「超劇場版 ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!」
TVアニメの映画化は、基本的にTVを観ていることが前提となっており、当然評論家の評価はあまり高くない。
ところが、TVシリーズのお約束を踏まえながらも時々傑作が出てくる。。
ルパン三世なら「カリ城」、うる星やつらだと「ビューティフルドリーマー」、クレヨンしんちゃんなら「オトナ帝国」である。
そしてケロロ軍曹は間違いなく3作目が最高傑作だ。
インカ帝国の遺跡マチュピチュを訪れたケロロ小隊は謎の少女に出会う。
一方、ケロロにそっくりなダークケロロ突然姿を現し、地球侵略を開始する。
それを迎え撃つケロロ小隊の運命は…!?
テンポよく進む話展開、それでいて少なくない登場人物を無駄なくうまく出し入れしており、ギャグも面白い!
特にTVでもお馴染みガンダムネタも今回は本物が出てくるというサンライズ制作という利点を生かした究極ネタで、それでいて話的に伏線が張ってあり無理がない。
またガンダムネタ以外にも「カリ城」ネタも頻繁に出てくる。
そして、子供映画でお馴染み友情ネタも、押し付けがましくなく自然にわかるようになっている。
「ケロッ!とマーチ 2008」が柳原可奈子(B94-W76-H100)が歌っていて、彼女の「いらっしゃいませ~目を食いしばれ」には笑った。
その時のバックの絵が1話のフラッシュバックだったので、わからない人に対しての説明なんだなと思っていたが、実はそれがエンディングのダークケロロのパラレルワールドの伏線でもあったことに感動!
ケロロが本来目的としている地球征服が本人の自覚のないまま進んでいたという解釈は面白いと思う。
また、今回、構図の作り方が物凄くかっこいいのも見所だ。
自分の観た劇場は当然子供が多いのだが、静かに真剣に観ていることからも、この映画がいかに面白いかがわかるというもの。
そんなわけで、今回はシリーズとしては満点に近いのだが、唯一ダメなのは、福田沙紀 (B79-W58-H80)の声で、2作目の辻希美(B78-W62-H78←妊娠前)がうまかったのに比べてあまりにもクソすぎるのは困ったものである。
幸いセリフの数が少ないので救われている。
あと、ダークケロロの緑の三角マークってノンリニア編集ソフト・エディウスを思い出したのだが、これって自分だけ?





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