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2008年3月31日 (月)

「カンフーくん」

Kangfu  中国・少林寺の免許皆伝を得るために次々と修行を重ねていくカンフーくんは最後の敵が日本にいると分かり、東京の下町にやってくる。
 そこで「ニュー幸楽」という中華料理店を営む太極拳の達人・泉ちゃんと孫娘レイコと出会い、居候になる。
 ある日、子供達を洗脳して日本の支配を企もうとする集団「黒文部省」の魔の手がレイコの学校に忍び寄ろうとしていた。
 カンフーくんは仲間達と力を合わせ、黒文部省の陰謀を阻止しようとする。
 基本的に自分はカンフー映画が好きなので、カンフーが題材だとほぼ無条件で観にいってしまう。
 今回は子供が主役なので一抹の不安はあったが、中国の少年と聞いたので、おそらく学校もそっちのけで雑技団に入ってひたすら頑張っている子供が出るんだろうなあと思って観にいった。(本当は違うらしい)
 う~ん、これは真剣つまらない。
 わざわざ劇場で観るものでもなく、「月曜ドラマランド」で放送しているのがちょうどいい感じで、制作サイドは子供向きと子供だましは違うことを認識するべきだ。
 カンフーくんが居候として住むというのが、典型的なオバQパターンなのだが、漫画と実写は情報量が違うので、観ていてかなりスカスカで違和感があった。
 漫画やアニメでよくても実写では相当うまくやらないと無理だということがわかる。 
 また、泉ピン子と幸楽という、100%笑えるネタがあうのに使い切れていないし、その他のギャグも怖いくらいすべりっぱなし。
 唯一笑えたのは矢口真里(B75-W60-H80)が小学生の役で登場したところで、これはさすがに観客から若干笑いがこぼれていたが、これも矢口というネタを前提にしているからである。
 そもそもこの映画の登場人物は、桜塚やっくんとか、テレビキャラまんまで、悪いと言わないがもっとひねりが欲しいところ。
 自分としてはカンフーシーンがあれば文句はないのだが、思った以上に少ないのにはがっかり。
 その少ないカンフーもしょぼいCG使いまくりで、これで笑いを取るつもりではないと思いたい。
 困った映画だなあと思ってエンディングロールを観て納得!
 「笑う大天使」の小田一生では仕方ない。
 つうか、自分の中ではこの人の映画は面白くないというイメージができてしまった。
 脚本が大地丙太郎なので期待していたのだけどなあ。

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2008年3月30日 (日)

「ブラブラバンバン」

Bura  「スウィングガールズ」、「リンダ リンダ リンダ」など音楽物のヒット作があると、同じようなテーマだと、その気がなくてもパクリとか二匹目のドジョウ狙いとか言われてしまう。
 つぶれかけた吹奏学部を再建しコンクール出場を目指す! 
 こう聞くと「スウィングガールズ」の二番煎じと思われても仕方ないだろう。
 さらに制作しているのがトルネードフィルムなので大きな期待はできないし、キワ物の可能性は大きい。(すいません、良くも悪くも偏見です)
 一応、異常に観客が少ない状況で観たのだが、これは面白くない。
 今考えると「スウィングガールズ」は面白かったんだなあと実感!
 この映画が面白くないのは、演出にテンポがないのと、登場人物のキャラが立っていないのが原因だと思う。
 とにかくダラダラ進むし、登場人物もトランペット吹いている福本有希と岡田将生のキャラがかぶってない?
 それに吹奏楽部が、音楽をやる目的に共感できる要素がないので辛い。
 この映画の唯一面白い設定は音楽で気分が高揚するとエロくなる女子高生なのだが、全くうまく生かされていないのが残念!
 この役を演じるのが安良城紅(B86-W58-H85)
 顔が妙にバタ臭いなあと思ったらハーフらしい。
 彼女を観ると昔のエロ本モデルに雰囲気がにている。(どんな雰囲気だよ?)
 キャラが立っていない登場人物の中で彼女の存在が悪い意味で浮いている。
 彼女の設定を生かしてエロコメになるでもなく、文科系スポ根(?)でもなく中途半端で、結局この映画の最大の見所は安良城紅のエロい顔しかないのか?
 

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2008年3月29日 (土)

「チキンラン」

Chikinrun  声の出演でメル・ギブソンが出ているらしいのだが、そんなこと言われてもメル・ギブソンがどんな声しているか知らないしなあ。
 これって日本で言うと「もののけ姫」に森繁久弥が出るくらい凄いことなのだろうか?
 そもそもアメリカも声優という職業が存在しているかどうかもよくわからない。
 自分は外国人の声だけ聞いてもわからなくて、やっぱりテリー・サバラスは森山周一郎だし、オードリー・ヘップバーンは池田昌子、ショーン・コネリーは若山弦蔵じゃないとピンとこない。
 自分は時間的に合わなくて日本語版を観たのだが、声の出演は優香に岸谷五朗。
 優香も最近グラビアの水着撮影がすっかりなくなってきており、アフレコもいいがもっとファンの望む仕事があるだろうと思ってしまうのは自分だけではないはずだ。
 有名芸能人のアフレコは大変不安を覚えるのは、やはり「スター・ウォーズ」の1回目のTV放送でレーア・オーガナ姫が大場久美子で悲しい思いをしたり、「ルパン三世/バビロンの黄金」のカルーセル麻紀の台詞が真剣下手クソだったり、その他にも「スーパーガール」の石川秀美、「フットルース」の近藤真彦、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で織田裕二と三宅裕司など(特に「ゴールデン洋画劇場で)嫌な目に遭っているからだろう。
 しかし、昔はともかく今の声優もそんなにうまいわけでもないし、最近はジブリアニメで、声優以外もうまく使えばそれなりにいけることもわかってきた。
 要は制作側の演出だよね!
 そんなわけで優香なのだが、そんなに悪くなかった。
 それなりにこなしている。
 岸谷はどっから聞いても岸谷なのだが、彼の胡散臭いところが今回の役柄と合っていたので正解だと思う。
 映画は完全に「大脱走」のニワトリ版で、音楽がもろそれっぽい。
 自分がいいなあと思ったのは主人公のジンジャーが独房(!)に入れられている時に一人でキャッチボールしているところで、地下を掘って逃げる時にスコップ代わりのスプーンでカンカンと叩くところはなんとなく想像ができたのだが、キャッチボールのシーンが出てくるとは思わなかった。
  全編見所満載で面白い!
  ただ登場するキャラクターがあまりかわいくないのが残念!

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2008年3月28日 (金)

「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」

Alb  ♪ど~この誰かは知らないけれど、写真はみ~んな知っている。
 暗殺数時間前のジョンとヨーコのポートレイトやデミ・ムーアの妊婦ヌードなど、誰もがなんとなく見たことがある写真。
 それを手掛けていた写真家ががアニー・リーボヴィッツだ。
 いや、自分も写真は知っているけれども、撮っている人なんか全然知らなかったわけで、この映画を観て、初めてその存在を知った。
 ローリングストーン誌の写真はもちろん、映画「マリー・アントワネット」のキルスティン・ダンストの写真を撮る様子なども紹介。
 監督が彼女の妹なので、どちらかというと姉さんマンセー状態なのだが、それよりも彼女の撮る写真の凄さがこの映画で初めてわかった。
 映画は表現するために、1枚を重ねて表現していくとすると、写真は1枚で表現することを改めて認識した。
 もちろん、どちらが優秀か比べる意味はないが、漫画の基本が4コマで、究極が1コマで、さらに1コマでもセリフなしで、表現するのは写真と通じるものがあるなと思った。
 ここ最近はドキュメント映画も多く公開されるようになったが、この映画はマクドのビッグマックを食べ続けたり、神軍平等兵が出てきたりするわけでもないが、彼女の写真を見るだけでも価値あり。

