「団塊ボーイズ」
それぞれ問題を抱えている4人の中年男がハーレーでアメリカ横断の旅をする中年”青春”映画。
タイトルに団塊とあるが、出演者はジョン・トラヴォルタ、ティム・アレン、マーティン・ローレンス、ウィリアム・H・メイシーなので、どちらかという油ののった中年で、この日本語タイトルは良くも悪くも狙いすぎ!
本当は「世界最速のインディアン」こそ「団塊ボーイズ」のタイトルが相応しいのかもしれない。
バイク乗りは何かにつけて走る理由をつけたがるものだが、就職前とか30代最後とか色々!(え、自分の周りだけ?)
こういう映画を観ると、アメリカは場所によっては減速や止まらずに走ることができるのがうらやましい。
日本だと信号が多すぎて何もかも忘れてただ走るだけというわけにはいかない。
せめて映画の中くらい・・・・・・と思うのだが、この映画は基本はコメディなので、後半はどこかの小さな村で話が進んでいくので、バイクの爽快感はあまりない。
だけど、上映時間90分程度なので軽く観ている分にはいいかも。
まあ、これはカップルが観るものではなく、かつては走り屋だったが、今やすっかり週末ライダーになってしまった人、またはファミリーカーを買わされてバイクを売ってしまい週末ライダーにもなれない親父が、嫁さんや子供の買い物中にシネコンで一人で観る映画だな。
最後の伝説のライダーが出てきたところは、ちょっと泣けた。
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