2016年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »

2007年10月31日 (水)

「ヘアスプレー」

Hs   実はここ最近、某ケータイ小説の映画化が死ぬ程つまらなくて、映画に対しての不信感があったのだが、やっとリハビリに成功!
 明るく楽しく上映時間が適当!
 やっぱり映画はこうでなくっちゃ!
 そんなわけで「ヘアスプレー」
 露骨な差別や偏見が存在した60年代のアメリカを舞台に、人気TV番組のダンサーを目指す女子高生(デブ)とその周囲の人達を描くノンストップミュージカル。
 ノンストップというのは、最初の「グッドモーニング・ボルチモア」から、ほとんど歌いっぱなし踊りっぱなしで、音響のいい劇場だとライブハウスに来たような感じで楽しく、見終わった後は心地よい疲れが残る。
 主人公が、俗に言うかわいいデブで、デブ専にはたまらないものがある。
 また彼女がサモ・ハン・キンポーなみに動けるのが驚き!
 主人公の母親役が何故かジョン・トラヴォルタ。
 女装する意味がわからなかったが、オリジナルがそうらしい。
 彼が登場するので「サタデー・ナイト・フィーバー」のパロディがあるかなと思ったが、そこまで安直ではなかった。
 主人公の両親役にクリストファー・ウォーケンとミッシェル・ファイファー。
 この二人は「バットマン リターンズ」で共演しており、クリストファー・ウォーケンがミシェル・ファイファーを窓から落とすのではないかとドキドキしたよ(笑)
 人種問題を取り扱っているものの、別に深い意味はなく登場人物を動かすためのスパイス程度。
 映像の色調も1960年っぽいなあと感心!
 そういえば、主人公の友達が主人公を匿う一通りの生活用品が揃っている部屋って、やっぱキューバ危機があった時なのでシェルターなのかな?
 昔はミュージカルというといきなり歌い始めて違和感があったが、「ムーラン・ルージュ」以降はPV的で勢いがあって結構面白くなってきていると思う。
 まあ、そうでなくても自分はダンスがあるとご機嫌なんだけどね。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月30日 (火)

「グッド・シェパード」

Gs  歴史物の面白さは史実に基づいていかにイメージを膨らませるかがポイントで、特に現代史はよくよく考えるとちょっと前(自分にとっては)のことなので、今へこうやってつながっていくのかと考えると興味深い。
 「グッド・シェパード」は、CIA誕生にすべてを捧げた男の物語で、別タイトルをつけるとすれば「CIAはじめました」とか「CIAビギンズ」といったところ(本当か?)
 物凄く期待していたのだけど、上映時間を知って愕然!
 約3時間!
 昨今、映画が短くなってきて喜んでいたのだが、いきなりこれかよ!
 自分の中では一応、映画はちょっとした時間潰しくらいが一番いいと思っているので、理想は90分~100分程度だと思っている。
 だってデートで3時間も無言はきついと思うよ。(倦怠期のカップルは除く)
 それに体力いるので物凄く体調がいい時でないと辛い。
 最近の映画って休憩がないしなあ。
 「七人の侍」や「赤ひげ」は途中で休憩があってありがたかったなあ。
 しかも、つまらないと3時間の映画は真剣厳しく拷問だ。
 そんなわけで迷っていたのだが、11月からは新作目白押しで、シネコンでは3時間映画は朝1回になりそうな気がするので、とりあえず覚悟して劇場にいく!
 映画は前半は結構厳しいものがあるが、後半の謎解きになると俄然面白くなってくる。
 結局、この映画はCIA創設物語ではあると同時に、国家規模の家族映画なのだ。
 家族のために一生懸命働くお父さんなのに、家族の理解がないといった感じで、お父さんの仕事が二重スパイの摘発だったり、キューバの反カストロ派を支援したり、ちょっと浮気したら相手がスパイだったり、世にいる普通のお父さんと変わらない。
 ただちょっとスリリングなだけなんだよな。
 また、このお父さんも、お母さんとはできちゃった婚という、若気の至りのトホホな奴で、意外に人間臭い。
 ところが、仕事はとてつもなく非人道的なところもあって、これがこの映画の面白いところだったりする。
 息子もCIAに就職なんだけど、世襲制?
 お父さん役はマット・デイモンなんだけど、この後公開される「ボーン・アルティメイタム」でもCIA関係を演じている。
 ちょっと気を抜くと、今回のジェイソン・ボーンの仕事は地味だなと思ってしまう(そんな奴はいない)
 正直、がんばれば2時間位に収まる話だと思うんだけどなあ。
 お母さん役がアンジョリーナ・ジョリーなんだけど、ちょっと派手すぎ!
 つうか、彼女も「Mr.&Mrs. スミス」でスパイを演じているし、ある意味最強のスパイ夫婦か?
 監督はロバート・デ・ニーロで、13年ぶりの監督第2作らしいのだが、1作目なんか全く知らないんだけど・・・・・・。
 調べてみたら、「ブロンクス物語/愛に包まれた街」を監督していたらしく、あのポール・ニューマンが出てたやつかと思ったが、それは「アパッチ砦・ブロンクス」やね。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月29日 (月)

「アレックス・ライダー」

Ar  アンソニー・ホロヴィッツの女王陛下の少年スパイ!アレックスの映画化の話を聞いて、少しがっかりした人もいるはず!
 なんだ、実写化なのか・・・・・・(溜息)
 やっぱり荒木飛呂彦の絵でアニメ化して欲しい!
 もちろん、彼の独自の絵が英国スパイの雰囲気に合うかどうかは微妙だが、翻訳本でちょっとイメージがついてしまったところもあるんだなあ。
 それはともかく、ティーンエイジャースパイ・アレックス・ライダーが活躍する記念すべき第1作目の「ストームブレイカー」の映画化。
 中学生のアレックス・ライダーは、一緒に暮らしていた叔父が謎の死を遂げたのをきっかけに、彼が銀行員ではなく英国諜報機関MI6の諜報員だったことを知る。
 幼い頃からスパイに必要な能力を本人も気づかぬうちに仕込まれていたアレックスは、その能力を買われてMI6にスカウトされる。
 厳しい訓練の後、アレックスに課せられた最初の任務は、IT事業の成功者ダリル・セイルを標的とする潜入捜査。
 セイルは慈善事業の裏でロンドン市民700万人を巻き込む陰謀を企んでいた・・・・・・。
 アレックス役のアレックス・ペティファーがどう見ても中学生に見えないのが困ったものでが、ハリー・ポッターよりまだマシかもしれない。
 実は叔父さん役がユアン・アクレガーで、敵役でミッキー・ロークという意外に大物が出演しているのに驚くが、ユアン・マクレガーは出演シーンが異常に短いので、1日位で撮影したのではないかと思われる。
 アレックスが綱1本で戦うところは、ドニー・イェンが参加していることから、彼が指導した感じがする。(実際はよくわからんが・・・・・・)
 話は意外に面白くて、007の路線を受け継いでいる。
 少年スパイだけに車ではなく自転車や馬を使って大活躍!
 一応アレックスは日本語ができるという設定なのだ、どう考えてもへたくそだったり、家政婦が日本かぶれで、「007は二度死ぬ」くらい勘違いなとかおろもあるが、これも007からの伝統っちゅうことで。
 秘密兵器で、6時間は人の言うことを聞く薬というのがあったのだが、こんなのがあるなら最初からそれを使った方がいいんじゃない・・・・・・というツッコミは今回はやめておく。
 一応、続編を匂わす終わり方だが、よくよく調べてみたら本国では2007年公開で、すっかりDVDも販売されていることから、実は意外にヒットしなかったのではないかと思われる。(個人的には続編希望なんだけどね)

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月28日 (日)

