「アメリカン・ギャングスター」
1970年代に産地から直接購入することにより質の高くて安い麻薬をお届けしていた麻薬王フランク・ルーカスの実録映画。
デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウという2大オスカータレントが出演で、リドリー・スコットが監督となれば観ないわけにはいかないのだが、上映時間が157分というとんでもない長さなので、すぐに観にいこうという気持ちにはなれなかったのだが、さすがに上映が終わりそう、もしくは1日1回程度になりそうなので劇場にいく。
上映時間は長いが、予想以上に面白かった。
ラッセル・クロウが演じているのは、警官の汚職が頻繁に行われている中で、買収に応じない麻薬捜査官。
これって正に「アンタッチャブル1970年代版」だよなあと思って観ていた。
麻薬を扱う黒人ギャングをデンゼル・ワシントンが演じている。
映画を観ていて、ふと「007/死ぬのは奴らだ」を思い出した。
そうえいば、あの映画のボンドの敵は麻薬を取り扱う黒人だったが、1973年公開という時節柄、その時の時事ネタを入れるシリーズとしては、ミスター・ビッグのモデルって、フランク・ルーカスじゃないの?(原作のミスター・ビッグは古代金貨で金の市場を支配する)
妄想炸裂だったらごめん!
麻薬組織のボスが几帳面で、品質と誠実さをモットーにしていたり、汚職警官の中一人だけ真面目な刑事(本当はそれが当たり前)という設定がもはやギャグでしかないのだが、どちらもその性格故につまはじきになっていく。
そして、最後は二人の関係が皮肉な結果になるところが面白い。一応実話を基にしているから少しびっくりしてしまうのだ。





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