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2007年12月31日 (月)

「ルイスと未来泥棒」

Lm  孤児院に暮らす孤独な天才発明少年ルイスが、未来の世界と自分の家族の運命を巡って悪者と対決する話。
 すいません、「ライアンを探せ!」を観てピクサーがいないディズニーアニメはダメだなあと思っていたので、全く期待していなかったのだが、製作総指揮がジョン・ラセターと知ったので観にいくことに決定!(←プリキュア5ののぞみちゃん風)
 なんと85%完成していたのをピクサーグループの人たちに作品を観てもらい、残りの時間の60%はやり直しの時間になったらしい・・・・・・ってどんなものを作ってたんだ?
 まあ、そのおかげかどうかはわからないが、この作品は思った以上に面白かった。
 ただ、ちょっとバタバタと落ち着きがなさすぎなところもある。
 オチは早々にわかってしまうのだが、そう考えると同じタイムマシンネタでもドラえもんは大変良くできた話が多かったんだなあと改めて思った。
 この映画はどちらかというとロバート・A・ハインラインの「夏への扉」っぽいかなあ。
 個人的にはルイスのルームメイトの明るい未来を描いて欲しかった。
 結局、この映画では未来がどんどん枝分かれしていくというもので、タイムパラドックスが発生するのだが、そこはルイスが「仮面ライダー電王」でお馴染みの特異点ということで脳内補完をする。
 あと山高帽の男を見て思ったけど、CGアニメでブラック魔王の復活ありじゃない?
 観たいよなあ、「チキチキマシン猛レース」や「スカイキッドブラック魔王」
 そういえば、今回のキャラクターデザインってちょっとハナ&バーベラ系だよね。

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2007年12月30日 (日)

「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」

Nt2   歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツの活躍を描くシリーズ第2弾。
 リンカーン大統領暗殺事件の犯人・ジョン・ウィルクス・ブースの日記が見つかり、そこにはベンの先祖が暗殺事件にかかわっていたという記録が残されていた。
 無実を晴らすためにベンは再び冒険に出る・・・・・・。
 前作に引き続きトンデモネタ満載で、主人公の謎解きは名探偵コナンと同じで決めつけだけなのだが、話展開が早いので観客は考えている暇がない。
 この映画はとりあえず主人公が思いつく珍説とアクションを気楽に楽しむのが一番だろう。
 タイトルのリンカーン暗殺は話のとっかかりだけで、あまり重要ではない。
 日本で言うところの織田信長の暗殺とか武田信玄の財宝みたいなネタなのだろうが、建国220年くらいのアメリカでは歴史がないので、リンカーンやケネディの暗殺などが歴史ネタで、あとは月面着陸はなかったとか、エリア51とかの都市伝説くらいしかないんだろうなあ。
 後半はお宝探しがメインなのだが、そのお宝もやはり思ったとおり「マッケンナの黄金」や「エイリアン通り」の2巻状態だった。
 主人公の敵がお宝目当ての残忍非道な奴かと思いきや意外にいい奴で、よくよく考えたらこの映画で人が殺されることはなく、さすがは明るく楽しいディズニー映画だと実感した。
 主演は前作に引き続き、ニコラス・ケイジ。
 やはりこの映画の最大の特殊効果は彼の増毛で、水中アクションのシーンが出てくると違う意味でハラハラしてしまう。
 彼の恋人役にダイアン・クルーガーなのだが、ちょっとエロすぎだろ。
 その他、エド・ハリスやジョン・ヴォイト、ハーヴェイ・カイテル、ヘレン・ミレンなど妙に豪華な出演者が勢揃いで、特にエド・ハリスとニコラス・ケイジは「ザ・ロック」共演、そういえばあれもジェリー・ブラッカイマー制作だった。
 今回はリンカーン暗殺で、「ザ・ロック」ではケネディ暗殺がネタだった。
 本編に出てくる歴代の大統領に伝わる本の47ページ目というのが解決しないまま終わってしまったので気になる人も多いと思うのだが、これは3作目への伏線というより単なるお遊びネタだと思うぞ。

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2007年12月29日 (土)

「シャム猫 ファーストミッション」

Syamuneko  やっぱり劇場で上映する映画であれば、それなりに金払うだけの価値はないといけないわけで、特にアニメの場合話的にも技術的にもTVも相当レヴェルが高いので、劇場映画となればそれなりのクオリティを要求されるのは当たり前というもの。
 それが簡単に比較できるのは「クレヨンしんちゃん」で、TVにくらべて映画は色の幅の広く、よく動いており金払って観る価値が十分あるわけだ。
 ところが「シャム猫 ファーストミッション」はTVのアニメよりも動きがない。
 街中のシーンも人の動き全く動いていない。
 いや、こういう表現なんだと言うのならそれでもいいだろう。
 しかし、動きも色もTVアニメ、それも80年代あたりに作られた作品を観ているようなのは正直辛い。
 ラジオ局のDJの美人2人が実は内閣調査室直属の対テロ撲滅チームの人間で、東京湾岸都市を占拠し、首相と住民を人質にして政府に身の代金を要求しているテロリストと戦うお話。
 基本設定がえらくベタなのはいいのだが、話が支離滅裂で、例えばシャム猫と国防軍の対テロ撲滅舞台マイティー・ドッグが、不本意ながら協力をしつつ出し抜き合いをするのかといえば、そうでもなくその設定は全く生かされてない。
 特に後半あたりの展開は超ご都合主義で例えば、シャム猫の一人が死んだと思ってたら実は生きていた。
 よくある展開だが実は秘密兵器のおかげだったにしても、もう少し前フリをしておかないとダメだろう。
 また敵のボスが実はシャム猫の一人の昔の知り合いだったというのだが、それがわかるのが映画が終わる少し前で、普通もっと最初からわかるはずである。
 っちゅうかその設定を最初に作っておかないと、彼女が撃つのをためらうのが観ている方は伝わらない。
 もう完全にへなちょこアニメなのだが、自分が一番がっかりしたのは、街中で暴れる敵の兵器を倒すために東京中の電気を使ってビームを撃つというのがあるのだが、安直すぎて嘘臭い。
 「新世紀エヴァンゲリオン」の第6話「決戦!第三新東京市」では日本中の電気を止めてポジトロンライフルを撃つ話がある。
 たかだかそれだけの話のために念入りにデティールの細かさを出し、尚かつ観てもらえばわかるのだが、この話、ほとんど動きがないのにもかかわらず緊迫感が十分出ている。
 無料で観ることができるTVアニメでここまでできるのに、劇場版であれではまずいだろう。
 まあいくら優秀な内閣調査室のエージェントとはいえたかだか2人しかいない(としか思えない)のに一体何ができるのか?
 それじゃあウルトラ警備隊って地球を10人以下で守っているように見えるのと同じである。
 とにかくとことんくだらないので、ビデオで観るのももったいない。
 TVで放送したら観るのが一番だと思う。
 タイトルに「ファーストミッション」とあるが続編を作る予定なのか?
 「レモ/第1の挑戦」や「ジャガーNo.1」の例を出すまでもなく、タイトルに続編を作りたいようなネーミングをつけて失敗するのは映画の鉄則なので、よいこの皆さんはやらないように!
 あとこの映画、音響設定が部屋の中のシーンは全部エコーがかかっていて何話しているか聞き取りにくい。
 ただ声の出演に林原めぐみ、小山茉美、池田秀一とベテランを揃えたのだけは良い!
 久しぶりにアニメで小山茉美の声を聞いたけど懐かし~!
 やっぱり「報道ステーション」と少し違うなあ。

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2007年12月28日 (金)

「半落ち」

Photo  殺人犯が殺害から自首するまでの“空白の2日間”の謎を巡り、事件を裁く人々それぞれの思惑を描いている映画 。
 犯罪をして、全部自供するのが、「完落ち」、半分自供しているが、黙秘してるところがあるのが「半落ち」だそうな。
 なんといっても主人公を演じる寺尾聰がすばらしい。
 事件を追う刑事に、あぶなかったりはぐれたりと刑事役しかやってないようなイメージがある柴田恭平。
 「あぶない刑事」の時はまだ若かったけど、今ではすっかり老けたなあと実感した。
 主人公の妻役は「OUT」で熱演!元祖巨乳女優・原田美枝子(B88-W58-H85)
 その姉役は樹木希林(B84-W64-H89)
 その他にも新聞記者役で鶴田真由(B78-W56-H85)、検事役で伊原剛志、弁護士役で國村隼などなど豪華な出演者が出ている。
 ちょっと違和感があったのは地方裁判所判事役で出演している吉岡秀隆で、この人はいつもベソかいて叫んでいるだけのような気がする。
 もっというと「北の国から」や「男はつらいよ」でのイメージが強くて、妻のいる設定に違和感があるのだ。
 これらの登場人物が入れ替わり出てくるのだが、あまりうまくつながってなくて、描き方が尻切れとんぼになっている。
 未読なので想像なのだが、おそらく小説はそれぞれの登場人物の立場で章が分かれているのかもしれない。
 もしそうだとしたら、映画でそのまんまの演出はあまりうまくないと思う。
 ただそれでも面白いのは出演者の達者な演技のおかげだろう。
 主人公の空白の2日間はちょっといい話程度でわざわざ黙秘するようなものでもない。
 しかし、そんな小さなことだからこそ感動するわけなので、高度な演出が求められるのであるが、この映画はそこらへんが正直微妙!
 監督は「陽はまた昇る」の佐々部清。
 この人の映画って、面白そうな要素はあるのに使い切れていないような気がする。