「クローズ ZERO」

Zero  最凶・最悪の不良学生たちの巣窟、鈴蘭男子高等学校に、転入してきたヤクザの息子が学内制覇に参入してきたところから、壮絶な抗争が勃発する!
 久しぶりに出てきた健康優良不良少年映画。
 たかだか、学生時代の3年間で何の足しにもならないプライドを守るため喧嘩に明け暮れるのがこの手の映画の定番なのだが、基本的に不良なのに意外にちゃんと学校に通っているし、型は崩しているものの制服は着ていて意外に「まじめ」だったりする。
 喧嘩もスポーツ的だ。
 これに比べたら、昨今の陰湿ないじめや、最初から登校しないのに比べたら大変健康的である。
 監督が三池崇史なのでユルいギャグが入りながらも、アクションシーンは迫力満点!
 「天然少女萬」の時もそうだが、この人の映画はアクションを編集でうまく見せるのを得意とするようで、今回も細かいカットつなぎでアクションを見せている。
 この手の映画は、不良たちの世界とルールで話が進んでいくわけで、もしそれらに感情移入ができないと冷めてきてしまう。
 ところが、この映画には鈴蘭高校のOB(実は中退)のヤクザが、狂言回し的な立場で登場する。
 それにより客観的な視点ができて、たかだか3年間の、それも学校内限定のテッペン争いが、期間限定であり、達成感はあるかもしれないが実は将来何の役にも立たないことを匂わせている。
 劇中にもある卒業生が家庭を持って働いているという話が妙に切ない。
 出演は小栗旬、山田孝之、やべきょうすけ、黒木メイサ(B78-W56-H82)。
 自分は最初、予告編とかから山田孝之が主役だと思っていたが、意外に彼の出番は少ない。
 しかし、彼もオタクからツッパリ高校生まで、妙に幅広い役をこなしており、妻夫木聡の次に20歳を越えて高校生を演じられるのは彼しかいない。
 ただ、彼が強そうに見えるかというと微妙で、どちらかというろ小栗の方がまだ説得力はある。
 黒木メイサは正直、この映画には全く必要がないのだが、まあ商業映画ではヒロインはお約束だから仕方ないのかもしれない。
 ただ、歌うシーンは超蛇足!
 原作は「月刊少年チャンピオン」の高橋ヒロシの漫画で、「チャンピオン」といえば、ラブコメ中心の「少年サンデー」の対極にあるといっても過言ではないくらい、男汁満載のツッパリ漫画が多いが、この調子で「男旗」や「Let’sダチ公」の映画化希望!
 「Let’sダチ公」のキャッチコピーはもちろん「タイマン張ったらダチ」で決まり!
 しかし、東宝も「クローズド・ノート」とか似たようなタイトルが連続ではマズいだろ(笑)

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月27日 (土)

「リメンバー・ミー」

11  無線を使って時空を越えて交信する話といえば「オーロラの彼方へ」があるのだが、似たような設定の映画が登場!
 今度は韓国ヴァージョンで、無線を使って時空越えて交信する話は映画のジャンルになってしまったのか。
 この映画では1979年に生きる女生徒2000年の男性が会話をする。
 正直、当初どちらが2000年なのかよくわからなかった。
 というのも、韓国についてあまり知識がなくて、よくよく考えてみたら登場するラジカセや電話の型が異常に古いのでわかりそうなものだが、「8月のクリスマス」を観た時に主人公の住む家の造りが昭和30年~40年によくみたものなので「韓国は日本より10年以上遅れている」と勝手に思い込んでいた。
 何しろ婦人警官なのに老けた女子高生だなあと途中まで信じて疑わなかったくらいだ。
 「リメンバー・ミー」のダイアル式の黒電話、CDを搭載していないラジカセを観て韓国だからなあと思っていた。
 本当はTVで放送されているニュースで時代背景を認識できるはずなのだが、知識がなかったのでさっぱりわからなかった。
 だから大学の紛争に関してもピンと来るものがなく、ましてや1979年の彼女が大統領のことについて心配していたり、「大丈夫、戦争はおきないよ」という彼女の父親の台詞もよくわからなかったりして、そういうものなんだなと感じるしかなかった。
 これが日本であれば1979年は当然生まれていたので、もっと感情移入ができただろう。
 まあその時だったらデートで観ている映画が「スーパーマン」だっただろう。
 「ロミオとジュリエット」(オリビア・ハッセーの出演版)が出てくるなら、ディカプリオの「ロミオ+ジュリエット」を出すべきだろう。
 まあ1979年の彼女が映画通なら話は異常に膨らむだろう。
 「え~007ってまだ続いているの?」とか「スター・ウォーズって続編あるの?」とかの会話があったかもしれない。
 話展開からどうしても「オーロラの彼方へ」と比べがちだが、「オーロラ~」が親父の生きるか死ぬかで盛り上げておいて、実はその後さらに盛り上がるという1粒で2度おいしい状態であったが、この映画は盛り沢山のアメリカ映画とは違い淡々と進んでいく。
 「オーロラ~」が決められた自分に都合の悪い運命を変えようとひたすら努力しているのに、この映画は運命を冷静に受け止めようとしている。
 お国柄とはいえ実に興味深い。
 だからといって韓国版がダメかというとそうでもなく、運命を受け入れながらも力強く生きているを否定的に捕らえてないところが良いと思う。
 「リメンバー・ミー」のうまいところは最初、女性側を描いていていつのまにか男性側になり、うまくどちらの視点でも観ることができることで、それが散漫にならずうまくいっていることだろう。
 「オーロラの~」のパチもんにならずうまく昇華していると思う。
 予告を観ていると1979年の彼女と2000年の彼との時を越えた恋愛物かなと思ったが、実はそうではなかったのが意外!
 しかし、あえていうと今時無線なんかやってる人っているのか?
 いやいないことはないと思うけど・・・・・・日本ではここしばらく全然見たことがない。
 韓国ではまだまだ頻繁に使用されているのかな?
                                                 

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月26日 (金)

「ビッグ・ママス・ハウス」

Stwlmooyd  マーティン・ローレンスは、アメリカでは人気があるのかどうかよくわからないが日本での知名度はあまり高くないようだ。
 説明する時も「バッド・ボーイズ」でウィル・スミスの相方と言ってなんとなく「そういえばいたなあ」みたいなポジションだと思う。
 自分は彼の出演している「ブルー・ストリーク」が思った以上の快作だったので、この映画も期待して観にいったわけだ。
 話はローレンス扮するFBI捜査官が黒人の肥えたおばさんに変装して潜入捜査を行うというもの。
 エディ・マーフィでもそうだが、一人で複数の役をこなすのが黒人俳優の流行なのか?
 残念ながら「ブルー・ストリーク」が面白かったのは脚本が良くできているからだなあと認識する結果に終わってしまった。
 思った以上に面白くない。
 最初の方でローレンスが韓国人に変装して潜入捜査をする話があるのだが、どうもアクションのキレが悪い。
 そういえば、昔この映画のように特殊メイクの変装を顔を型とかとってやったことあるんだけど、絶対にすぐばれるんだな。
 何しろゴム臭いし顔が一回り大きくなるし、かなり怪しい奴になってしまう。
 やっぱ映画だから成り立つ嘘なんだろう。
 そういえば「ミッション・インポッシブル」のトム・クルーズも変装をとると顔が大きいしなあ。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月25日 (木)

