家庭で観て次の日学校や職場で話をしているものを、皆が同じ場所に集まって観るという新しい映画の見方もあっていいのかもしれない。
 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の例もあることだしこういう作品もあっていいかもしれない。
 でもこんなんばっかだったらちょっと困るけどね。
 確かにどうして日記にふりまわされないかんのじゃあ?と思いそうだが、それが物語のルールなのでそれに同意できなかったらこの映画は楽しめないと思う(デスノートの元祖か?)。
 そのルールをもとに登場人物の感情の動きがドキュメンタリーっぽく描かれているのが面白いわけで、言うは簡単だがこのシステムって考えた人は結構凄いと思うぞ。
 ただ感情的には金払って観るとなると気合いを入れるので見方が厳しくなるのも確かで、今回もTVで観たらもっと楽しめたかもしれない。
 ただ最後は納得できんぜ。
 やっぱかっこいい男の勝ちなのか?

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2008年5月29日 (木)

「パリ、恋人たちの2日間」

Paris  アメリカ人の男がフランス人の恋人の里帰りに同行して訪れたパリで様々なカルチャー・ギャップに翻弄されるだけでならまだしも、恋人との関係も危機に陥ってしまう…。
 ジュリー・デルピーが監督・脚本・製作・音楽・編集・主演をこなした恋愛コメディなのだが、実はこの人が何者なのか全く知らない。
 まあ、自分の映画の知識なんかこの程度ですよ(泣)
 カルチャーギャップというよりも、フランス人の恋人が痛い奴で、オープンな家庭といえば聞こえはいいが、どこかずれたところがあるし、街で次々と出てくる元彼と親しげにふるまう彼女は開放的というより常識がないように感じられる。
 ここらへんを、ウディ・アレンとダイアン・キートンの会話と似ていると思えればいいのだけど、すっかり悪い意味で常識人のやさぐれた自分から見ると、単なる痛い女にしか見えないのだ。
 ただ男の立場を考えると、ただでさえアメリカ人の彼から見ればフランスは異国なのに、それ以上に恋人をとりまく環境が異常なのはフラストレーションは高まるばっかりだろう。
 あ、おそらく自分は男の方に感情移入しているのかもしれない。
 こういうのを面白いと言えるのが、かっこいい映画ファンなんだろうが、ちょっと自分には無理だな。

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2008年5月28日 (水)

「山のあなた 徳市の恋」

Yama_2  入場料1000円だと、どんな映画でも観てみようという気持ちになるが1800円だとやはり相当考えてしまう。
 映画業界もそろそろ入場料を考え直した方がいいと思うぞ、いやマジで。
 この映画を観ようと考えたのは入場料が1000円だからという至極簡単な理由!
 1000円だと多少つまらなくても、そんなに腹が立たない。
 1938年の名作「按摩と女」を、オリジナルのシナリオをほぼそのまま用いてカラーで忠実に再現したらしいのだが、そんな映画があったことも知りませんでした。
 っつうか、自分の場合、自分がリアルタイムで観た映画しかわからないんよね(泣)
 監督は「PARTY7」や「鮫肌男と桃尻女」、「茶の味」の石井克人。
 石井監督の映画はむやみやたらと上映時間が長いし、面白い作品とつまらない作品の差が大きいイメージがあるが、この映画は上映時間が94分と短く、演出も極めてノーマルだった。
 昭和初期のどこかの温泉場を舞台に、都会の美女に淡い恋心を抱いた按摩の話。
 放送禁止用語が盛り沢山で地上波で放送するのは難しそうなんだが、制作にフジテレビが入っている。
 いつもの過剰な宣伝がなかったので、映画を観るまで気がつかなかった。(ひょっとして自分が知らなかっただけ?)
 まあ、それ以前にどうしてこれが映画化なのかは、よくわからない。
 主演はSMAPの草彅剛なのだが、実はこれは映画を売るための方便でしかなく、実は本当の主役は、モデルでこれが映画デビューのマイコ(B82-W56-H84)だ。
 観ればわかるが、この映画は彼女のための映画でしかない。
 ひょっとして石井監督の映画なので、我修院達也が出ているのかとちょっと期待したが、出てなかった。
 さすがにあんな濃い人が出たら浮くので、これは正解だろう。
 話は思った以上に悪くなかった。
 按摩が、目が見えなくても、鋭い勘で、前を歩く人の数から性別までピタリと当てれるのに、実は肝心の時はそれが役に立たず、皮肉な結果になってしまったのは面白いと思った。
 ただ、子役がいかにも現代っ子なのは、もっとうまく演出するべきだったかも。

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2008年5月27日 (火)

「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」

Narnia2  C・S・ルイスの名作児童文学を映画化したシリーズ第2弾。
 前作から1300年後、滅亡の危機に陥ったナルニア国を舞台に、国の命運を託された王子と共に再び4人の兄弟姉妹が立ち上がる…。
 シネコンに行くと必ず見せられる予告編が、「僕の彼女はサイボーグ」とこの映画だ。
 実は1作目の「ライオンと魔女」は、キレが悪くダラダラしていたのであまり面白いと思わなかった。
 自分の中ではヒットしたというイメージがなかったので、続編ができたことは意外だった。
 ここ最近のファンタジー映画が多すぎてちょっと食傷気味なところもある。
 自分の中ではこの映画は、とりあえず話題作だから観ておこうというカテゴリーに属している。
 だから、いくら初日が水曜日でも観にいこうとは思わなかったし、そもそも上映時間が150分って、気楽に観る時間じゃないでしょ。
 そんなわけで、体力と気力があったので観にいった。
 結論からいうと目茶苦茶面白い!
 長い上映時間が気にならなかった。
 それぞれのキャラクターに合った見所はあるし、迫力満点!
 いやそれよりも、4人の兄弟姉妹に、上に立つ者としての説得力が出てきているのが良い。
 1作目の時は、こんな子供が何故王様?と思っていたが、この映画ではそれなりの説得力があった。
 カスピアン王子とお姉ちゃんの淡い恋も良かった。
 ただ、お姉ちゃんがもっと美人であればなあ。
 あと、ネズミがかわいい。
 この技術があれば宇宙英雄ペリー・ローダン・シリーズのグッキーが映像化できるのではないか?
 「めざましテレビ」でこの映画は吹き替えの劇場が多いらしく、それは、今の人達が言葉を知らないとか、読めないからとか色々言っていた。
 実は自分もこの映画は吹き替えで観た。
 つうか、自分は結構吹き替えがあれば吹き替えを観てしまう。
 確かに言葉を知らないやら字が読めない等の理由はあるのかもしれないが、ここ最近の映画は、あまりにも情報が多いため、字幕では半分も伝わらないし、同時進行で字幕以外の文字情報もあったりする。
 ましてや、メインで話している人以外の言葉を字幕で補うのは不可能であり、そう思うと吹き替えはありかなと思っている。
 もっとも、話題作りのためにあまりにも下手なタレントを使ったり、変な流行語を取り込むのは問題外なんだけどね。

 

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2008年5月26日 (月)

「アフタースクール」

After  内田けんじの「運命じゃない人」を観た時に、あまりの面白さに驚いたのだが、出演者があまりにも地味だったし、ひっそり公開されたので知る人ぞ知る映画だった。
 もし、これが有名な役者(失礼)を起用し、もっと宣伝すればどれだけ話題になったかと考えると残念でならない。
 テレビ局と東宝(もちろん東映や松竹も含んでもいい)は、テレビ番組以外の映画化ももっと検討するべきだと思うぞ、いやマジで。
 その注目株・内田けんじの最新作が「運命じゃない人」以上の大規模で公開!
 出演者も大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、田畑智子(B78-W58-H85)、常盤貴子(B83-W58-H86)という有名どころが起用されている。
 怪しげな探偵(何でも屋)と中学時代からの親友の行方を捜すハメになった男の話なのだが、全編綿密に話が練られており、さりげない会話から何気ない小道具まで巧妙に仕掛けがある。
 正直、何も語れない。
 とりあえず予備知識なしで騙されたと思って観ろとしかいえない。
 ある意味、本当に騙される映画なのだ。
 感想も観た人としか語れない。
 とりあえず言える短い言葉は「面白い」しかない。
 今でこそシネコンは入れ替え制だが、これが昔の映画館だったら、続けてもう1回観てしまうだろう。
 それくらいの情報量と巧みな話展開なのだ。

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2008年5月25日 (日)

