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2008年2月29日 (金)

「殺し屋1」

Photo  昔はアクション映画は最後のクライマックスあたりに最大の見せ場があったりして、それまでの展開がけっこうタルかったりするのだが、ここ最近映画は最初から最後までクライマックスの連続で、元々根気がなく堪え性のない自分としては嬉しい限り!
 と・こ・ろ・が、それはアメリカ映画の話であって、日本映画は相変わらずちまちましていて、さらには自己中心的というか自分発見というか必要以上に難解にしてよくわからないものが多かったりする。
 それでも面白ければいいが、そうでないものが多すぎたりする。
 アクションは正直言ってハリウッド映画の方が面白いに決まっているので、日本映画にはアニメ以外には期待しない。  
 その代わり刺激が強いものを期待する。
 かといって「死化粧師オロスコ」みないに見た目だけでなく、心底熱くなってくるようなものに期待してしまうわけだ。
 三池崇史は困った映画もあったりするのだが、考えても普通はやらないだろうなあと思うものや、大学や高校の映画研究会が勢いでつくってしまうような物をプロのテクニックで作ってしまう。
 そんな彼の作品で極めた1本が「殺し屋1」である。
 とにかくグロいし、気持ち悪い。
 しかし、それでいて笑えるし、この痛し痒しの状態が全開していて観ていて気持ち良い。
 この映画の最大の魅力は何か?と考えるとそれはキャラクターが立ちまくっている登場人物達だろう。
 特に浅野忠信が際立っている。
 いやタイトルロールの1こそ狂言回しにしかすぎず、やはり主役は浅野だろう(え?今更ですか?)
 女をこれでもかと痛めているところが徹底していて、やっぱり顔が変形するまでというのが大事だろう。
 とにかくデートに向かない映画なので、「浅野の映画観ない?」とかいって誘って失敗した輩も公開当時は多いはず。
 というか、公開当時、劇場はほとんど気合いの入った男ばっかだった。
 やっぱ彼らの愛読書は「ヤングサンデー」か?

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2008年2月28日 (木)

「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」

Mago  不思議なおもちゃ屋のオーナーが突然の引退を決意!
 雇われ支配人の女性が引き継ぐことになったのだが・・・・・・。
 「チャーリーとチョコレート工場」みたいな話かと思っていたが、全く違っていた。
 う~ん、期待していた程面白くなかったなあ。
 映像は凄いんだけど、話が途中で中だるみ。
 ピアニストの女の子の話や友達のいない少年の話などのエピソードがうまく整理されていないので消化不良になっている。
 出演はダスティン・ホフマン、ナタリー・ポートマン。
 ナタリー・ポートマンは子役にありがちな、大人になると微妙なタイプだと実感!
 いや、もちろんそれなりにかわいいんだけどね。
 結局、この映画を観にいこうと考えるのは、予告編で使用されている木村カエラ(B80-W59-H86)の歌が良かったからという理由の人って自分だけじゃないと思うんだけどどう?

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2008年2月27日 (水)

「潜水服は蝶の夢を見る」

Le_scaphandre_et_lepapillon  身体の自由を奪われてしまったELLEの元編集長ジャン=ドミニク・ボビーが、全身の中で唯一動く左目の瞬きだけで綴った奇跡の自伝ベストセラーを映画化。
 あ~この話を聞いただけで息がつまってしまう。
 閉所恐怖症ではないと思うのだけど、目だけしか意思表示ができず思考は正常というのはかなり厳しい。
 逆にいえば、中には目も動かず意識はあるのに体が全く動かない人もいるんじゃないかなあ。
 この映画は健康な人にはかなり怖い内容だと思う。
 だから観にいくのを凄く躊躇していたのだが、撮影がスピルバーグの盟友ヤヌス・カミンスキーなので観ないわけにはいかない。
 映画はいきなり身動きできない主人公の目線でスタート!
 いや~これは観ている方もかなりきっついわ~。
 しかし、それ以上に瞬きで意思表示も、「はい」が瞬き1回「いいえ」が2回瞬きなのだが、映画を観ながら実際にやっている人もいると思うけど。これもかなりきつい。
 ましてや。文字を覚えて本を書こうなんて気には絶対にならないと思う。
 一応、想像力があれば大丈夫みたいなことを言っているが、それは主人公が雑誌の編集長だからであって普通の人はどうかなあ。
 いやそれ以前に、家族がいるのに働き盛りで体が動かなくなるのも困るし、入院費用だってバカにならないと思う。
 結局、実話とはいえ、あくまでシチュエーションとしての体が動かないなんだろうなあ。
 

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2008年2月26日 (火)

「子猫の涙」

Konekononamida  1968年のメキシコオリンピックでボクシング・バンタム級銅メダルに輝いた実在のボクサー、森岡栄治の人生を娘の視点から描いた映画で、タイトルに子猫とあるが、ほとんど出てこないので、「マリと子犬の物語」みたいな動物映画を期待していくと肩透かし。
 しかし、猫が出ようが出まいが映画は大変面白い!
 ボクサー物はジェットコースター並に栄光と挫折の差が激しいのが基本だが、この映画もどちらかといえば挫折したボクサーの話である。
 だからといって奮起して再度試合に出るようなベタな話展開でもない。
 湿った感じはなくカラっとしていて明るい展開で、それは登場人物の関西弁もさることながら、ボクサー以外の登場人物全てが結構悲惨な人生なのに、前向きに生きようとしているからである。
 どこかで観たような感じだなと思っていたら、ちょっと「どついたるねん」を思わせるところがあるからで、そういえば赤井秀和も出演している。
 時代設定は1961年から始まるのだが、時代考証は結構いい加減なので、あくまでも雰囲気のみ!
 主演は武田真治。
 まさか彼がここまで鍛え抜かれた体とは思わなかった。
 彼の愛人役で広末涼子(B80-W58-H86)なのだが、これが思った以上にええ感じで、目尻の皺は目立つものの、いい女優になったと思う。
 しかし、何といっても娘役の藤本七海が良く、将来が楽しみ!
 久しぶりに見た喜味こいしは、すいません、まだ生きてたんだと思ってしまいました。
 監督は森岡利行で、実は森岡栄治の実の甥らしい。
 トルネードフィルムの映画なので、もっとやばいかなあと思っていたが、猫がボクシングするとかの展開にならなくて良かった。

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2008年2月25日 (月)

