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2007年11月 3日 (土)

「象の背中」

Zou  初めて人間ドッグをやった時に胃にポリープができていて再検査をすることになった。
 再検査の日まで1週間あったのだが、もし悪性だったらと考えると、気分は果てしなくブルーになっていく。
 結局、再検査の結果は良性だったのだが、それ以降毎年検査はかかさなくなった。
 「健康であれば命はいらない」と意味不明なことを思ったくらいだ。
 その後、親が癌になったり、親戚が癌で立て続けに亡くなったりした。
 それらを目の当たりにすると、癌は自分の場合も身内の場合も大変精神的に辛い。
 そして、難病物に出てくる病人は妙に体力がありすぎて潔いことを感じてきた。
 末期は動くこともできないし、精神的にもかなり不安定だ。
 確かに人が死ぬ話は簡単に感情移入をさせれるが、安直すぎるしリアリティが感じられない。
 もちろん、リアルにする必要はないのだけど、ここ最近は病気を簡単にネタにしてしまうが、本当に闘病している人の気持ちも考えてやってほしい。
 制作側は闘病生活の人は映画を観ないと思っているのか?
 「象の背中」は癌で突然余命半年と宣告された主人公が決断した最期の迎え方と、それを支える家族の絆、夫婦愛を描く話で、正直、また病気物かと思ったのだが、意外にこの映画に関しては悪くない。
 少なくともベタな韓国映画や、ここ最近のケータイ小説の映画化よりは遥かにマシだ。
 もちろん、主人公のやっていることについては疑問点だってないわけでもなく、例えば初恋の相手や、昔の親友のところに突然来て、自分が癌であることを話すのって、物凄く迷惑なことだし、相手も困ると思う。
 それに延命治療を拒絶って意外に勇気がいるんだよなあ。
 主人公は会社でも出世していて、愛人もいる。
 こんな恵まれた人生だと短命で帳尻が合わせるのかなと思ってしまった。
 実はツッコミどころはあるのだけど、自分が最後まで観ることができたのは、おそらく役所広司の演技によるところが大きい。
 末期になると痩せているのがリアルで、聞くところによると本当に体重を落としたらしい。
 おそらく彼がいなかったら、この映画はかなり厳しいものになっていると思う。
 主人公の妻役に今井美樹(B80-W58-H83)。
 ありゃあ、こんなに老けたんだなあ。
 自分の中では20年前くらいのイメージがあったのでちょっと驚いている。
 主人公の兄役に岸部一徳。
 兄弟の会話のシーンが一番良かった。
 娘のチアリーディングはちょっとドン引きだけど・・・・・・(泣)。
 正直、男目線の男の望むだろうかっこいい生き方を描いているので、共感できない人は全く共感できないと思う。
 この映画の説得力って役所広司だけなんだよなあ。

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