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2008年3月27日 (木)

「ザ・カップ 夢のアンテナ」

Photo_2   ブータンがオーストラリアと共同で作ったらしい。
 ブータンといえば国の名前だが、この映画を観なければ、デブゆえに胸を揉まれていた中学生時代の同級生(もちろん男)のあだ名しか思いつかなかった。
 何しろ地球には50カ国以上の国があっても一生知らない国だって幾つかあるはずだ。
 ブータンだって記憶の彼方に消えるはずだったが、この映画のおかげで改めて認識!
 サッカー大好きで真夜中にTVを観るために寺を抜け出す修業中の小坊主が「これからはきちんとやりますから、ワールドカップを見せてくれ」と頼んで、新入りの母親の形見を担保にしてまでTVとアンテナをレンタルして観るというお話だ。
 修業中の坊主がワールドカップを観たいという俗っぽい設定が笑えるが、ワールドカップを観たいから会社やめた奴ならその気持ちはわかるだろうし、ワールドカップを映画に置き換えれば自分にも心当たりがあったりするわけだ。
 ちなみに自分は「水曜ロードショー」で「スター・ウォーズ」の初放送(声:渡辺徹、大場久実子の最悪なもの!)の時は死ぬような思いで金をかき集めてモノラル仕様のビデオデッキ16万円(今なら1万円だよ)、ビデオテープ3000円(今なら100円だよ)を買った奴なので、映画の小坊主の気持ちは痛い程わかる。
 ところが映画は笑える状況だけでなく、泣かせるところは泣かせるし、チベットの状況とかもきちんと訴えている。
 次回のワールドカップの時には再上映またはレンタルビデオ屋でもっと多くの人に観てもらいたい!

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2008年3月26日 (水)

「ペイ・フォワード 可能の王国」

Pf   自分はミミ・レダーは世間が言うほど評価していなくて、「ピースメーカー」もダメだったし、「ディープ・インパクト」なんか当時の地球壊滅物の中では最低だと思っている。
 だからこの作品に関してもミミ・レダーの名前を聞くだけで萎えてしまった。
 しかし実際に映画を観てみると、自分のボーダーラインが低すぎたのかそんなに悪くはなかったと思う。
 話はまさに愛のネズミ講状態で何かの宗教団体がついているのか?と邪推してしまうが、時々、東映で公開している露骨すぎる宗教系アニメなんかより遥かにマシだと思う。

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2008年3月25日 (火)

「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」

Sekigun  どんな優秀なテレビのディレクターの演出でも太刀打ちできないのが、事件の現場中継だ。
 何しろカメラはほとんど定点なのに、誰も文句は言わないし、それどころか作り物ではない現実の話で、リアルタイムのため自分が参加しているような雰囲気、先が読めない展開、同じような事件状況の繰り返し説明でもOK、それでいて高視聴率!
 特にハイジャックや立てこもりは、不謹慎ながらも祭り状態だ。
 そもそもテレビの最大の優位性は、その即時性にあるわけで、これは映画がどう頑張っても敵わない。
 だからこそ、映画は相当な演出力がいるわけだ。(テレビに演出がないというわけではない)
 そして、今でも年配の人がテレビの思い出で口を揃えていうのは浅間山荘の立てこもりだ。
 「実録連合赤軍」は、学生運動の始まりから、あさま山荘に立てこもるまでを描いている。
 山本直紀の「RED」がそれをモデルに描いているが、淡々とした中にも鬼気迫るものがあるが、この映画も勝るとも劣らぬものがある。
 あさま山荘をテーマにした映画は今までももあったが、たてこもった若者側から描いているのは、あまり多くないと思う。
 上映時間190分は気楽に観る時間とはいえず相当覚悟がいる。
 つまらない映画だと90分でも厳しいのに、その倍以上だと想像しただけでも恐ろしい。
 しかし、この映画は退屈することがなく最後まで面白く観ることができた。
 最初の原田芳雄のナレーションによる学生運動の経緯は大変わかりやすく、状況を無駄なく説明している。
 当事者、学生逮捕者の数が異常に多いことを知る。
 ということは、今、自分の職場の年配の人には実は逮捕経験者がいる可能性もあるわけやね。
 一方では、今の若者に比べ当時の若者は随分大人だったと思われる。
 状況はナレーションでわかりやすく説明しているが、この尋常ではない上映時間は、若者の心理状態を描くために費やされている。
 連合赤軍というと同志殺しが有名だが、何故そうなったかを時間をかけて描いており、実は上映時間が長いのはここを延々と描いているからだ。
 彼らの徐々におかしくなっていく状況が、観客も一緒に感じることができる。
 もはや映画館の暗闇の中では洗脳されていくような錯覚に陥ってしまうのだ。
 当時の時代背景、彼らがあそこまで追いつめられていた理由、何故同志に手をかけたのか。何故山荘で銃撃戦を繰り広げることになったのか?
 当事者しかわからないことだが、それでも映画を観ていると朧げに感じるものがある。
 そして最後のセリフ「俺もあんたも勇気がなかったんだよ」で我に返るのである。
 いやはや物凄い演出だと思う。
 ここに至るまで相当な取材があったと思うし、彼らの心理状態を分析し、それを映画として見せるためには相当な演出がいるわけだが、監督の若松 は長年温めていた企画だけに見事やってしまったと思う。
 全編緊張感が漂い、上映終了後はどっと疲れてしまった。
 革命というとどこかの遠い国のことだと思いがちだが、実はつい最近まで日本でも身近にあったことを実感!

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2008年3月24日 (月)

「Sweet Rain 死神の精度」

Seido  死神の精度というと、ゴルゴ13の仕事達成率かと思ってしまうのが、殺し屋の話ではない。
 この映画の世界では死神が存在しており、人が不慮の死を迎える7日前に現れる。
 観察期間の後、「実行」か「見送り」かを判断するのが仕事で、ミュージック(音楽とは言わない)を聴く事が好き。
 黒い犬を連れている。
 そんな彼の今回の判定対象は家電メーカーの苦情係に勤めるOLだった・・・・・・。
 物語はこのOLの話とヤクザの話、理容師の老女の話から成り立っており、それらはどこかで繋がっている。
 ここ最近だと「陰日向に咲く」という映画があったが、あれをもっと下手にしたような感じ。
 結論から言うと全く面白くない。
 死神という嘘臭い設定があるのだから、それ以外をもっともらしく描かなくてはならないのだが、この映画はそれが全くできていない。
 OLはクレーマーから付け狙われるが、実はその正体が・・・というのが死神の存在以上にありえない展開で、それ以前にOLを演じているのが小西真奈美(B80-W59-H88)なのだが、彼女の設定が「醜い」とか「地味」とか言われても、明らかに一般女性よりも美人なので嘘臭い。
 いやもっというといやみに感じる。
 一応3つのエピソードは過去から未来への話なのだが、未来の話だといきなりアンドロイドが出てくるんだけど、話の雰囲気的にそんな設定が通じるような演出がされていない。
 アンドロイド=死なない存在という設定を生かすならまだしも、そういうのもないんだよなあ。
 ヤクザのエピソードだと銃撃戦のBGMの使い方がジョン・ウーの「フェイス/オフ」の劣化コピーのようで辛い!
 また主人公が連れている犬が話すのだが、それが字幕なのである。
 いや、色々なやり方があるとは思うのだけど、この映画だと適さないと思うぞ。
 唯一の救いは「笑う大天使」のダミアンみたいなトホホなCGでなくて良かったくらいか。
 これも今の時期だと「ライラの冒険」のダイモンを思わせるものがある。
 ソニーミュージックが協力しているため、やたらめったら音楽にこだわり、再生機器が全てソニーというのも、大人の事情とはいえ興醒めしてしまう。 
 主演の随分ご無沙汰の感じがする金城武。
 彼のうまくない日本語は、今回の死神という役だとOK。
 おそらく小説だと良い話でも映像化するのはそれなりの変換をしなくてはならないと思うのだが、この映画はそれがうまくできていない。
 面白くなりそうな話が、こうも居心地悪いのは監督の演出の力量だろうなあ。