「恋空」

1  「クローズド・ノート」「未来予想図」に続く2007年秋の三大バカ恋愛映画の大トリは、ケータイ小説が原作の「恋空」だ。
 ごく普通の高校1年生、美嘉は、ふとしたきっかけから同級生のヒロと交際を始める。
 彼女にとって人生初めての恋愛は、ヒロの元カノの嫌がらせや予妊娠など、様々な悲劇や試練が待ち受けていた・・・・・・。
 原作は未読なのでわからないが、映画はかなり話展開が異常で、今時は韓国映画でもこんなベタで無理なものはなく、これで企画が通ってしまう映画業界は不思議だ。
 一番問題なのは、登場人物が全員バカで自分勝手すぎて誰にも感情移入ができないところだろう。
 人物描写が異常に薄っぺらいのである。
 美嘉が何故ヒロを好きななるのかがよくわからないし、逆も同様。
 出会いのきっかけがヒロが美嘉の携帯電話を拾って、名前を名乗らず電話をかけてきて、最初は美嘉も迷惑がりながらも徐々に話し込み心を開いていくのだが、こんな怪しい奴から電話があったら自分だったら即効着信拒否なのだが、今時の高校生ってこんなもの?
 その後、二人の交際が始まるのだが、ヒロの元カノからの嫌がらせでレイプされて、学校中の黒板に携帯の電話番号を書かれまくったりする。
 いや、ここまできたら携帯電話を替えた方がいいと思うのだが、彼女はず~っと使っている。
 レイプされた後に、図書館で交尾というのもよくわからないし、その後妊娠、親に報告にいくのだが、男の両親が本人さえよければいいみたいな許し方をする、心が広いというより無責任な人達。
 それから、色々あって流産し、男の方から一方的に別れ話を持ち出され、正反対の性格の新しい彼氏ができたのだが、彼の別れ話の理由を知って元彼のところにもどる。
 別れた理由が、ベタというか今更の感じで、原作が実話なのかどうかは知らないが、映画化する時はもっと工夫すべきだと思う。
 感動させようとしたり、何かのシーンのために逆算したような脚本で、登場人物の行動が筋が通っていない。
 写真現像とか、そんなキャラでもない奴の日記とか、毎年雪が降るクリスマスイヴ、何故か1年以上経過しても消されない図書館の黒板など、調子のいい話が多い。
 今はこういう話が主流なの?
 自分だって重箱の隅をつつくようなことはしたくないのだけど、この映画だと話がつまらないのでそうなってしまう。
 出演は新垣結衣(B82-W63-H88)に、三浦春馬、小出恵介。
 新垣は「ワルボロ」に続いて、ダメ男の相手役ばっかりだなあ。
 小出はちょっと扱い悪すぎ!
 ヒロインの父親役が高橋ジョージなのだが、実生活で40歳の時に16歳の三船美佳(B87-W60-H87)と結婚しているので、劇中、二人が妊娠の報告シーンで渋い顔をしていても説得力がないんだよねえ。(劇中と私生活は関係ないことはわかっているけど)
 監督は今井夏木なのだが、この人も色々あったんだろうなあ・・・・・・っつうより誰?
 正直、真剣つまらないが、ツッコミどころは満載なので、ネタとして観にいくのならいいかも。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月24日 (水)

「花と蛇2 パリ/静子」

1  エロビデオが普及した現在、どうも成人映画はユルいっちゅうか、過激さがないというか物足りないものがあって、いわゆる実用性がない。
まあ、そうはいいながらもビデオが普及していない時代は動いている裸を見ようとしたら「11PM」くらいしかないわけだけど、18歳になる前は成人映画も観にいくことはできないわけで、(でも実際は観にいってもバレないし怒られたことはない)、そうなると一応、文学色が強いようなイメージの五社英雄の映画を観にいってたりしていたわけだ。
 その手の映画のポイントは普段脱がない女優さんが脱いだりエロいことをしているわけで、これはこれでちょっと貴重だったりする。
 しかし、今はそういう楽しみはなく、期待していた伊東美咲(B83-W58-H87)も「海猫」で脱ぐかなと思いきや脱がないし困ったものである。
 しかし、意外にも杉本彩(B83-W58-H86)が「花と蛇」で惜しげもなく裸体をさらしており、世の中捨てたもんじゃないなあと思った次第。
 「花と蛇」を劇場に観にいったら、意外にも人が入っていて、その客層も親父ばっかで、やっぱり「週刊現代」とかで裸のグラビアの影響は大きい!
 ちょうど実写版「セーラームーン」が放送されていた時期で、クイン・ベリル役で美少年をはべらせた女王様役の彼女が、今度は奴隷役というギャップにちょっと得した気分だった。
 そんなわけで、「花と蛇」が当たったのか、続編の登場だ!
 今回は予算もちょっと増えたのかパリが舞台となっている。
 相変わらず杉本彩は、何かあったのかそこまでやらなくてもいいんじゃないかというくらい脱ぎっぷりがよい。
 まあとかく緩いエロ映画が多い中で、一応、それなりの有名女優がエロビデオくらいがんばっているのが最大のポイントである。
 というかね、あの年齢であの肢体は見事というか、やっぱり女優さんは違うなあということを実感した。
 話はまあ杉本が脱ぐための申し訳程度でしかない。
 しかし、この映画の目的は杉本彩のSMなので、それで十分、おそらくこの作品がビデオ化したら早送りしかしない人多いんじゃないかなあ。
 それでも1作目よりは少しひねった話展開なのだが、途中でオチがわかってしまう。
 宍戸錠が共演して、なんと杉本とからみもあるのだが、よく考えたら70歳越えているのに裸を披露しているのも凄い!
 縄でしばられても跡がつかないのがちょっと惜しいが、放尿もあったし、次はやっぱり脱糞までいってほしい!

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月23日 (火)

「黒帯 KURO-OBI」

1  かつて子供の頃、「空手バカ一代」を「からてばかあだい」と読んでいた同級生がいて、こいつは空手ではなく、空頭だなと思っていたが、世代によっては空手と言えば、ギャングを素手で倒したり、牛を殺したりできる最強のものだという間違った認識があり、建築中の家の瓦を割ろうとして骨折している奴もいた。
 そう、「空手バカ一代」は、正に少年の憧れであり、アニメだって毎週観ていた。
 言っておくが、アニメといっても今みたいに「萌え」の要素は一滴もなし。
 ひたすら男汁が溢れているものだった。
 そんな少年時代を送った世代にとって本物の空手家を起用し、真の強さを求めて葛藤する男たちの生き様を描いた本格空手アクション映画があったとしたら、そりゃあ観にいくのは当然で、かつては「世界最強の格闘技 殺人空手」とか、少ない小遣いで観にいっているわけだから、1800円なんか高くない・・・・・・はずなのだが、大人になってもレート的には小遣いって少ないんだよね(泣)
 昭和初期。空手の修行に励む3人の男たちの師匠が突然の病に倒れるが、後継者の証である黒帯を継ぐ者を指名することなく死亡。
 そんな中、空手を軍力に利用しようと憲兵隊がやってくる・・・・・・。
 まあ話はこの手の格闘物によくあるようなもので、ツッコミどころはあるのだが別にそんなことを気にしている人はおそらくいないと思う。
 最後の重要な戦いが何故か意味もなくモノクロ映像だったり、最後の後日談が話の流れからいって絶対にありえなかったりするのだが、それよりも有無を言わせない空手の技を見せてくれれば満足なのだが、さすがに本職なだけあって迫力があり、正に言葉通り目にも止まらぬ速さとはこのことだと認識した。
 一応、3人の空手家が主役なんだけど、そのうちの一人は映画が始まってすぐに剣で腕を切られてしまうため、ほとんど動きがないのも悲しい。
 男だらけの映画なのだが、申し訳程度に女も出ているのだが、遊女役でなんと吉野公佳(B82-W58-H86)が出ていた(真剣久しぶりに見た!)。
 監督は長崎俊一、脚本は飯田譲治。
 すいません、もっと聞いたことのないような人が脚本や演出だと思っていたので、びっくりしています。
 話はショボいけど、久しぶりに胸熱くなってしまった。
 映画観た直後だったら、へたうまな絵で女の子が「カンタン」とかいいながら石を割っている雑誌の広告(覚えている人いる?)をも信じてしまいそうだな。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月22日 (月)