「カンフー無敵」

Kungfu  ここ最近すっかり少なくなったもの、それはカンフー映画だ。
 昔は二本立ての1本はお気楽カンフー映画がついていたことがある。
 話は親や師匠の敵討ちで、とりあえず特訓して敵を倒すというシンプルなストーリーが多いが、その分、アクションが凄いくて勢いがあるので、話がチープでも気にしない。
 特にジャッキー・チェンが若かった頃は本当にわくわくしたものだが、今や彼も年老いてしまいアクションに昔のキレがない。
 これは仕方ないと思っている。
 だって人間だもの。
 しかし、後に続くものがいないのが嘆かわしい。
 確かにタイのトニー・ジャーやアクションのできるハゲ=ジェイスン・ステイサムもいるのだが、定期的に新作は公開されないし、ちょっと話が複雑!(カンフー映画としては) 
 あ~普通のカンフー映画が観て~。
 そんなわけで、「カンフー無敵」
 一応タイトルに「カンフー」とあるし、これ逃すと次は「カンフーくん」までカンフー映画はないかもしれないので、早速劇場にいく。
 まだ見ぬ父を捜すため、上海へやって来た若者が、自らの超人的な肉体だけを武器に、激しい抗争渦巻く夜の街で力強く生きていく。
 主演は台湾の人気アイドルグループF4のヴァネス・ウー。
 すいません、セイント・フォーよりF4がよくわかってません。
 それよりも共演が「少林サッカー」のラム・ジーチョン、チェン・クォックワンなので期待していたのだが、意外に面白くなかった。
 主人公と父親の因縁とか、ナイトクラブの歌姫の恋愛とか面白そうな要素はあるものの、盛り込みすぎな上に演出でうまく処理してないので、ちょっともたついている。
 また期待のカンフーアクションも意外に少なく迫力がないし、CGやワイヤーアクションが過剰気味。
 最後のオチも、なんじゃこりゃあてな感じで残念な結果に終わった。
 つうか小さくまとまりすぎ!
 加減をしないカンフーアクションは今や昔の話なのか?

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2008年2月24日 (日)

「ライラの冒険 黄金の羅針盤」

Goldencompass  随分前からシネコンに行くと毎回見せられる「ライラの冒険 黄金の羅針盤」予告編。
 やっと公開なのだが、もう予告編だけでお腹一杯という状態になってしまったのは自分だけではないがずだ。
 パラレルワールドのイギリス、オックスフォードが舞台。
 この世界では誰もが動物の形をした、ダイモンという自分の分身と共に生きており、12歳の少女ライラは、昔懐かしいフレーズのお転婆娘であり、彼女のダイモンであるパンタライモンと一緒に暮らしている。
 ある日、謎の組織によって親友ロジャーと子供たちが次々と連れ去られてしまう。
 謎の組織の秘密が、はるか遠い北の地にあることを知ったライラは、。学長から手渡された真実を示す<黄金の羅針盤>を手に旅立つ。
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのニューライン・シネマが壮大なスケールで映画化する冒険ファンタジー超大作・・・・・・らしい。
 制作会社の名前を前面に出すのは珍しいが、ブランド化してきたということだろう。
 この映画の一番面白いところは、ダイモンと呼ばれる渡哲也、いや動物の形をした守護霊の設定だと思う。
 人によって種類が違うのが面白く、もし自分だったらどんなダイモンだろう?と考えるのは面白い。
 その設定は面白いのだが、映画は妙に展開が早く、またダストとか専門用語が出てくるため、ちょっと予備知識がいるかも。
 3部作の第1部だそうで、最後まで解決していない話(アスリエル卿の行方とか)もあるのだが、もう少しうまくまとめても良かったのではないかと思う。
 出演は、ライラ役にダコタ・ブルー・リチャーズ。
 「宇宙戦争」の女の子かな?と思ったが、あれはダコタ・ファニングやね。
 彼女もかわいいけど、やっぱりこの映画の女優の美しさのトップは二コール・キッドマンで、彼女の悪女っぷりは最高!
 その他の出演者に、ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、クリストファー・リーって007関係勢揃い!
 ちなみに日本語版は二コール・キッドマンの声を山口智子(B83-W59-H88)、パンラライモンの声を成海璃子(B81-W57-H82)が担当しているのだが、二人ともあまりうまくない。
 3部作を残りを作るなら主役の娘が成長しないうちにやらないと、ハリー・ポッター状態になってしまっても辛いしね。

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2008年2月23日 (土)

「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」

Bean  「ミスター・ビーン」がNHKで放送していた頃、周りで評判が良かったので観たのだが、視覚による面白さを追求しているのは、何でも喋りでごまかしてしまう昨今のお笑いに比べると逆に新しいものを感じたが、世間が大騒ぎする程面白いと思えなかった。
 劇場版も観にいったのだが、TV版の方が遥かに面白く、そもそもビーンがベラベラ話していることがコンセプトからずれている。
 そして、今回約10年ぶりの映画化。
 正直、今更新作劇場版を作る必要があるとは思えないのだが、それだけ企画がないということだろう。
 教会のくじ引きで、南フランスでの一週間の休暇を当てたビーンと偶然知り合った少年のカンヌまでの珍道中!
 周りが話しているのにビーンが話さないのは違和感が出てくるのだが、今回はイギリス人の彼がフランス語の国にいくことにより、話すことができないという設定にしたのはうまいと思う。
 しかし、映画は途中だれてしまう。
 そもそも、ビーンは短い時間向きであって、長編向きではないのだ。
 唯一、最後の彼の撮っていたビデオが上映されて、評価されるのは面白かったかなあ。
 何故、自分がビーンを面白いと思えないかというと、彼の容姿や行動が気持ち悪いからで、特に彼の行動は笑えるというより腹ただしいものがある。
 生理的に合わないというのは、どうしようもないものがあり、語る資格なしなんだけどね。
 主演のローワン・アトキンソンは「ネバーセイ・ネバーアゲイン」に出演している時は、それほど目だった存在ではなかったので気にならなかったんだけどなあ。

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2008年2月22日 (金)

「団塊ボーイズ」

Dankai  それぞれ問題を抱えている4人の中年男がハーレーでアメリカ横断の旅をする中年”青春”映画。
 タイトルに団塊とあるが、出演者はジョン・トラヴォルタ、ティム・アレン、マーティン・ローレンス、ウィリアム・H・メイシーなので、どちらかという油ののった中年で、この日本語タイトルは良くも悪くも狙いすぎ!
 本当は「世界最速のインディアン」こそ「団塊ボーイズ」のタイトルが相応しいのかもしれない。
 バイク乗りは何かにつけて走る理由をつけたがるものだが、就職前とか30代最後とか色々!(え、自分の周りだけ?)
 こういう映画を観ると、アメリカは場所によっては減速や止まらずに走ることができるのがうらやましい。
 日本だと信号が多すぎて何もかも忘れてただ走るだけというわけにはいかない。
 せめて映画の中くらい・・・・・・と思うのだが、この映画は基本はコメディなので、後半はどこかの小さな村で話が進んでいくので、バイクの爽快感はあまりない。
 だけど、上映時間90分程度なので軽く観ている分にはいいかも。
 まあ、これはカップルが観るものではなく、かつては走り屋だったが、今やすっかり週末ライダーになってしまった人、またはファミリーカーを買わされてバイクを売ってしまい週末ライダーにもなれない親父が、嫁さんや子供の買い物中にシネコンで一人で観る映画だな。
 最後の伝説のライダーが出てきたところは、ちょっと泣けた。

