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2007年12月29日 (土)

「シャム猫 ファーストミッション」

Syamuneko  やっぱり劇場で上映する映画であれば、それなりに金払うだけの価値はないといけないわけで、特にアニメの場合話的にも技術的にもTVも相当レヴェルが高いので、劇場映画となればそれなりのクオリティを要求されるのは当たり前というもの。
 それが簡単に比較できるのは「クレヨンしんちゃん」で、TVにくらべて映画は色の幅の広く、よく動いており金払って観る価値が十分あるわけだ。
 ところが「シャム猫 ファーストミッション」はTVのアニメよりも動きがない。
 街中のシーンも人の動き全く動いていない。
 いや、こういう表現なんだと言うのならそれでもいいだろう。
 しかし、動きも色もTVアニメ、それも80年代あたりに作られた作品を観ているようなのは正直辛い。
 ラジオ局のDJの美人2人が実は内閣調査室直属の対テロ撲滅チームの人間で、東京湾岸都市を占拠し、首相と住民を人質にして政府に身の代金を要求しているテロリストと戦うお話。
 基本設定がえらくベタなのはいいのだが、話が支離滅裂で、例えばシャム猫と国防軍の対テロ撲滅舞台マイティー・ドッグが、不本意ながら協力をしつつ出し抜き合いをするのかといえば、そうでもなくその設定は全く生かされてない。
 特に後半あたりの展開は超ご都合主義で例えば、シャム猫の一人が死んだと思ってたら実は生きていた。
 よくある展開だが実は秘密兵器のおかげだったにしても、もう少し前フリをしておかないとダメだろう。
 また敵のボスが実はシャム猫の一人の昔の知り合いだったというのだが、それがわかるのが映画が終わる少し前で、普通もっと最初からわかるはずである。
 っちゅうかその設定を最初に作っておかないと、彼女が撃つのをためらうのが観ている方は伝わらない。
 もう完全にへなちょこアニメなのだが、自分が一番がっかりしたのは、街中で暴れる敵の兵器を倒すために東京中の電気を使ってビームを撃つというのがあるのだが、安直すぎて嘘臭い。
 「新世紀エヴァンゲリオン」の第6話「決戦!第三新東京市」では日本中の電気を止めてポジトロンライフルを撃つ話がある。
 たかだかそれだけの話のために念入りにデティールの細かさを出し、尚かつ観てもらえばわかるのだが、この話、ほとんど動きがないのにもかかわらず緊迫感が十分出ている。
 無料で観ることができるTVアニメでここまでできるのに、劇場版であれではまずいだろう。
 まあいくら優秀な内閣調査室のエージェントとはいえたかだか2人しかいない(としか思えない)のに一体何ができるのか?
 それじゃあウルトラ警備隊って地球を10人以下で守っているように見えるのと同じである。
 とにかくとことんくだらないので、ビデオで観るのももったいない。
 TVで放送したら観るのが一番だと思う。
 タイトルに「ファーストミッション」とあるが続編を作る予定なのか?
 「レモ/第1の挑戦」や「ジャガーNo.1」の例を出すまでもなく、タイトルに続編を作りたいようなネーミングをつけて失敗するのは映画の鉄則なので、よいこの皆さんはやらないように!
 あとこの映画、音響設定が部屋の中のシーンは全部エコーがかかっていて何話しているか聞き取りにくい。
 ただ声の出演に林原めぐみ、小山茉美、池田秀一とベテランを揃えたのだけは良い!
 久しぶりにアニメで小山茉美の声を聞いたけど懐かし~!
 やっぱり「報道ステーション」と少し違うなあ。

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