「ekiden」
田中麗奈(B77-W56-H82)+スポーツ=「がんばっていきまっしょい」みたいな映画
そんな公式をなんとなく描いてこの映画を観にいった人がおそらく日本全国に最低3人はいるはずだ。
かくいう自分もひょっとしたら・・・・・・という期待を抱いて劇場に行ったわけだ。
田中麗奈は主役でもなんでもなく脇役だったのには脱力物だったりするのだが、話はタイトル通り駅伝の話である。
しかしこの映画のタイミングが悪いのは、公開当時予告編が「ピンチランナー」の時だったか後だったので、「またか~」という気持ちが沸いてきてしまった。
東映もここらへん考えた方がいいぞ!
「ピンチランナー」観た後だと絶対に似たような題材を観たいという気持ちにはならないからだ。
それに何だよ、このタイトル。
全くセンスが感じられない、っつうか小学生じゃないんだから日本語をローマ字読みにしてもしょうがねえだろ!
話は駅伝部を再建するために人を集める→個性的な連中が集まってくる→練習→存続をかけた勝負・・・・・・といった感じのよくあるパターンである。
主人公が漫画の「いいひと」の主人公みたいな奴で、彼のおかげで周りがパ~っと明るくなっていく。
主人公が走るとふわ~っと風が舞い上がるのだが、そんな表現に頼らなくても他にやり方あったんじゃないかなあ。
自分はそんなにこの映画、好きじゃない。
なんか全体的に甘いんだよなあ。
最後の駅伝で繰り上げスタートになっても疲労骨折したランナー待ってるんだけど、感動的なシーンかもしれないが、自分はちょっと違うと思うんだよね。
主人公もいい奴かもしれないが、自分の周りにいたら嫌な奴かもしれない・・・・・・っつうか自分はあまり好きになれないな。
定番の話だからダメというわけではないが、もっとひねりが欲しかったなあ。
ただ主人公の走りが妙に決まっているのでこれだけが買いだな。
走っているシーン結構好きだよ。
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