「ランボー 最後の戦場」

R4  今まで何度も噂されていたシリーズ4作目だが、まさかまさかの約20年ぶりの公開!
 「ロッキー・ザ・ファイナル」の公開も衝撃的だったが、あの時もこの調子だとランボー4もできるかもと話していたことが現実に。
 いやだって主役のシルヴェスター・スタローンって60歳で、アクション!それも常に半裸状態って無理がありすぎるんだよな。
 ヴェトナム帰還兵の設定も、21世紀になるともはや前時代的な設定で、今だったらもっと違う戦争になってしまいそうだ。
 しかし、80年代に一時代を築いたヒーローが復活となれば、かつて映画館で熱くなっていた自分としては、おそらく最後になる勇姿は観ておくべきだろう。
 そんなわけで、初日に劇場に行ったが、思った以上に人が少なかった。
 それに配給は東宝東和だと思っていたら、ギャガなのに驚いた。
 タイ北部の山の中でひっそりと暮らすジョン・ランボーのもとに、キリスト教支援団体が現れる。
 彼らは軍事独裁政権が続く隣国ミャンマーで迫害を受けている少数民族に医療品を届けようとしていた。
 頼みを受けて目的地の村まで送り届けたランボーだが、その後帰ってきた彼に届いたのは、彼らが軍に拉致されたとの報せだった。
 ランボーは傭兵部隊5人と救出に向かう…。
 基本的にランボーは半裸が条件なので、都会で戦うことはなく、常に暑い熱帯の、それも都市化が進んでいないジャングルで戦うことがお約束だ。
 ところが、今回は半裸にならないのは年に勝てなかったということか。
 いや、それ以前に末期の「男はつらいよ」の寅さん並にほとんど動いてない。
 最後も機関銃みたいなもの延々と撃っているだけ。
 ヴェトナム仕込みのゲリラ戦を期待すると肩透かしである。
 自分の中では、ランボーは弱い者のために我慢に我慢を重ねて大暴れというのがお約束だと勝手に思い込んでいるのだが、今回は虐げられている人はいるものの、今一つ伝わるものがなく、キリスト教支援団体も自己責任のところがあるので、ちょっとランボーが動くには弱い。
 それに敵がちょっと小物でがっかり。
 しかし、戦闘シーンになると、肉や血が飛び散り、それをまたシャッター速度を上げて撮っているので、「プライベートライアン」のような生々しいものがあり、賛否両論だろうが、自分はこれを観ることができただけでもいいかなと思った。
 むしろ90分という短い上映時間で無駄を省き、見所だけ凝縮したのは潔い。
 この映画が本当にシリーズ最後かどうかはわからないが、次回作があるなら舞台はやっぱりチベットでよろしく!

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2008年5月24日 (土)

「ラフマニノフ ある愛の調べ」

Rahu  テレビがまだまだ規制が緩かった頃は乳首・パンチラは当たり前で、エロビデオがなかったので血気盛んな少年達は深夜放送に己の熱い想いを託していた。
 特に「11PM」の火曜日と木曜日は風俗情報やエロい映画を紹介していることが多かった。
 しかし、当時は一家に1台もしくはばあさんの部屋に白黒がもう1台という時代であり、親が寝静まるのをひたすら待つしかなかった。
 いきなり親が現れて気まずい思いをしないように、もっともらしい理由がいる。
 そんなわけで、ちょうど裏番組のNHK教育で「ロシア語講座」を放送しているので、ちょっとでも物音がしたらチャンネルを切り替えるようにしていた。
 そうこうしているうちに神経は研ぎ澄まされ、ちょっとした物音も聞き逃さないし、いついやらしいコーナーがくるかわからないので、「11PM」の基本進行表を作成して、時間を考えたりもした。
 まさか、このバカバカしい行動が将来映画を観る時に、話の構成を考えたり脚本を読み解くのに役に立つとは思わなかった。
 しかし、一番驚いたのは、記憶力がいい年齢なのか、ロシア語がなんとなくわかるようになってきて、1年も経過するとロシア文字が読み書きできるようになってしまった。
 そうなると、今度はロシア映画にも興味が出てくるわけなのだが、当時、ソ連の映画が公開されるのは大都市くらいで、確か日本海映画という配給会社が仕切っていたと思う。
 その後、ソ連が崩壊したのは驚いたが、いつの間のか日本海もなくなり、映画のロシア語は007シリーズでちらっと聞こえるくらいだった。
 あれから随分時が経ったのだが、時々ロシア語の映画が観たいなあと思う時がある。
 「ラフマニノフ ある愛の調べ」を観にいった理由はそんな程度だ。(前振り長!)
  ロシアの天才作曲家兼ピアニスト、セルゲイ・ラフマニノフの波乱の生涯を映画化。
 実はラフマニノフは名前は有名なのに、その生い立ちを全く知らない。
 曲は深津絵里(B83-W57-H83)が孔雀といるビクターのCMやムテキングで有名なんだけどね。
 あ、でもライラックのエピソードは泣けた。
 BGMが「バカニーニの主題による狂詩曲」(だったかな)なので盛り上がるんだよね。
 監督と出演は、すいません、誰も知りません。
 ロシア語は久しぶりに聞くと、すっかり忘れていることが発覚!
 文字はなんとか読める程度だった。
 人それぞれだけど、女性のきばった感じの話方は好きだな。

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2008年5月23日 (金)

「王妃の紋章」

Ouhinomonshou  何?細川智栄子先生の「王家の紋章」が映画化?
 この紛らわしいタイトルで混乱した人は結構多いはず!
 おそらく、映画会社も狙ったとしか思えない。
 そんなB級C級感覚の映画は無視だと思っていたら、監督がチャン・イーモウであることが発覚!
 もっと前面に出してもらわないと絶対に見逃すって。
 つうことで、もうそろそろ上映が終わりそうなので観にいった。
 話は、10世紀の五代十国時代の中国を舞台に、栄華を極めたとある王家の愛憎渦巻く陰謀と裏切りの描く、無駄に絢爛豪華な歴史絵巻なのだが、まあ規模の大きいホームドラマと言ってよいと思う。
 昼の連ドラ並にドロドロとしていると思えば、突然人海戦術の戦いが始まる。
 なんじゃ、こりゃと思っていたら、戦いが終わった後は、死体やら流れている血、破損物をこれまた物凄い人数で片付けて、何事もなかったかのように、王様一家の会話が始まる。
 つまり、人が大量に戦いが大量に死んでいくのは、王家の規模の大きい家庭内暴力なのだ。
 もはや歴史物でよくある陰謀物とかそんな大層なものではなくて、どこまでいってもホームドラマでしかない。
 正直、面白い話でもないのだが、力づくでスペクタクルにしているのは、さすがチャン・イーモウ。
 確かにど~考えてもストーカーの話なのに号泣させる「初恋のきた道」の監督だけはある。
 この調子でオリンピックも盛り上げてくれ!
 主演はチョウ・ユンファとコン・リー。
 すいません、意識しないとチョウ・ユンファとわかりませんでした。
 役作りもあるのだが、こんなに老けてたかなあ。

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2008年5月22日 (木)

「就職戦線異状なし」

Photo  いやあこんな時代もあったんですねえ。
 今から観るとSFの領域に突っ込んでます(笑)
 現在就職に苦労している人の神経を逆撫でするような話ですが、実際、あの時って本当に売り手市場状態だったんですよ。
 あの時代を知っていると、この映画は観ていてこっ恥ずかしい映画です。
 各企業が学生を接待するって今考えるとなんでやねんと思うんですが、当時映画のようにあそこまであったかどうかは知らないですがやっぱりちやほやされた時期ってありましたねえ。
 また何が恥ずかしいって登場人物の女の子のファッションで、当時は当たり前だったけど、今観るといかにも浮かれた時代の産物で見ていて赤くなってしまいます。
 現在は就職できるかどうかがポイントで、当時はより良いところに就職できるかどうかがポイントなんですね。
 今考えると就職先があるだけましなんですが、やはり当時は当時で悩みがあったんですよ。
 今からみたら贅沢な悩みでもね。
 主演は織田裕二なんだけど、他の出演者が伊藤智恵理(B78-W58-H80)やら仙道敦子(B80-W58-H84)とか今や消息不明(?)に近い人も多いのも時代の産物ですね。
 槙原の主題歌にも涙!

