「男はつらいよ」
当たり前だがとにかく出演者が若い!
渥美清が若いのでよく動くし、舌が良く回る。
おじちゃん、おばちゃんが若いのは当然としても、前田吟が今やちょっと肥えた中年親父だが、この時はスマートな色男であったことが発覚!
ひろしのお父さんがなんと志村喬。
なんか今観ると妙に豪華な出演者!
それに生きているんだ>御前様
タコ社長もちゃんと髪の毛があって厳密にはタコっぽくない。
そして倍賞千恵子の若くて美しいこと!
眼から鱗がこぼれた。
いや~こんなに美人だったんですねえ。
それに彼女がお見合いする相手が広川太一郎だたのだが、なんかえらいかっこよくて話すとロジャー・ムーアの吹き替え版で、今や皆が知っているマイケル・ホイではなかったりしてえ、コノォ!
ちなみにお見合いする場所が「007は二度死ぬ」の大里化学だったことも記しておこう。
自分が意識して観た頃は寅さんはいいおじさんになっていたのだが、1作目は本当にフーテンの困った嫌われ者であることを認識!
この作品を観る限りはシリーズ後期の困った奴だけどどこか憎めない奴ではなくて、本当に嫌われ者でありまさに歌の通り「ヤクザな兄貴」である。
それだからこそさくらの結婚式に至るまでが感動するわけである。
いまさらながら、出演者・脚本・演出のうまさに感動!
松竹も渥美清亡き後はシリーズ1作目から毎年公開しても良かったのではないか?(今更遅いが)
そうなれば少なくとも40年分以上のストックはあるわけだし、変な作品より遥かにマシだと思うのだが・・・・・・。
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