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2008年3月23日 (日)

「燃えよ!ピンポン」

Moepin_2  前から言っているが、とにかく今の映画は上映時間が長すぎ!
 話が重すぎ!
 いやもちろん、そういうのを否定するわけではなくて、もっと気楽に楽しむ映画があってもいいんじゃない?
 ほら、デートで映画観にいって3時間も沈黙って辛いと思うんだけどね。
 最近デートで映画を観ない人が多いのは入場料が高いのと、上映時間が長いのが原因だと思うぞ。
 そんな状況の中、上映時間90分、内容は軽いという夢の理想的な映画が公開!
 それが「燃えよ!ピンポン」、略して「燃えピン」だ。
 12歳でオリンピックに出場したものの、惨めな負けで恥をかいた天才卓球少年ランディも、今や肥った中年オヤジになっていた。
 そんな彼にFBIが協力を求めてきた。
 極悪人フェンが闇で開催する卓球デスマッチの世界大会に潜入し、彼の犯罪の証拠を掴んでほしいとのこと。
 フェンが亡き父の仇と知ったランディは、復讐のため引き受ける。
 いやもう、この設定がもうバカっぽいでしょ?
 裏卓球の世界一を決めるとか、「コロコロ」や「ボンボン」の漫画に出てきそうな話を真剣やっている。
 ランディは腕が錆び付いているため、卓球の名人に弟子入りする。
 卓球=中国という安直さだが、それも日本と交じっている。
 ところが敵の親玉を演じているのがクリストファー・ウォーケンなので、妙に説得力がある。
 っつうか、どうしてこんな映画に出てるんだ?
 ちょっとした小遣い稼ぎ?
 この設定にアメコメ独自のユルいギャグが満載!
 気楽に観る分には大変面白い!
 まあ、「DOA/デッド・オア・アライブ」の延長線上にあるような感じ。
 ヒロインでマギーQも出ているので注目!
 自分は昔、卓球をやってたので、それなりに楽しかったのだが、映画の中では、誰もペンホルダーを使っていなかったのが寂しかった(泣)
 まあ確かにシェークハンドの方がバックは打ちやすいというのはわからないわけではないけど。

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2008年3月22日 (土)

「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜」

Op  劇場版第9弾は、冬島・ドラム王国編の映画化。
 本来なら登場していないロビンとフランキーが仲間になっている。
 最初に「if」の文字が出ていることから、同じ話でも別ヴァージョンであることがわかる。
 前回はイマイチだったが、今回は大変面白い。
 真剣泣けた。
 少なくない登場人物の出し入れがうまくできていて、それぞれの見せ場がきちんと作ってあるのが良い。
 TVアニメの映画化はサーヴィス程度で全く意味のないキャラクターの出番がある場合があるのだが、この映画はそれぞれの役割がきちんとできている。
 話は極めて簡単で、敵は憎々しく、だからこそ、怒りの爆発したルフィにやられるとすっきりするのだ。
 また、必ず泣けるエピソードが盛り込まれているのだが、今回のチョッパーの話がメインで、ドクターくれはやドクターヒルルク のセリフが身に染みる。
 しかし、これは野沢雅子や牛山茂の演技が神だからで、実は年とったし、今更かと思ったが、さすが大御所そこらの若い声優より遥かにうまい。
 ゲストのみのもんたは気にならなかったから、それなりにうまかったのだろう。
 最後に劇場版第10弾の予告があったのだが、これは早く観たいぞ。

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2008年3月21日 (金)

「ダージリン急行」

Tdl  父の死をきっかけに疎遠となっていた3兄弟が、インドでの旅を通して絆を取り戻そうと繰り広げる珍道中。
 インド映画って「007/オクトパシー」以来だよ・・・・・・ってネタはもうやりません。
 話を聞くと凄く面白そうだが、すいません、自分はあまりのれませんでした。
 乗るって電車だからシャレてる場合じゃないですよ、念のため。
 監督のウェス・アンダーソンって結構人気があるのだけど、昔「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」を観たけど、あまり面白いと思わなかった。
 いや確かに好き嫌いはあるわけなのだけど、自分はこの監督の映画はダメかも。
 小ネタはそれなりに面白いんだけど、なんかテンポが合わないっつうか。
 本当はこういう映画を面白いと言えればかっこいいんだろうけど、無理なんよね。
 本作の前にジェイソン・シュワルツマン、ナタリー・ポートマン共演の短編「ホテル・シュヴァリエ」が上映されるんだけど、そんなものがあることも知らず、何が何だかわからず終わってしまった。
 ナタリー・ポートマンも後でわかったという状態!
 ひょっとして自分の中ではナタリー・ポートマンって「レオン」の出演の時のイメージしかないのかもしれない。
 スター・ウォーズのおてもやんみたいなメイクのアミダラ姫は自分の中ではなかったことになってます。

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2008年3月20日 (木)

「武者ケロ お披露目!戦国ラン星(スター)大バトル!!」

Kusoeiga  「超劇場版ケロロ軍曹3」の同時上映の短編。
 地球侵略報告書を提出できなかった罰として、ケロン軍本部から特別訓練プログラムをやらされることになったケロロ小隊。
 それは、戦国ラン星を支配する武者ヴァイパーを倒すことだった。
 前作の「ちびケロ」よりも遥かに面白い。
 っつうか、ちびケロネタはTVシリーズの方が絶対に良い。
 特に「ケロロ 夏の宝物 であります」は面白かったし、最後は泣けたよ。
 やっぱね、もともとケロロ軍曹が小さいのに、さらに小さくなってかわいさを売るのはちょっとあざといよ。
 今回は純粋にドタバタで、やっていることは本編よりもぬるいのだが、最後のエンドロールでさりげなく出てくるガンダムネタが面白かったのでOK!
 この短編の後、引き続き本編になるのだが、その前に小さなお友達(大きいお友達もいると思うが)ケロン人コンテストの入賞発表があったのだが、ど~考えても「ウルトラセブン」のスペル星人みたいなデザインがあったのはちょっとまずいだろ。

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2008年3月19日 (水)

「魔法にかけられて」

Mahokake_2  魔女に騙され、おとぎの国から現在のニューヨークに追い出されたお姫様と、彼女を追いかけてきた王子様が大騒動を巻き起こす。
 アニメや物語の世界の登場人物が現実の世界とのギャップに悩まされるというのは、「ロジャー・ラビット」や「ラストアクションヒーロー」の例を出すまでもなく、ある意味定番のネタだ。
 ただ、この映画が違うのは、アメリカアニメの基本となっているディズニーが、セルフパロディに徹していることだろう。
 日本人にとって、ディズニーアニメを中心としたアメリカアニメは大変違和感がある。
 いきなり始まるミュージカル、話をする動物、ひねりのないオーソドックスな話展開。
 こういうのを延々とやっている。
 もちろん、アメリカ人だって薄々わかっており、もはや伝統芸能としての扱いになっているのだろう。
 当然、そのお約束の世界をパロディ化してしまう作品も出てくるわけで、例えばドリームワークスの「シュレック」が正にそうである。
 本家本元のディズニーがやってしまうのがミソなのである。
 まあ確かに、「王子様とお姫様はいつまでも幸せに暮らしましたとさ」と言われても、具体的にどう幸せなのかはわからないし、何をもって幸せかはわからない。
 この映画は複雑な現実の世界とお伽話のギャップからくるおかしさを描くのに成功している。
 それは最初のいかにもなディズニーフルアニメーションの世界が展開しており、だからこそ現実世界とのギャップが面白いのだ。
 お姫様の現実世界の相手が弁護士という設定も面白い。
 しかし、ディズニーブランド故に、最後の最後はやはり、ある程度予定調和で終わってしまうのは仕方ないだろう。
 ただ、もっと面白いかと思ったが意外に肩透かし。
 おそらく、予告編のできがかなり良いからで、実は予告編こそこの映画の面白いかどことのダイジェストになってしまっているのだ。
 主演はエイミー・アダムス。
 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」に出演しているらしいのだが、全く覚えていない。
 実はお姫様といいつつも、彼女って結構いい歳で、ここらへんは実年齢ー10歳の役は当たり前のアメリカ映画ならではだろう。
 監督は『102』のケヴィン・リマ。
 う~ん、ディズニー関係の監督ってすぐにピンとこないなあ。