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2008年2月21日 (木)

「エリザベス:ゴールデン・エイジ」

Zabeth  歴史物の面白さは、史実をもとにどういう解釈をしていくかなのだが、当然ある程度知識がないと面白くない。
 この映画もエリザベス1世の話なので、ある程度予備知識を入れて挑んだのだが、どういうわけか既に話が進んだ状態でスタート!
 お、これはいわゆる「スター・ウォーズ」方式か?と思っていたが、後で調べたら1998年に「エリザベス」という映画があって、その続編らしい。
 あ~そういう映画があったなあと遥か彼方の記憶を思い出してみたのだが、通の間で「ザベス」と略すらしいということは覚えているのだが、本編は観たのにまるで覚えていないことが発覚!
 まあ自分にとってそれくらいの映画なんだろうなあ。
 そして、その続編はスペインの無敵艦隊や彼女の暗殺計画、宗教問題などを乗り越えて黄金時代を築くまでの壮大な話だ。
 エリザベス1世といえば、俗にいうヴァージンクイーンとして有名なのだが、何故彼女が結婚しなかったか?など諸説入り乱れているし、そこが解釈が面白いところなのだが、この映画では意外にあっさり状態!
 おそらくその手の話は1作目でやったんだろうなあと思いつつ覚えてないからどうしようもない。
 もっと政治的駆け引きや女王としてではなく一人の女性としての孤独みたいなものが描かれているかというと、これまた微妙で、壮大ななのだが、話はえらく淡々と進んでいくので途中少し退屈なところもある。
 ただ絵的なハッタリは面白く、無敵艦隊を破った後、彼女がド~ンと立っている床の模様が世界地図なのはちょっとしびれた。
 無敵艦隊との海戦は意外に短い時間なので期待すると肩透かしなので注意!

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2008年2月20日 (水)

「奈緒子」

Naoko  「ビッグコミックスピリッツ」に連載された同名駅伝コミックを映画化!
 自分も途中まで連載を読んでいたのだが、ちょうどその時期が、「スピリッツ」という雑誌そのものがつまらなくなってきた頃だった。
 ちょうど「ヤングジャンプ」と「スピリッツ」を買っても読まない→買うのをやめた。
 いわゆる「卒業」した時なので、今回の映画は、そんなに思い入れはない。
 だから、原作の兄貴の存在を映画ではバッサリ切ったのは、連続ドラマならOKだけど、2時間でまとめる映画であれば正解だと思う。
 その分、奈緒子と、高校駅伝の県代表を目す陸上部の部員たちの青春映画になっており、少なくとも奈緒子のせいで雄介の父が死んだということを中心にドロドロとした韓国映画のようなベタな展開にしなかったのは正解。
 個人的には「ekiden」よりも良いと思う。
 主演は上野樹里(B83-W61-H87)と三浦春馬。
 共演に笑福亭鶴瓶。
 上野の「のだめカンタービレ」以降ちょっと「だいすき!!」の香里奈(B78-W58-H85)系の喋り方には嫌気がしていたのだが、この映画を観る限りきちんと話せているので、キャラ作りの一環だったことを実感!
 三浦は「恋空」のヒロ君の影響でど~してもバカキャラのイメージなのだが、この映画を観ると、実はそれなりにイケメンだし、走る姿もかっこいい。
 「恋空」は早く黒歴史にした方がいいと思うぞ。
 鶴瓶の演技はどっからみても鶴瓶なのだが、今回の監督役はありだと思う。
 監督は「ロボコン」の古厩智之(←何て読むの?)
 旬の出演者なのに意外に自分の行った劇場はガラガラ。
 やっぱり「ネガチェン」でもそうだが、日活の限界か?

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2008年2月19日 (火)

「シネマ歌舞伎 野田版 研辰の討たれ」

Noda  映画と歌舞伎がドッキング!
 正に松竹ならではの夢のコラボ!
 映画館で歌舞伎ってNHKの舞台中継と変わらないんじゃない?
 いやそれ以前に舞台は生で観ないとダメなんじゃない?
 いや、自分もそう思っていたのだが、これが意外に面白い!
 以前シネマ歌舞伎「野田版 鼠小僧」を観にいった。
 実は歌舞伎なんか全く興味がなくて、DLP上映の画質を確認しにいっただけなのだが、画質も気持ち悪いくらいにくっきりしていたが、それ以上に舞台そのものが面白かった。
 よくよく考えてみたら、普通に歌舞伎を観にいくと、とんでもなく高い入場料を取られるわけで、ましてや役者の顔がはっきりわかる座席だと、もっと凄い金額になってしまう。
 ところがシネマ歌舞伎だと、普通なら肉眼では見ることのできない細かい役者の表情を確認できる。
 特に中村勘三郎の滝のような汗は、後ろの方の席だと確認することはできない。
 自分は、これはこれでありと思っている。
 家老を殺めてしまい、あだ討ちを誓った兄弟から逃避行を図る侍の話で、十八代目中村勘三郎襲名披露狂言として上演された舞台を映像化したものらしい。
 当然、中村獅童も短い時間ではるが出ている。
 思った以上に面白い!
 歌舞伎というと難解というイメージが強いのだが、これはわかりやすく、ダンスや立ち回りなど盛り沢山で、観ていて飽きることがない。 
 こういう映画館のスクリーンの使い方はOKだと思うので、吉本新喜劇は微妙なのだけど、昔お馴染みのフィルムコンサートみたいに音楽や、スポーツ中継に使うのはOKだと思う。
 そういう内容なら、静かに観ていなくても大騒ぎしてもOKだからさ。

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2008年2月18日 (月)

「アメリカン・ギャングスター」

Ags  1970年代に産地から直接購入することにより質の高くて安い麻薬をお届けしていた麻薬王フランク・ルーカスの実録映画。
 デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウという2大オスカータレントが出演で、リドリー・スコットが監督となれば観ないわけにはいかないのだが、上映時間が157分というとんでもない長さなので、すぐに観にいこうという気持ちにはなれなかったのだが、さすがに上映が終わりそう、もしくは1日1回程度になりそうなので劇場にいく。
 上映時間は長いが、予想以上に面白かった。
 ラッセル・クロウが演じているのは、警官の汚職が頻繁に行われている中で、買収に応じない麻薬捜査官。
 これって正に「アンタッチャブル1970年代版」だよなあと思って観ていた。
 麻薬を扱う黒人ギャングをデンゼル・ワシントンが演じている。
 映画を観ていて、ふと「007/死ぬのは奴らだ」を思い出した。
 そうえいば、あの映画のボンドの敵は麻薬を取り扱う黒人だったが、1973年公開という時節柄、その時の時事ネタを入れるシリーズとしては、ミスター・ビッグのモデルって、フランク・ルーカスじゃないの?(原作のミスター・ビッグは古代金貨で金の市場を支配する)
 妄想炸裂だったらごめん!
 麻薬組織のボスが几帳面で、品質と誠実さをモットーにしていたり、汚職警官の中一人だけ真面目な刑事(本当はそれが当たり前)という設定がもはやギャグでしかないのだが、どちらもその性格故につまはじきになっていく。
 そして、最後は二人の関係が皮肉な結果になるところが面白い。一応実話を基にしているから少しびっくりしてしまうのだ。