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2008年5月21日 (水)

「噂のアゲメンに恋をした!」

Agemen  そういえば、自分が初めて観たイスラエル映画って「グローイング・アップ」なんだよなあ。
 当時はアメリカ映画だと思っていたけどね。
 「グローイングアップ」はタイトルからわかる通り、女とやりたい高校生(演じているのは、ええ年齢のおっさん)の話で、いわゆるエロコメなのである。
 そして、「噂のアゲメンに恋をした!」は久しぶりに観たユルユルのエロコメである。
 一夜を共にした女性は、彼と別れた後に必ず“運命の人”と出会う確率100%の男が本気の恋に落ちてしまう。
 大好きな彼女とやっちゃったら、自分以外の運命の人が現れてしまうかもしれない…という頭の悪いエロ漫画雑誌に載っていそうな話を真剣に映画化!
 昔だったら聞いたこともないような役者が出ている2本立ての1本なのに、この映画は「シン・シティ」や「ファンタスティック・フォー」のジェシカ・アルバがヒロインで登場!
 主役はアメリカでは人気コメディアアンらしいデイン・クック。
 アダム・サンドラーでもそうだが、日本で有名なアメリカのコメディアンって、エディ・マーフィ以降いないような気がする。
 監督はこれがデヴュー作の・・・・・・まあ誰でもいいや。
 この手の映画って乳首とハメているところは見せないもんだけど、この映画は主人公の親友が豊胸手術をやっている整形外科医なもんだから、乳首解禁状態!
 それどころか、寝ると運命の人に会えるあげちん、いやアゲマンなのでハメているところもわざわざ数をこなしていることを表すためにマルチ画面で見せているくらいだ。
 ところがエロいところを除いて考えると、意外に面白くない。
 おそらくこれはテンポが異常に悪いからだと思う。
 つまり演出のキレが悪く、またコメディなのに笑えるところが少ない。
 恋愛物としても品がなさすぎるのでイマイチなんだよなあ。
 まあジェシカ・アルバのドジっ娘を楽しむだけか?

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2008年5月20日 (火)

「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」

Chari  政治よりもどちらかと言えば美女とお酒が好きなテキサス出身の下院議員・チャーリー・ウィルソンは、テキサスで6番目にい金持ちのセレブ・ジョアンから、ソ連の侵攻に苦しむアフガニスタンの人々を救ってほしいと頼まれる。
 アフガニスタンの悲しい現状を知った彼はCIAのはみ出し者・ガストの協力を得て、アメリカ政府を横目に作戦資金を工面し、パキスタン、イスラエル、近隣諸国も巻き込んだ極秘作戦を開始する・・・・・・。
 チャーリーが支持するのが、ソ連によるアフガニスタン侵攻に抵抗するムジャヒディンだ。
 映画から初めて知ることは多い。
 自分は「エマニエル夫人」を観るまで、スカッシュというスポーツを知らなかった。
 ムジャヒディンも「007/リビング・デイライツ」でその存在を初めて知った。
 ボンドにアフガニスタンで協力する、ケンブリッジだったかオックスフォードだったかに留学経験のある男がムジャヒディンのメンバーで、最後はヒロインのコンサートにも仲間と一緒にやってくる。
 まあ時代背景的に、この頃は冷戦の真っ最中で、ソ連=悪で、ムジャヒディンも西側の仲間という位置づけだったのだろう。
 同じ時期に「ランボー3/怒りのアフガン」とかあったなあ。
 まさかソ連軍撤退後はムジャヒディン同士の対立から内戦となり、タリバンの台頭を招くことになるとは、当時誰が考えただろうか?
 この時代背景を知っていると、この映画が実は予告編から感じる一人の男が戦争をなくしたみたいな心温まる話ではないことがわかるはずだ。
 だけど、当時としては最善の選択だったんだろうなあ。
 2時間もない上映時間は、歴史的背景を知っていることが前提で話が進んでいくので、物凄く早い展開だ。
 今の状況を知っているだけに、映画がどうなるか妙に緊迫感があったので、自分は意外に面白かった。
 だけど、この映画を観る限り、アメリカって他国を見下してるよな(笑)
 「ミスト」を観た後に、この映画を観るとシャレにならないところがあり、気分がブルーになること受けあいだ。
 出演はチャーリー役にトム・ハンクス。
 この人は良きアメリカのヒーローを選んで演じているような感じで、今回も彼ばかりに原因はないという形をとっている。
 彼をたきつけるセレブにジュリア・ロバーツ。
 役作りでおばさんなんだろうが、顔が物凄く人工的。
 もちろん、ハリウッド女優は顔も体もいじりまくりということは承知しているが、露骨にわかるようなのはどうよ?
 それに比べたら「魔法にかけられて」のエイミー・アダムスのかわいいこと!
 監督はマイク・ニコルズ。
 え~この人、まだ仕事してたんだ~!と思ったのって、自分だけ?
 「卒業」以来何もしてないと思って、調べたら、すいません「卒業」が有名なだけで、他にも沢山仕事をしてました。
 「クローサー」の監督だったのかと感心してたら、香港映画の方ではないことが発覚!
 適当に映画を観ててはいけないことを反省!
 「チャリウォー」に話を戻すと、映画の時代背景をリアルタイムで体験していると、当時の映画がいかに反ソ方面が多かったかを思い出して、ちょっと感慨深い。
 冒頭に「ダラス」の話が出ていたけど、あのドラマって日本にも鳴り物入りで入ってきて思いっきりコケたんだよね。
 当時は、海外ドラマが全て不発だった時で、今では外国テレビドラマがスカパーで1日中放送って当時はもう考えられなかったなあ。

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2008年5月19日 (月)

「GTO」

Gto  1999年は「踊る大捜査線」が当たったからかしらないけど、今以上にTVドラマの映画化が大流行した。
 高視聴率で人気があることはわかるし、知名度がある分宣伝が楽だから一番安全パイではあることは確かだ。
 しかし、ここで注意してほしいのはTVドラマが人気があっても、映画は当たるかどうかはわからない。
 もっと言わせてもらえばTVは無料だから許せるのであって、同じような話でも金払うとちょっと見方が変わってしまうのは仕方ないだろう。
 んで、「GTO」なのだが、公開当時金払って観たのだが結構辛かった。
 時期的にブームはすっかり終わっていたしね。
 結論から言えばTVドラマの方が面白い。
 町興しに失敗し、今は訪れる人もいない北海道幌比内町に臨時教師として鬼塚英吉がやってくる。
 北文館学苑2年C組の担任になった鬼塚は、クラスのいじめられっ子の家に居候する。
 一方、新聞記者が鬼塚を全国指名手配中の連続強盗犯だと勘違いし追い回すのだが、本人はそれに気づかず、クラスの男女の仲を取り持とうと奮闘する・・・・といった感じでテレビドラマとは関係なくむしろ番外編で話は結構無理無理。
 映画は、画面の作りが凝っているようにみえるのだが効果は出ていない。
 この映画の最大の欠点は編集が細かく一見凝っているように見えるのだが、テンポが異常に悪く間延びしてしまう。
 実は正味うまくまとめれば1時間位になってしまいそうな話を、貧乏な家のカルピスのように滅茶苦茶薄めている。
 やっぱり高い金払って薄いカルピスは飲みたくないわなあ。
 新聞記者を藤原紀香(B88-W60-H89)が演じているのだが、彼女のエピソードがどうしても浮いてしまい、はっきり言うと全くいらない。
 物語は彼女の回想形式なのだがあまり効果はなく、どうしても振り返り型の形を取るのであれば、田中麗奈(B77-W56-H82)か、彼女に憧れる男子生徒(名前を失念)の回想しかない。
 この藤原記香の意味のない登場人物はやっぱり松嶋奈々子(B84-W59-H88)が出ないから、その代わりとみるのが正解だろう。
 いくらなんでも「GTO」と「ナオミ」の夢の共演(当時を知らないと何が何だか・・・)と素直に喜べる程心が広いわけではない。
 でも考えてみれば藤原って実質この映画の主役なんだよな。
 あと話が妙に臭い。
 一昔前の青春ドラマみたいな話で、TVもそこらが少し鼻についたが映画はさらにそれが増している。
 原作の漫画は藤沢とおるがちょうど漫画家として覚醒した頃で、結構笑わせてくれるし、いかにもな臭い話ではない。
 原作の鬼塚はTVドラマ程善人ではない。
 しかし、この映画も「サラ金」も主人公が元暴走族上がりで、どういうわけか皆に好かれているという設定が同じ。
 そういえばラストも拍手も似ているなあ。

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2008年5月18日 (日)