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2008年3月18日 (火)

「ミスター・ロンリー」

Ml  マイケル・ジャクソンとして生きる青年とマリリン・モンローとして生きる女性との恋物語。
 マリリンの招きで彼女の住むスコットランドの古城にやってきたマイケル。
 そこには、チャップリン、エリザベス女王、ローマ法王、マドンナ、ジェームズ・ディーンなどの物真似する人達が住んでいた。
 あぶない、あぶない、うっかり「ロンリーハート」と間違えてしまうろころだったよ(笑)
 実は、全編マイケル・ジャクソンの歌がガンガンに使われているラブコメかなと思っていたら、マイケルの歌なんか微塵も使われず、各エピソードのタイトルが彼の歌というくらい。
 ちなみに、マイケルもいわゆる「初期型マイケル」ではなく、白くなってからの「後期型マイケル」である。
 まあ、そうでないとディエゴ・ルナが演じるのは無理があるしね。
 ちなみにマリリンはサマンサ・モートンで、これはいかにもそっくりさんを演じている人を演じている。
 話は自分探しがテーマで、結構観ていて痛々しいものがあった。
 結局、自分は自分以外にはなれないんだよなあ。
 マリリンの最後は、他の誰かになりたい果てのものなのかと考えると、ちょっと怖くなってきた。(考えすぎ?)
 同時進行でスカイダイビングをする尼僧の話があって、最後までリンクしないのだが、残念ながらあまり効果的とは思えない。
 テーマが意外に重たく、また思った以上に話が暗く、上映時間が長いので、根性入れて観ないと結構辛いかもよ。

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2008年3月17日 (月)

「犬と私の10の約束」

Inu10  10の約束というのは、「俺より先に寝てはいけない。俺より後に起きてもいけない」とか「夜は水をやってはいけない」とか、そういうものではなく(当たり前)、犬の気持ちを代弁したことばとして世界中の愛犬家から支持されているという作者不詳の短編詩“犬の十戒”のことらしい。
 映画は、犬と少女の生活を描いた9年の様子を描いている。
 当然、その間には少女の成長があって、母親が死んだり、淡い恋があったりするわけだ。
  田中麗奈(B77-W56-H82)演じる獣医となった主人公の回想形式で物語はスタートするのだが、中学生時代の彼女があまりにもリアルなので、今のCG技術はここまでできるのか?とマジで感動していたら、よくよく見たら福田麻由子だった。
 そういえば「Little DJ」の時に彼女の大人役が広末涼子(B80-W58-H86)だったので、どう考えても田中麗奈だろうと考えていたので、これはベストキャスティングだろう。
 ただ、ここ最近美人になったと思っていた田中が、どういうわけかこの映画だと凄く不細工に見えるのはちょっと悲しい。
 犬の十戒は文章だけでも感動するので、いかにこれをさりげなく映画化するのかが最大のポイントである。
 しかし、この映画は主人公の母親が口で説明するのだが、それもご丁寧に「ゴジラ対ガイガン」のように吹き出しテロップ入りだ。
 まあ子供にもわかりやすいとはいえ、もっと工夫するべきじゃないの?
 むしろ、十戒も後半に出てくる死んだ母親の絵で説明しているのが一番自然で伝わりやすいと思う。
 別にそれ以外は正統派の作りで問題なし。
 特に犬が好きな人は泣ける展開だと思う。
 しかし、言うほど犬の登場シーンはないので、犬萌えの人は注意!
 この映画を観て、犬の存在が昔と今は随分変わったなあと思った。
 昔は犬は番犬の役割が強く、家の中には絶対に入れずに外の犬小屋で飼っていたし、餌は残飯で、散歩は子供の仕事だったのだけど、今やすっかり扱いがいいことにちょっと驚き。

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2008年3月16日 (日)

「ロンリーハート」

Lh  どこの国にもどの時代にも有名な犯罪者がいる。
 レイ&マーサもそうだ。
 1940年代にアメリカを震撼させた連続殺人事件「ロンリーハート事件」の犯人が彼らだ。
 ロンリーハートとは、新聞の恋人募集欄の情報を出す女性、例えば戦争未亡人、未婚の中年女性のこと。
 レイことレイモンド・フェルナンデスは彼女たちを相手に結婚詐欺を繰り返す犯罪者。
 ある時、ある女性に近づくが失敗。
 しかし、彼女はレイにべた惚れだった。
 その彼女がマーサ・ベックであり、二人はコンビを組んで詐欺を行っていく。
 ただマーサには欠点があって、とにかく嫉妬心が強く、とうとう相手の女性の殺人を繰り返すようになる。
 この映画では彼らを刑事が追詰める刑事が出てきて、異常な二人の怖さと、彼らを追詰める刑事の存在が 観客側はどちら側に感情移入しても、サスペンスを感じる二重効果になっている。
 この映画を見る限りレイは小悪党だが、マーサは異常。
 こんな女と係わっているわけにはいかないのだが、演じているサルマ・ハエックが、いい女っぷりを発揮しているので、これだったら仕方ないと思ってしまう。(実際のマーサってどんな人だったんだろう?)
 基本的に登場人物全員が何かしら孤独を感じており、ある意味ロンリーハートなのである。
 普通の犯罪物と若干異なるのは根底に「孤独」というテーマがあり、レイとマーサを追いかける刑事でさえも家庭内では孤独である。
 この刑事役がジョン・トラヴォルタで、「サタデー・ナイト・フィーバー」や「グリース」に出演していたのは遥か昔で、今やすっかり渋い役を演じているなあと実感!
 監督・脚本のトッド・ロビンソンは、トラヴォルタが演じる刑事の孫らしい。
 後半あたりの間接的なサスペンスの畳み込むような展開は面白いので必見!

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2008年3月15日 (土)

「君のためなら千回でも」

Kimisen  ソ連のアフガニスタン侵攻の際にアメリカに亡命し作家になる夢を実現させた主人公が、少年時代に犯した罪の罪悪感を償うためにタリバン独裁政権下のアフガニスタンに帰郷する。
 ソ連のアフガニスタン進攻と聞くと、「ランボー3/怒りのアフガン」を思い出すのは映画ファンの悲しい性だろう(え、自分だけ?)
 実は辛気臭そうな話なので観るつもりはなかったのだが、監督のマーク・フォースターなので観にいくことにした。
 何故なら彼の映画は「ネバーランド」「主人公は僕だった」という微妙なものが多いが、007最新作「Quantum of Solace 」の監督に起用されたので、どのような演出をするかを確認するためだ。
 原作の原題が「カイト・ランナー」からもわかる通り、凧が重要なアイテムになっており、ケンカ凧大会が見所の一つとなっている。
 ところが、たかが凧されど凧で、空中の凧のすぐ後ろのカメラアングルや急降下していく凧など、ケンカ凧が思った以上に迫力があって、手に汗握ってしまった。
 これならジェームズ・ボンドが凧に乗って戦っているシーンがあっても大丈夫だと確信。(ロジャー・ムーア時代ならその可能性はあるが)
 話はいわゆる友情系と言うか韓国映画のようなベタなところもあるのだが、演出がうまいので違和感がない。
 歴史的背景が重要な要素だが解りづらいものではない。
 主人公の30年間の人生と歴史的背景を説明するため、上映時間が長くなってしまうことが多いが、この映画は2時間以内にうまくまとまっており、だからといって予備知識がいるわけでもなく、物語の中で無理なくわかるようになっている。
 タイトルがどういう意味なのかよくわからなかったが、ラストで納得!
 ちょっと泣けた。
 