「EX MACHINA-エクスマキナ-」

1_2  ありゃ、「ベクシル 2077 日本鎖国」と間違えたかな・・・・・・と思ったが、あれよりは遙かに面白い!
 士郎正宗の「アップルシード」を基に制作された「APPLESEED アップルシード」に続き再び長編アニメ化したSFアクションだが、続編と言うわけではなくアナザーワールド的な話である。
 西暦2138年、非核大戦によって地球人口の半数が失われた世界は、人間とサイボーグ、そして人間の遺伝子でつくられ、怒りや憎しみを制御された種族バイオロイドが共存していた。
 中立都市オリュンポスを守る特殊部隊ES.W.A.T.に所属するデュナンとブリアレオスは、戦闘時のパートナーであると共に恋人同士。
 ブリアレオスは過去の戦いで負傷し肉体がサイボーグとなっているが、デュナンの愛が変わることはなかった。
 ある日、作戦行動中にブリアレオスは瀕死の重傷を負ってしまう。
 彼が回復するまでデュナンの新しいパートナーとして配属されたのは、かつてのブリアレオスと同じ顏と肉体を持つバイオロイド・テレウスだった。
 一方、各地でサイボーグと人間が暴走するテロ事件が多発していた・・・・・・。
 何故「APPLESEED アップルシード」は東宝配給で、この作品は東映配給なのかは大人の事情でよくわからないが、今回の作品も3Dアニメーションなのだが、前よりも動きや質感は良くなったとはいえ、登場人物の顔が愛知万博の受付のロボットやオリエント工業のラブドールみたいで若干違和感あり。
 3Dアニメはピクサーやドリームワークスの方がリードしているなあと感じた。
 技術的に云々以前に、日本のアニメや漫画の登場人物をそのまま3D化は向いていないわけで、特にこの手のキャラクターデザインだと二次元の方が適していると思う。
 実際の人間の動きを取り込んだらしいのだが、必ずしもそれが「リアル」ではなく、アニメはアニメの独自の間と溜めがあり、それが実写とは違う「リアル」だと思う。
 まあ、そうは言いながらも見ているうちに慣れてくるんだけどね。
 実は思った以上に面白く、まあ確かに話は、サイボーグや人があるものをきっかけに暴れ出すというのが、劇場版パトレイバーの1作目を思わせたり、ラストの戦うべき相手が劇場版ナデシコを思わせたりさせるのはご愛嬌だが、妙に複雑で観客置いてきぼりの「イノセンス」に比べたら、適度にアクションが出てきて飽きさせないのは良いのではないかと思う。
 プロデューサーにジョン・ウーがいるせいか、二丁拳銃やハトは、当然入っている。
 まあ、ここらへんは彼からそういう指示があったかどうかはわからないが、お約束として入れておくのがファンへの気配りだろう。
 衣装にプラダが参加しているのだが、どこらへんに関係しているかはちょっとわからない。
 声はデュナンの声以外は大幅に変わったのだが、それ程違和感はない。
 士郎正宗の世界を期待すると肩透かしかもしれないが、一般の人は気楽に観ることができて良いと思うのだけど、あまりお客さんが入っていないんだよねえ。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月21日 (日)

「ヒートアイランド」

1  偶然ワケありの大金を手にしてしまった若者グループが、それを狙う強盗やヤクザを相手に頭脳戦を展開!
 垣根涼介の小説が原作だが、毎度のことながら自分は未見。
 出演は、城田優、木村了、北川景子(B75-W53-H81)、伊原剛志、豊原功補、松尾スズキ、細川茂樹、パパイヤ鈴木など意外な豪華な顔ぶれ。
 話は・・・・・・あ~実に惜しい!
 何か物足りないのだ。
 登場人物があまりにも記号的で、設定がまるで生かされていない。
 特に若者グループは、キレ者で度胸もあるリーダーはいいとしても、頭のいい奴や、ダサいことのきらいなモデル、女ったらしなど設定があるのだけど、思ったほど生かされていない。
 一応、コメディだと思うのだけど、人が死にすぎるし、それが結構軽いノリなので、主人公達が死なない努力をしているのに、緊迫感が少なくなっているような気がした。
 それさえ感じなければ、テンポもあるし、それなりに面白いと思う。
 編集はアクションやセリフつなぎで次のシーンへうまくつないでいるしね。
 まあこの手の話だと、演出が何となく「木更津キャッツアイ」っぽくなるんだなあ。
 強盗役が細川茂樹なのだけど、「響鬼」のイメージが強くて、悪人には見えない(笑)

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月20日 (土)

「Dolls」

1  自分が北野武の監督作品に求めるのは、緊迫感漂う雰囲気と暴力、そしてその間に出てくるにじみ出てくるようなおかしさである。
 もちろん、こういうことをいうと本当の北野武をわかっていないと言われそうである。
 正直、わからない。
 いやもっと言えば自分にとっての本当の北野武はビートたけしという毒舌で笑わせるお笑い芸人でしかない。
 今や世界の映画監督であり文化人となった彼こそが少し違うと感じてしまう。
 しかし、そうはいいながらも彼の監督としての力を見逃すわけにはいかない。
 初監督作品である「その男、凶暴につき」では荒削りながらも映画全体に妙な緊迫感があふれていたし、「あの夏、いちばん静かな海」では今までの毒舌では考えられないような真っ向勝負の恋愛映画を演出している。
 そしてヴェネチア映画祭でグランプリを獲得した「HANA-BI」はまさに最高傑作であり、近年の日本映画では大変珍しくワビサビが感じられる。
 おそらくヴェネチアでのグランプリはそこらへんの要因もあるのだろうと思う。
 なみに個人的に好きなのは「3-4X10月」で、あのいつ炸裂するか読み切れない暴力シーンと省略法による笑いが好きだった。
 さて「Dolls」である。
 結婚まで約束していて裏切られで自殺未遂を起こして頭がおかしくなった女と一緒にいる男の話、弁当作ってず~っと待っているおばさんの話や、事故で人気が落ちたアイドルを慕いつづけるファンの話がそれぞれ微妙に重なり合ってちょっとオムニバス的な展開である。
 北野監督が表現したいことはよくわかるのだが、この作品はやりたいことを優先しすぎている。
 もちろん万人受けするのが良い映画というわけでもない。
 ただ商業映画ゆえにそれなりの観客に対して説明と「媚び」が必要であるのだが、この映画に関してはそれが極端に少ないのである。
 言うなれば良い素材を揃えているが、料理がされていない状態と言えるだろう。
 はっきり言えば、もの凄く退屈な映画だと言うことである。
 例えるなら8ミリ映画全盛期の時に映像は凄いけど面白くないという作品があったが、まさにそれなのである。
 そういえば漫画家で極端に絵のうまい人というのは、漫画よりもイラストに走りがちだが、絵を描く北野武もまさに究極に極めていくと物語云々よりも「絵」になっていくのかもしれない。
 そしてタイトルの通り文楽人形をモチーフにしたところが、実はヴェネチアの夢再びではないけれど、外国人受けを狙ったのか?とうがった見方さえもしてしまう。
 もちろん、ツボの人もいると思うのだが、自分は正直妙に上映時間が長く感じたし、特に前半は観ていてかなり辛かったし、あのまま「つながり乞食」の話だけだったらかなりへこたれていたと思う。
 まあ自分は今仕事で荒んでいるから、社長令嬢との結婚話が来て、そこそこきれいな女性だったら、やっぱり結婚するな。
 自分が面白かったのは芸能人のファンの話である。
 自分もいい歳こいてモー娘。に入れ込んでいたことがあるのだが、いざコンサートににいくとあまりにも気合いの入ったファンがいて、自分はまだまだだなと思い知らされたりする。
 いくらなんでもミニモニ。のかっこうのまんまでコンサート会場に来る中年親父にはかなわない。
 だから、あの芸能人に入れあげる気持ちは大変よくわかる。
 しかし、入れあげる芸能人がうびつな体型の深田恭子(B80-W60-H88)というのも、この映画を全編貫く異常な愛情の一つであることを感じる。
 ヤクザの話は、顔の白塗り加減が近所にいる問題ありのおばさんを思わせるのでちょっとシャレにならなかったが、いるんだよね、どこにでもあの手の人。
 正直、全編こっ恥ずかしい話ばっかで、観ていて恥ずかしい。
 はっきり言うとこの素材では無理なんだよ。
 時々出てくるカットバックもあまり効果が出ていなくて、凄く説明的。
 あれに比べたら「あの夏、いちばん静かな海」のラストの回想シーンのフラッシュバックの方が絶対に効果的で成功していると思う。
 とにかく、人はどう思うか知らないけど、自分はこの素材は北野監督にはまだ早かったと思う。
 だって北野監督にはそこまでの映画を見せるテクニックはないんだから。
 この映画でちょっといいなと思ったのは管野美穂(B81-W57-H82)の歩き方で、あそこまで人形に徹しているのには感心した。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月19日 (金)

