「YAMAKASI」
足が速いやら壁を登るやらという能力が生きる仕事とは何だろうと言われた場合、「クイズ100人に聞きました」でなくてもおそらく半分以上が泥棒と答えるだろう。
この映画の連中も始めは自称スポーツ感覚でビルを登ったりしているのだが、彼らを真似て死にかけている子供を救うために40万フラン(すいません、日本円でいくですか?)を手に入れるため、金持ちの家から泥棒をして掻き集めてくるというお話。
金持ちから盗んでくるというのがいかにも怪盗ルパンの国である。
しかし、彼らが盗みを始める大義名文というのがどうも弱い。
やむをえなくやってるという雰囲気はまるでないので、共感がしずらいところがある。
それはそれでいいから、彼らの技を堪能できたらそれでいいと思ったのだが、意外にパッとしないのが残念!
これが「TAXi2」くらい弾けた展開だったら良かったのに中途半端なのである。
というか、彼らって「TAXi2」の忍者らしいが、使い方はあっちの方がうまかったと思う。
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