「サラリーマン金太郎」

Kintaros  「将来は安田一平みたいになりたいですね」
 「プレイボーイなんか読んでるんじゃねえぞ」

 おそらく20年以上前に日本中の中学校の進路指導室で必ずあったと思われる先生と生徒の会話だ。
 現在働き盛りの社会人男性は本宮ひろ志の「男一匹ガキ大将」か「さわやか万太郎」、「俺の空」を経て「サラリーマン金太郎」を読んでいると思う。
 かくいう自分も「ヤンジャン」を買うのはやめたが、「サラ金」だけは何らかの形で読んでいた。
 本宮漫画は昔からパターンが決まっていて腕っぷしが強くて仲間に慕われていて女にもてる奴が主人公で信じられない強運と喧嘩でどんどん成り上がっていく話が多い。
 「サラ金」も主人公がサラリーマンになっただけでやっていることは変わらない
 こんなことあるわけないよなあと思いつつも毎週読んでしまうのが本宮マジックだろう。
 TVドラマ化したので自分も観たのだが、正直言って漫画では良くても実写化するとちょっと恥ずかしいものがある。
 それでもTVの方は人気があったみたいで、特番もあったし映画化もその人気の表れだろう。
 で、公開当時、劇場に行ったのだが自分を含めて観客が2人しかいなかった。
 まあ平日の昼(←仕事しろよ)だから仕方ないとはいえ、ちょっと少なすぎる。
 まさに貸し切り状態なのででかい態度で観た。
 前半はそこそこな展開なのだが、後半のクライマックスである金太郎が昔の暴走族仲間を引き連れて殴り込みにいくところが本当は一番見せ場であるはずなのだが、ここから映画のテンションが落ちていく。
 暴走シーンを編集で迫力を出そうとしているのだが、そこだけ画面が浮いてしまうのだ。
 ところが最後の敵の事務所に乗り込むのは2人だけで、これなら最初から一人で行った方がいいんじゃないかと思えてくる。
 集団で派手に行く理由はあまりない。
 まあ見せ場だといえばそうなのだが、それなりの理由は欲しいところ。
 ラストの皆が迎えてくれてヒーローになっているというのもなんだかなあという感じで、最後はいくら原作がそうだとはいえ完全に漫画である。
 前半はそんなに嫌いじゃなかったので、後半もその雰囲気で走って欲しかったなあと思う。
 う~ん、テレビの映画化って時間が経って思い出すと、結構恥ずかしいものがあるなあ。 

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2008年5月17日 (土)

「ミスト」

Mist_2   衝撃のラスト15分
 こういうキャッチコピーが出た時は、ネット社会ではすぐにネタばれするので、あぶなそうなWEBは観ないようにして、すぐに劇場にいってきた。
 人々が突然町を包み込んだ濃い霧の中で恐怖でパニックに陥っていくさまを描くホラー・ミステリー。
 正に五里霧中という言葉がびったりで、原作者スティーヴン・キングなのだが、自分は未読。
 昔の怪獣映画は「神の目線」で状況を描くのが定番だったが。ここ最近は、「宇宙戦争」でもそうだが、一般市民が状況もわからず巻き込まれるというパターンが多い。
 観客も小出しの情報を元に登場人物と心理状態がシンクロしていくというのが定番だ。
 この映画も町全体が霧に包まれるという状況から始まるが、どうしてそうなったか全くわからない。
 そのうち外に何かいることがわかるが、それも人類が初めて遭遇するようなものなので対処の仕方がわからない。
 さらには、一緒にいる人々の中に狂信的な発言をするおばさんがいて、周りを扇動していく。
 同じような感じの話で「クローバーフィールド」があったが
 確かに素人の撮影したビデオが発見されそれを検証するというアイディアは面白いが、ゲロを吐きそうな映像が自分の中では既にアウト・オブ・眼中である。
 実は、何かが急に出てくるよりも、果てしなく先が読めないことの方が怖い。
 この映画の前半はそれだけで緊張感が漂っている。
 そして、外にいる何かよりも、一番怖いのは人間で、人々を扇動している自分を神の使いだと思い込んでいる女性と彼女に洗脳されていく人々が一番怖かった。
 演じているマーシャ・ゲイ・ハーデンがあまりにも鬼気迫るものがあり、あの場に自分がいたら彼女についてくな。
 衝撃のラストは・・・・・・人生やり直しはきかないということでOK?
 実は主人公の息子が救世主になるんかなと思ってたよ
 面白かったけど、デートや辞表をたたきつけた帰りとかに観るものではないよな。

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2008年5月16日 (金)

「ハンティング・パーティ」

Hp  外務省の海外安全ホームページを観ると、危険度のランクがあって、トップの「渡航を自粛してください。」という国は当然あの国だが、今でこそ:「十分注意してください。」(継続)のボスニアもかつては自粛、または自己責任という文字が目立った場所である。
 ところが、そんな危険なところにも行くのが傭兵とジャーナリストだ。
 この映画は、ボスニア紛争の大物戦争犯罪人を追跡する3人のアメリカ人ジャーナリストの話。
 いつも思うのは日本は平和でユルい国で良かったと思う(いやマジで)
 題材は重いのに、意外に軽いタッチで進んでいくのが、この映画のいいところ(?)でもある。
 500万ドルの賞金がかかり、CIAや国連が捜索している戦争犯罪人が何故捕まらないのか?
 まるでクワトロ大尉をシャアだとわからないようなことがあるのか?
 これに対してもナルホドと思わせる理由が出てくる。
 実は主人公は、ジャーナリストとしての再起をかけてスクープネタ、または賞金目当てと思わせといて、実は戦争犯罪人との因縁があったこと、また、それに対して戦争犯罪人の最後の扱いが思わせぶりで良い。
 もっともあまりにも偶然の展開でご都合主義が目立つところもあるのだが、まあ現代の寓話的なところもあるので野暮は言うまい。
 出演は落ちぶれレポーター役に リチャード・ギア、かつては彼と組んでいたカメラマンにテレンス・ハワード、テレビ局の副社長の息子でコネ入社の新米プロデューサーにジェシー・アイゼンバーグ。
 やはり、リチャード・ギアのにやけた顔は胡散臭い役にはもってこいだな。
 監督はリチャード・シェパード。
 事実を元にしているので、どこまで何が実話で何がフィクションかをネタばらししているのが面白い!
 やっぱり重くならないところがいいんだよな。

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2008年5月15日 (木)

「劇場版 空の境界/第二章 殺人考察(前)」

Kara2   げげ、ず~っと「そらのきょうかい」だと思っていたけど「からのきょうかい」なんだね!
 ったくチケット売り場のおねいちゃんもさりげに「からのきょうかいですね」って自分のこと全否定だよ。
 まあ、昔「空手バカ一代」の「一」をのばすと思っていて「からてばかあだい」と言っていた奴よりはましだろう。
 だけど、「くまのプーさん」を「くまのぷいちさん」と言っている奴がいたらん、そっちの方が面白いのでそいつの勝ちだ(なんの勝負だか)
 高校生だった頃の両儀式と黒桐幹也が出会う時の話で、式にはもうひとり織という人格を持っていた。
 一方、街では連続猟奇殺人事件が発生し、その犯人が式の可能性が強く黒桐は真実を確かめようとする・・・・・・。
 1作目は設定を把握するのに時間が費やされたが、さすがに2作目はちょっと状況がわかっているので、脳内補完をする時間が少なくなっている分楽しめた。
 基本的にはクラスにいるかわいいけど孤独な娘、だけど、僕には心を開いてくれるかも・・・・・・という少年漫画で、美少女が突然家に押しかけてくるの次位によくある設定なんだけどね。
 あ~でも制作側も根性があったら、雨のシーンはメガネも濡らした方がもっとリアルでいいぞ!
 タイトルに「(前)」とあるので、次が「(後)」かと思ったらどうもそういうわけでもないらしい。
 状況が許せば3作目も劇場にいくぞ!