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2008年2月17日 (日)

「結婚しようよ」

Kekkon  吉田拓郎のようなフォーク歌手を目指していた団塊世代のサラリーマンが主人公のホームドラマ。
 夕飯は家族全員で食べるというルールが、長女の恋愛や次女のバンド活動で崩れていく・・・・・・。
 主演が三宅裕司なので、久しぶりに「サラリーマン専科」復活か?と思ってしまった。
 ♪僕の髪が肩からのびて~、いや違う肩までのびて~でお馴染みの「結婚しようよ」というタイトルからもわかるように、吉田拓郎の名曲をうまく使用しているが、単なるBGMだけというわけではなく、それぞれのエピソードにうまく合わせており、時には駅前の路上ライブ、またある時には次女のバンドの歌としてといった感じで、違和感なく話の流れに取り込んでいるのはうまい。
 そしてキャンディーズや森進一など彼が提供している歌手の歌もきちんと取り込んでいる心憎い気配りもされている。
 また吉田拓郎の歌を、登場人物が歌うところも、キャスティングで中ノ森BANDやガガガSPがうまく使われていて違和感がない。
 実は最近ではちょっと珍しい歌謡映画なのである。
 久しぶりに聞くと吉田拓郎の歌は大変良いなあと改めて実感!
 そして名曲のおかげで、フォーク全盛期の70年代を中心として、今の若い世代、団塊の世代、リタイヤ世代をそれぞれ描くことに成功している。
 実は意外に何も特別なことが起こらない話が面白く観ることができるのは、曲でメリハリがついているのと、歌詞が優れているからだと思う。
 監督が佐々部清なので全く期待していなかったのだが、山田洋次や朝原雄三のような、いわゆる松竹テイストがうまく出ていたことに感心した。
 最後は本物の吉田拓郎のライヴが出てくるのだが、取ってつけたようなエンドロールのための映像ではなく、きちんと話の流れに無理がないようにしてあるの見事!

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2008年2月16日 (土)

「愛の予感」

Ahonoyokan  第60回ロカルノ国際映画祭コンペティション部門グランプリで、キネ旬のベストテンで次点となれば、どんな映画か気になるのは人情というもの。
 14歳の少女による同級生の殺害!
 被害者の父親と加害者の母親が世間から身を隠した地方都市で思いがけない再会を果たす!
 これは面白そうだ!
 ドロドロした展開か?と思いきや、飯食って働くだけの繰り返し。
 セリフは冒頭のインタビューシーン以外、一切セリフがない。
 編集前の素材みたいな映像をえんえんと繰り返されているだけで、真剣眠たくなっていく。
 しかし、何かがあるかもしれないし、ほら、愛の予感ってあるから何かがあるかもしれないし、でも登場人物は監督自身が演じるさえないおっさんと、これまた水島新司先生が描く漫画の女性のように色気を全く感じさせない女性だけだし、でも第60回ロカルノ国際映画祭コンペティション部門グランプリだし・・・・・って考えているうちに監督自ら歌う唄で終わりかよ。
 これを面白いといえるのが、かっこいい映画ファンなんだろうが、自分には全くもって無理だった。
 いや、マジで金はいいから時間返せと思ったよ。
 おそらく、あと1回この監督の映画観て同じようなものだったら、これからは絶対に観ないと思う。

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2008年2月15日 (金)

「ウォーター・ホース」

Nessi  ウォーター・ホースって、日本語だとカバのことだよなあと思っていたら、カバは「水馬」でなかく、「河馬」でした、てへ。
 世界的に有名なネッシーの「外科医の写真」をモチーフにスコットランドにまつわる伝説の生き物と少年の心温まる友情を描くファンタジー。
 実はすっかり偽物となってしまった「外科医の写真」を新しい解釈で描く歴史物だと思って観にいったら、少年が卵を拾ってきて孵化させて育てるという話で、もはやこの時点で日本人の誰もが「のび太の恐竜」のパクリだと思うはず。
 厳密には「ドラミちゃん」なのだが、あの時読んだカワウソの尻尾説は、子供の自分にはかなり衝撃的だった。
 そして話的にも最後の終わり方が、藤子先生らしくうまくまとめてあった。
 この映画も最後は鼻でスパゲティを食べる機械を出してくれ~と頼んで終わり・・・・・というわけではなく予想の範囲内で終わってしまう。
 そんなわけで、かつての少年達をUFOと同じくらい熱くさせた伝説の怪物の話が悪くはなかったが、意外にもあっさりした話なのはちょっと残念!
 っつうかせめて「ドラミちゃん」くらいの練った話じゃないと困るよ。

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2008年2月14日 (木)

「KIDS」

Kids  そういえば早見優(B80-W58-H82)主演でそんな映画あったなあ。(それは「キッズ」ですね)
 人の傷を自分の身体に移す特殊な能力を持つ主人公が、すさんだ生活を送る青年、わけありの過去を持つ女性と出会い、友情と恋愛を通して成長していく話。
 乙一の短編が原作で、よく考えたら、ここ最近はこの作家の映画化が多いような気がする。
 昔、三池崇史の「オーディション」という映画があって人を傷つけていく描写が激しくて気分が悪くなったが、この映画はそこまでいかないとしても見ていて結構辛い。
 人の傷を自分の身体に移す能力って、スプーン曲げと同じ位どうでもいい能力で、まあこの映画の主人公は、その傷を他人に移動させることができるらしいのだけど、それも他人には迷惑な話なんだけどね。(同じような話が「パタリロ!」にあったなあ)
 だからそんなことを考える人だと話が成り立たないわけで、この映画の主人公は純粋で人を傷つけたくないし、人の傷を自分に移すやさしい気持ちの持ち主なのだ。
 そうなった経緯は母親との過去など色々あるのだけど、普通ならやさしくなれるどころかひねくれるところで、それがこの映画がファンタジーであるところでもある。
 しかし、この映画は悪い意味でもファンタジーのところもある。
 例えば、主人公のいる町がどうしようもない連中がいる場所みたいなことを言っているのだが、どっから見ても日本の普通の町だし、むしろ主人公が好きになる女性が働く食堂(ダイナーっていうの?)が、「シュガー&スパイス」のガソリンスタンドと同じくらいデザイン的に浮きすぎている。
 ひょっとして「どこかの町」という架空を演出しているわけじゃないよね?
 演出的にも、主人公が公園を作ったら、まるでキューでも出したかのように子供たちが遊びにくるのも少し興醒め。
 そもそも設定が嘘臭いので、細かいところで、もっともらしさを出す必要性だと思うのだが、残念ながら後一歩及ばない。
 後半は結構盛り上がるのだが、そこに至るまでの前半がもたついているので大変惜しい。
 出演は小池徹平、玉木宏、栗山千明(B81-W56-H83)。
 小池は「ラブ☆コン」のイメージしかないのだが、この映画は思った以上にハマリ役。
 彼の優しい雰囲気が主人公に合っている。
 栗山はマスクをはめているのだが、はずすと・・・・・・やっぱ鼻でけえわ。
 斉藤由貴(B86-W59-H86)が小池の母親役で、刑務所に入っている役なのだが、「スケバン刑事」以来ず~っと服役しているみたい。
 監督は「きみにしか聞こえない」の荻島達也。
 この人は乙一の映画専門か?
 あとタイトルが「傷」とかけてあったことを最後に気づきました。
 はははは、アホで~す。