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2008年3月14日 (金)

「雨の翼」

Amema  ユナイテッド・シネマによる「みんなの映画プロジェクト シネマプロットコンペティション」の第1回入選作を映画化。
 雨の日に事故死した教師を想い続ける一人の女子高校生と、そんな彼女に恋をした男子高校生。
 同じ雨の日に辛い思い出を持つ2人。
 「11月1日に雨が降らなかったら、自分から先生に会いに行く」と言う彼女に、彼は絶対に雨を降らそうとする。
 しかし、天気予報は晴れだった…。
 上映時間35分。
 この映画は、撮影時には既にメインテーマ曲とサントラが完成済みで、その音楽を前提に撮影されたらしい。
 大阪や名古屋では映画に合わせた生演奏もあったらしい。
 映画と生演奏といえば、日本がバブっている頃、「イントレランス」というのがあった。
 その前は「ナポレオン」もあって、そんなに珍しいものではないのかもしれない。
 まあ映画にも舞台挨拶以外のイヴェントは必要だろう。
 音楽が先だからというわけでもないが、この映画は話はあまり面白くない。
 雨にこだわる2人の心のシンクロ率があまり感じられないし、彼女が雨の中で踊るところは、「花とアリス」の蒼井優(B82-W58-H82)の劣化コピーみたいで残念。
 何しろ、彼女が踊る必然性はないし、彼女ってそんなキャラじゃないでしょ?
 おそらく音楽と見た目最優先なのかと邪推してしまう。
 諸条件さえなくて、普通に2時間程度の映画だったら、細かいところも描けてもっと良い映画になったのではないかな。
 出演は藤井美菜(B79-W61-H83)と石田卓也。
 しかし、石田君も高校生男子をやらしておくと日本一だが、妻夫木聡みたいに結構な年齢まで学生役をやるんだろうなあ。
 監督は「ニライカナイからの手紙」「虹の女神 Rainbow Song」の熊澤尚人。
 結構無理めな話を演出で乗り切る監督なんだけど、今回は乗り切る前に終わったという感じかな。

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2008年3月13日 (木)

「東京少女」

Toukyoushoujo  ケータイを介して100年の時を越えて繋がり合う男女の淡く切ない恋模様を映画化。
 SF作家を夢見る平凡な女子高校生が、ビルの階段を降りている最中に携帯電話を落としてしまう。
 携帯電話は光に包まれてそのままどこかへ消えてしまう。
 その後何度も彼女が無くしたケータイに電話を掛けて繋がったものの、相手の男性とはまるで話が噛み合わない。
 実は、声の主は明治45年に生きる小説家志望の青年だった…。
 この話を聞いて、須賀大観の自主映画時代の「マイサイドキック」を思い出すのは、相当のマニアだろう。
 100年の時を越えているため、お互い会えない恋愛映画というのが面白い。
 中盤の100年前の彼から100年後の彼女へのプレゼントが「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」の手紙みたいだった。
 本来なら最後に携帯電話を100年後に送るのが定番だろうと思っていたのだが、実は映画は自分の予想以上の展開で、後半への伏線なのには、やられたと思った。
 時間物は、こういう伏線がきちんと回収されていればされている程面白い。
 何故あの場所にワームホールがあるのか?、何故月が出ている時だけ電話が繋がるのか?という説明はすっとばしており、ご都合主義のところもあるのだが、ヒロインがSF小説家志望なので、状況をすぐに受け入れていることにょり、深く考えさせないところが良い。
 もっともネットがあるのに、図書館で調べ物をしているとか、夏目漱石の門下生の本の執筆者が、母親の恋人だったとか、中途半端に無理な設定もあったりするのだが、些細なことっちゅうことで。
 明らかに明治時代は明治村で撮影されており、物凄いセットを組んでいるわけではないが、アイディアと演出でうまく見せている。
 ちなみに「東京少女」というタイトルなのだが、東京の意味はあまりない。
 主演はここ最近映画出まくりの夏帆(B85-W58-H85)。
 「天然コケッコー」の時も思ったが、彼女は意外に巨乳で、おそらく長澤まさみ(B83.5-W54-H82.5)同様、じわじわとマニアの注目を集めていくのだろうなあ。
 そしてそればかり注目をしてしまいがちだが演技も達者で、最後のさりげなく空を見上げる表情が良い。
 監督は小中和哉。
 今やすっかりウルトラマンの監督だが、やはり「星空のむこうの国」とか「四月怪談」のファンには久しぶりのリリカル路線復活で嬉しい限り。
 個人的には「四月怪談」のサントラ出して欲しいので、関係者の人、よろしくお願いします。

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2008年3月12日 (水)

「バンテージ・ポイント」

Bp  大統領狙撃の瞬間を目撃した8人の異なる視点から暗殺事件の真相に迫るサスペンスアクション。
 大変面白い。
 実は話としては目茶苦茶凝っているわけでもないのだが、それぞれの視点から描くということがポイント。
 そうすることにより徐々に全貌が見えてくる。
 中盤まではそれぞれの登場人物の視点から大統領が狙撃されるまでを何度も繰り返して見せる。
 ちょっと飽きてきそうなところで、後半はカーチェイスが展開して一気に終わる。
 それぞれの人物背景は会話から推測される申し訳程度のもので、ひたすら謎解きとアクションに徹しているのが良い。
 上映時間90分程度なので、この構成が適当だろう。
 平均2時間30分、3時間は当たり前の映画が多い昨今、短い時間でサクっと終わるのは嬉しい限り。
 やっぱり、デートで話すきっかけを探す程度で映画を観ているのに3時間も無言で過ごしたくないし、劇場だって回転率が多い方がいいに決まっている。(脱線)
 出演は、デニス・クエイド、フォレスト・テッカー、シガニー・ウィーバー、ウィリアム・ハートという豪華というかマニアックな人達ばかり。
 その中でもシガニー・ウィーバーなんか物凄く久しぶりに見たような感じがする。
 年相応とはいえ、彼女の老けっぷりには驚いた。
 また、彼女って重要な役柄でもないのだが、彼女の存在そのものが大物女優のため何かあるのかもと思わせる要素なんだろうなあ。
 あと、コロンビア映画のため、当たり前のようにHDVカメラがソニー製であることは言うまでもない。

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2008年3月11日 (火)

「妄想少女オタク系」

Mousou  腐女子と健全な男子の恋愛は成り立つのか?