「レディ・ジョーカー」

1 これはつまらん。
 いやそれ以前によくわからん。
 「OUT」が面白かったので、同じ監督である平山秀幸の最新作ということで、劇場に行ったのだが、これが2004年のダメ映画の上位10本に入るくらいのつまらない映画なのである。
 業界最大手のビールの会社の社長が誘拐される。
 犯人はレディ・ジョーカーと名乗り、身代金5億円を要求するが、それは警察の目を欺くためのもので、実際の要求額は20億、人質は350万キロリットルのビールで、社長はすぐに解放されるが、しばらくして出荷された商品の中に、赤い液体のビールが見つかり、世間は異物混入事件に騒然となる。
 捜査にあたる刑事は、犯人側と企業の裏取引を確信。
 さらに、警察を出し抜く犯行の手口から、警察内部の人間の関与を疑い出す。
 こう聞くと凄く面白そうな感じがするのだが、実際に映画を観てみると、サスペンスや骨太の人間ドラマなどは何もない。
 そもそも犯罪を計画した5人の男がどういう理由でチームを組んで、どうしてこの計画を立てたのかがよくわからず、その犯罪さえも最後になるまでどういう過程で行われ、それが成功したかどうかがよくわからない。
 全体的に説明不足であり、もちろん説明過多になる必要はまるでないが、こういう映画は、犯罪の過程やそれに伴うサスペンスを楽しむものであり、観客は次がどうなるかを想像して楽しむのだが、この映画はまず必要最低限の状況がわからない。
 だから当然、登場人物の誰にも感情移入はできない。
 そもそもこの映画は犯人グループ、警察、企業のそれぞれの思惑が錯綜することに面白さが出てくるのだが描き切れていない。
 登場人物も多いし、話も複雑だし、それを2時間で描くことが無理なのかもしれないが、だからといって3時間あれば大丈夫かといえばそういうわけでもないと思うし(それ以前に最近の映画は長いので90分~100分を目安に作って欲しい)、だからこそ、脚本の段階で絞り込みが大切なのである。
 なんか2時間位の予告編を見せられた感じ。
 まあ唯一良かったのが吉川晃司のダメ刑事くらいかなあ。 
 


↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月18日 (木)

「ショートバス」

1  「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」で注目を集めたジョン・キャメロン・ミッチェルの監督第2作らしいのだが、すいません、そんな監督がいることさえ知りませんでした。
 アンダーグラウンドのサロンで7人の男女が繰り広げられる奔放な性の宴に活路を求める姿を、過激なセックス描写満載で描いていて、初っ端から自慰やら交尾やらでスタート!
 R-18も当たり前、男女の絡みならまだしも男同士それも3Pありという、盛り沢山の内容。
 こういう映画を面白いといえるのが、オシャレで開放的と言えるのだろうけど、すいません、自分はあまり面白くなかった・・・・・・というより興味が沸かない内容でした。
 まあ、プロのSM女王様やら、夫とのセックスでオーガズムに達したことがない恋愛カウンセラーとか、エロ映画のネタになりそうな話も描き方によっては、それなりのもっともらしい話になるんだなあと思ったくらいかなあ。
 カウンセラー役がスックイン・リーという中国系(?)の女優さんなんだけど、ルーシー・リューの時も思ったけど、外人の考える東洋人って日本人の美人とはちょっと違うんだよねえ。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月17日 (水)

