「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」
「ミスター・ビーン」がNHKで放送していた頃、周りで評判が良かったので観たのだが、視覚による面白さを追求しているのは、何でも喋りでごまかしてしまう昨今のお笑いに比べると逆に新しいものを感じたが、世間が大騒ぎする程面白いと思えなかった。
劇場版も観にいったのだが、TV版の方が遥かに面白く、そもそもビーンがベラベラ話していることがコンセプトからずれている。
そして、今回約10年ぶりの映画化。
正直、今更新作劇場版を作る必要があるとは思えないのだが、それだけ企画がないということだろう。
教会のくじ引きで、南フランスでの一週間の休暇を当てたビーンと偶然知り合った少年のカンヌまでの珍道中!
周りが話しているのにビーンが話さないのは違和感が出てくるのだが、今回はイギリス人の彼がフランス語の国にいくことにより、話すことができないという設定にしたのはうまいと思う。
しかし、映画は途中だれてしまう。
そもそも、ビーンは短い時間向きであって、長編向きではないのだ。
唯一、最後の彼の撮っていたビデオが上映されて、評価されるのは面白かったかなあ。
何故、自分がビーンを面白いと思えないかというと、彼の容姿や行動が気持ち悪いからで、特に彼の行動は笑えるというより腹ただしいものがある。
生理的に合わないというのは、どうしようもないものがあり、語る資格なしなんだけどね。
主演のローワン・アトキンソンは「ネバーセイ・ネバーアゲイン」に出演している時は、それほど目だった存在ではなかったので気にならなかったんだけどなあ。
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