 成り立ちます。
 女の子がかわいければ……と思っていたんだけど価値観が違いすぎるとダメだろうなあ。

 極めて普通の高校生男子・阿部隆弘が恋をしたのは、極めて普通ではないBL大好き&ヤオイ萌えの腐女子・浅井留美だった!
 彼女は阿部と彼の親友がデキてると思い込んでいた。
 さらに隠れ腐女子(巨乳)も出てきて、とんでもない展開に!
 果たして一般男子とオタク女子の恋は成立するのか?
 タイトルを聞いて、え、「電脳やおい少女」の映画化?と思った人は少ないだろう。
 まあ乱暴に言うと「電車男」系列の女性版。
 オタク系恋愛物は、男女ともそれなりに見た目がいいのがポイントで、これだったらオタクだろうがなかろうが恋愛が成り立ってしまいそうなのがフィクションたるものだろう。
 実はこの映画、ネット配信されていて、劇場にいく必要もないのだけど、PCのモニターで観るのは根性がいるし、それよりも「魔法戦隊マジレンジャー」のマジブルーこと、甲斐麻美(B83-W58-H83)が主演だから、やっぱり大きなスクリーンで観るべきだと思って劇場で観た。
 結論としては、画質が粗すぎて劇場で観る価値は極めて少ない。
 映画はネットで配信れている4つのエピソードをつないだもので、正直ダレるところもある。
 ただ、最後の腐女子ならではの告白は、意外に良かった。
 主演の甲斐麻美の眼鏡っこぶりはかわいく、また控えめながらも水着があったので、ある意味目的達成(?)ですよ。
 その他の出演者で、隠れ腐女子(巨乳)の役の娘を自分はず~っと小松彩夏(B80-W58-H85)だと思っていたのだがエンドロールを見たら木口亜矢(B89-W57-H86)となっていて驚き!
 調べてみたら小松彩夏と同じ日テレジェニック出身らしい。
 もちろんだから似ているわけではないのだけどね。
 つうかよく見たら全然似てないわ。
 ちなみに彼女は控えめでない水着だった。
 男性陣はミュージカル「テニスの王子様」の中山麻聖と馬場徹。
 ここ最近ミニシアター系のいい男はミュージカル「テニスの王子様」の出演者が多い感じがする。
 そういえば、昔もBL物というか、美少年物はあって、自分は竹宮恵子の「風と木の詩」とか木原敏江の「摩利と新吾」が好きだった。
 だけど、今のとは微妙に違う感じがするのだが、これも時代の流れというやつか?

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2008年3月10日 (月)

「映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝」

Midori  のび太はある日、裏山で小さな苗木を拾う。
 ママに「庭には植えちゃダメ」と言われたので、植物自動化液をかけて自由に動けるようにしてやる。
 のび太は、男の子のような姿になったその苗木をキー坊と名付ける。
 ある日、キー坊を連れて裏山へ向かったみんなは、不思議な渦に飲み込まれてしまう。
 辿り着いたのは、植物が支配する星で、そこでは植物星人たちが地球上の植物が人間が原因で減っていくのに怒り、キー坊の秘められた力を利用して地球の全ての植物を奪い取ろうと計画していた。
 植物星人の陰謀を知り、地球の緑を守るため、のび太たちは立ち上がる・・・・。
 声が一新してからの映画版ドラえもんの第3弾。
 木から生まれたからキー坊というのび太のネーミングのセンスのなさは相変わらずだが、キー坊と聞いて、西川きよしを思い出す人は意外に多いはず。
 もちろん、お約束の「そやからな、キー坊」「誰がキー坊や」のネタはない。
 今回はドラえもん版ジブリというイメージが強い。
 植物が支配する星というのが、「風の谷のナウシカ」を思わせるし、その星の女王の使用する空飛ぶ乗り物がナウシカの乗るメーヴェにデザインが似ている。
 そういえば巨神兵に似たような破壊兵器も出てくるし、「となりのトトロ」のトトロのような動きの登場人物も出てくる。
 というか、エンディングロールの歯を見せた笑いは、明らかにジブリっぽい。
 それ以外にもどこかジブリアニメを思わせるものがあり、ドラえもんを見ているはずなのに大変居心地が悪い。
 そういえば、オープニングの粘土アニメっぽいのも「クレヨンしんちゃん」みたいでちょっと萎える。
 話も緑を大切にというお決まりのパターンになっていくが異常にテンポが悪く、上映時間は2時間ないのに物凄く長く感じる。
 それは、途中で外に出たりする子供が多いことからも感じられる。
 今回は明らかに失敗だと思う。
 ゲストの声の堀北真希(B78-W58-H83)はそんなに悪くなかった。
 しかし、彼女も「クロサギ」にも出て、東宝映画完全制覇か?
 昭和40年代にスタートした「ドラえもん」もさすがに「サザエさん」同様、かなり現在の時代と合わなくなってきた。
 一応、スネ夫の会話から携帯電話はあるらしいのだが、のび太の家には足が生えているブラウン管と思われるテレビがあり、もはやどこか別の世界の話なんだなあと実感した。
 映画の最後に来年の予告があったのだが、ちらっと出てくる登場人物(?)から、次回は  「のび太の宇宙開拓史」?

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2008年3月 9日 (日)

「映画 クロサギ」

Kurosagi  テレビ局が映画に大きく関係するようになってから、TVシリーズの映画化が多くなってきた。
 確かに人気番組の映画化は宣伝もしやすいし、ある程度の興行成績は見込める。
 それはわかるのだが、ここ最近はそれが激しく、子供用のアニメの映画化のように、TVドラマの映画化が蔓延しているのもどうかと思う。
 もちろん、子供のアニメの映画化がダメだと言っているわけではない。
 傑作も多いことはわかっている。
 だけど、そればっかりというのはどうかなと考える時がある。
 ドラマの映画化も同様だ。
 まあ、面白ければ何でもいいんだけどね。
 そんなわけで初日に「クロサギ」を観てきた。
 予告で「花より男子」の予告編も観たが、映画館でTBSのドラマ観てるみたいで、ちょっと気分が萎えた。
 今更だけど、クロサギというのは、詐欺師を騙す詐欺師のことで、素人を騙すのをシロサギ、異性の心を体を弄ぶのをアカサギとかいうらしい。
 ちなみに自分は昔、詐欺にやられたことがあるのでシロサギやっている奴はマジで地獄に落ちて欲しい。
 今回のターゲットは大企業のみを標的にする詐欺師だ。
 正直、TVスペシャルでも十分で、あえて映画化するようなものでもないというのが本音。
 映画だから見た目が派手になっているのだが、それよりも詐欺のテクニックのアイディアに力を入れて欲しかった。
 この手の映画って、観客もいい意味で騙してほしいというのが定番なのだが、この映画に関してはそんな期待には応えてはくれない。
 あまりにも予定調和すぎる展開で、これも勢いがあれば誤魔化せるのだが、主人公の内面を描いていると思われるシーンが多く、それが長回しだったりするのでテンポが悪くなっている。
 おそらく主人公の心の葛藤を描くのがメインなので詐欺のシーンはそれ程力が入ってないのかもしれない。
 本当は、詐欺がばれないかどうかとか、時間との競争とかサスペンス要素は盛り沢山なのだが、使いきれていない。
 主演は当然、山下智久。
 まあ、彼のバレバレの変装は笑えるのだが、これはもうお約束ということでツッこむには野暮なのかもしれない。
 彼のターゲットの竹中直人は役柄いつもの脱線した演技になってないのは良かったと思った。
 堀北真希(B78-W58-H83)は、話的には全く必要性はないのだが、TVシリーズのレギュラーはどこかで出しておくのは定番だしね。
 まあ気楽に観ている分には悪くないので、リクライニングシートのある映画館で、おやつでも食べながら、家にいるような感覚で観るのが正しい見方だろう。

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2008年3月 8日 (土)

「跋扈妖怪伝 牙吉」

Backo  主人公の体を吊り上げているワイヤーが見えたのだが、いくらなんでも昭和40年代の特撮ドラマじゃあるまいし、目の錯覚だと思ったのだが、やはり見える。
 そこでふと思ったのは、これはレトロな雰囲気を出すためにCGでワイヤーを追加したと思うことにしたが、果たしてそんなことするかあ?
 途中からそれが気になって映画どころじゃなくなってきた。
 後日、映画を観た痴人いや知人と話をしていたら、やはりその人もワイヤーが見えたらしい。
 「そうですかあ、自分だけじゃなかったんですね」
 その人も見えないはずのものが見えているのかとかなり不安になっていたので、他の人も見えたことにほっとしたようだった。
 どっかの劇場で舞台挨拶を見た人がいて、監督が「予算の都合でワイヤーを消せなかった」云々という話を聞いたそうだ。
 じゃあ見えていてもいいんだ。
 ちょっとホッとした自分でした、エヘ。
 映画はチープながらも結構がんばっていたと思う。
 音楽は凄く良かったのでサントラは買いかも。
 自分は「さくや妖怪伝」がボチボチ面白かったので、監督の原口智生つながりで観た。
 一応「さくや妖怪伝」の安藤希(B78-W57-H78)も出演していたしね。