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2007年12月27日 (木)

「ポケモン3Dアドベンチャー ミュウを探せ!」

Pkemon  2005年、名古屋でしか上映しなかったので、さすがにポケモンのためだけに交通費を払うのは人としてどうかと思ったので、ついでに万博もついでに観てきた。(万博がついでってどうよ)
 何となく名古屋の駅前で開催されているような感じがしたが、そこからバスやら地下鉄に乗らなければならない。
 しかし、50分の待ち時間でもリニモだけは絶対に乗る。
 何故なら30年程前に学研のひみつシリーズの「できるできないのひみつ」で磁気の力で浮いて、騒音もない列車ができると描いてあったのがとうとう実用化されたからだ。
 あれから30年。
 今や女とできるできないだけが気になるやさぐれた大人になってしまった自分だが、子供の頃の未来が実現化したのは正に感無量である。
 ところが意外に乗ってみると、音が静かな普通の電車でしかなく、浮いているという感じはまるでしない。
 物凄く期待していたのに意外に拍子抜け。
 う~ん、21世紀といえば、チューブの中を車が走り、繋がった服を着て、テレビ電話が普及して、ロボットが闊歩し、熱海にでも行くように月にいけると思っていたのだが、現実はそんなに変化がなく、意外に当時まるで想像しなかったパソコンや携帯電話、デジタルカメラが出てきている。
 まあ、自分的に最も凄い発明はビデオとインターネットだったりするんだけどね。
 とりあえず、リニモ初の痴漢がいつ出てくるか新聞ではチェックしている。
 メイン会場というべき長久手会場は人の佃煮状態で、何とか走り回って出来る限りにパビリオンはチェックした。
 入場整理券が手に入りにくいため、陰で「敷居の高い家」と言われているサツキとメイの家も見たが、子供と若い親御さんは大喜びだが、昭和40年代初頭位までに生まれたであろう人達の言葉は「普通の家だよな」だし、中には「俺はもっと貧乏な家に住んでいた」という人もいた。
 かくいう自分もサツキとメイの家はあまり感動するものはなく、どちらかといえば「千と千尋の神隠し」のお油屋を作ってほしかった。
 話題のマンモスラボもえらく長く待たされた割には動く歩道であっという間に終わりだし、そもそもあれってどう考えてもビーフジャーキーにしか見えないぞ!
 長久手日本館の世界初の球形シアター「地球の部屋」はZガンダムに乗っている感じでよかったけどね。
 さて、お目当ての「ポケモン3Dアドベンチャー ミュウを探せ!」は、リニモに乗る必要もなく、がんばれば名古屋駅から歩いていけるような場所にあり、ポケモンの遊園地とは関係の無いシネコンの中で上映されていた。
 立体メガネを渡されて11分程度の上映時間。
 これで、入場料が900円というのは少し微妙。
 ちなみに立体メガネは赤と青のセロファンの貼られたものではない。
 客の入りは最終回で入ったのであまりいなかった。
 肝心の映画だが思った以上に感動は少ない。
 というのも、実は万博の韓国館で見た「TREE ROBO」という立体アニメがとてつもなく、立体感があり迫力があって面白く、映像が自分の目の前まで来ているのに対し、ポケモンはまだ若干距離がありすぎるのである。
 これを見た後でポケモンは厳しいものがある。
 まあ、JR東海超電導リニア館の超電導リニア3Dシアターは、それ以上に面白くないんだけどね。
 実は万博で一番良かったのは韓国の3Dアニメだったりする。
 ただ韓国の3Dアニメもどう考えても本物としか思えない人が出てくる箇所があって、凄いなあと思っていたら、演出上本物の人間が出てきてパフォーマンスしていただけでした。(エヘ、勘違い♥)
 そういえば「モリゾー&キッコロ」の目と口が逆転した「キリゾー&モッコロ」がネット上に登場して問題になりかけたが、モリゾーが「少年アシベ」のイエティにそっくりなことが問題だと思うけどこれって軽くスルーかな?
 自分、最初はモリコロは森下裕美がデザインしたと思っていたよ。(いやマジで)

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2007年12月26日 (水)

「えいがでとーじょー!たまごっち ドキドキ!うちゅーのまいごっち!?」

Tamagotti  一時、たまごっちが入手できなくて大騒ぎになった時があった。
 さすがに今はそんな状態ではないと思う。
 それなりに売れているとは思うのだが、あえて映画化するようなものなのか?
 まあ、東宝は去年も「どうぶつの森」を映画化しているし、やはりゲーム会社との大人の事情みたいなものがあるのかと勘ぐってしまう。
 たまごっち星に、ひょんなことから舞い降りてしまった人間の女の子とたまごっちのキャラクターたちとの交流と冒険を描く映画なのだが、実は自分はたまごっちをやったことがないので、元ネタを知らないために何がどうなっているか、面白いポイントがどこなのかさっぱりわからなかった。
 そんな奴が映画を観たらいかんだろうと怒られそうだが、時間的に合う映画がこれしかなかったんだよ~ん。
 ただ唯一感心したのは、この手の映画は悪者とのバトルというのが多いのだが、この映画は悪者は登場しない。
 もちろん、ユルいながらも危機一髪状態はあるのだが、それよりも弟や妹ができる子供の気持ちをうまく描いており、どうするべきかをわかりやすく説いている。
 その点では映画としては思った以上によくできていると思う。
 声の特別出演には、オリエンタルラジオと「めざましテレビ」の人気お天気キャスターの皆藤愛子(B82-W56-H83)。
 彼らが声の出演でどれくらい話題になるかはわからないが、少なくとも観客動員には結び付かないと思うぞ。

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2007年12月25日 (火)

「ザ・シンプソンズ MOVIE」

Mo5723_f1  アメリカの大人気長寿TVアニメ「ザ・シンプソンズ」の劇場公開版。
 意外に映画化していなかったことが不思議だ。
 この映画の話題はなんといっても吹替がTV版と違うことだろう。
 長年親しんできた声が変わってしまうのは違和感もあるし、ファンとしても辛い。
 自分が007シリーズのDVDを買い始めたのは、やっと日本語吹替版が出たからで、それもショーン・コネリー=若山弦蔵、ロジャー・ムーア=広川太一郎なのがその理由だ。
 しかし、「女王陛下の007」でテリー・サヴァラスの声が森山周一郎でなかったのは残念!
 畜生、これではいつまでたっても録画した「月曜ロードショー」が捨てれない。
 そんなわけで、ファンとしては「ザ・シンプソンズ」の映画版の声の交代は憤慨物なのは気持ち的によくわかる。
 しかし、映画会社の考えもわからないでもない。
 「サ・シンプソンズ」というアニメが日本でどれくらい浸透しているかというと、キャラクターはCMで観たことはあっても、実際にアニメを観ている人は多くないと思う。
 アニメファンだって朝から深夜まで国産アニメを追うのが精一杯で、萌え要素が少ない海外アニメを観るのは少数派だろう。
 当然、一般の人はもっと知るはずがない。
 だからこそ、話題作りとして、今回の声優交代はわからないでもない。
 しかし、自分が観にいった劇場はガラガラで、話題にはなっても観客動員には結びつかなかったようだ。
 映画版は町民の怒りを買ってスプリングフィールドを追われた上、妻マージからも三行半を突きつけられたダメ親父ホーマーが、故郷と家族の危機を前についに立ち上がる・・・・・・というもので意外に面白かったというのが本音。
 問題の吹替えだが、和田アキ子は完全ミスキャストだが、その他はTVシリーズを全く考慮しなければ悪くない。
 特にホーマー役の所ジョージは「トイ・ストーリー」でも悪くなかったので下手だとは思わない。
 しかし、やはりTVシリーズで定着している声を変えることは、ファンに見捨てられる可能性もあるわけで、今回のキャスティングはやるべきではないと思うが、時々、映画業界って素人が考えても不思議な企画が通ってしまうのはどうしてなんだろう?