「陽はまた昇る」

1  ビデオは自分にとっては一番ありがたい発明である。
 今の若い連中は生まれた頃から当たり前のようにあるビデオだが、自分の子供の頃は当然家電としては存在していないわけで、観たい番組があれば何がなんでも家に帰ってこなくてはならなかった。
 自分は中学時代の土曜日の午後からのクラブ活動はほとんど参加したことがない。
 それは昼に穴埋めで放送している安い映画を観るからなのだが、もしあの時ビデオがあえばもっとクラブ活動に専念しただろう。
 映画館にいかなくても好きな時間に同じ映画を何度も観ることができるし、なんといっても家庭でエロビデオが観ることができる!
 成人映画を観に行かなくても、動いている女の裸をが観ることができるのだ。
 ああ、なんとすばらしい発明なんだ。
 ちなみに自分がビデオを買う羽目になったのは1回目の「スター・ウォーズ」と「スーパーマン」の放送があった時で、自宅で「スター・ウォーズ」を観ることができるという映画ファンの夢を叶えるために、今なら1万円もしないようなモノラルビデオを16万円も出して購入し、今なら100円以下の120分テープを3000円も出して購入したのも今では良い思い出だ。
 もっとも「スター・ウォーズ」の吹き替えが松崎しげるに渡辺徹、大場久美子であったことは忘れたい思い出であることは当時「スターログ」の「帝国通信」を読んでいた人が全員思っているはずだ。
 そして、当時ビデオを購入する時、VHSかベータか死ぬほど悩んだ人は多いと思う。
 自分は録画時間が長いという理由でVHSにしたが、結構周りはベータが多かった(ざまあみやがれ!)
 このVHSが開発されるまでには感動的な物語がある。
 窓際社員が奮起して世界の標準規格であるVHSのビデオを作るまでの「プロジェクトX」は本当に面白かったし感動した。
 全体的に「プロジェクトX」はどれをとってもはずれなしで、タイトルバックの中島みゆきの歌と内容を端的に表すテロップが泣かせる。
 その中でもVHSの話は出来の良さでは上位に来ることは観た人なら誰でも納得するだろう。
 テレビ番組として最高に完成されたものを映画化する・・・・・・必要は果たしてあるのかどうかはよくわからない。
 自分は正直ないと思っている。
 いや、むしろこの映画の企画が通ってしまうこと事態が不思議でたまらない。
 「プロジェクトXって凄い視聴率があるんですよ。特にVHSの話って評判良くて、これ映画化したら大当たりっすよ、前売りもビクターが大量に購入してくれるから少々客が入らなくてもOKです」
 まるでバブルが崩壊する前の学生のベンチャービジネスみたいな会話がされていたかもしれない。
 普通ならプロジェクトX(エックス)ならぬプロジェクト×(バツ)である。
 まあ所詮「北京原人」や「千年の恋」が正月映画で全国公開されてしまう東映だから仕方ないだろう。
 映画と「プロジェクトX」をどうしても比べてしまうのは仕方ないだろう。
 結果は「プロジェクトX」の方が絶対に面白い!
 写真とインタヴューだけで構成されている1時間弱の番組が映画より面白いのである。
 その要因は何か?
 番組が無駄がないのに比べ、映画は無駄が多すぎるのだ。
 その中でも最たるものが、緒方直人の若い社員の話である。
 特にソニーの社員である篠原涼子の恋人役の設定がまるで生きていない。
 あと家庭の話とか、この手の話だと必ず出てくるが、これも中途半端である。
 反抗的な息子は一体どっから父親と和解したのか?とかさっぱりわからず、あれだったら削る方が良い
 というか、会社ばかりで家庭をかえりみない父親やら旦那の話はやめてほしい。
 子供や妻の立場から見れば色々あるかもしれないが、30代~40代が一番仕事に脂がのっている時期で忙しいのは当たり前で、もしその年齢でサクサク帰れる奴がいたら、そいつは仕事してないと思うぞ!
 そして次にこの映画が番組にかなわないのは、やはり本物の迫力に負けているからである。
 時代設定が70年代なのだが、それがまるで再現されていない。
 登場人物の格好はどう考えても「今」なのである。
 篠原涼子の格好なんか絶対に70年代じゃねえだろってつっこみたくなってしまう。
 まあここらへんは、その前にテレビで70年代の「男はつらいよ」とかを観てしまったからというのもあったりする。
 それに外の風景がもろ今だったりするわけで、いくらなんでも70年代前半ににポカリの自販機はないだろ(もし東京とかであったらすいません)
 これはこの映画に限らず、今の技術では70年代を表現するのは困難なのかもしれない。
 観客が70年代を生きて知っているなら尚更である。
 そう考えると動かない白黒写真でも本物の迫力には負けてしまうのである。
 キャスティングにすっかり「釣りバカ」のイメージがついている西田敏之というのも凄い話で、公開当時、この映画の後あたりに公開が待たれている「釣りバカ日誌」の新作の前に公開して満腹状態にしておこうという戦略だったのかもしれない。
 別に西田が悪いとは言わないが「釣りバカ」ですっかりダメ社員のイメージがついているのを使うのはまずいだろう。
 他の役者はいなかったのか?
 しかし、東映のことなので他の役者というとバカの一つ覚えみたいに役所広司になってしまう確率は高い。
 最後、VHSの人文字のところ(本当の人文字はVTR)は感動の締めくくりなのだが、これでも悪くない。
 しかし、ここは主人公が死んで霊柩車が工場に入っていきそれを皆が見送る。
 その様子を撮影しているのが家庭用ビデオカメラでVHSで収録されている(と思われる)という「プロジェクトX」の方が遥かに泣かせる。
 確かに面白い内容であると思うのだが、いかんせん映画であえてやる話ではないのである。
 もしどうしてもやるのであれば、映画ならではのTV番組に負けない何かがないといけないのだが、残念ながらこの映画にそれはない。
 ここ最近映画はHDカメラで撮影されていることが多いが、この映画はもちろんVHSを使用してます・・・…かなと思ったが当たり前のようにそんなわけないのは言うまでもない。
 あと、手持ちのカメラは気持ち悪いだけでまるで意味がないので勘弁してほしい。
 まさか、未だに手持ちは迫力があると思っている奴がいるのだったらちょっと悲しい。
 タイトルも観る気を起こさせないところが凄い。
 やはり「窓際族が世界規格を作った~VHS・執念の逆転劇~」の方が観る気を起こさせることないですか?
 もしシリーズ化を狙っているなら、次は東京タワーかカップラーメンの話希望!(それより再放送待った方がいいか?)

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月16日 (火)

「大統領暗殺」

1  おそらくゴルゴ13からジャッカルまで殺し屋の一番達成したい仕事、それは大統領暗殺だ(と思う)。
 普通、大統領暗殺物の映画は暗殺に至るまでと、そしてそれをいかに未然に防ぐかを描くことが多いのだが、この映画はタイトル通り大統領は死んでしまう。
 それも死ぬのがリンカーンとかケネディとか、過去の人でもなく、ましてやジャック・ライアンなどの架空の登場人物ではなく、現職のジョージ・W・ブッシュなのだ。
 それも2007年10月19日という、今週中の近未来の話で、もしその日に本当にブッシュが死んだら、この映画の興行成績は変わると思うぞ。(自分が行った劇場は10人いなかった)
 ブッシュはマイケル・ムーアの映画専属かと思いきや、実は意外に人気者か?
 これが日本だったら訴えられそうだが、「クィーン」でもそうだが、意外と外国の要人は太っ腹か?
 ブッシュの暗殺されたらどうなるのか?
 まさに昔の火曜ワイドスペシャルのドリフのコントで「もしも大統領ガ暗殺されたら」みたいな感じだが、結論から言えば、いかりや長介が最後「ダメだ、こりゃ」とは言うような話である。
 キャッチコピーが「その時、世界は試される。」なので、大統領が死ぬことにより世界情勢がどう変化していくのかを描くのかと思いきや、意外にも後半は犯人像を探ることに終始している。
 それがどうもアメリカ人はともかく日本人にはよくわからない展開で、結局、最初は面白かったが後半はあまり面白くない。
 実在の大統領を使うくらいだからもっと面白くなるはずなのに、意外なヘタレっぷりにはがっかり!
 まあ、ブッシュが死んだところで、副大統領もいるだろうし、普通の会社でも担当者がいなくても何とかなるんだから、大丈夫なんじゃないの~?(投げやりだな)

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月15日 (月)

「サウスバウンド」

1  一応作家(?)みたいだが仕事もせず家でゴロゴロしている元過激派の父親に振り回される小学生の息子。
 突然家族を引き連れ沖縄の西表島に移住するが、そこでもさらなる大騒動を巻き起こす父親の型破りな生き様を描くファミリー映画(?)
 奥田英朗の小説が原作らしいが、自分は未読。
 一応、興味があったので図書館に行ったら貸し出し中で予約も結構な数だった。
 みんな、考えることは一緒だなあ。
 ちなみに「世界の中心で愛をさけぶ」は13冊あって誰も借りてなかった。
 監督は森田芳光。
 あれ、ひょっとして彼の作品の中では「家族ゲーム」以来のファミリー映画?
 出演は豊川悦司、天海祐希(B83-W58-H88)、松山ケンイチ、その他、北川景子(B75-W53-H81)など、以前に森田映画に出演した人多数。
 ここ最近の森田映画の演出というかテンポは自分に合っているらしく、この映画も楽しく見ることができた。
 特に森田映画は食べ物がどういうわけか凄く美味しそうにみえるのだが(最近の例:「間宮兄弟」の餃子)、この映画でも何気に出てくる果物とかが妙に美味しそうで困った。
 トヨエツ演じる親父は映画で観ている分には面白いが、実際あんなのが自分の家族だったり、隣人だったりしたらかなりいやだろうなあ。
 まあ本当なら実際にトヨエツの年齢と学生運動があった時期は合致しないと思うのだが、おそらく映画の中の世界の話だと脳内補完することにした。
 登場人物のキャラが全員立っているので大変面白い。
 おそらく、この映画の息子もそうだろうけど、あんな親父にはなりたくないけど、あの生き方には憧れるものはあるだろうなあ。
 主題歌が中島美嘉(B80-W57-H80)なんだけど、エンドロールに使用されるのはお約束としても、あまり意味のない劇中に使用されるのはちょっと不自然な感じがした。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月14日 (日)