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2008年3月 7日 (金)

「ユゴ 大統領有故」

Yugo  1979年のパク・チョンヒ(朴正煕)大統領暗殺事件を描いた問題作。
 最初、韓国にユゴという大統領なんかいたかなあ?と思っていたが、これは日本で言うところの「有事」にあたる言葉らしい。
 リンカーンやケネディを出すまでもなく、国のトップが殺害されると大騒ぎになるし、その真実を追求したくなるのが好奇心というもの。
 しかし、真実は当事者以外はわかるはずもなく、当時の捜査資料や証言記録などを参考に、推測していくしかない。
 実はパク大統領暗殺は個人的にあまり覚えてなくて、そもそも韓国という国が今ほど有名ではなく、近くて遠い国だったような気がする。
 名前の読み方も今と昔は違っていた。
 ただ当時の新聞にやたらと「KCIA」の文字が出ていたのがおぼろげにある程度だ。
 しかし、今やネットがあるので、予備知識を入れていけば問題なし。
 そんなわけで、ちょっと時間をかけて調べて、劇場へレッツラゴーですよ!
 KCIAのチュ課長は、大統領に女性を手配したり、その尻拭いをしたりする仕事に嫌気が差していた。
 一方ではキムKCIA部長とチャ大統領警護室長が、大統領への忠誠心争いで対立しており、宴会の席でチャ室長に罵倒されたキム部長は、かねてから考えていた暗殺を決意する・・・・。
 ポリティカルサスペンスというより、韓国でお馴染みベタな愛憎劇の要素が強い。
 もちろん、他にも政治的背景はあると思うのだが、そこをあまり前面に出していないのも、演出的にはわかりやすいのでOKか?
 もっともそれ以前に韓国では政治背景は知っていることが前提なんだろうなあ。

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2008年3月 6日 (木)

「明日への遺言」

Asita  第二次世界大戦後、無差別爆撃を実行した米軍搭乗員を処刑した責任を問われ戦犯裁判にかけられた東海軍指令官・岡田資中将の法廷での闘いを描いた映画。
 A級戦犯は東京裁判で有名だが、B級やC級となると実は全く知らないことが発覚!
 岡田資の存在をこの映画で初めて知った大バカ者です。
 だって最初「資」って何て読むんだろうと思ってたくらいだから。
 基本的に戦争裁判は戦勝国に都合のいいように進んでいくので、敗戦国は非常に不利である。
 1945年5月、米軍による名古屋市街への絨毯爆撃が行われ、その際撃墜されパラシュートで降下した米軍搭乗員38名が日本軍により拘束され、略式裁判によって処刑されてしまう。
 この映画では、捕虜を殺害した罪を問われているのだが、これに対して岡田中将は、搭乗員はジュネーブ条約の定める捕虜ではなく、無差別爆撃を行った戦争犯罪人で、当時の状況から略式の手続きもやむなしと正当性を主張。
 戦争という特殊な状況で、この裁判は非常にナンセンスだ。
 何しろどちらも筋が通っており、果てしなく平行線だからで、ましてや戦勝国相手に勝てるわけがない。
 しかし、岡田中将は、この裁判を「法戦」と名付けて、徹底的に争った。
 彼の目的は、無罪ではなく、部下の行為も含めすべての責任は司令官である自分にあるとし、部下を守り全責任を負うことだったのだ。
 だから裁判の流れも他とは違うものになっている。
 その意味では不謹慎ながら見ていて大変面白い!
 そして、この映画の良いところは、戦争物で定番の泣かせを前面に出していないことであり、イメージカットを使わず淡々と進む法廷劇を見せることによりつまり、戦争について考えさせていく。
 結局、アメリカのやっていることは今でもあまり変わらないんだけどね。
 監督は小泉堯史。
 出演は藤田まこと。
 「必殺」でも裏と表を演じ分けている彼だが、やっぱり演技達者だなあと思う。

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2008年3月 5日 (水)

「リアル鬼ごっこ」

Real  パラレルワールドに迷い込んだ佐藤少年。
 そこでは、日本に王様がいて、姓が佐藤の人間を次々と捕まえては殺す“リアル鬼ごっこ”が行われていた。
 この話内容だと頭の悪い中学生が昼休みに弁当を食べながら話している与太話だ。
 これを映画化と聞くと80年代8ミリフィルムで勢いで作った自主映画だと思われても仕方ないかもしれない。
 確かにそうなんだけど、意外に面白い!
 もちろん、名前を改名したら大丈夫じゃないの?とか、詳しい設定説明がないのでツッコミ所はあるのだが、勢いがあるのと、パラレルワールドネタがそれなりに筋が通っているので意外に楽しく観ることができるのだ。
 劇場は意外に満席近いのに驚いた。
 これは山田悠介の原作が人気だからというのもあるかもしれないが、やはり地道な口コミ系か?
 何しろ出演が石田卓也とか谷村美月(B76-W56-H78)といわれても、正直彼らの名前で動員力があるとは思えない。
 石田はここ最近出演作が目白押しだが、学生役ばっかで、そもそも目茶苦茶かっこいいわけではない。
 谷村は海賊版撲滅キャンペーンで黒い涙を流していた娘だよなあ。
 昔はあのCMを観ると果てしなく気分がブルーになったものだ。
 監督は柴田一成で、これが長編デビューらしい。
 最後は続編もできそうな感じだったが、この手の終わり方って須賀大観の学生時代の映画っぽいと思ったのは自分だけ?

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2008年3月 4日 (火)

「ガチ☆ボーイ」

Gati  司法試験合格も夢ではないと言われる大学生秀才・五十嵐は、学園祭で見た学生プロレスが忘れられず、プロレス研究会に入部する。
 几帳面に何でもメモする真面目な五十嵐だが、プロレスで「重要」な「段取り」を覚えられず、ガチンコの試合をしてしまう。 しかし、それが客に大ウケし。五十嵐は人気者になっていき、プロレス研究会も活気付いていく。
 しかし、五十嵐が段取りを覚えられないのには理由があった。
 何でもメモる真面目な奴というのがミスリードで、実は・・・という意外な設定なのだが、予告編を作っている奴が悪いのか宣伝方針なのか、予告編で内容がわかってしまう。
 もちろん、笑わせて泣かせるということを前面に出すためだし、原作もあるので今更なのだが、せめて予告と本編のうまいギャップを出す方法もあったのではないかと思う。
 そうはいいながらも、この映画は大変面白い!
 登場人物のキャラもきちんと立っているし、張り巡らされた伏線がきちんと最後は集約されていくし、笑いと泣かせとバランスもうまい。
 主人公の何でもメモる理由は、考えると大変怖く、自分がその立場で毎朝起きたら相当混乱すると思う。
 だからこそ、映画は主人公がプロレスをやる理由付けになっているし、最後の物凄い長い時間の試合に泣けるものがあるのだ。
 この映画の中で最大にやるせないのは、主人公がヒロインに4回告白して2回ふられるところだろう。
 彼はその事実をメモらなくてはいけないのに書けない、いや書きたくない。
 さりげない演出だが物凄く残酷で切ない。
 出演は、佐藤隆太、サエコ(B80-W56-H82)、泉谷しげる等。
 サエコは普通にいたら美人なのだろうけど、芸能人としては全く華がないのを改めて認識!
 主人公になれないタイプの芸能人だが、逆に今回は大学のクラブにいそうなリアリティがあってOKか?
 つうか撮影は妊娠前?
 監督は、「タイヨウのうた」の小泉徳宏。
 制作がROBOTなので、CGやワイヤーアクションを使った試合シーンだったら興醒めだなと思っていたら、意外にもそんなものに頼らず正に体を張ったガチンコ撮影だったので良かった。