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2008年5月14日 (水)

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」

There  石油をテーマにした壮大な歴史大河ドラマだと思っていたが、それは間違いではないものの、実はホラーともギャグとも取れる不思議な世界が展開する。
 その理由は簡単、主人公のキャラが際立ちすぎているからである。
 とにかく主人公のダニエル・プレインヴューが極悪。
 骨の髄まで色々な意味で山師であらゆる手段を使って油田を掘り当てる。
 手段は選ばない。
 彼には息子がいるが、耳が聞こえなくなるとどこかにやってしまったりする。
 これに比べたら「鬼畜」の緒方拳なんか、まだまだかわいい方である。
 そして、この手の主人公だと、周りの人の影響で改心していくというのがお約束なのだが、この映画の場合、周りの人々の心がどんどん変わっていくのだ。
 演じるダニエル・デイ=ルイスにアカデミー主演男優賞をもらったのだが、これは当然だと思うくらいの圧倒さがある。
 アカデミー作品賞は、「ノー・カントリー」だったが、あの映画の変な髪形の殺し屋もそうだが、どちらも共通して言えることはキャラが立っている奴が出ている映画は面白い!
 監督は、「ブギーナイツ」、「マグノリア」のポール・トーマス・アンダーソン。
 音楽の使い方がうまく、これが人の心に恐怖と絶望を感じさせる。
 またいきなり響く効果音も凄くて、常に緊張感を強いられる。
 ホラー映画っぽいのはそのためである。
 さらには主人公のやっていることがギャグとしか思えないところがあり、その絶妙なブレンドが、この映画の最大の魅力である。
 しかし、「ノー・カントリー」といい、日本語タイトルのセンスのなさにはがっかり!
 もうちょっと考えようよ>映画会社の人

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2008年5月13日 (火)

「アリーテ姫」

Arienntehime  え~っとですね、東京で公開してから随分経つのですが、自分の住んでいる場所は田舎なので公開してません。
 どれぐらい田舎というと東京の番組は基本的に1週遅れだし、昔、野球中継で「一部皆さんさようなら」ってあるじゃないですか。
 あれ、もろ自分の住んでいるところなんですよ。
 「少年サンデー」に「一部地域で遅れて発売されるところがあります」って書いてあるじゃないですか。
 あれもそうでした。
 さすがに今はそんなことなくて、逆に日本一の売り上げを誇る某少年誌は、一部の本屋では金曜日に出てたりしてますけどね(印刷屋で前週の水曜日に来週号を持ち出して読んでいる不届者もいるみたいですが・・・・・・)
 おっとNHK-BSの「おーい!ニッポン」みたいな話になってしまいました(おーい!ニッポン」でそんな話するわけないですね)
 「アリーテ姫」ですね。
 随分遅れて、出張先の劇場で観ました。
 日米同時公開の時代に突入しているのに、日本映画がここまでズレがあるのもどうしたものかと思いますが、自分が映画会社だったら当たるかわからない映画のプリントはできないですから当然ですね。
 期待が大きすぎたのか、思った以上に面白くなかったというのが正直な気持ちです。
 ここ最近の日本のアニメは、小難しいことをブツブツ言っていることが多くないっすか?
 個人的な偏見ですが「新世紀エヴァンゲリオン」以来多いんですよ。
 これを一般的には「エヴァの功罪」というのですが、まさにそれなんです。
 しばらくはこの手のアニメ多いと思います。
 例えるなら松本アニメが全盛期の時に「宇宙=海、宇宙船=船、宇宙船には出っ張った艦橋がある」というのが定番だったのと同じかもしれません。
 自分は基本的にアニメは楽しくドタバタしているのが好きなので、この手のやつは余程面白くなければ辛いです。
 原作は有名な童話らしいですね。
 童話というと子供向けかディズニーみたいなエンターテイメントに昇華したものを期待してしまいます。
 「アリーテ姫」は、制作意図としてその路線は目指してないので、言っている方が大間違いなのはわかっています。
 言わんとしている「自分に何ができるか?」のテーマは今更な感じがして、お姫様と今の観客がどこまで感情移入できるかというと少し疑問です。
 大変丁寧に作っているアニメなので、ここぞとばかり褒めるべきなんですが、自分はやはりTVのジャンクアニメに慣らされているのでダメなのかもしれません。

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2008年5月12日 (月)

「最高の人生の見つけ方」

Yomei6kagetu  「1・2の三四郎」の岩清水君は自分の好きな女の子の名前を書いた「死ねるリスト」を作っていたが、この映画は「死ぬまでに叶えたいリスト」を作っている。
 自分本位な富豪の男と実直な自動車整備士が、余命6ヵ月の末期のガンと宣告されたのをきっかけに、死ぬ前にやり残したことを実現しようと2人で病院を抜け出して旅に出る話で、出演はジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン。
 そう、この映画は名優2人の濃い演技を楽しむためのものなのだ。
 監督は「スタンド・バイ・ミー」や「恋人たちの予感」のロブ・ライナー。
 自分も身内に癌患者がいたのだけど、実は余命6ヵ月くらいだと、ほとんど生きているのが精一杯なんだよね。
 だからこの映画のようにレーシングカーで対決やスカイダイビングをしたり、タージマハル、ピラミッド、ヒマラヤに旅行したりするのは現実的にはちょっと無理だし、それにこの映画ではジャック・ニコルソンがとてつもない大金持ちという設定だから成り立っている。
 まあ夢物語というか、おそらくこの映画を劇場に観に来ている人は凄く健康なのだと思う。
 しかし、それだと映画が成り立たないわけで、これは病気は物語をスタートさせるためのものなので、別に何でもいいのだと思う。
 ただ、日本映画や韓国映画みたいに無理無理泣かせようとしているわけではなく、実は病気で死ぬことよりも、人と人とのつながりを描いた映画なのである。
 映画に出てくるリストで、「世界一の美女とキスをする」というのがあって、男のバカ妄想炸裂かと思いきや、実際、それが実行された時にはちょっと泣けた。
 いや、真剣普通の話なんだけど、ここ最近は目先の派手な映画ばっかりだったので、逆に新鮮なものを感じたなあ。

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2008年5月11日 (日)

「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」

Kakushitoride  「裏切りごめん」
 いや、マジで裏切られましたよ(号泣)

 「椿三十郎」が森田芳光監督でリメイクされると聞いた時、「椿三十郎」の大ファンの知人はかなり落ち込んでいた。
 その人の中の絶対的な作品のリメイクを認めたくないからだろう。
 自分は「椿三十郎」は好きな作品だけど、熱烈に好きというわけでもなかったので、それ程リメイクに抵抗はなかった。
 どちらにしろオリジナルに勝るものなしなので、どんな風にリメイクするかを楽しむ余裕があった。
 ところが意外にもリメイク版は、ボーダーラインが低かったせいか思った以上に悪くなかった。
 しかし、「隠し砦の三悪人」のリメイク(本当はリボーンらしい)の話を聞いた時は、さすがの自分も「椿三十郎」ファンの知人の気持ちがわかってしまった。
 実は自分の中の日本映画の第1位は「隠し砦の三悪人」なのだ。
 学生時代、初めて観た時の衝撃は忘れられない。
 お姫様と黄金を運ぶため、危機を突破していくという手に汗握る展開は、正に「スター・ウォーズ」を観ているようであり(笑)、大昔の日本映画にんな映画があったことそのものが奇跡だと思った。
 その後、自分の行ける範囲で上映がある時は必ず観にいった。
 そんな自分にリメイクの話を聞かされて冷静でいられようか?
 だけど、気になるので公開初日に朝一の回で観にいった。
 意外に客が多いのにはびっくりした。
 上映時間はオリジナルが139分なのに今回は118分。
 どこを削ったのかとおもったら、最初で設定をナレーションであっさり済ませてしまったのだ。
 「スター・ウォーズ」風といえば聞こえはいいが、もっと劇中でうまく見せることができたのではないか?
 話の基本は同じなのだが、途中で何故か雪姫と金堀り師の恋愛モードになっていく。
 タイトルの「THE LAST PRINCESS」にはやばそうな匂いが漂っており、この時点で東宝のプリンセス長澤まさみ(B83.5-W54-H82.5)中心に話が進んでいくことは明らかだ。
 そして共演がジャニーズの松本潤なので、必然的に恋愛モードになっていくのは大人の事情からして仕方ないだろう。
 さらには支配層と被支配層の話も意味もなく盛り込まれている。
 そして監督が、特撮は凄いが演出ができない樋口真嗣なので、もはや期待できる要素は非常に少ない。
 そして、実際映画は「隠し砦の三悪人」の名前を騙った全く別の映画になってしまった。
 オリジナルを元に「スター・ウォーズ」ができて、この映画はそれを劣化コピーしたような感じなのだ。
 そういえば音楽もそれっぽい!
 椎名桔平の格好なんかダース・ヴェイダーだしね。
 いや確かに、オリジナルの雪姫の唖の設定は、昨今の事情からは無理だとは思っていたけど、真壁六郎太の弟という設定で口が聞けないということだったのに、その設定も途中で早々となくなり、雪姫の正体も早くからわかってしまう。
 本来はいつ正体がばれるのか?という緊張感があるはずなんだけどなあ。
 確かに長澤にセリフなしでは許されないかもしれないが、もっと練るべきではない?
 オリジナルの上原美佐は気合の入った棒読みで、彼女にセリフを減らすための苦肉の設定かと思ったけど、あれはあれで慣れると萌え度が高い。
 自分の中で映画に感情移入できる最大の要素は、「何が何でも」だと思っている。
 例えば「カリ城」は水一杯の恩義のためにルパンが一国を敵に回しても何が何でもクラリスを守っているし、「ラピュタ」だってパズーは天空の城のお宝なんかどうでもよくて何が何でもシータを守るから面白いのである。
 「隠し砦の三悪人」は、何が何でも金を運ぶことが前提であり、特に雪姫はそのためにあらゆる犠牲を払ってきている。
 それは家臣や身代わりであったり、国の民であり、だからこそ、オリジナル版での誰もいないところでの涙や、売られた秋月の娘を買い取ってしまう場面で、観ている人は感情移入してしまうのだ。
 オリジナルは姫としての責務が重圧としてのしかかっているのがひしひし伝わるものがあり、この映画のようにあえて国の民を出さなくても伝わってくるのである。
 真壁六郎太も何が何でも姫と黄金を運ばなくてはならないし、農民二人も何が何でも黄金が欲しい。
 それぞれの欲がぶつかりあっているからこそ、一緒に動く必然性も出てくるのである。
 ところが、新作はその必然性と何が何でもを描き切れてない。
 ましてや御姫様の恋愛モードは全く必要性がないのだ。
 さらには見所である危機の突破方法も緊迫感がない。
 例えば関所を通る時の緊張感も、男色の奉行が出てきて一気に緊迫感がなくなってしまう。
 あと、真壁六郎太が刀を持っているのもちょっと違和感がある。
 農民に化けて、戦う時は相手のものを使うのがいいわけだし、馬で敵を追いかけるシーンもオリジナルは迫力があったが、新作にはそれがない。(演じている阿部寛は悪くなかったけど)
 日本でおそらく100人はいると思うけど、宮川大輔って漫才師と別なんだな。
 最後の黄金を運ぶ方法も面白みがないし、話に矛盾が生じてくる。
 「椿三十郎」と同じようにオリジナルの脚本をそのまま映画化した方が良かったと思う。
 無理して爆発シーンを入れる必要もないしね。
 これからも黒澤映画のリメイクは続くだろうけど、へたにいじらずオリジナルの脚本のまんまやってほしい(いやマジで)