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2008年2月13日 (水)

「人のセックスを笑うな」

Dont_laugh_mysex  あ、やべ。
 チケット売り場で「セックス1回」って言っちゃったよ。
 「1回」じゃなくて「1枚」だよなあ。
 おそらく、これ以外にもチケット売り場の女性に「セックスお願いします」とか言っている奴が続出しているんだろうなあ。
 そんなちょっと言いづらいタイトルだが、そういえば昔「セックスと嘘とビデオテープ」って映画もあったんだけどね。
 奔放な年上の既婚女性と恋に落ちて、彼女に振り回されてしまう青年の恋愛模様を切なく描く話で、第41回文藝賞受賞、第132回芥川賞候補作となった山崎ナオコーラのデビュー作を映画化したもので、それ系の小説は「蹴りたい背中」以来読んでいないので、当然これも未読。
 主演は永作博美(B82-W58-H84)、松山ケンイチ。
 まず根本的に自分は流れるような細かい編集が好きなので、この映画のようなとてつもない長回しは生理的に合わない。
 意図的な音響設計だから仕方ないとはいえ、セリフが聞き取り辛いのも厳しい。
 もちろん演出で、あくまで客観的な「風景」を描こうとしているのはわかるし、その意味では長回しとそのまんまの現場音最優先はありだと思う。
 こういう映画を面白いといえるのが、かっこいい映画ファンなのだろうが、すいません、自分には無理です~。
 そもそも途上人物にも主役の中年女性と青年の行動にもあまり共感できるものがなく、青年の恋愛感情のどうしようもない切なさはわからないわけでもないのだけど、どちらかといえば、恋のからまわり状態の蒼井優(B82-W58-H82)扮する主人公の同級生の恋愛の方に感じるものがあった。
 永作博美は中年女性といいながらも若く見えるし美人すぎるだろ。
 あれだったら松山ケンイチでなくてもメロメロになってしまうよ。
 まあ、そんなわけで世間的には大変評判がいいのだが、自分はイマイチのれなかった。
 ただ、映画が終わった後、妙齢の女性の皆さんが「セックス良かったね」という会話を聞けただけでも良しとしよう。

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2008年2月12日 (火)

「L change the WorLd」

L  「デスノート」で一番キャラの立っているのはLなので、彼を主人公にスピンオフを作るのには納得できる。
 しかし、残念なのは彼は死ぬことが前提なので、話を量産することができない。
 この映画は彼が死ぬまでの23日間で発生した難事件を解決するという話で、例えていうなら藤原栄子先生の「うわさの姫子」のコミックス9巻~10巻で、姫子が無人島に行く話があって「これはひで坊が生きていた頃の話です」と注釈があったみたいなもんだろう・・・・・・って誰がわかるんだよ?(笑)
 そう、これは「Lが生きていた頃の話です」なのだ。
 さすがに日テレが「デスノート」の前編・後編を「金曜ロードショー」で放送して煽ったせいか、劇場は結構客で埋まっていた。
 しかし、上映中は皆居心地が悪そうだった。
 その理由はわかる。
 何故ならそんなに面白くないからだ。
 ウィルズの恐怖とか、Lが死ぬまでの時間との競争など盛り上がる要素はあるのに演出のキレが悪いので緊迫感がなくだらけてしまう。
 やはり「デスノート」の成功は金子修介監督の演出が際立っているからで、この映画の中田秀夫は、正直「リング」一発屋だと自分は思っているので、金子監督と比べるのは酷だと思っている。
 だけど、もうちょっと脚本で何とかできたのではないかと思うくらい、話が粗く、それを考えさせない程の勢いもないので辛い。
 自分はLが主人公なので、もっと頭脳合戦を期待していたのだが、敵が頭が良さそうに見えないのだ。
 そもそも謎解きが「名探偵コナン」以上に無理無理なのは困ってしまうのだ。
 主演の松山ケンイチはハマリ役なのでOK.
 まあこの人を外すとこの映画は成り立たない。
 福田麻由子は良かったけど「LittleDJ」の方がかわいかった。
 Lの敵は工藤夕貴(B83-W53-H83)、高嶋政伸、佐藤めぐみ(B82-W57-H83)あと2人知らない人がいるのだが、妙にせこい感じがしてならない。
 その中でもすぐに人を刺す佐藤めぐみはキャラが立ちまくっていてOK!
 あと、FBI捜査官役がウッチャンナンチャンの南原清隆なのだが、演技がコントだし、見た目的に高島とかぶっている。
 あくまで「デスノート」番外編でLのキャラを楽しむ同人誌的な映画だ。
 そうはいいながらも久しぶりのヒットなので、「デスノート」キャラで次々とスピンオフを作って、「踊る大捜査線」のスピンオフみたいに作れば作るほどつまらなくなっていくんだろうなあ。
 映画版の前編・後編に出てこなかった登場人物が、意外な形で出てくるのは原作ファンとしては賛否両論だろうが、映画は別物と考えるとこれはありだと自分は思っている。
 

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2008年2月11日 (月)