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2008年3月 3日 (月)

「超劇場版 ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!」

Keroro3  TVアニメの映画化は、基本的にTVを観ていることが前提となっており、当然評論家の評価はあまり高くない。
 ところが、TVシリーズのお約束を踏まえながらも時々傑作が出てくる。。
 ルパン三世なら「カリ城」、うる星やつらだと「ビューティフルドリーマー」、クレヨンしんちゃんなら「オトナ帝国」である。
 そしてケロロ軍曹は間違いなく3作目が最高傑作だ。
 インカ帝国の遺跡マチュピチュを訪れたケロロ小隊は謎の少女に出会う。
 一方、ケロロにそっくりなダークケロロ突然姿を現し、地球侵略を開始する。
 それを迎え撃つケロロ小隊の運命は…!?
 テンポよく進む話展開、それでいて少なくない登場人物を無駄なくうまく出し入れしており、ギャグも面白い!
 特にTVでもお馴染みガンダムネタも今回は本物が出てくるというサンライズ制作という利点を生かした究極ネタで、それでいて話的に伏線が張ってあり無理がない。
 またガンダムネタ以外にも「カリ城」ネタも頻繁に出てくる。
 そして、子供映画でお馴染み友情ネタも、押し付けがましくなく自然にわかるようになっている。
 「ケロッ!とマーチ 2008」が柳原可奈子(B94-W76-H100)が歌っていて、彼女の「いらっしゃいませ~目を食いしばれ」には笑った。
 その時のバックの絵が1話のフラッシュバックだったので、わからない人に対しての説明なんだなと思っていたが、実はそれがエンディングのダークケロロのパラレルワールドの伏線でもあったことに感動!
 ケロロが本来目的としている地球征服が本人の自覚のないまま進んでいたという解釈は面白いと思う。
 また、今回、構図の作り方が物凄くかっこいいのも見所だ。
 自分の観た劇場は当然子供が多いのだが、静かに真剣に観ていることからも、この映画がいかに面白いかがわかるというもの。
 そんなわけで、今回はシリーズとしては満点に近いのだが、唯一ダメなのは、福田沙紀 (B79-W58-H80)の声で、2作目の辻希美(B78-W62-H78←妊娠前)がうまかったのに比べてあまりにもクソすぎるのは困ったものである。
 幸いセリフの数が少ないので救われている。
 あと、ダークケロロの緑の三角マークってノンリニア編集ソフト・エディウスを思い出したのだが、これって自分だけ?

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2008年3月 2日 (日)

「ジャンパー」

Jumper  昔は超能力といえばスプーン曲げなのだが、よくよくかんがえてみたらそんな力があったところで全く役に立たない。
 やはり欲しい超能力といえば、テレパシー、透視・予知能力、催眠、テレポーテーション、が定番で、やはりペリー・ローダンのミュータント部隊のメンバーになれる位のものじゃないとダメでしょ。
 その中でも切実に欲しいのはテレポーテーションで、人の心が読める能力も一瞬いいかなと思ったが、おそらく相当自分のいやなことを知る可能性があるのでヤメ!
 やっぱり、日常生活で何に金と時間にがかかるかって、やっぱり交通手段でしょ。
 そんなわけで「ジャンパー」は、テレポート能力を持つ男の話。
 作業着という定番のネタはおそらく北半球だけで100人を越える人が使っていると思うので禁止!
 川に転落して溺れそうになったデヴィッドは次の瞬間、図書館へ移動していた。
 自分にテレポート能力があると知った彼は、その力を悪用して銀行の金庫から大金を盗み、世界各国を巡り自由を満喫している。
 しかし、テレポート能力を持つ人間を抹殺する組織パラディンが、デヴィッドの存在に気づきつけ狙い始める…。
 瞬間移動のシーンは物凄くかっこいい!
 それだけでも一見の価値有り!
 上映時間も90分位と適当なのだが、残念ながら思った以上に面白くない。
 おそらく主人公に感情移入がしにくいからで、普通「スパイダーマン」とか「バットマン」、など、特別な力はあっても悩みがあるし、彼らの行動には共感できるものがあるのだが、この映画の主人公は、好き勝手にやりたいことをやっているだけで共感ができない。
 一応、5歳の頃に母親が出ていき父親との関係がうまくいってないという設定があるのだが、あまりきれいに生かされていない。
 そのため、どちらかというと主人公の敵にあたるパラディンの方に感情移入してしまうのだ。
 原作はどうなっているのか知らないが、能力を自由に使えるまでの過程はもっと細かくやるべきだし、一般の人間が特別な力を持ったらどうなるかをもっと描かないと、例え彼のやっていることが自分勝手なことでも説得力がないので感情移入はできない。
 主演はスター・ウォーズ・シリーズのヘイデン・クリステンセン。
 監督は「Mr.&Mrs. スミス」のダグ・リーマン。
 予告編で月みたいなところで戦っているシーンがあったので、ジャンパーは空気のない場所でも平気なのかと思っていたら、実は全くの予告編マジックだった。
 あと予告編で日本で撮影しているといっていたが、これは確かに本当だけど、本編字幕では「中国」といっていたような感じが・・・・。
 一応、モーニング娘。ファンは彼女達の歌が使用されているところがあるのでチェキ!
 続編も作れそうな雰囲気だが、やるなら脚本はもっと練るべきだと思うな。

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2008年3月 1日 (土)

「クリアネス」

Cleaness  ケータイ小説は今まで読んだことがなかったので、いつか読まなくてはいかんなあと思っていたのだが、2007年のバカ映画第1位「恋空」を観てから、ちょっと読む気がなくなった。
 この映画もケータイ小説が原作らしい。
 フリーで自宅で売春をしている女子大生と出張ホストの恋愛物語。
 一応、第1回日本ケータイ小説大賞で大賞をもらっているらしい。
 最初、ビデオ撮りなので、30コマを24コマのフィルムにしているので見辛いところがある云々みたいな注釈が入るのにはちょっと驚いた。
 そういえば昔エロ映画なんかでキネコってあったけど、まさか21世紀でそんなこといわれてもなあと思ったが、演出的なものか?
 話は主人公の女子大生とホストの関係が親密になっていき、主人公の恋人にそれが発覚して修羅場になる・・・・・・というベタな展開なのだが、その後、ホストが主人公の恋人に意識不明の重症にさせてから、二人で大阪に逃亡!
 お好み焼き屋で住み込みで働くという展開には、話が強引過ぎて困ってしまう。
 この話で、第1回日本ケータイ小説大賞ということは他の作品ってどんなものなんだろう?
 結局、ケータイ小説は、妄想が爆発して感覚が最優先なので、話の整合性はなくても仕方ないんだろうなあ。
 だけど「恋空」でも大ヒットということは、自分がついていけないだけ?
 あと、ケータイ小説に出てくる男って金髪が定番なの?
 出演は杉野希妃(B83-W58-H83)と細田よしひこ。
 すいません、この映画を観るまで全く存在を知りませんでした。
 だからこそ、共演の哀川翔が出てくると妙に浮き上がってしまうのだ。
 監督は篠原哲雄。
 この人って「深呼吸の必要」以外は微妙な作品が多い。
 自分は平日の最終回に観たのだが客は誰もいない貸し切り状態だった。
 劇場は困るだろうが、客としてはたまにはこういう環境もいいかもね。

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