「銀色のシーズン」
ここ最近のフジテレビ関係の映画は宣伝の仕方に節度がないというかあざといというか、去年だと「西遊記」の時に27時間もかけて映画の宣伝をしているのには、公共の電波を私物化しているとしか思えず正直呆れてしまった。
またそれで映画が面白いかと言うと、それも微妙で「西遊記」にしても「HERO」にしても別に金払ってまでして劇場で観るようなものでもないのが困ってしまう。
2007年末からフジテレビ系の番組を観ていると、これでもかというくらいCMを見るのが「銀色のシーズン」だ。
雪山でやりたい放題の日々を過ごしている3人組はスキー場の何でも屋だが、一方では賭けスキーに興じたり、スキー場で当り屋を演じたりと人々に迷惑を掛け続けている。
ある日、町の名物・雪の教会で挙式を挙げるため、一人の女性が訪れる。
彼女はスキーができないため、何でも屋の一人がコーチをすることに・・・・・・。
結論から言うとあまり面白くない。
話がいかにもなテンプレートにあてはめたような話で、新鮮味がないのは別にOKとしよう。
定番といえば定番だからだ。
しかし、どんな話だろうが一番ダメなのは登場人物の描き方があまりにも深みがないため全く感情移入ができないことだ。
さらに主人公達が過去に色々あって再生するのはいいとしても、あらゆる人に迷惑かけまくりで、スキーがしたいので人口雪崩れを起こすためのバズーカ(?)みたいなものを使うとか、そんな連中を笑って許せるか?
ところが、地元の住民はそれを許しているのが不思議だ。
正直、ここらへんも自分は許せないものがあって、辛いものがあった。
こういうのって本人は至って真面目にやっているが結果的に大混乱というのが一番面白いんじゃないの?(ロジャー・ムーア時代の007はそうだった)
見た目の派手さと見せたいところを先に用意して、それに対して逆算したような話で中身はスカスカ。
「海猿」シリーズの羽住英一郎監督が、海原から雪山にステージを変えて放つ、新しいタイプのエンターテイメントらしいが、それって売りになるとは思えないし、雪山だから「雪猿」って安直じゃない?
出演は瑛太、田中麗奈(B77-W56-H82)、玉山鉄二、青木崇高、佐藤江梨子(B88-W58-H88)。
「魍魎の匣」の時も思ったが田中麗奈の美しさはちょっと異常!
ひょっとして彼女のピークか?
一応、期待していたスキーアクションも思ったほどでなく、007シリーズから進化していないのが残念!
結局、同じフジテレビ関係の映画でも昔の「私をスキーに連れてって」の方が遙かに面白いのもどうなのかな。





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