「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」
1979年の田舎町を舞台に、高校生たちと駐在さんの一見どうでも良さそうなイタズラを巡る攻防を描いており、原作はブログらしい。
この映画はおそらく賛否両論になると思う。
というのは、映画というよりTVのコントを延々と繋いだような話だからだ。
これを許せるかどうかで、この映画が面白いかどうかが分かれてしまう。
あ、自分ですか?
すいません、結構楽しく観ちゃいました。
くだらねえとわかりつつも、加藤ちゃんの「ちょっとだけよ」とか荒井注の「ジス・イズ・ア・ペン」に大喜びしていたくらいっすから。
そりゃさ、こういう映画ばっかだと困るけどたまには「ジャッカス」とか、適当に肩の力抜いてボーっと観たい映画もあるわけで、この映画なんかまさにそれ。
エピソードの変わり目に「ゲバゲバ90分」みたいなアイキャッチは入るし、時代設定の1979年の歌とかグッズの使い方があまりにもベタすぎ!
この調子で最後までいくのかと思いきや、最後はちょっといい話にしてしまうんだね。
まあ、笑わせてホロっとさせるのは定番だけど、この映画に関しては最後までくだらないイタズラの攻防戦をやってほしかったなあ。
主演の市原隼人はいつまで高校生の役をやってるかわからないが、こういうダメダメ男をやらしておくと日本一だな。
もう一人いつまで高校生役やってるんだ?石田卓也も美味しい役で出演!
駐在さんの役は佐々木蔵之介。
駐在さんなのに胡散臭いのは彼のキャラクターによるものか。
あと、巨乳要員で倉科カナ(B89 - W58 - H87)が出ているのだが、実は随分前から「ヤングマガジン」では見ているのだが、初めて動いて水着以外の格好を見たよ。
700日戦争といっても実際は一夏の話だけで、正味100日程度の話だった。
ヒットしたら続編を制作して残りの戦争を描くのか?
« 「うた魂(たま)♪」 | トップページ | 「マイ・ブルーベリー・ナイツ」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」:
» 『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』 [cinema!cinema!~ミーハー映画・DVDレビュー]
市原隼人、佐々木蔵之介、麻生久美子出演の青春コメディ『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』を試写会で観ましたー。
映画の予告編は結構前からやっていたから気にはなってたけど、観る前は正直そんなに期待はしてなかった作品でした。
でも、この作品なにげに面白いですw。... [続きを読む]
コメント