「キングダム/見えざる敵」

1_2  サウジアラビアの外国人居住区で、FBI捜査官を巻き込んだテロが勃発!
 捜査のため現地に向かったFBI捜査官4人だが、サウジアラビア当局が自由な捜査を許さず、交渉の結果5日という期限付で捜査の許可が下りた。
 果たして時間内に彼らはテロリストの本拠地に迫ることができるのか?
 マイケル・マンが監督かと思ったら、製作だった。
 そういえば昔、スピルバーグの監督作品かなと思ったら製作総指揮だったというのがあったが、まさか今頃こんな手にひっかかるとは!(泣)
 と思っていたのだが、映画は初っ端から銃の乱射及び自爆テロでスタート!
 いきなりマイケル・マン節全開!
 最後の銃撃戦もこれでもかというくらい激しく、「ヒート」くらいの銃撃戦を求めて観に行った自分としては大満足!
 最初のサウジアラビアとアメリカの関係をわかりやすく解説するオープニングが目茶苦茶かっこいい。
 実は物凄い情報量なのに上映時間が2時間もない。
 相当見せ方がうまいのだと思う。
 おそらく、マイケル・マンが監督だったら上映時間が3時間になってしまいそうなので、これはこれでありだと思う。
 一時、2時間半は当たり前、3時間前後の映画ばっかりだったが、ここ最近は2時間以内の映画が増えてきたのは、上映時間100分前後推奨派の自分としては喜ばしいことである。
 しかし、アメリカの敵は昔はソ連だったが、今やすっかりアラブ人になっているんだなあ。
 「フライトプラン」なんか不当に責められていたしね。
 アメリカ映画でお馴染みのヒーローが大暴れという単純なものではなく、最後のセリフが痛々しく爽快感はないが、それもまた、有りだと思う。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月13日 (土)

「幸せのレシピ」

1  料理の腕は一流だが、人付き合いが下手なヒロインが、亡くなった姉の子供を引き取り一緒に暮らすようになってから次第に頑なな心を解きほぐしていく姿を描く映画で、ドイツ映画「マーサの幸せレシピ」をリメイクしたものらしいが、すいません、そんな映画があることさえ知りませんでした。
 つうか、ドイツ映画ってへたすると「ブリキの太鼓」以来観てないんじゃないか?
 主人公と、一緒に暮らし始めた娘の心の交流を描く話かと思いきや、実は以外にもそれよりも同じ職場に来た副料理長との恋愛が中心。
 つまらなくはないけど、意外にキレがないため、短い上映時間にもかかわらず長く感じた。
 主人公が姉の死を思って厨房の大きな冷蔵室で泣くシーンは懐かしいなあと思った。
 その昔、自分は飲食業をやっていて、職場にあのような大きな冷蔵室があったのだが、防音で人がいないので、よく女の子が泣いていたり、下っ端の奴をシメたりしていたよなあ。
 出演は主人公にキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、彼女が引き取る娘にアビゲイル・ブレスリン。
 アビゲイル・ブレスリンは「リトル・ミス・サンシャイン」ではメガネで腹がポテっと出ていてマニアの人はともかく、自分はあまりかわいいと思わなかったが、この映画を観たら、とてつもなくかわいいことが発覚!
 「リトル・ミス・サンシャイン」の時は役作りだったんだなあ。
 

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月12日 (金)

「ガンジス河でバタフライ」

01edb242  一応、長澤まさみ(B83.5-W54-H82.5)の映画は全部チェックしているし、ドラマだって、この秋は明石家さんまと共演するドラマだけだなあと思っていたら、まさか、前編後編の単発ドラマがあるなんて新聞読むまで知らなかったよ。
 それもゴールデンタイムじゃなくて、23時以降の放送ってどういうこと?
 そんなわけで、「ガンジス河でバタフライ」。
 主演が長澤まさみで脚本が宮藤官九郎なので映画でもそれなりの興行成績を狙えるかもしれないけど、これはTVドラマなんよね。
 映画だったら上映したら一気に観るしかなにのだけど、TVドラマの場合は録画してしまったらいつでも観ることができるので、毎日ちまちまと見ていたら前編後編で全部観るのに1週間もかかっちゃったよ。
 やっぱ録画していると集中して観ないことを実感!
 ついつい深夜アニメとか優先しちゃうからなあ。
 就職試験で「ガンジス河でバタフライしました」と言ったために、インドを旅することになった女子大生の成長していく姿を描くドラマで、たかのてるこのエッセーが原作らしいのだが、自分は未読。
 脚本が宮藤官九郎なので小ネタ満載!
 ところが意外にかけ足の展開で、実は前編後編ではなく、連続ドラマの方が向いているのではないかと思われる。
 それにインドが舞台なのにインドらしいところが少ないのも残念!
 長澤はかわいいんだけど、ちょっと太った?
 意外に長澤の話よりも腹話術の話のエピソードが面白かったりする。
 まあ、この手の話は映画館で金払ってしまうと色々言いたくなるけれど、無料のテレビだとすぐにでもやめることができるから、まあええかなあって。
 あ~そういえば、自分ってDVDで映画をあまり観ないのは、絶対に途中でやめるし、他ごとやりながらになってしまうからで、やっぱ映画館で無理やりでも集中しないとダメなんよね。
 もちろん、無理してまで映画館に行くことはないんだけど・・・・・・。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月11日 (木)

「めがね」

1_2  のどかな海辺の町を舞台に、都会から何かを求めて海辺の小さな宿にやって来た一人の女性が、風変わりな周囲の人々に戸惑いながらも、少しずつ彼らののんびりしたペースに馴染んでいくさまを描くスローライフ映画。
 「かもめ食堂」で大ヒットした荻上直子監督作品で、二匹目のドジョウを狙っているのはいうまでもなく、劇場は女性客で大賑わい!
 一度女性デーに行ったら満席で泣く泣く帰ってきたくらいだ。
 凄く癒されました。
 明日からがんばろうと思います。
 自分もあんなところで暮らしてみたい・・・・・・という感想が出てきそうだが、自分はあまりにも狙いすぎが鼻について食傷気味だったのだが、それ以前に登場人物と彼らがやっていることがあまり好きになれない。
 まあ、この映画は合うか合わないかが重要なのだが、明らかに自分は数少ないであろう合わない人間である。
 ああいう、登場人物のいい年した不思議ちゃんキャラはあまり好きじゃない。
 主人公が泊まる宿というのが、妙に客に馴れ馴れしく、朝は枕元で起こされるし、防音設備なくて朝早くから体操の音楽が聞こえるようなところで、自分は旅館とかペンションの従業員の馴れ馴れしいのはあまり好きではなく、どちらかというとサーヴィスはしても干渉はぜすのホテル派なので、映画のような宿泊先はちょっと勘弁!
 最初、主人公が宿を替える気持ちはわかってしまうのだが、彼女は途中からすっかり馴れ合っている。
 そういえば、昔、「めぞん一刻」や「前略ミルクハウス」みたいな共同生活にちょっと憧れたけど、人間関係の難しさを知ったら、無理だと言うことがよくわかったしね。
 おそらく、ここらへんで主人公に感情できないと、この映画にはついていけないんだろうなあ。
 それにやっぱ自分は映画館とネットのない場所には住めないし、子供の頃、とてつもない田舎に住んでいたので、田舎はもういいや。
 あと、主人公が携帯のつながらないところに行きたいみたいなことを言っているのだけど、そんなもの電源切ればいいだけだし解約すればいいだけじゃないの?とひねくれたことを思ってしまう。
 まさか、この監督っていつまでもこんな感じの映画ばかり作っていくのかなあ。
 もうそろそろ違うのが観たいんだけど・・・・・・。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月10日 (水)