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2007年12月24日 (月)

「劇場版×××HOLiC真夏ノ夜ノ夢」

Holic  「×××HOLiC」は「ちょびっツ」が終了して始まった漫画だが、どうみてもロボットなのにパソコンといいきる面白さがあった「ちょびっツ」に比べて、あまり設定上の面白さはなく、時々「週刊少年マガジン」の「ツバサ・クロニクル」とリンクする話が出てくるのだが、それが面白いかというと実は面白くない。
 この漫画も「ツバサ・クロニクル」同様に漫画としてのメリハリが全くないダラダラした展開なのである。
 ただ、若干「ツバサ」よりは面白い。
侑子に手渡された差出人不明の謎のオークション開催の招待状。
 会場の洋館にいくが取材者は現れず、オークションの参加者は一人また一人と消えていく・・・・・・。
 「ツバサ」より遥かに面白い。
 ただ洋館の中を迷っている時間が長くてダレてしまうのが難点。
 上映時間は1時間程度なのでもう少しテンポよくまとめてみても良かったかもしれない。
 漫画同様「ツバサ」とのリンクがあるのだが、これが意外に効果的でなくレヴェル的には「ハム太郎」と「ミニモニ。じゃムービーお菓子な大冒険!」でお互いのキャラクターが出る程度!
 もっとひねろうよ。
 あと、「鋼の錬金術師」ですっかり定着した「等価交換」が、一応このアニメでも「対価を支払う」という形で出てくるのだが、定番設定とはいえちょっと食傷気味だよ。

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2007年12月23日 (日)

「茶々-天涯の貴妃(おんな)-」

Chacha  戦国乱世の時代、信長の血を受け継ぎ、秀吉に愛され、家康をも恐れさせた茶々の生涯を描く伝記映画。
 歴史物は史実を元にいかに面白くするかが最大のポイントで、当然観る方もそれなりの知識を要求される。
 そんなわけで、図書館で「学研まんが人物日本史の淀君」を読んで劇場に行く。
 正直、別に映画館でわざわざいくようなものではなく、TVの2時間ドラマ程度の内容。
 まあ淀姫ネタは時代劇の定番なので今更感があるのは仕方ないだろう。
 むしろ大河ドラマ「功名が辻」の方がもう少しひねりがあったと思う。
 この映画の最大の売りは元宝塚の和央ようか(B83-W58-H88)が主演で、いかにヅカファンを動かすかが最大のポイント。
 しかし、悪い意味で少し浮き上がっているところがある。
 また歯並びが悪いので、アップになると物凄く気になってしまう。
 その他の共演者はそれなりに豪華!
 寺島しのぶ(B80-W60-H83)が 小督役なのには最初驚いた。
 ど~考えても見た目寺島が長女役なのだが、実年齢は意外に和央がいい年で、実は寺島は妙に若いのだ。
 メイサツキが茶々の世話役なのだが、一応コメディ担当っぽい扱いなのだが、存在そのものが不自然で、いくらなんでも主人の立場が上ったら格好もそれなりになっていくはずなのだが、全く変わらないのはどうよ?
 渡部篤郎が豊臣秀吉なのだが、「ガッツだぜ!!」のPVのトータス松本状態なのは笑える。
 ちなみに徳川家康は中村獅童、織田信長は松方弘樹なのだが、これはもう完全に特別出演。
 あとここ最近観る映画で必ず松重豊が出てくるのだが、この映画にも出ているのには驚いた(笑)

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2007年12月22日 (土)

「ベティ・ペイジ」

Bp  エロビデオとインターネットの普及で今や何でもありだが、一昔前はまだまだ性に対して保守的だった。
 それは日本に限らずアメリカでさえもそうらしい。
 ハワイに行ってエロ本を物色すると、アメリカは開放的だなあと思ってしまうが、そのアメリカでさえも50年代は保守的だった。
 「ベティ・ペイジ」は50年代のアメリカで、セクシーな肢体を惜しげもなくさらして世の男達の心をがっちり掴んだピンナップ・ガール、ベティ・ペイジの知られざる素顔とその魅力に迫る伝記映画である。
 自分自身はベティ・ペイジなる女性が何者か、この映画で初めて知ったという状態である。
 それよりも、当時はこの程度で世の男は興奮していたのかと思うと笑ってしまう。
 これじゃあ、下着の通販カタログで興奮している色気づいている子供ではないか。
 ベティ・ペイジの生き方は面白いと思うのだが、映画は意外に退屈。
 まあ、これは自分がベティ・ペイジについての基本知識がないからだと思いたい。
 基本モノクロなのに突然カラーになるのは、「レイジング・ブル」が全編モノクロなのにカラーパートのところがあるののと同じ理由かなあと思ったが、あれは家族8ミリフィルムのみカラーという設定なのだが、この映画に関しては・・・・・・何か意味があるのかもしれないが、もうどうでもいいか。
 だって、正直もっと期待してたんだけど、意外に楽しくない映画だしね。

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2007年12月21日 (金)

「劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君」

Tsubasa  「カードキャプターさくら」は大変な傑作で、おそらくBSの加入貢献度を上げた要因の一つであり、NHKで放送でなければキャラクターグッズの売れ行きも物凄いものだと思われる。
もちろんNHKだからこそ、商品展開につながらないので無理な話にならなかったのだともいえる。
 2005年の4月までNHKの教育で何度目かの再放送をしていたのだが、さくらカード篇で終了して、「ツバサ・クロニクル」が放送開始。
 「ツバサ・クロニクル」は、「週刊少年マガジン」の連載を開始以来読んでいたが、明らかにアニメ化を狙っていると思われたが、予想通りの展開だった。
 あえて「カードキャプターさくら」をやめてまで放送するのでそれなりの期待をしてしまうのだが、いざ放送を観てみると真剣つまらない。
 遥か前に作られた「カードキャプターさくら」の方が面白く、この差はやっぱりBSと地上波の差なのか?
 あまりのつまらなさに自分の周りの大きなお友達もへこたれてしまった人も多い。
 しかし、一応どういうわけか映画化してしまうらしい。
 まあ、「カードキャプターさくら」も映画化は面白かったし、「ツバサ」もさすがに金を取るくらいだからそれなりには面白い展開になっているだろう。
 そんな期待をして公開当時、劇場に行った。
 前に「カードキャプターさくら」の公開日はとてつもなく長蛇の列ができていて、立ち見が出ていたのだが、意外にスカスカだった。
 一応入場者プレゼントはもらえた。
 この映画は中学生以下限定じゃないし、中学生なんかほとんでいねえっちゅうの。
 幼馴染のサクラ姫の記憶の羽根を探すため、小狼が訪れたのは住む人が全員鳥を連れている鳥の国。
 市民たちを弾圧しているその国の王が不思議な力を備えた羽根を持つことを知った小狼たちは、羽根を取り戻すため立ち上がる・・・・・・といった話で上映時間は30分程度。
 う~ん、つまらない。
 TVよりは遥かに動きや色彩は良いのだけど、もともとのテレビのレヴェルが低いので、マイナスが0になった程度なのである。
 実はこのアニメが面白くない理由はもうすっかりわかっていて、原作がしこたまつまらないからで、登場人物にサクラやら小娘やら出てくるのからわかる通り、今までのCLAMPの原作の登場人物が総登場する同人誌的なものがあり、さらには「週刊ヤングマガジン」の「×××HOLiCK」とリンクが張ってあるという構造上の面白さもあり最初はそれがいつ出てくるか楽しみだったのだが、あまりにもダラダラした展開で今は何をしているかさっぱりわからない状態。
 少年誌に少女漫画家を起用するのは確かに良いアイディアであったのだけど、萌え系のキャラだけではそうそう引っ張ることは不可能。
 いや正直、「カードキャプターさくら」も漫画の方は面白いかというと微妙なところで、アニメは原作を昇華した面白さがある。
 しかし、「ツバサ」はそれもないわけで、同じ設定で映画が面白いかといえば、やっぱり面白くないのは当然だろう。
 まあTVアニメの映画化の一環ということで小さいお友達を動員するということでいいっすか?