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2008年5月10日 (土)

「BLOOD THE LAST VAMPIRE」

Blood  短編ゆえに話はテンポよく進んでいくし、アクションも面白いのだが、反面わかりにくい設定があるのも確かで、一番よくわからないのは時代設定であるヴェトナム戦争真っ最中の時代で、どうしてこの時期かということはわからなかった。
 別に現在の話でもいいのではないかと思ってしまった。
 おそらく思想的な背景があったのかもしれないが、自分は勉強不足で理解できなかった。
 しかし、セーラー服を着て日本刀を振り回している主人公にはちょっと萌え~だが、反面狂言回しである保健の先生がいかにも本当にいそうなので(いわゆる学校でホケバーと言われている奴だ←保健のばばあの略)ちょっと萎える。
 あんなおばちゃんだったら怪物に食べられても全然OK!
 やっぱここは主人公とは違った大人の色気ドバドバの保健の先生(別に「うる星やつら」のサクラではないけど)だともっと楽しかったのに残念!

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2008年5月 9日 (金)

「NEXT -ネクスト-」

Next  近頃、地震の起こる10秒前に知らせる機械があるらしいのだが、10秒で何ができるかと考えてみると、おそらくあたふたしているうちに終わってしまいそうだ。
 だからといって2分先の未来を見ることができたからといって、どれ位役に立つのか?
 そんな一発ネタで作ってしまったのがこの映画だ。
 ハリウッド映画はどう考えても派手な格好の変な奴でしかないアメコミのヒーローを至極もっともらしく映像化してしまうので、こんなネタで映画を作るのは余裕なのかもしれない。
 2分先の未来が見える予知能力を持っている二流のマジシャンが、FBIに協力してテロリストによるロサンゼルス核攻撃を阻止するという話。
 藤子先生の「パラレル同窓会」を映画化したらこんな感じだろう。
 基本的に時間をテーマにしたSFはその整合性を成り立たせるのに矛盾がないようにするのだが、この映画はツッコミどころは満載で、最後のオチなんか反則すれすれというか、これ昔の「まんが入門」だったら間違いなくダメな例だ。
 しかし、それをあえてやるとまた逆に新鮮なものがあるのも確かだ。
 主人公の「間違えた」は正に名セリフだろう。
 出演は彼の髪そのものが最も凄い特撮と言われているニコラス・ケイジ。
 今回も今までよりも増毛度がアップしている。
 実は彼よりもピーター・フォークが健在だったことにびっくりした。
 実はすっかりお亡くなりだと思っていたのだが、すいません小池朝雄とごっちゃにしていました。
 原作はフィリップ・K・ディッの短編らしいのだが、ディックの映画化って「ブレードランナー」以外にここぞというものがないような気がする。
 自分はこの映画を観にいった理由は、別にニコラスの髪形の確認ではなく、監督がピアーズ・ブロスナンの007の中で一番面白かった「007/ダイ・アナザー・デイ」のリー・タマホリだったからだ。
 だけど、演出よりも脚本をもう少しひねらないといけないと思うのだが、読んでないからわからないけど原作もこんな感じ?。
 映画ファンなら2時間30分先がわかるのがいいんだけどね。

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2008年5月 8日 (木)

「スパイダーウィックの謎」

Nazo  決して読んではいけないとメモが貼られた妖精たちの秘密が記録され封印されていた図鑑を開けたことで悪の妖精までも呼び覚ましてしまった姉弟の冒険物語。
 決して読んではいけない本を作ってしまうことそのものがよくわからない。
 それも悪の妖精にとっても都合のいいことが書いてあったりするのだ。
 う~ん、これは健康に悪いとか、未成年が吸わないようtaspoを発行したりしているが、絶対に販売をやめるわけではないタバコと同じではないか。
 一応、映画の中では本がある理由をあれやこれや説明しているのだが、今一つ説得力に欠けるものがあるのだ。
 だからといって、この映画がつまらないのかというと、自分のボーダーラインが低かったせいか意外に面白く、少なくともここ最近ではギャガが莫大な宣伝費を投じたファンタジー映画よりは遥かに良い。
 そもそもファンタジーの定番として、選ばれし者が出てくるのだが、この映画の主人公は極めて普通の人間で、むしろ両親が別居という現実問題を解決しなくてはならない立場だ。
 これが浮かれがちなファンタジーに妙な現実感を持ち込んでたり、また意外なところで伏線になっているのが良い。
 そして舞台も、どこか遠くに旅するというわけではなく、自分の家の周り限定という壮大なのか規模が小さいんだかわからないところが新鮮!
 姉弟家族とやっかいな本を書いた大伯父とその娘を対比させているところもうまいと思うし、最後は少し泣けた。
 敵の最後が肩透かしっぽいところもあるのだが、そこに至るまでの伏線はあったし、良い意味での脱力系だと思う。
 監督はマーク・ウォーターズ。
 お姉ちゃんの役はどうしても胸に目がいってしまうがちだが、実は彼女「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」の女の子だったんだね。
 まさかきちんとした成長した姿を拝めるとは思わなかった。
 最後は大伯父さんとその娘は幸せだが、警察に事情徴収されて「妖精の国にいきました」と言うわけにもいかんだろうなあ。

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2008年5月 7日 (水)

「冷静と情熱のあいだ」

Reiseininareyo  今回は「冷静と情熱のあいだ」がデートで観るのに向いていたか検討しましょう。
 2001年の映画を今更検討してどうするんだ?という意見も聞こえそうですが、これからも似たような映画が公開されるので、失敗しないためにも過去の作品を研究して未来に生かすことは大切です。
 そういう意味では「タイタニック」よりも、話題性だけが先走った映画をサンプルにした方が良いでしょう。
 「冷静と情熱のあいだ」は2001年にフジテレビと東宝が総力を上げて宣伝していた映画です。
 やっていることは今と変わらないのでサンプルとしてはもってこいです。

(1) はじめに

1. 映画はデートに向いているか?