「チーム・バチスタの栄光」

Bachi  バチスタ手術(難易度の高い心臓手術)専門の精鋭集団チーム・バチスタに連続して起こった術中死の真相を、全く無関係の心療内科医師と厚生労働省の役人がコンビを組んで追及していく話で、原作は「このミステリーがすごい!」大賞受賞の海堂尊の小説らしいが、自分は未読。
 つうか「このミステリーがすごい!」でさえも読んでない。
 いや一応SFの方はチェックしているんだけどね。
 原作未読のせいか思った以上に面白かった。
 確かにTVの2時間ドラマじゃないかというツッコミもあるかもしれないが、ここ最近の映画って狙いすぎのとこもあって、もちろん自分の感性に合わないというのもあるけど、普通にドキドキわくわくしながら観ることができることもたまには大切で、その点、この映画はミステリといいながら妙に重くならずテンポよく進んでいく。
 しかし、一方ではキャッチコピーにもある通り「犯行現場は、半径10cm。この7人の中に、いる。」とはうまくいったもので、密室状態もさることながら、心臓の鼓動が再び始まるまでの緊迫感が音楽で主張しすぎるのではなく、あくまで静かな中での怖さを出すのはうまいと思う。
 要所要所での状況説明の方法が、主人公のノートだったり、オセロゲームの駒に絵を描いたりと、映像的にわかりやすく、むやみやたらとフラッシュバックを使わずに、さりげないのも良い。
 出演は心療内科医師役に竹内結子(B80-W60-H82)、厚生労働省役人に阿部寛。
 今回の竹内の抑え気味の演技と阿部の破天荒な役柄はうまくバランスが取れていて面白い!
 その他の7人のバチスタチームのメンバーを演じる役者も個性的で良い!
 監督は「アヒルと鴨のコインロッカー」の中村義洋。
 できれば、竹内&阿部で続編希望!

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2008年2月10日 (日)

「全然大丈夫」

Zenzen  古本屋の長男で植木職人の照男はお化け屋敷を作るのが夢で、暇さえあれば人を怖がらせていた。
 幼馴染みの久信は、八方美人でお人好しのサラリーマン。
 彼の職場にあかりという女性アルバイトが入ってくるがあまりにも不器用なため、すぐに職場をやめるはめになってしまう。
 彼女のいきついた次の職場は照男の実家の古本屋だった。
 そしていつの間にか照男と久信は彼女に密かな恋心を抱いていた・・・・・・。
 予告編を観てギャグ満載の映画かなと思って劇場に行ったら、実は一応ギャグはあるものの、基本はダメ人間の恋愛映画、もしくは「脱力系」という便利な言葉が適用されるユルいコメディだった。
 だって、荒川良々の初主演映画と聞けば、笑えるものを期待するのだが、意外にも笑いは思った以上に少なかった。
 いやまあそういう演出だから仕方ないのだけど、物凄く間延びする映画で、正直観ていて疲れてしまった。
 時々笑っている人もいたが、ちょっとテンポが悪いので、自分はあまり笑えない。
 あと、登場人物のダメっぷりにも共感ができず、特に木村佳乃(B83-W58-H83)の異常な不器用さは笑えるどころか怖くなってしまった。
 そういえば、ここ最近大人になりきれない人の話って多いなあ。
 久信役の岡田義徳はいい味出していた。
 いるよな、あんな奴。
 監督は藤田容介・・・・・・って誰?と思って調べたらこれが長編初監督の人だった。
 エンドロールで鳥居みゆき(B86-W58-H87)の名前を発見したが、どこに出ているのかわからなかった(泣)

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2008年2月 9日 (土)

「テラビシアにかける橋」

Tera  貧しいのに姉妹が4人にもいる家庭に生まれた少年の唯一の楽しみは絵を描くことだった。 
 そんな彼の通う学校に風変わりな女の子が転入してくる。
 お互い変わり者のせいか意気投合した二人は、森の中に分け入り、そこでふたりだけの空想上の王国テラビシアをつくり上げ、王と王女として君臨して冒険に満ちた楽しい時を過ごすようになる…。
 児童文学が原作らしいが、映画は目線は子供だが、大人の方が感じるところが多いと思う。
 予告編を観た感じだと、昨今大量生産されているファンタジーの中の一本かと思ったが、実は大人になる手前の子供たちの話でファンタジーの要素は、彼らの想像の産物のイメージ化だった。
 話は韓国映画なみにベタなところもあるのだが、演出が丁寧で、少年少女二人の微妙な心理状態が自然で、ファンタジーの要素をうまく使っていると思う。
 ラストは見方によれば、少年がさらにやばい方向にいったように思えるは、ちょっと微妙なのだが彼の成長を期待したい。
 この映画はなんといってもヒロインのアンナソフィア・ロブが良い。
 そりゃあ、あんなかわいい娘と、誰もいない森でオタッキーな遊びができたら楽しいだろうなあ。
 個人的には好きな映画なのだが、平日とはいえ劇場は自分を含めて2人だった。
 興行的には惨敗か?

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2008年2月 8日 (金)

「俺たちフィギュアスケーター」

Oretati  アメリカ男子フィギュア・スケート界の2大スターが、同点一位となった世界選手権の表彰台で大乱闘をやらかして金メダル剥奪、永久追放になってしまう。
 彼らが再起するためには、ルールの盲点を突いて前代未聞の男子ペアとしてペア競技に出場することだった…。
 大変面白い!
 日本映画が男子のシンクロなら、アメリカは男2人でフィギュアのペアか?(笑)
 日本でも川原泉の「銀のロマンティック・・・わはは」があって、あれは女が男を持ち上げる話でもっと面白そうだが、川原泉の漫画の映画化というと「笑う大天使」という悪夢があるので期待するのはやめよう。
 設定そのもので笑えるのだが、それをいかにもっともらしく見せるかがコメディのポイントだ。
 その点、この映画は全てに筋が通っており、例えばコーチが二人がペアを組むのを思いつく場面はバカバカしい中にも妙なリアリティがあるし、そもそもペアは男女でなければならないという規則がない(あえて書かない不文律か?)から、男同士でも大丈夫という、重箱の隅をつつくようなお膳立てがきちんとできているし、目的が明確なため、話に感情移入がしやすいのだ。
 しかし、いきなり出てくるお隣りの某国には驚いてしまった。
 あと、火をつけられたり、ボウガンで撃たれたりしているマスコットが笑える。
 「スノーフちゃんが」の字幕には笑った。
 出演はウィル・フェレルとのジョン・ヘダー。
 この二人の知名度ではビデオスルーの可能性も大きいが、小規模とはいえ公開されて良かった。
 本当に海外のコメディって扱い悪いよなあ。
 もちろん、文化の違いがあるのはわかるんだけどね。 

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2008年2月 7日 (木)