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2007年12月20日 (木)

「スマイル 聖夜の奇跡」

Smile  恋人を追いかけ北海道へやってきた元タップダンサーが、結婚を許してもらうために全く知識がないのに弱小アイスホッケーチームの監督を引き受けることになる。
 いわゆるスポ根映画で、ホッケーを知らない監督とやるきのない子供たちがいかに勝ち進んでいくかを話の中心とし、ホッケー少年とフィギアスケートの少女の恋やチームメイトのそれぞれの家庭事情などが盛り込まれて話が展開されていく。
 これでもかというくらいのエピソードがテンコ盛りで、更にはユルいギャグが満載。
 ギャグは時々スベって寒いのだが、2割くらいは笑える。(自分が笑ったところ=入院先でデブがマックシェイクを頼むところ)。
 しかし、話としては定番だが面白い。
 ただし、それぞれのエピソードが回収されず中途半端に終わってしまうのが惜しい。
 どちらかというと連続ドラマ向きの話内容と展開だと思う。
 唯一、ダメなのはフィギュアスケーターの女の子の病気が白血病という、今年になって何本目だ?というくらいのベタな展開で、原作がどうなっているかどうかは知らないが、ちょっと前に「Little DJ 小さな恋の物語」を観たばかりなので、白血病やらデートで映画を観にいくやらネタがかぶりすぎ。
 普通のスポ根物で十分いけるのにこれは大変惜しい。
 監督は陣内孝則。
 彼の監督デヴュー作の「ROCKERS」はひとりよがりなとこもあったが、今回は大変面白い!
 出演は森山未來、加藤ローサ(B83-W58-H85)、その他、監督の知り合いが特別出演で多数。加藤ローサは「シムソンズ」のイメージが強いので、この映画がなんとなく続編に思える。
 自分がちょっと驚いたのは飯島直子(B86-W60-H85)が母親役なところで、もうそんな年齢になったんだなあ。
 あとフィギュア少女役の岡本杏理(B66-W56-H56)はかわいいので今後注目だな。

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2007年12月19日 (水)

「オペレッタ狸御殿」

Tanuki  「ルパン三世 バビロンの黄金」はルパン映画の中でもぶっちぎりでつまらなかったし、「ピストルオペラ」もイビキかいて爆睡している奴もいたが注意するよりも仕方ないかなあと思ってしまった。
 自分は語れる程映画を観てないし、どちらかと言えばとりあえず楽しい時間を過ごせればいいなあと思っているくらいで、高い評価の「2001年宇宙の旅」も公開する度に劇場で観ているのだけれど、良いところを発見することができず、やっぱりつまらない。
 そんな自分が言うのも何だが面白いか?>鈴木清順の映画
 「オペレッタ狸御殿」を観たのが、これがつまらない。
 いかにもなチープなセットやCGは演出(だが時々出て来るセットからCGへのつなぎは見事!)だからいいとしても、全体的にとろい展開で困ってしまう。
 だけど、こういうのを面白いとか言えないと、かっこいい映画ファンとは言えないんだろうなあ。
 チャン・ツィイー(B88-W62-H87)の声って吹き替えかなあと思っていたら、日本語を彼女自身がまじで喋っていて、一応どっかの国のお姫様だったかなんだかよくわからないけど、外国人パブのホステス状態でしたよ。
 まあ、基本的にツィイーはかわいいからOKっすよ。
 あと、「千と千尋の神隠し」の湯婆婆みたいな由紀さおり(B78-W58-H8←1975年時)の歌のところが歌謡ショーみたいで唯一良かったかなあ。
 CG合成で出て来る美空ひばり(B83-W62-H86←1960年代)は思った以上に違和感がなく、賛否両論だろうけど、この技術だったらもう何でもありだなあと感じた。
 金さえあれば松竹はやりたいだろうなあ>「男はつらいよ」のCG版
 調べたら狸御殿の映画は昔からあったみたいだけれど自分は全て未見。
 というか、自分の観た狸映画ってチェッカーズの映画かジブリの映画くらいですよ。

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2007年12月18日 (火)

「Little DJ 小さな恋の物語」

Dj_2  1977年、野球とラジオのDJが大好きな12歳の少年・太郎は、頻繁に鼻血を出すため入院することになった。そして病院の放送システムを使って病人公認で院内放送のDJとなる。
 ある日、太郎は交通事故で入院中の1つ年上の美少女・たまきと出会い、恋に落ちる…。
 主演は、今や大人になりつつある神木隆之介。
 幸いこの映画はまだ美少年ぶりを見せている。
 彼が恋に落ちる少女役に福田麻由子(B70-W53-H75)なのだが、彼女の大人になった役が広末涼子(B80-W58-H86)はちょっと無理ありすぎ。
 どちらかというと、田中麗奈(B77-W56-H82)が適任じゃない?
 話はベタといえばベタなのだけど、当時の音楽が懐かしんでしまったので、まあええか。
 ちょうど自分も主人公くらいの年齢でラジオを聞き始める頃なのだが、彼との違いは自分は音楽番組よりももっぱら笑えるトーク番組ばっかりなところかなあ。
 「オールナイトニッポン」もお笑い芸人系は絶対に聞いてたけど、アイドルとアーティストはほとんど聞いてなかった。
 もしこの映画の主人公が鶴光とか聞いていたら、病院とかも絶対に許してはくれまい(笑)
 もっとも実際は病院であんな放送されていたら迷惑だろと思うのだが、まあそこらへんはファンタジーっちゅうことで。
 二人が函館で観る映画というのが「ラストコンサート」というのが大変懐かしかった。
 当時は「ジョーイ」とか難病物が大ブームだったんだよなあ。
 だからこの映画が出てくる時点で世代によっては死亡フラグがたってしまう。
 ちなみに当時は地方では同時上映が「カサンドラクロス」という無茶な組み合わせだった。
 おそらくこの映画の状況だとリヴァイバルかなあと思いをめぐらせてしまった。
 あと王さんの756号ホームランは、記念レコードは今でも持っている。
 当時のプロ野球は面白かったし夢があったし、ヒーローがいたんだよなあ。
 病院内でタバコ吸いまくりは、今では考えられないが、昔は禁煙なんて言葉は火気厳禁の場所以外存在しなかったのだ。
 たまきちゃんは綾波レイよりも凄い包帯状態で運ばれてきたのに、回復早すぎだろ。
 いやそれよりも本当は退院すると通常生活になるので、入院している人とは疎遠になるんだけどね。

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2007年12月17日 (月)

「サーフズ・アップ」

Su  「ハッピー・フィート」の続編かと思っていたら全然違うじゃん。
 普通の人だったら絶対に混乱するって。
 「バグズ・ライフ」の時の「アンツ」とかハリウッドのCGアニメってこの手のこと多いよなあ。
 CGアニメにちょっと遅れて参入してきたソニーだが、「オープン・シーズン」があまり面白くなかったので全く期待していなかったのだが、予告編で浮世絵っぽい絵でのペンギンがサーフィンしているシーンを見てそのセンスに感動!
 ちょっと期待したので、公開2日目に劇場にいく。
 ところが、劇場は自分を含めて6人。
 いや、これマジやばいっしょ。
 う~ん、本国でこけたとは聞いていたが、まさか地方の劇場とはいえ日本で大ヒットは難しいかもしれない。
  ペンギンの世界を舞台に、サーフィン・ワールドカップでの優勝を目指す新人サーファーの話なのだが、なんと舞台がず~っと南極かと思ったのだが、途中で南国の島になってしまう。
 この時点でペンギンの理由の意味ないだろ(笑)
 話は主人公のドキュメンタリーという形で進んでいくのだが、これに対しては賛否両論だと思うが、自分は面白いと思った。
 もちろん、こんなんばっかだと困るのだが1本くらいだったらありだと思う。
 この方式はテックス・アヴェリーの未来シリーズと通じるものがあって個人的には好きなんだけどね。
 あと、ペンギンの子供がかわいい。
 「ハッピー・フィート」が最後とてつもなく壮大な話になっていくのに対して、この映画はひたすらユルいのが良い。
 ペンギンが出ているだけで方向性が違うので比較は難しいしナンセンスだ。
 字幕スーパー版はどこの劇場でやっているかわからないが、自分の行ける範囲では日本語吹替版しかなかった。
 小栗旬や山田優(B85-W59-H84)、マイク眞木など毎度お馴染み声優以外の皆さんなのだが、おそらく頭ごなしに否定されるであろう小栗はそんなに悪くなかった。
 サーファーの軽い感じはよく出ていたと思う。
 まあそれに、なだぎ武と友近(B94-W68-H90)のディラン&キャサリンのおかげで、いかにもな吹替も違和感なくなってきたしね。

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2007年12月16日 (日)