 まず映画はデートに向いているかどうかを検討しなくてはなりません。
 結論から言えば向いていません。
 その最大の理由は入場料が高いです。
 彼女の分まで出してあげて、ジュースやポップコーンを買って、ひどい時にはぺらぺらで中身がない割には高いパンフを購入すると軽く5000円は越えてしまいます。
 その値段だとDVDが購入できてしまいます。
 そして今の映画の上映時間は2時間以上あり、「タイタニック」などは3時間もあります。
 せっかく彼女との貴重な時間を2~3時間も無言で過ごすのはあまりにも勿体無いです。

2. デートに向いている映画

 それでもデートで映画を観たい場合、どんな映画が良いのか?
 基本的には相手の観たいと言う映画を観にいくのが一番ですが、リクエストがない場合はエロ映画でしょう。
 エロ映画は基本的に上映時間が1時間の作品が3本立てで、入場料も劇場によっては1000円とか500円と大変お値打ちです。
 また1本1時間なのであっと言う間に終わりますので、つまらなくてもすぐに終わるし、面白ければもう1本といった感じで調整ができます。
 場合によっては1本観て帰ってきてもOKでしょう。
 話の話題には十分です。
 さらにエロ映画は時々とんでもない傑作があるので侮れません。
 多くの女性はエロ映画を観にいかないので、殿方のエスコートが必要です。
 ちょっとした冒険気分が味わえますし、男性の方は彼女が映画を観てどういう反応をするか観るのもちょっとした楽しみかもしれません。
 ただ彼女が痴漢に遭わないように細心の注意を払わなくてはいけません。
 そのためには彼女の席を通路側にするとか、荷物を置いて他の客との距離をキープするとかが大切で、これができない場合は問題外です。

3. デートに向いてない映画

 自主映画はやめましょう。
 自主映画で許されるのはジョージ・ルーカスのスター・ウォーズくらいです。
 いくら無料だからといって、土曜日の放課後に視聴覚室で発表されている大学の映画研究会の作品は除外しなくてはなりません。
 商業映画でも一部マニアだけが観ているような映画はやめた方がいいでしょう。
 昔、「けものがれ、俺らの猿と」という映画を観て「お前が観たいっていうからきたんだろ」とロビーでもめているカップルがいました。
 しかし、これはまだいい方で、途中で相手に帰られるよりはマシです。

(2)「冷静と情熱のあいだ」

 「冷静と情熱のあいだ」がデートに向いているかどうかを検討していきましょう。
 物語は割愛しますので情報誌や公式ホームページを見ておいて下さい。

1. 外国映画と日本映画

 女の子に限らず多くの人は「日本映画はつまらない」というイメージがあります。
 ところが、そういう人達は日本のTVドラマは観ています。
 おそらくTVは無料だからいいが、映画で金は払えないという考えではないでしょうか。
 逆に言えば「外国映画の雰囲気でTVドラマの雰囲気も味わえる」という贅沢な作品であればOKでしょう。
 「冷静と情熱のあいだ」はイタリアと東京が舞台になっており、イタリアのシーンは当然イタリア語なので、字幕スーパーがつきます。
 ちょっとしたヨーロピアンな洋画感覚が堪能できます。
 東京では当然日本語ですので、この映画1本で洋画と日本映画を両方とも楽しむことができます。

2. 出演者

 竹野内豊、ユースケ・サンタマリア(こんな名前ですが日本人です)などTVドラマでは有名なので、TVドラマ感覚で観ることができます。
 その他にも椎名桔平がいやな奴ながら、妙に人間臭いキャラクターを演じています。
 また篠原涼子(B80-W56-H83)が、ちょっと救われない女の子を演じています。
 この二人は映画の中で一番共感が持てます。
 しかし、中にはTVドラマの出演者を映画で観ると、映画館まで行ってTVを観ているみたいでいやだと、わけのわからないことを言いだす人もいるかもしれません。
 そんな彼女はグーで殴ってやりたいですが、我慢して下さい。
 そこはこの映画もわきまえていて、ヒロイン役にケリー・チャン(B83-W59-H80)を起用しています。
 ケリー・チャンは日本人の役で出ていますがそれを聞いて「日本語、大丈夫か?」と疑問の声も上がるでしょうが、安心して下さい。
 日本語を話すシーンはそれ程多くないし、思った程違和感はありません。
 それよりも妙に濃い彼女の顔の方が気になります。

3. スタッフ

 基本的にフジテレビが絡んでいる映画なのでスタッフの中にもTVドラマ関係が多いです。
 ここでもTV感覚を楽しめるでしょう
 またもやここで、最近の日本映画はTVからの参入が多くて困るという人もいますが、今時こんなことを言っていることはナンセンスです。
 彼らも面白くなければ視聴率が取れないので必死です。
 そこらへんは映画と変わらないと思います。
 へたすると映画の方が一人よがりな映画が多いかもしれません。
 原作は角川から出ているので、映画を観る前にチェックして原作とはこう違うということを語るのもいいでしょう。

4. 演出

 よくTVで突然住友生命や日立とかが単独スポンサーで2時間スペシャルドラマを放送してます。
 そういう場合、いきなり舞台が外国であったりするのですが、この映画も若干その要素があります。
 この映画はイタリアのシーンは観光案内なのですが、「ローマの休日」もその要素はあるので良いでしょう。
 実は自分の周りで試写にいって死ぬほどつまらないという意見を聞いていたのですが、自分が観た限りではそんなにひどくはありませんでした。
 上映時間は長いのですが、逆にその中では収まらない話で、どちらかというとドラマ向きの話だと思われます。
 もし、あの中で整理をするならば、主人公の父親との確執が描かれ方が中途半端なのでなくてもいいかもしれません。
 また10年の歳月を描いているのですが、そこら辺がちょっとわかりにくいところも残念です。
 話で竹野内豊がケリー・チャンを腹ましたというのが「できちゃった結婚」を思わせるところも一興でしょう。
 エンヤの歌はここぞ一発ならいいのですが、結構かかりすぎてくどい感じもしました。
 小道具の使い方とかあざといところもありますが、私個人としては目茶苦茶つまらないわけでもなく、べたな話ながらまあそれなりに良いのではないかと思います。

 

(3)結論
 
 この映画がデート向きかどうかを検討してきましたが、自分は向いていると思います。
 ただ賛否両論が分かれるところなので、彼女の傾向を事前チェックしておくことが大切でしょう。
 近頃はテレビ番組の映画化が多いので、映画もそういう作品を選んでいけば適当に盛り上がることは間違いなしです。
 その意味では大変便利な時代になったといえましょう。
 1年後くらいにテレビで放送でもあれば「あ、これ観たよね」と話題も提供してくれます。
 最終的に映画館に行かなくても家でテレビを観て盛り上がれれば、2人の愛は本物です。
 がんばってください。

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2008年5月 6日 (火)

「漫才学校 ゴリラ大暴れ」

Ooabare  昔の日本映画は良かったというが、全てが黒澤明や小津安二郎の作品ばかりではなく、中には公開当時以外はほとんど記憶にも残らないような作品だってあるわけだ。
 図書館で古い新聞を調べると今でも有名な作品以外に、誰も知らないようなプログラムピクチャーが多数公開されている。
  「漫才学校 ゴリラ大暴れ」もそんな映画の1本である。
 出演がミヤコ蝶々、南都雄二、秋田Aスケ、秋田Bスケ、夢路いとし、喜味こいし・・・・・という、今で言うところのお笑い芸人の番組みたいなものである。
 監督は松竹のプログラムピクチャー専門監督・穂積利昌なのだが、彼を知っている人は相当なマニアだと思う。
 ネットで調べると漫才学校シリーズの3作目にあたるらしいのだが、実は今までその存在自体を知らなかった。
 上映時間は1時間もなく、話の内容は「オレたちひょうきん族」の「たけちゃんマン」を見ているような感じ。
 自分が今回一番気になったゴリラだが、ドリフターズのコントのように、やはり着ぐるみだった。
 最後はミヤコ蝶々が「映画館のお客さんはスリに気をつけてください」とか話しかけてくれる。
 これは、当時の映画館は立ち見は当たり前で、常にごった返しており、スリや痴漢が多かったからで、今の完全入れ替え制のシネコンでは考えられない。。   
 この映画が当時はどんな評価だったかは知らないが、テレビが普及していない時代にこの手の映画は必要であり、今改めてみると当時の文化を知る歴史的価値を感じる。

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2008年5月 5日 (月)