「歓喜の歌」

Kanki  文化会館の職員の手違いで、大晦日のママさんコーラスがダブルブッキングであることが発覚!
 半年前からこの日のために練習してきたコーラスグループはそれぞれ譲らず、果たして解決できるのか?
 立川志の輔の新作落語を映画化。
 小説や漫画の映画化はよくあるが落語はちょっと珍しい。
 いやそれ以前に、落語って古典落語以外はあまり聞いたことがないし、テレビでもあんまりやらない。
 ダブルブッキングは、さすがにその怖さを知っているので、映画とはいえ人事とは思えず、結構ドキドキして観てしまった。
 もちろん、相手に取って得な条件を提示して解決するのが常套手段だが、時間と費用、それに労力がいる。
 この映画ではダブルブッキングをした公務員の牧歌的なところがうまく描かれており、それを演じる小林薫が本当にうまい。
 最初は、彼の対応にイライラしてしまうのだが、物語が進んでいくうちに彼の立たされた状況に感情移入してしまう。
 それはママさんコーラスのメンバーにそれぞれ諸事情があって発表の日がいかに大切かが明確にされるからであり、適当に処理しようと思っていた彼が必死になる状況が作られているからである。
 もちろん、落語が原作なので、トラブルの処理の仕方は大変ユルく、ホール側も観客席を増築するなら、上層部と検討し、後で予約したグループを別のホールを探して、客ごと移動させた方が良かったのではないかと思うし(もちろん担当者はそれなりの責任は取らなくてはならない)、ダブルブッキングされた方も目的達成のためには、とことん折れるべきではない。(この手のトラブルは相手の申し出を聞かずに自分の要求を通すのが一番なのだ)
 まあそういう主旨の映画ではないので仕方ないとはいえ、凄いトラブルシューティングをちょっと期待していたところもあるのでちょっと残念。(自分だけ?)
 久しぶりに安田成美(B80-W58-H85)を観たが、演技はともかく、やっぱり美人だわ。
 チビノリダーの伊藤淳史といい、木梨憲武つながりか?
 監督は松岡錠司。
 なるほど、だから筒井道隆が出ているわけね。

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2008年2月 6日 (水)

「カフカ 田舎医者」

Inakaisha  フランツ・カフカの短編「田舎医者」を基にした20分の短編アニメーション。
 監督は「ハウルの動く城」と同じ年に、「頭山」でアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた山村浩二。
 さすがに20分の作品に1800円はないだろと思ったら、昔の作品との組み合わせでの上映だった。
 当然、「頭山」もあるのだが、意外に冬休みとかにNHK-BSで放送されていることが多いんだよなあ。
 日本人初のオタワ国際アニメーション映画祭のグランプリ受賞らしいのだが、すっかり萌え系のアニメーションに毒されてしまったせいか、絵的に凄いことはわかるのだが、話が面白いかどうかは微妙だったりする。
 というか、すいません、自分の頭では何がどうなっているかが、さっぱりわかりませんでした。
 やっぱり、こういうのを面白い!といえるようにならなくてはいけないんだろうけど、自分は無理だった。
 それよりも同時上映の「年をとった鰐」の方が面白かったなあ。

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2008年2月 5日 (火)

「風の外側」

Kazenosotogawa  奥田瑛二の監督する映画は基本的に男のダンディズムに溢れており、良くも悪くも一種のハードボイルドである。
 そして、必ず自ら出演して美味しい役を演じている。
 そんな彼の新作は、山口県の下関を舞台に、家がお金持ちの女子高生とヤクザな青年の恋愛映画だ。
 今回監督4作目だが、演出の力は上がっており、特に前作の「長い散歩」は、長編ながらもダレさせないものがあった。
 しかし、今回は女子高生とヤクザの恋愛という、あまりにもベタな展開をうまく処理することができず、更にもうひとつのテーマである在日問題があまりにも中途半端であり、もっといえば全くの必然性のないものなのである。
 そしてその設定が無理無理なため、男女の動きが不自然になってきてしまい、後半はかなり違和感を感じてしまうのが残念。
 出演は佐々木崇雄と奥田監督の次女、安藤サクラ(B83-W58H80)。
 安藤のヌードが話題になっていたが、背中側から撮られているので、むやみやたらと期待するものではない。
 いやむしろ、必然性がまるでないので脱ぎ損!
 親父が自分の娘の裸が見たかっただけじゃないのか?と疑ってしまう。
 彼女の母親役でかたせ梨乃(B98-W60-H90)なのだが、この人もういい歳だと思うのだが、さすがは「11PM」のカヴァーガール出身だけあって、巨乳は健在だった。
 今回の奥田は女子高生の父親役で、相変わらず美味しいところを持っていっている。
 彼が「円盤戦争盤キッド」に出ていたことや、「スター・ウォーズ」の劇場公開の日本語吹替のルークの声だったのも随分昔のことで、今やすっかり映画監督なんだなあ(遠い目)

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2008年2月 4日 (月)

「シルク」

Silk  外国人が描く日本の違和感の最高峰は誰しも認めるのが「007は二度死ぬ」であろう。
 まあこれは当時の戦勝国の上から目線がなせるものであり、イギリスを中心に東洋の異国情緒さえ出ていればOK程度のものだから仕方ない。
 最近では「ラストサムライ」があったが、冒頭で横浜の向こうに富士山が見える映像を見て、これはこれでOKだと思ってしまった。
 要は少々間違っていても世界観がきちんとできていればOKなのである。
 まあ「SAYURI」は微妙なんだけどね。
 そしてこの映画は、カナダ・フランス・イタリア・イギリス・日本合作で、美しき妻と日本で運命的に出会った少女との間で揺れ動く男の姿を描いている。
 「将軍」みたいな感じの話かなあと思っていたら、意外に日本の描写は少なく、それ以前に話が物凄く淡々としていた。
 そして、それが裏目に出たのか、感動すべき最後のオチもそこに至るまでの盛り上げ方が足りないため不発に終わっている。
 そもそも地の果ての日本に行くまで物凄く苦労すると言う割には、意外に何度も往復しているのもどうよ?
 日本は日本語は当たり前だが、ヨーロッパのどこかの国(フランス?)なのに英語というのも、ちょっと興醒め。
 出演は「ラストデイズ」のマイケル・ピット、「パイレーツ・オブ・カリビアン」キーラ・ナイトレイ(B85-W59-H87)、役所広司、中谷美紀(B85-W58-H87)という意外に豪華!
 予備知識なしだったので、中谷がヒロインかと思ったら脇役で、日本側のヒロインは芦名星(B83-W58-H87)。
 誰?と思って調べたら「仮面ライダー響鬼」の姫役・・・・・・って確かにいたなあ。
 キーラ・ナイトレイも芦名星も脱いで頑張っているのだが、ちょっと寂しい胸だった。
 というか、二人とも脱ぐ必要性はないのだけどね。
 映画はあまり良くなかったが、坂本龍一の音楽だけが妙に良かったのでサントラ購入決定!