「またの日の知華」

Matachika  「ゆきゆきて、神軍」はドキュメンタリー映画としては尋常でない面白さで、ただひたすら会話をしているだけなのだが、取り扱っている題材と主人公である奥崎謙三のキャラクターが立ちすぎているので最後まで目が離せない。
 先が読めない展開と、取り扱っている題材が題材がだけにいつ過激な人達がやってくるかわからない状態に劇場は妙な緊迫感に包まれていた。
 自分としてはその年の「キネマ旬報」のベストテンの1位はあたりまえで、主演男優賞も奥崎謙三で、表紙を宮本信子(B83-W60-H85←「渥美清の泣いてたまるか」出演当時)と一緒に飾るものだと思っていた。
 しかし大人の事情かどうかはわからないが、それは夢で終わった。(読者のベストテンは1位だったんだけどなあ)
 その「ゆきゆきて、神軍」の原一男が初の劇映画と監督するとなれば期待してしまう。
 生涯に4人の男を愛し、激動の人生を生きた1人の女性を4人の女優が演じ分ける映画である。
 う~ん、極めて普通というか、どうしても「ゆきゆきて、神軍」を頭に置いているので劇映画は緩いというか物足りない。
 とても21世紀の映画とは思えない。
 なんとなく60~70年代の映画またはTVドラマを思わせる。
 この妙にクラッシックなスタイルが逆に新鮮さを感じさせるのだ。
 この映画の最大の話題である4人の女優がそれぞれの時代のヒロインを演じているのはあまり意味がないのだが、それぞれのエピソードの時にタイトルが入るので違和感はなし。
 この配慮がないと結構厳しいものがあって、いくらなんでも吉本多香美(B84-W60-H87)から金久美子(B83-W60-H84)にはならんでしょ。
 だけど、話は金久美子のエピソードが一番面白く、やっぱり原一男は学生運動のような緊迫した状況を描くのがうまいと思う。
 というかこのエピソードが一番気合が入っているように感じた。

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2007年12月15日 (土)

「アイ・アム・レジェンド」

Iamlegend  地球規模の災厄によって人類が絶滅してしまった近未来を舞台に、人類唯一の生存者となった科学者が、孤独なサバイバルを続けながら人類再生への可能性を探っていく・・・・・・。
 この映画の凄いところは大都会に人が住んでいないという設定なので、普通なら雑踏の音などがするべきなのに山の中にいるみたいに静寂なために妙な違和感があり、主人公の孤独さがひしひしと伝わってくることだろう。
 BGMも控えめ。
 だからこそ、物凄い音を立てて敵が登場すると怖さが倍増してしまうのである。
 また話が進むにつれて状況がわかってくるので、観客も心構えができていないため、先が読めない怖さもある。
 自分は大都会のロビンソン・クルーソーみたいな話だとず~と思っていたので、心の整理をするのに少し時間を要してしまった。
 ただ最後がちょっとひねりがないというか、自分が最もやめてほしい展開だったのにはがっかり。
 ただ、そこに至るまでは相当に緊張をさせるので、2時間もない上映時間で良かったよ。
 主演はウィル・スミス。
 一時期は毎年のように地球の危機を救っていたイメージのある彼だが、今度は救ってあげたいと思わせる。
 彼と行動を共にする犬が良いので「マリと子犬の物語」で犬萌えの人は必見!
 自分が何げなく出てきた看板で熱くなったのは「バットマンVSスーパーマン」の看板。
 マジで作るのなら観て~。
 

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2007年12月14日 (金)

「修羅雪姫」

Photo  自分は女の子が暴れ捲くっているのが大好きで「スケバン刑事」だって真剣になって毎週録画までして観ていたし、あきらかに「スケバン刑事」の便乗番組である「セーラー服反逆同盟」だって観ていた。
 最近だと「天然少女萬」とか「恋人はスナイパー」もお気に入りだ。
 好きだからこそ、おそらくすぐにビデオが出るとわかっていても井上晴美(B88 W59 H88)の「82分署」を劇場で観たりしているわけだ。
 しかし、女アクション物で自分を本当に納得させてくれるのはミッシェル・キング、今はミッシェル・ヨーで、やっぱり香港映画の加減を知らないアクションはいいなあと思った。
 「修羅雪姫」は釈由美子(B84 W59 H82)が主演のアクション物である。
 この映画の製作発表があった時、「またVシネマか」と思った人は多いはずだ。
 この手のアイドル系が出る映画はひたすらおちゃらけ路線か、エロ系と決まっている。
 「月曜ドラマランド」の延長であるよりもミニスカで胸の谷間でも見せながらアクションして時々カラミがある方が遙かに嬉しいことは言うまでもない。
 正直「修羅雪姫」はタイトル自身がシャレにしかなっているので全く期待していなかった。
 ところが滅茶苦茶面白い!
 やっぱり映画はイメージだけで話をしていてはいかん。
 主演の釈ちゃんはCMやヴァラエティでお馴染みのボケっぷりは全く見られないどころか、笑顔も見せずひたすら真剣な顔で過激なアクションをこなしている。
 さらにいうとお色気の微塵も感じさせない格好である。
 このアクションシーンが最大の見所で、編集やスタントがあっても、さすがに釈由美子があそこまで動けるとは思わなかった。
 舞台は500年以上鎖国を続けている国で、おそらくパラレルワールドの日本だろう。
 何が感心したかというとパソコンが縦長なところで、確かに日本独自の文化でパソコンが発達したら文字は縦書きだからこうなるだろうなあという単純な考えが、一目でわかりやすくなっているのが良い。
 特技監督が樋口真嗣で基本的な場面は山の中で撮っているとはいえ、時々出てくる街中の様子のもっともらしさが映画の世界観を広げている。
 アクション指導がドニー・イェン。
 オルゴールが仕組まれているロケットとか出生の秘密など、ちょっと「スケバン刑事Ⅱ」を思わせる。
 嶋田久作は雰囲気は出ているが基本的に声が低音すぎて何を話しているのかわからないのが少し辛い。
 また佐野史郎の存在が消化不良でよくわからない。
 ひょっとして続編で解決するのか?

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2007年12月13日 (木)

「男はつらいよ」

Tora  当たり前だがとにかく出演者が若い!
 渥美清が若いのでよく動くし、舌が良く回る。
 おじちゃん、おばちゃんが若いのは当然としても、前田吟が今やちょっと肥えた中年親父だが、この時はスマートな色男であったことが発覚!
 ひろしのお父さんがなんと志村喬。
 なんか今観ると妙に豪華な出演者!
 それに生きているんだ>御前様
 タコ社長もちゃんと髪の毛があって厳密にはタコっぽくない。
 そして倍賞千恵子の若くて美しいこと!
 眼から鱗がこぼれた。
 いや~こんなに美人だったんですねえ。
 それに彼女がお見合いする相手が広川太一郎だたのだが、なんかえらいかっこよくて話すとロジャー・ムーアの吹き替え版で、今や皆が知っているマイケル・ホイではなかったりしてえ、コノォ!
 ちなみにお見合いする場所が「007は二度死ぬ」の大里化学だったことも記しておこう。
 自分が意識して観た頃は寅さんはいいおじさんになっていたのだが、1作目は本当にフーテンの困った嫌われ者であることを認識!
 この作品を観る限りはシリーズ後期の困った奴だけどどこか憎めない奴ではなくて、本当に嫌われ者でありまさに歌の通り「ヤクザな兄貴」である。
 それだからこそさくらの結婚式に至るまでが感動するわけである。
 いまさらながら、出演者・脚本・演出のうまさに感動!
 松竹も渥美清亡き後はシリーズ1作目から毎年公開しても良かったのではないか?(今更遅いが)
 そうなれば少なくとも40年分以上のストックはあるわけだし、変な作品より遥かにマシだと思うのだが・・・・・・。

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2007年12月12日 (水)