「東京の女性」

Tokyou1  DVDの普及で今やすっかりなくなってしまった名画座。
 確かに交通費や入場料を考えると、DVDを購入した方が安い場合が多く、それに今やすっかりホームシアターが普及しているのに、わざわざ時間が決められている劇場に行くのは、余程の映画ファンだけだろう。
 ただ時々無性に昔の映画が観たくなる時があるんだよね~。
 そんなわけで、衛星劇場で「東京の女性」を観た。(あ、言っておくけど物凄く前の話だからね)
 ちなみに自分が観たのは衛星劇場だけど東宝版だ。
 タイピストとして自動車会社に就職した女性が、好意を持つ男からセールスの世界の話を聞き、自分もやりはじめる。
 女に何ができるという冷ややかな目線の中、頭角を現す彼女だったが、肝心の彼氏の心は妹に傾いていく・・・・・・。
 うわ~滅茶苦茶ベタな話だよと思ったが、この映画は1939年公開。
 つまり、戦前という時代背景から考えると、主人公がいかに翔んでる(←死語)女性かわかるだろう。
 タイピストという職業も当時としてはナウい(←死語)仕事だったんだろうなあ。(そういえば和文タイプライターって今もあるの?)
 自分は正直、話には半分くらいどうでもよくて、1939年の公開というのに興味を持った。
 もう70年近く前の映画なので、歴史的記録を観ているようなものである。
 さすがにいくらCGを駆使して頑張っても本物の「時代」には負けてしまう。
 とにかく建物の高さが低く、車の数が少ないし、当たり前だが金額のレートが全く違う。
 主人公は自動車を売る仕事なのだが、今だったら博物館でしか見ることができないようなものばかりである。
 もはやNHKで放送された歴史ドキュメンタリー「NHKスペシャル~映像の世紀~」を観ているようなものである。
 もはや戦前は時代劇の域に突入していると思う。
 主演は原節子。
 いや、マジで若いですよ。
 つうかおそらく撮影時十代?
 ところで、時々、シネコンでも特集上映で古い映画が上映されるが、フィルムではなくDVD上映の場合が多い。。
 最近のプロジェクターは解像度はいいし、古い映画でお馴染みフィルムが切れて中断とか、コマ飛びとかないので正解かもね。

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2008年5月 4日 (日)

「紀元前1万年」

10000bc  観てきました。
 ローランド・エメリッヒ版「はじめ人間ギャートルズ」(笑)
 「恐竜100万年」(ラクエル・ウェルチ萌え~)や「人類創世」(「コマンドー」のレイ・ドーン・チョン出演!)、「フリントストーン」(何故かエリザベス・テイラー出演)など、海外では何故か原始人を題材にした映画が多い。
 これもタイトル通り紀元前100万年(?)を舞台に、狩猟部族の青年が他部族に連れ去れた恋人を救うため過酷な旅に出るという話で、時代考証は深く考えるとツッコミどころ満載なので、原始時代のコスプレ映画だと思って雰囲気を楽しむのが正解。
 愛知万博で長時間待たされて見たマンモスが物凄い数で動いているのが最大の見所だ。
 さっきまで雪が降っていたと思ったら、次のシーンでは熱帯ジャングルだったり、時速何キロで移動してるんだよ?とか言うのは野暮なのはわかっている。
 だけど、砂漠の真ん中にピラミッドを建設しているのも微妙だが。マンモスを調教して荷物を運ばせたりしているのは、もはやファンタジーなのだが、その割りにはつきぬけた徹底さがないのが惜しい。
 最後のオチもあれだったら何でもありになってしまう。
 「GODZILLA」や「インディペンデンス・デイ」を観たらわかる通り、特撮は凄いが緊迫感がないでお馴染みエメやんが監督なので、この映画も特撮は物凄いのだが、緊迫感はないし、話はユルユル。
 基本的にエメやんの監督作品は特撮しか観るところがないので、期待してはいけないのだ。
 この映画も話的に面白いわけでもなく、映画化されたことが不思議で、おそらくこの企画を通した担当者はとてつもなくプレゼンがうまい人なんだろうなあ。
 上映時間は109分程度で手頃だが、解決していないエピソードがごろごろしている。
 だからといって2時間半の上映時間だと大変辛いので、マンモスやサーベルタイガーを観ているだけなら、この時間が限界ではないかな。
 

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2008年5月 3日 (土)

「あの空をおぼえてる」

Anosora  交通事故で最愛の娘を亡くした家族が立ち直るまでを描く物語。
 前半は娘が生きていた時間と死んでからの時間軸を交錯させることにより、家族の生活状況がいかに変わったかをうまく描いている。
 監督の冨樫森は「ごめん」による評価が大きかったが、あとはイマイチの作品が多く、特に「鉄人28号」は完全に黒歴史状態!
 「ごめん」のは全編しゃべりまくりのイメージが強いが、この映画はセリフが少なく淡々と進んでいく。
 これは悪くないと思うのだが、全体的に生活感に乏しく、そのため少し嘘臭くなっているのが惜しい。
 特撮が結構使われているのだが、別に必要ないし、「鉄人28号」の時も思ったが、この監督は特撮の使い方があまりうまくない。
 この映画であれば、無理して特撮を使う必要性はないと思う。
 主演は竹野内豊と水野美紀(B80-W58-H87)のはずなのだが、本当の主役は明らかに子役で、それも兄役の広田亮平よりも妹役の吉田里琴(B54-W48-H55)が大変素晴らしい!
 まあ役的にちょっと空気が読めないうざい役でもあるんだけどね。
 主題歌を平井堅が歌っているのだが、ちょっとセカチュー効果を狙いすぎ?
 しかし、公開されたばかりなのに、あまりにも客が少ないのには驚き!
 最大の売りが竹野内豊の7年ぶりの映画出演だけではきついかも。

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2008年5月 2日 (金)

「相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」

42195  あいぼうがさ~
 かつて相棒というとビートきよしが、ビートたけしのことを指す言葉だったが、今や水谷豊のドラマのことなんだよなあ。
 ちなみに韓国映画の「相棒 シティ・オブ・バイオレンス」の続編と思っている人はいないよね?
 「ローグ・アサシン」を観にいった時に予告編を観た時に、これも映画化かと驚いたが、実は自分の周りに意外にもファンが多いことがわかった。
 普通なら映画の日を外して公開なのに、あえて映画の日に公開することにより観客動員を狙ったのかもしれない。
 実際、自分の観にいった劇場は満席状態だった。
 話は、現場に不可解な記号が残されて殺人事件が発生!
 捜査していくにつれて、犯人は都心で行われるマラソン大会の3万人のランナーと15万人の大観衆をターゲットにしていることがわかってくる。
 右京と薫は事件を解決することができるのか?・・・・・・といった感じで、一応映画なので規模が大きくなって、ちょっぴり社会派ネタも入っている。
 チェスが重要なアイテムなのだが、ここ最近は将棋でさえもご無沙汰なのに、チェスなんか子供の頃に竹本泉の「パイナップルみたい」Pai で主人公がチェスをやっていたので、興味本位でやって以来やってないし、ましてやチェスにも棋譜があることを、この映画では初めて知った。(ははは、アホで~す)
 ところが、それがトリックの鍵になるのにもかかわらず、犯人の動機と全くといっていいほど理由付がされておらず、一応取ってつけたような理由はあるのだが説得力に乏しい。
 何しろ今回は社会派ネタがあるので、少し合わないのだ。
 まあトリックのためのトリックはこの手のドラマの定番なので仕方ないとはいえ、もうちょっとうまく見せてほしかった。
 他にもツッコミどころはあるのだが、それなりには面白く、まあTV感覚で観る分にはいいかも・・・・・・ってTVドラマだし(笑)
 主演は言うまでもなく水谷豊と寺脇康文
 しかし、意外に水谷豊って身長低いなあ。
 でも「熱中時代」の頃よりはいい感じで油が抜けたと思う(比べてどうする?)。
 本仮屋ユイカ(B78-W54-H82)は楽勝で中学生役もOKなのだが、 松下由樹(B83-W58-H83←「オイシーのが好き」出演時)って、どうしてあそこまで膨張してるの?
 監督は和泉聖治なので手堅い(当たり障りない)演出ではあるんだけどね。

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2008年5月 1日 (木)

「フローズン・タイム」

Cinemaiinoni080501  もしも時間を止めることができたら?
 まるで中学生の昼休みの会話みたいな話を映画化。
 画家を目指す美大生が失恋の痛手から不眠症になり、スーパーマーケットで深夜のバイトを始める。
 そして、彼の周りで突然すべてが静止してしまうのだった。
 時を止めて主人公が最初にやったことは、女の子を裸にしたり・・・・・・って、中学生かよ(笑)
 これじゃあ、やっていることは透明人間になったら女湯に忍び込むと同じレヴェルだ。
 一応、主人公は美大生なので、フリーズした女性を必死にデッサンするんけどね。
 瞬間を描く絵描きとしては、凄く良い環境なのかもしれない。
 ちなみに、自分は時間を止める場面はどんな感じなのかが興味があって観にいったのだが、意外にも特撮っぽい特撮はなかった。
 「マトリックス」のような凄いCGを駆使した映像を想像していたので肩透かし。
 もっといえば、オシャレで難解な話だと思っていたのだが、普通の恋愛映画だった。
 その意味では意外に面白く、特に主人公の職場のあまりにもユルい連中は笑える。
 色々考えたが、時を止めることができたら、とりあえず溜まった仕事を片付ける(おそらく電気機器は使えないだろうが)。
 もしくはひたすら寝ると思うな。
 

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