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2008年2月 3日 (日)

「ビー・ムービー」

Bee_1 Bee_2  新米の働きバチがハチミツの搾取を食い止めるべく人間を相手に裁判を起こすという奇想天外な話で、さすが「シュレック」シリーズのドリームワークスのCGアニメーションだけあって、皮肉や風刺を含んでいる。
 動物の擬人化のアニメを面白くする最大のポイントで、この映画もハチの生態を人間の社会に合わせることによるギャップでうまく笑いを取っている。
 ハチの巣の中は完全に組織化した会社であり、主人公の仕事を決めない=人間で言うところのニートを思わせるのだ。
 そして、やたらめったら控訴好きのアメリカを皮肉っており、いきすぎた権利の主張による弊害もきちんと描いており、決して単純な構造になっていない。
 しかし、だからといって後味の悪い終わり方になているわけではなく、きちんとハッピーエンドになっているのは見事だ。
 実は最初のハチの生態の擬人化が相当面白かったが、後半の人間との接触、そして裁判の展開にちょっと違和感を感じたが、これは壮大な寓話であると考えると納得!
「みつばちハッチ」や「みつばちマーヤ」のような話ではないのだ。
 当然、ハチの目線というのもうまく取り入れており、物の巨大さはもちろん、それをうまく使った飛行シーンは迫力満点!
 また、意外にも日本のアニメ以外にはまだまだ難しい「萌え」の要素もうまく取り込んでおり、それは人間ではなく、実はハチのメスに見ることができる。
 前面に出てこないので気づかないかもしれないが、メスのハチに妙な色気があるのでチェックしてほしい。
 しかし、残念ながら恐ろしいくらい劇場はガラガラで、まあ確かにアメリカで大ヒットなら夏休みや冬休みに公開されることを考えると当然か。
 あと、「カンフーパンダ」の予告編の日本語版を観たのだが、確かジャッキー・チェンが声に起用されえちるはずなのに、石丸博也じゃないんだけど、まあこれは予告だけだと思っているので、当然本編は彼を起用してくれるよね?>ドリームワークスさん

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2008年2月 2日 (土)

「グミ・チョコレート・パイン」

Gumi  リストラされた男が実家に帰ってくると、高校時代の同級生の女性から手紙が来ていた。
 手紙には「あなたのせいなのだから」の一行だけ。
 わけがわからない彼は、高校時代の友人に友人に会い、彼女の今の状況を探ろうとする。
 そして、自分は特別な人間と思いながらも何もできなかった1980年代の高校時代を想い出す。
 大槻ケンヂの小説を映画化だが自分は相変わらず未読。
 ただ、この映画を観て読みたいと思った。
 いや~これはわかる人にはわかる、正に痛い青春映画だ。
 あと一歩踏み出すことができない。
 わかっているけどできない。
 あの時、もうちょっと頑張れば・・・・まあ今でも同じなんだけどね。
 自分は特別な人間で他の人とは違うとか、ついつい思ってしまうのだけど、実は他の人ができることができていない言い訳だったりする。
 もっと年とると、人それぞれと思って終わりだしね。
 主人公が自分と同じ映画趣味の女の子を好きになる気持ちはわかる。
 それなりにかわいくて自分と同じレヴェルの話題ができる女の子がいたら良いに決まっている。
 これも今考えると、自分の話題が狭いってことなんだよなあ。
 その証拠にすっかり社会人になると、少々趣味が合わなくても相手に合わせることができるしね。(あ、価値観の違いは別ね)
 しかし、高校時代はそんなことはわからないし、ひたすら不器用だ。
 だからこそ、この映画の踏み切りでの「告白」は切ない。
 主人公もそうだが、あれだけ口が達者で「一歩踏み込んだ」彼女にしても、実はもう一歩踏み出せないし、もう一言が出ない。
 1986年、携帯電話もパソコンもなし。
 今考えるとかなり不自由な状況だたが、それでも若者は生きていたんだなあ。
 主演は石田卓也、共演に黒川芽以(B83-W57-H84)。
 黒川は微妙にぽっちゃりしてきたが、それが高校生にありがちな体形でリアルだと思った。
 確かに、彼女のようなかわいい娘と濃い映画の話ができて、一緒にオールナイトで映画を観にいけたら楽しいはず。
 まあ、今は体力的にオールナイトで起きていることが無理なんだけどね。
 監督はケラリーノ・サンドロヴィッチ。
 「1980」はつまらなかったけど、この映画は面白いと思った。

 ちなみにグミ・チョコレート・パインって何かと思ったら、自分の子供時代(地方限定?)のグリコ・チョコレート・パイナップルのことなんだな。
 

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2008年2月 1日 (金)

「真・女立喰師列伝」

Tsumaranai  かつて一世を風靡した水島新司先生や松本零士先生も今や昔の遺産で食いつないでいるような状態で、今だに「ドカベン」やら「キャプテン・ハーロック」やらを描いていて、もはやセルフ同人誌状態!
 いやもちろん、先生の漫画は好きだったけど、もっと新しいことにチャレンジして欲しい。
 これは漫画だけに限ったわけではなく、映画でも大林宣彦が「転校生」、市川崑が「犬神家の一族」をセルフリメイクしているのを観ていると、正直何だかなあと思ってしまう。
 そして、押井守の「立喰師列伝」。
 TVアニメ版「うる星やつら」で無線飲食のプロの話があったが、それを映画化したもので死ぬほどつまらない。
 30分のアニメネタを長編にしたところでスカスカだし、日本の歴史とリンクさせた構成が思った以上に効果を上げていない。
 ところが、続編登場!
 今度は押井監督と4人のクリエイターが、女の立喰師たちを主役にオムニバス形式で描いていく。(オシメーションじゃなくて良かった)

 「金魚姫 鼈甲飴の有理」
 押井守監督作品。
 小難しいことをナレーションで並べ立てて中身はスカスカ。

「荒野の弐挺拳銃 バーボンのミキ」
 辻本貴則監督。
 水野美紀(B80-W58-H87)のアクションが目当てだったので、これに賭けていたのだが、思った以上にガンアクションなし。

 「Dandelion 学食のマブ」
 彼女の正体が実は・・・・・って学生の自主映画かよ。

 「草間のささやき 氷苺の玖実」
 湯浅弘章監督
 やべ、これが一番睡魔との闘いが辛かった。
 エロい雰囲気は良かったんだけどね。

 「歌謡の天使 クレープのマミ」
 神谷誠監督
 戦後陰謀論はもっとハッタリをかまさないと。
 
 「ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子」
 押井守監督
 自分の観た劇場では最後のオチに反応なし。

 
 別に立喰師なんか設定的に必然性がないのが辛い。
 結局、学生の自主映画と同じで、本人たちは面白くても関係者以外は面白くないんじゃないか?
 いや、これが押井ワールドだと堪能できる人ならOKかも。
 それにやっぱり押井守と大友克洋の実写は真剣面白くないなあ。
 そうこういいながら、シリーズ新作がどんどん制作されていくんだろうなあ。

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