「劇場版 幻想魔伝最遊記 Requiem 選ばれざるものへの鎮魂歌」

01  ♪ニンニキニキニキっちゅうことで「西遊記」といえば、大まかな話筋を知っているものの原作は実際読んだ人なんかいないんじゃないか?
 自分は少なくともアニメの「悟空の大冒険」やドリフの「飛べ!孫悟空」、はたまた堺正章の「西遊記」を見てなんとなく知っているだけで、三蔵法師一行が最後天竺まで行ったかどうか全くわからない。
 なんとなく原作にはカトチャンがいないだろうなあということはわかる位である。
 原作は妙に長い話らしい。
 自分の知人が入院していて「これ全部読んでも入院していたら最悪だな」と言っていたのだが、かわいそうに全部読んでしまい、今は宇宙英雄ペリー・ローダン・シリーズを読もうかどうか迷っている(涙)
 あまりにも有名で設定が使いまわしが効くので色々なものが作られているのだが、この映画もそのうちの1本と言えるだろう。
 当時、東京に行った時にこの映画の予告編を観たのだが、その時はまたTVアニメの映画化かと軽く流していたのだが、公開が近づくとあっちこっちでTVスポットやネットでも話題になると、やっぱりちょっと観たい気持ちになってきた。
 そうなると観にいくしかないのだが、やってないんだよ>東宝映画はどこでも上映しているのだが、ちょっとマイナーで松竹系公開だといきなり上映劇場が少なくなってしまうのだ。
 やっぱり田舎はいかんねえ。
 そういえば昔、「宇宙戦士バルディオス」って映画化したらしいんだけど自分の町だけこなかったし、「風の谷のナウシカ」も1週間のみの上映というかなり辛い状況だった。
 それも今は良い思い出・・・・・・なわけねえだろ。
 で、探し捲ってあげくどっかのシネコンで上映していることを発見!
 しかし朝と夕方2回しか上映していなかった。
 まあ行くしかないのだが、ここでふと気づいたのだが、自分って結構アニメ好きか~?
 しかしここまで無理して観にいってつまらなかったらどうしてくれよう?
 そうなったら劇場前にウンコしてくるしかないか?(←おめえは子供か?)
 無駄に悩んでいたのだが、結果としては大変面白い作品だった。
 劇場前でウンコするはめにならなくてよかった(安堵)
 TVアニメと映画化は設定がよくわからないとか、内輪受けが多いとか言われていたのは今は昔の話で、ここ最近のTVアニメの映画化は設定やキャラクター紹介を違和感なくサクサクと説明してしまい、知らない人にもわかりやすく、知っている人には蛇足にならないようにしている。
 日本のアニメ映画は実写よりもはずれが少なく、特にTVアニメの映画化は確実にファンの期待に答えなくてはいけないという使命があるせいか良い仕事をしていることが多い。
 登場人物も実にわかりやすい性格づけで、いかにもなのだが安心ができるので良い。
 最初、TETSU69が歌う映画の主題歌のプロモが上映されたのだが、こんなの別に必要ないんじゃねえの?
 確かにファンがいるかもしれないけど、劇場にいる。半分以上のアニメファンはどおでもいいいと思ってるのではないかな?
 あ~でもこれがモーニング娘。だったら、ドルビーのきちんと効いた劇場で大画面で観ることができるなら・・・・・・やっぱり観たいと思うので、おそらくファンは観たいのだろう。
 一応それなりに面白いので時間とお金のある人にはオススメ!
 でも普段ジブリ映画以外アニメを観ない人やTVアニメの映画化というだけで、最初から色眼鏡で観る傾向がある評論家(中には相変わらずTVドラマやアニメは観てないと自慢している困った奴もいるが)は別に無理して観なくていいよ~。

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2007年12月11日 (火)

「ダーウィン・アワード」

Dw  メタリカの「どんだけ~」の予告編が面白かったので観てきました。
 やっぱり思った通り、本編でそれに該当するような言葉はなかった。
 ダーウィン・アワード(ダーウィン賞)は、最も愚かな方法で死んだ人に対し、バカな遺伝子を減らしたことへの感謝の気持ちから贈られる実在の賞で、映画はそれを題材にしたコメディーである。
 警察をクビになったプロファイラーが、保険会社のためにおバカな死に方の事例を求めて全米各地を旅するという話なのだが、実は予告編がを観て勝手に、間抜けな死に方をした人達をドキュメンタリータッチで描いていくものだと思っていたので、普通の劇映画だったのには超肩透かし状態!
 そしてせっかくの面白い題材がこれ程生かされていない。
 一応、恋愛要素も入っているのだが、この映画には必要ないし、ドキュメンタリーのカメラマンが主人公を撮り続けている設定なのだが、全編彼の目線でもないし、途中でカメラマンが出てくるのも中途半端。
 殺人事件のエピソードも必要なし。
 典型的な予告編だけが面白い映画である。

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2007年12月10日 (月)

「ROBO☆ROCK」

Robo  自分は須賀大観の学生映画時代からのファンである。
 1980年代後半、8ミリフィルムの時代が終わろうとしていた頃も、当時の映画少年達はせっせと8ミリで自主映画を作っていた。
 今関あきよしが自主映画からプロになったということで、もてはやされていた時期で、彼の昔の作品も時々上映されていたが、これが悪いけど全然面白くなかった。
 もちろん好き嫌いの話で、自分はどちらかというと映像詩みたいなものは全く興味がなかったのだ。
 ところが、世の映画少年達はこぞって彼の劣化コピーをするわけで、自分としてはもっと8ミリとはいえ、エンターテイメントに徹した作品が見たかった。
 それを実践していたのが、後の須賀大観で、彼の作る映画はエンターテイメントに徹していた。
 彼がプロになったらさぞかし面白い映画を作るだろうなあと思っていた。
 しかし、プロになった彼の作品は意外につまらない。(「ブリスター」は除く)
 やはりドロドロとした大人の事情がうごめくプロの世界で、所詮、自主映画作家でうまい奴は「素人の世界の中では」という限定された中でしかダメのかとがっかりしていた。
 ところが久しぶりの彼の新作である「ROBO☆ROCK」は面白かった。
  ロックシンガーになりそこねた自称・天才便利屋のマサルのところに、ニラサワと名乗る男から、来襲する土星人を迎え撃つために巨大ロボット・ランドツェッペリンを動かすためにマサルの声が必要だと言われる・・・・・・。
 出演は塩谷瞬 、中山祐一朗、美波(B81-W60-H86)、修院達也、遠藤憲一など個性派ばかり。
 美波は「有閑倶楽部」を見てなかったら、その存在さえも知らなかっただろうなあ。
 見所はなんといっても、巨大ロボ・ランドツェッペリンである。
 意外にも動きに物凄く迫力があって、ロケットパンチにはちょっと感動した。
 ロボットのCGはGONZOが参加しているらしいのだが、これは凄い。
 つうか、何だったんだろうなあ>「鉄人28号」
 普通なら夜のシーンでごまかすところが、昼間から登場していて、違和感がない。
 変形の仕方もケレン味があってよい。
 つうか何だったんだろうなあ>「ガンヘッド」
 話はコメディっぽいのに妙に重いところもあって、ヒロインが原因で主人公の親友が死ぬのだが、彼女が妙に明るいのだが、これってバランス的に変だろ?
 基本的に主人公が薄っぺらいので感情移入ができないのが致命的だったりする。
 だけど、自分としては監督の学生映画時代のノリが全開で懐かしくもあり、良かったと思う。
 上映時間も90分程度。
 彼の昔の8ミリ作品なんか120分越えていたんだから、それに比べるとまとまってるよなあ。
 いやもちろん、商業映画と自主映画を同じ目線で語ってはいけないんだけどね。
 

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2007年12月 9日 (日)

「マリと子犬の物語」

Mari  新潟県中越地震で大きな被害に見舞われた山古志村で、愛犬マリと3匹の子犬を村に残さざるを得なかった飼い主家族と、エサがない中、我が子を懸命に守り抜く母犬マリの奮闘を描く話で、実話を元にしているそうな。
 最初、話を聞いたときマリって人の名前だと思ったよ(笑)
 「週刊少年サンデー」で8月くらいから漫画版の連載が始まって、12月公開でそんなに早くて大丈夫か?と思ったら、2ヶ月くらい連載していたのには驚いた。
 それ以前に話がわかったら映画観にいく人が減るんじゃないのか?とも思ったが、昨今流行のメディアミックスというやつなのかもしれない。
 まあ、昔は「月刊少年チャンピオン」で「パニック・イン・スタジアム」や「週刊少年マガジン」で「スター・ウォーズ」をやっていたくらいだから、大丈夫なのだろう。
 それ以前に漫画版の女の子が7歳の設定なのに、どうがんばってもそう見えないのは、ちょっと絵へたすぎだろ。
 子供と動物ネタはあざといと言われそうだが、それなりの集客は親子連れで見込めそうだし、実際公開初日に劇場に行ったら、子供の佃煮状態だったが、ポケモンやドラえもん程でもなかった。
 話は・・・・・・・う~ん微妙なところで、地震で犬どころの話じゃないだろ?とか、子供のあまりにも無謀な行動とか、それ以前に母親が「いなくて年寄りがいるのに犬4匹飼うのは多すぎだろとかツッコミ所もあるのだが、それ以上に犬がかわいくて、子役がかわいいので、まあええかなあって感じ。
 予告でお馴染みの子供の犬の名前を叫ぶところとか、わかているけど意外に泣けてしまうのは、気分も年取って涙もろくなってしまったからなんだろうなあ。(遠い目)
 おそらく、対象が親子連れなので、大人が1人とかカップルで観にいくものではないんだろうなあ。
 もちろん、犬のアイドル映画なので犬好きの人はOKなんだけどね。
 あとテレビドラマ版の「火垂るの墓」佐々木麻緒ちゃんが凄く良かった。
 この子は将来凄く美人になりそう。
 彼女の兄役が広田亮平なんだけど、これじゃあまんま「涙そうそう」だよ。
 震災ネタでも「ありがとう」より良かったし、犬ネタでも「仔犬ダンの物語」よりは遙かに良かった。
 ただ上映時間が長すぎ、子供の集中時間を考えると90分~100分じゃない?

