「エクスクロス 魔境伝説」
予告編を見る限りホラー映画だと思っていたのだが、実はギャグもしくはバカ映画だった。
もちろん、タイトルだけ聞いて「魔境伝説アクロバンチ」の映画化とはさすがに思わないが、VシネのXX(ダブルエックス)シリーズは一瞬考えた人は北半球に3人はいるんじゃないだろうか?
傷心旅行で人里離れた温泉地を訪れた女子大生が、村人たちに襲われる恐怖を描く・・・・・・と聞くと毎度お馴染みバカがキャンプにやってくる系の映画だと思ってしまう。
確かに基本はそうだけど、各登場人物の立場から描いたマルチ方式の展開や、大して緊張感はないものの誰が本当のことを言っているのか?というサスペンス的な要素も一応盛り込まれており、ツッコミどころは満載だが、勢いだけで進んでいき、実は思った以上に面白かった。
上映時間も90分程度というのも良い。
主演は松下奈緒(B83-W60-H89)と鈴木亜美(B80-W55-H82)、共演に小沢真珠(B83-W58-H83)と中川翔子(B84-W58-H84)という、B級感漂う顔ぶれだが、この手の映画には適している。
その中でも鈴木亜美は随分ご無沙汰である。
小沢真珠はどうしても「牡丹と薔薇」のイメージが強いのだが、この二人の戦いが始まると俄然映画が面白くなってくる。
特に小沢はキャラ立ちすぎ!
しょこたんは意外に出演シーンは少ないが、メガネっ娘を披露してくれるのでOK!
携帯で助けてくれる男の声がず~っと阿部寛だと思っていたが、エンドロールで全く違ったことに驚き!(自分だけ?)
監督は深作健太なのだが、どちらかというと堤幸彦っぽい演出なんだよなあ。
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