「ミスター・ロンリー」
マイケル・ジャクソンとして生きる青年とマリリン・モンローとして生きる女性との恋物語。
マリリンの招きで彼女の住むスコットランドの古城にやってきたマイケル。
そこには、チャップリン、エリザベス女王、ローマ法王、マドンナ、ジェームズ・ディーンなどの物真似する人達が住んでいた。
あぶない、あぶない、うっかり「ロンリーハート」と間違えてしまうろころだったよ(笑)
実は、全編マイケル・ジャクソンの歌がガンガンに使われているラブコメかなと思っていたら、マイケルの歌なんか微塵も使われず、各エピソードのタイトルが彼の歌というくらい。
ちなみに、マイケルもいわゆる「初期型マイケル」ではなく、白くなってからの「後期型マイケル」である。
まあ、そうでないとディエゴ・ルナが演じるのは無理があるしね。
ちなみにマリリンはサマンサ・モートンで、これはいかにもそっくりさんを演じている人を演じている。
話は自分探しがテーマで、結構観ていて痛々しいものがあった。
結局、自分は自分以外にはなれないんだよなあ。
マリリンの最後は、他の誰かになりたい果てのものなのかと考えると、ちょっと怖くなってきた。(考えすぎ?)
同時進行でスカイダイビングをする尼僧の話があって、最後までリンクしないのだが、残念ながらあまり効果的とは思えない。
テーマが意外に重たく、また思った以上に話が暗く、上映時間が長いので、根性入れて観ないと結構辛いかもよ。
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