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2007年12月 8日 (土)

「ナトゥ踊る!ニンジャ伝説」

Natwo  インド映画は狙っているわけではなく素でやって歌あり踊りあり調子のいい話ありなのであって、制作している方も観る方もそれが当たり前だと思っている。
 ただ日本から観るとちょっとカルチャーギャップがあるだけで、インド人本人達は至って真面目にやっているのだろう。
 「ナトゥ踊る!ニンジャ大作戦」はTVの企画物映画である。
 TVの企画物だから真剣になる方がおかしいのかもしれない。
 それでもあえて言わせてもらえばこの映画は面白くない。
 前に「ナトゥ」という映画があったのだがこれは面白かった。
 なぜなら出演者の声もインドの言葉に吹き替えられていて、徹底して「ムトゥ踊るマハラジャ」のパロディに徹していたし、上映時間も40分弱なのでシャレとしては許せる範囲だからだ。
 それに思った以上に映画になっていた。
 しかし、今回の作品は残念ながら映画というよりは完全に「新春かくし芸大会」で、やっぱり「かくし芸大会」は家で酒とか飲みながらぼ~っと観ているのがいいのであって、金を払って観るものではない。
 この映画の悪いところは全く盛り上がりにかける脚本で、登場人物の出し入れがうまくないし、演出も良くないせいかアクションとダンスも全くキレがない。
 これが短い時間なら許せるのだが、さすがに1時間40分もあった日には困ってしまうのだ。
 他のインド映画みたいに3時間あったら辛いだろうなあ。
 「インド映画ってこんなもんだ」と言う人もいるかもしれないが、必ずしもそうではないし悪いところを手本にしていても仕方がない。
 せめてインド映画の面白さを昇華してくれるくらいじゃないとね。
 映画が始まる前に登場人物が手拍子や掛け声をかけて下さいねみたいなことを言っていたがこれでは盛り上がれない。
 また好き嫌いかもしれないが、歌以外は登場人物全員が日本語吹き替えというのもちょっと冷めるなあ。
 どうせならインドの言葉に吹き替えて徹底してやってほしいよ。
 日本語ならケディとビビアン・スーのへたな日本語をなんとかしろ!
 もちろんTV番組との連動企画だからTVを観ている人へのサーヴィスはあるし、沢山の人と観ると盛り上がるのかもしれない。
 何しろ自分の行った劇場は自分含めて10人くらいだったしね。
 監督は「ちんちろまい」といい最近はこんなんばっかの大森一樹。
 まあインド映画っぽいなら2000年12月2日に放送したNHKのドラマ「浪速少年探偵団」の方が遥かに面白かったなあ。

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2007年12月 7日 (金)

「いのちの食べかた」

Imochi  昔、肉屋に勤めていたことがあるのだが、最初の仕事は肉の入っていたトレイを洗うことと、中華料理屋に持って行く鶏ガラの首の骨を折って袋につめることだった。
 最初は匂いが耐えれなかったし、鶏ガラの首がうまく折ることができずに手がベタベタになっていた。
 しかし、人間は意外に適応力があるので慣れてしまう。
 匂いも気にならなくなったし、鶏ガラの首も片手で軽々折ることもできるようになった。
 新鮮であれば生肉が美味しいことも知ったし、計りを使わなくても手の感覚でささみの重さを判断できるようになった。
 あれから数十年すっかり肉屋から足を洗った自分だが、普段何げなく口にしている肉や野菜がどうやって食卓に運ばれるかを描くドキュメンタリーが制作されたとの話を聞く。
 屠殺シーンもあるという噂もあり、ちょっと怖いなあと思いつつも怖い物見たさもあったので劇場にいく。
  映画はナレーションやインタビューもなく、ひたすら食材が生産されていく様子を描いている。
 「GAMERA1999」よりも遥かに不親切である。
 しかし、映像だけは逆にインパクトがあり、自分で色々考えなくてはならない。
 つうか、最近のテレビはテロップ多すぎだし、ナレーションが過剰過ぎ!
 かといって、この映画の真似をしてもらっても困るわけで、この映画が最後まで見ることができるのは、余分な情報がない分考えるというのもあるが、それ以上に誰でも知っているようで知らないものが見ることができるかもしれないという期待感かもしれない。
 そして話題の屠殺のシーンは言うほど多くなく淡々と進んでいく。
 結局、肉屋勤務時代でお馴染みのものなので、珍しいものでもなかったし、あまりにも大量に食料を作るためには機械的になてしまうので、残酷とかそういうものはなく、むしろ効率の良さに驚いている。
 加工が進んでいくうちに、お馴染みの肉になっていくのだ。
 これは子供たちに観てもらいたい。
 そして自分たちの生活がたくさんの命に支えられていることを感じてもらうには絶対にいいと思う。
 トラウマになる可能性もあるが、知らないで過ごすのも問題だと思う。
 この映画を観たら、「ベイブ」や「シャーロットのおくりもの」なんか観てられない。
 そんなわけで、続編を制作するなら、ゴミや汚物の行方だろうなあ。
  

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2007年12月 6日 (木)

「君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956」

1956  1956年、自由を求める市民が立ち上がった共産主義政権下のハンガリーを舞台に五輪代表の水球選手と女子学生が恋の物語。
 といっても、甘酸っぱいものはなく、時代がハンガリー動乱の真っ最中なので、ソ連軍が侵攻して2人の愛は引き裂かれていくのだった。
 のほほんと暮らしている日本人からみると、昔とはいえ外国って本当にえらい状態になっているなあと思う。
 この映画を観ていると、恋愛も文字通り命がけである。
 歴史物の面白さは史実を踏まえて、いかに話を膨らませるかなのだが、この映画はハンガリー動乱と、その後のオリンピックで起こったメルボルンの流血戦を交えて話が進んでいく。
 ラストはオリンピックの水球選手と捕まった女子学生の明暗が対比される形で展開していく。
 この演出は緊迫感はもちろん何ともいえないやるせなさが出ている。
 大変面白いと思うのだが、残念なのは男女の恋愛に至る過程が大味で、政府に保護されている立場の水球選手の男が、デモ運動をしている彼女に何もかも捨ててまで好きになる過程がうまく描かれていないところだけなんだけど、これって結構致命的なんだよなあ。
 まあ、それ以上に爆発&銃撃戦WITH戦車がが凄まじいのでOKなんだけどね。
 しかし、この映画を観る限り、ソ連人ってどうしようもねえなあと思うのと、水球の選手が動乱の中でも優遇されるのを見て、一芸に秀でていることは大切だなと思ったよ、いやマジで。

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2007年12月 5日 (水)

「ベオウルフ/呪われし勇者」

B  アンジェリーナ・ジョリーの「地獄の黙示録」なポスターに釣られて観にいきました。
 観ていて何か違和感があるなあ。
 「シュレック」のイオナ姫みたいだなあと思っていたら、CGで作られているアニメらしい。
 う~ん、かつて「ファイナル・ファインタジー」というスクエアをファイナルに追い込んだ映画に比べるとその映像の進化には驚く限り。
 つうか、自分はしばらく実写だと思っていた。
 そして、物が飛んでくるシーンがあまりにも客席方面だなあと思っていたら、本当は3D映画らしい。
 全然、知らなかった。
 観たかったなあ>3D
 というか、自分のいける範囲の映画館では全く上映していない。
 よく考えてみたら、自分はこの映画も面白さの半分以上損しているのかもしれない。
 話はベオウルフというマッチョな男が怪物を倒す、いかにもな展開なのだが、実は有名な古典で日本で言うところの八岐大蛇みたいな話なのである。
 いやすいません、それさえも知りませんでした。
 だからというわけでもないが、この映画、思った程面白くない。
 いや確かに怪物との戦いは迫力あるのだけど、ネタが古典ということを差し引いても話が先が読めてしまう。
 唯一、面白かったところが、ベオウルフが戦う時に素っ裸になるのが、クライング・フリーマン状態で笑える。
 また股間の隠し方に工夫が凝らされており、これに匹敵するのは「オーステイン・パワーズ」くらいだろう。
 結局、この映画の最大の見所はそこくらいなんだよなあ。
 3Dだともっと印象が違うのかも。
 だけど、ここまでCGでできてしまうと、役者はいらないかもなあ。
 昔の「キネ旬」で手塚治虫先生が、将来はロボットが役者になるといっていたが、当時はCGのことなんか想像もしてなかったんだろうなあ。
 ちなみにアンジェリーナ・ジョリーは思った以上に出演シーンは少ない。

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2007年12月 4日 (火)

「姑獲鳥の夏」

Ubu  「この映画に面白いものなど何もないのだよ、関口君」
 いや、真剣面白くなかったよ。
 かつての角川映画の金田一耕介みたいな映画かなと思ったのだけど、あんなにハッタリが利いたものでもなかった。
 よくよく考えてみたら自分にとって実相寺昭雄の監督作品って面白い映画なんて1本もないわけで、猟奇的でエロいけど話はよくわからないというイメージだけが強い。(全部観てないので偏見あり)
 自分の周りでも映画は観たけれど内容はよく覚えていないという輩が多い。
 そしてその理由はあまり語りたがらない。
 何故か?
 それは至って簡単で、エロビデオが普及する前に、エロ映画の劇場に行くのは抵抗があったので、何となく芸術の香りがしてスケベな映画ということで観ていたらしい。
 「今考えると実用性がない」(関係者談)
 まあ確かにそうなんだけど時代的にしょうがないわけで、やっぱり大人になっても下着の通販のカタログを見て興奮できるくらいの少年の心はどこかに残しておきたいよね!
 そして、実相寺昭雄の名前を自分らが意識しているもう一つの理由は「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」で時々妙にシュールな話ややたらと凝った画面作りをしている監督として意識しているからだろう。
 おそらくそこで感化されて実相寺は面白いと思ってしまうわけだね。(いや実際はどうか知らないけど)
 そして「姑獲鳥の夏」。
 昭和27年夏、大病院の娘が20ヶ月も妊娠しているのに産気づかず、彼女の夫も1年半前に姿を消し、行方不明!
 関口君は友人の古本屋の店主・京極堂に意見を求める。
 事件は見えないものが見える(ジャンキーかよ)シックスセンスの入った探偵や、戦時中は軍隊で関口君の部下だった刑事も巻き込んで次々と謎が出てきてとんでもない展開になっていく!
 相変わらずの実相寺節健在なのだけど、話は面白そうなんだけど面白くなくて、前の客もイビキかいて寝ている状態!
 自分もちょっと眠たくなったけど、いしだあゆみ(B85-W59-H82←「日本沈没」公開時)の雄叫びで目が覚めた。
 う~ん、雰囲気は嫌いじゃないんだけどね。

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2007年12月 3日 (月)

「エクスクロス 魔境伝説」

Xx  予告編を見る限りホラー映画だと思っていたのだが、実はギャグもしくはバカ映画だった。
 もちろん、タイトルだけ聞いて「魔境伝説アクロバンチ」の映画化とはさすがに思わないが、VシネのXX(ダブルエックス)シリーズは一瞬考えた人は北半球に3人はいるんじゃないだろうか?
 傷心旅行で人里離れた温泉地を訪れた女子大生が、村人たちに襲われる恐怖を描く・・・・・・と聞くと毎度お馴染みバカがキャンプにやってくる系の映画だと思ってしまう。
 確かに基本はそうだけど、各登場人物の立場から描いたマルチ方式の展開や、大して緊張感はないものの誰が本当のことを言っているのか?というサスペンス的な要素も一応盛り込まれており、ツッコミどころは満載だが、勢いだけで進んでいき、実は思った以上に面白かった。
 上映時間も90分程度というのも良い。
 主演は松下奈緒(B83-W60-H89)と鈴木亜美(B80-W55-H82)、共演に小沢真珠(B83-W58-H83)と中川翔子(B84-W58-H84)という、B級感漂う顔ぶれだが、この手の映画には適している。
 その中でも鈴木亜美は随分ご無沙汰である。
 小沢真珠はどうしても「牡丹と薔薇」のイメージが強いのだが、この二人の戦いが始まると俄然映画が面白くなってくる。
 特に小沢はキャラ立ちすぎ!
 しょこたんは意外に出演シーンは少ないが、メガネっ娘を披露してくれるのでOK!
 携帯で助けてくれる男の声がず~っと阿部寛だと思っていたが、エンドロールで全く違ったことに驚き!(自分だけ?)
 監督は深作健太なのだが、どちらかというと堤幸彦っぽい演出なんだよなあ。
 

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2007年12月 2日 (日)

「椿三十郎」(2007年版)

30  黒澤明の映画のリメイクはどう考えても制作側としては負け戦でしかなく、絶対に評価をされない。
 「椿三十郎」を森田芳光監督・織田裕二主演でリメイクの話を聞いて、また無茶なことをするなあと思ったし、「椿三十郎」をこよなく愛する自分の知人は最初から完全否定で絶対に観ないと言っていた。
 黒澤絶対主義の人は多いので当たり前だ。
 気持ちはわからないのでもないのだが、黒澤のオリジナル版がなくなるわけでもなく、別物として観るのが精神衛生上正しいと思う。
 まあ自分が「椿三十郎」は好きだけど物凄く思い入れがないからというのがあるかもしれない。
 というのは、自分は黒澤映画で一番好きなのは「隠し砦の三悪人」なので、やはりリメイクの話を聞いた時はちょっと複雑な気分になってしまったから、気持ちはわからないわけでもない。
 そんなわけで、「椿三十郎」だが、最初、山本周五郎の「日々平安」をそのまま映画化するのかなと思いきや、実は菊島隆三、小国英雄、黒澤明の脚本をそのまま使用していた思いっきり直球勝負なのだ。
 これは演出する側がかなりの力量がいるわけだが、結論から言うと意外に悪くなかった。
 脚本の凄さを改めて認識。
 脚本さえしっかりしていれば、それなりの力のある監督ならそれなりに作ってしまえるのではないかと思った。
 オリジナル版を観ていない人に感想を聞くと意外に評判が良い。
 今までの黒澤作品のリメイクのドラマとか観ていると、舞台を現在に置き換えるとか無理にアレンジしすぎなわけで、そのまんまやれば問題ないのではないのかもしれない。
 織田裕二の椿三十郎は三船敏郎に比べるとやはり負けてしまう。
 彼には三船の無骨さと貫禄がないのだが、これはもう三船の凄さなので言うだけ野暮というもの。
 ただ織田三十郎のちょっとヒネた兄貴っぽさは有りだと思う。
 9人の若い侍はそれなりにがんばっていたと思う。
 特に松山ケンイチは面白かった。
 室戸半兵衛役の豊川悦司も悪くなかったが、仲代達矢の不気味な冷淡さがなかったのが残念。
 奥方の中村玉緒も、テレビのバラエティとは違った落ち着いた演技を見せていた。
 実は、今でこそあんなのだが、若い頃のお姫様を演じていた頃の中村は真剣美人であり、この映画ではそれがそのまま年取ったような感じになっていた。
 ただ、ラストの日本映画屈指の名シーンが同じでなかったのが残念。
 今回がリアルと言われればそうなのだが、やっぱり初めて黒澤版を観た時、椿三十郎と室戸半兵衛がにらみ合って最後の有名なシーンまでは物凄い緊迫感で手に汗握った覚えがあるので、森田監督がどう演出するのか期待していたのだが、まあこれも有りっちゃあ有りなんだけど、ちょっと複雑!

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2007年12月 1日 (土)

「転々」

Tenten  返すアテもない84万円の借金を持つ大学8年生の男に、借金取りの男がチャラにする条件は吉祥寺から霞ヶ関まで歩くのにつきあうことだった。
 藤田宜永の小説を「時効警察」の三木聡が監督。
 三木監督だから当然、小ネタ満載のユルい展開なのは言うまでもない。
 実は自分は最初この監督が好きではなくて、いわゆる彼の「脱力系」と言われる演出があざとすぎて好きではなかったのだが、ここ最近の映画はこなれてきたというがうまくなっているので気にならず、むしろ独自の演出が嫌いではなくなってきた。
 今更かよとツッこまれそうだが、ここまで来るのが大変だったんすから。
 この映画は大変面白く、何故か妙に心温まるものがある。
 基本的に東京をタイトル通り、転々と歩いているだけなのだが、大学生と借金取りの会話が絶妙に面白く、後半の擬似家族のエピソードが泣かせる。
 どちらかというと東京を舞台にした密室劇・・・・・・なのか?
 この映画はおそらく東京に住んでいると物凄く面白いと思うのだが、地方在住者だと場所と距離感が全くわからないので、脳内補完で雰囲気を楽しむしかない。
 そもそも吉祥寺から霞ヶ関ってどれくらいの距離なの?
 大学生がどんな理由で借金をしているのか?とか借金取りの妻は?とか明確になっていないものも多いが、これはそれ程重要ではなく、むしろ二人の“東京散歩”のきっかけにすぎないのだ。
 また、話展開にほとんど関係ない借金取りの妻の職場の同僚は本来はサスペンスを生むはずが、実は単なるブリッジ的な要素でしかないのも、うまい演出だなあと思った。
 ここらへんは読み間違えると全くこの映画についていけなくなるので注意!
 出演は、大学生役にオダギリジョー、借金取り役に三浦友和。
 オダジョーはこんなすっとぼけた役をやらすと日本一だなあ。
 しかし、三浦友和は役作りかどうかはわからないが、太りすぎだろ。
 自分は山口百恵と共演していたころのかっこいい彼はどこへいったんだ~?
「時効警察」の監督なので当然、関係出演者は出てくるが、麻生久美子(B80 W59 H83)がまんま三日月くんの役で出てきたのは、ファンサーヴィスというよりちょっとやりすぎ?

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