「パンズ・ラビリンス」

1  1944年のスペイン、再婚した母に連れられて、レジスタンス掃討の指揮を取る冷酷な独裁主義の大尉のところにやってきた少女・オフェリアは、屋敷の近くで謎の迷宮を見つけ出し、足を踏み入れていく・・・・・・。
 予告編を観ると子供向きのファンタジーかなと思ったのだが、ふとPG-12の指定がちょっと気になったが、とりあえず劇場に行って映画を観て納得!
 これは子供が観ると結構きついものがあるよなあ。
 予告に出てくる妖精がおそらく、映画の中では唯一かわいいというより普通で、それ以外のファンタジー系の登場人物はやたらめったらグロい!
 じゃあ現実の世界はというと、これまたレジスタンスと軍人さんの、さらにグロい展開になっており、全くもって救われない。
 正に観客が迷宮に入ったような感じを思わせるものがある。
 また主役の子役も思った以上にかわいくなかったが、これって昔だったらもっとかわいい娘が演じると思うのだけど、逆にこれがまた救いがないともいえる。
 そして最後のオチにもどよ~んとしたものがあり、なんか久しぶりにいたたまれない気持ちになってしまった。
 つうかね、自分は迷宮で試練をどんどんクリアしていく映画だとず~っと思っていたので、ちょっと肩透かし!
 いや、最初からわかってれいばもうちょっと印象が違うのだろうけど・・・・・・。
 監督のギレルモ・デル・トロは「ミミック」や「ブレイド2」は面白いと思ったのだけどね。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月 9日 (火)

「ローグ アサシン」

1  ジャッキー・チェンが年を取り、アクションのキレがなくなった現在、新しいアクション俳優を探しているのだが、ここ最近イマイチの輩が多く、「パッセンジャー57」を観た時に、ウェズリー・スナイプスがいけるかなと思ったが、今ひとつパッとしないというか、中途半端なんよね。
 まあ「ブレイド」がピークで基本的に、彼の場合、それなりにアクションができるのに、映画が「俺の俺による俺のための俺がかっこよくみえる映画」ばかりなので、ちょっと恥ずかしい。
 そんなわけで、今はアクションのできるハゲこと、ジェイスン・ステイサムに期待だ。
 そして、彼とジェット・リーの夢の共演となると見るしかないでしょ。
 FBI捜査官ジャック・クロフォードと、パートナーのトム・ウィンは悪名高い伝説の殺し屋ローグを追い詰める。
 その後、相棒トムとその家族を惨殺されてしまう。
 3年後、街ではチャイニーズ・マフィアと日系ヤクザの抗争が激化している最中に、再びローグが現われる。
 再び対峙するクロフォードとローグ。
 果たしてローグの正体と真の目的は?
 やがて、驚愕の真実が明かされる・・・・・・。
 ヤクザが出てくるということは日本文化が出てくるのだが、ここらへんは「007は二度死ぬ」くらいトンデモで、007は1966年だから仕方ないとしても、21世紀でこんな日本の描き方は異常だが、制作側もわかってやっていると思うので、ヤクザの家の1階が車の展示場のように車が並んでいたり、石橋凌が演じる日本人ヤクザの娘がデヴォン青木だったり、ヤクザを相手するなら日本語を覚えろというステイサムの日本語がどうしようもない発音の日本語だったりしても目くじらたててはいけない。
 いやどうみてもお気楽アクション映画なので、殴り合いとか銃撃戦を見るためのものでしかなく、上映時間だって103分だから我慢できてしまう。
 つうか話もツッコミどころ満載なんよね。
 期待していたジェイスン・ステイサムとジェット・リーの戦いは意外に少なく、自分としては肉弾戦を期待していたので残念!
 う~ん、やっぱジェット・リーは岡村隆史に少し似てるなあ。
 調べてみるとこれって東映がアスミックと共同配給で、何故東映が?と思ったが、まあオポンチヤクザ映画は東映のお得意とするところだからOKか。
 そんなことより「プリキュア5」を公開しろという意見はもっともだが、予告で「相棒」の映画化ってどうよ?

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月 8日 (月)

「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」

1_2  誰もが知っている童話『赤ずきん』をモチーフに、平和な森で起こった一つの事件を巡って容疑者4人の証言が食い違う真相を追うCGアニメ。
 ディズニーとかドリームワークスのアニメだと随分前から宣伝をしているが、このアニメなんか公開ちょっと前までその存在を知らなかったよ。
 つうか、2005年の作品なんよね。
 配給がクロックワークスと知ってちょっと納得!
 事件の犯人は途中でわかってしまうのだけど、ユルユルコメディなのでそこがメインでないので問題なし。
 全編アメリカのアニメでよくあるギャグが炸裂!
 特にレッドのおばあちゃんが実は○×だったは、設定的に動きがあって面白い。
 上映時間81分。
 あっという間に終わるのも良い。
 監督はコリー・エドワーズ・・・・・・って誰?
 一応、声優にアン・ハサウェイとかグレン・クローズとか大物が起用されているのだが、自分の近くの劇場は日本語版しか上映していない。
 日本語版吹き替えには、上野樹里(B83-W61-H87)、加藤浩次、ケンドー・コバヤシが起用されているのだが、これが思った以上に上手で驚いた。
 本職の声優にこだわる時代は終わりつつあるし、逆に声優はもっと頑張る必要がでてきたのではないか?

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月 7日 (日)

「未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~」

1  ドリカムの「未来予想図」「未来予想図II」をモチーフに作られた、いわゆる歌謡映画みたいなもの・・・・・・なのか?
 大学時代、自主映画の制作ををきっかけに知り合ったさやかと慶太は、やがて2人は恋人同士になる。
 卒業後、慶太は設計事務所に、さやかは印刷会社に勤め始めるが、一度は断念した雑誌編集者に採用が決まる。
 しかし、慶太の海外転勤の話が持ち上がり、2人は別々の道を歩むことを決断する・・・・・・。
 ドリカムの「未来予想図」と「未来予想図II」は、歌だけで完成されたものであり、曲を使った映像もソニーのハンディカムのCMの完成度が高く、映画化するのであれば、それを越えるものでなくてはならない。
 ところが、この映画はCM以下どころか、映画の途中で面白くない未来予想図が頭の中に浮かんでしまう。
 いや、真剣変だろ、この映画。
 男が海外赴任に迷っているからといって、別れ話ってどうよ?
 女の母親が入院したことを知らないといって彼女の妹が責めているのだが、入院している母親から直接話をさせるより、妹が姉に知らせるべきじゃないの?
 女が男が海外で結婚していると勘違いしたままなのに、再会して告白を受けて大団円なのだが、いつ事情がわかったの?
 あと、男の友達が女に男が結婚したと言う意味は?
 つうか、この映画の登場人物はきちんと話をすれば終わってしまうことを、言葉足らずでややこしくしているだけ。
 メールがある時代なのに、やっていることが昭和の時代と変わらない。
 もちろん少々不自然なことでも演出がきちんとしていれば良いのだけど、この映画はダメダメで、二人が恋仲になる過程が駆け足すぎるし、そもそも中心となる部分がないため、大変底が浅い!
 あと、1997年で自主映画が8ミリフィルムじゃなくて、普通ビデオだろ?(もちろんフィルムはないわけでもないのだが)
 韓国映画でも、こんなバカ話はない。
 この手の話でOKの映画会社って凄いよなあ。
 出演は松下奈緒(B83-W60-H89)と竹財輝之助。
 松下は大学時代はそれなりにかわいいのだが、大学生の設定の時が一番かなあ。
 竹財輝之助・・・・・・って誰?と思って調べたら「仮面ライダー剣」に出ているらしいんだけど。記憶にないなあ。
 劇場の入り口前に、エンドロールの後もあるので帰らないように云々と書いた紙が貼ってあったが、物凄く長いし別に観る必要はなし。
 結局、音響設備のいい劇場でドリカムの歌を聞けるのが最大で唯一の売りかなあ。
 

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月 6日 (土)

「パーフェクト・ストレンジャー」

1  ラスト7分11秒まで、真犯人は絶対わからない──。
 今年の映画キャッチコピー大賞は、これに決まり!
 親友の死の謎を調べる女性記者が、一人のビジネスマンへの疑いを強め、派遣社員となって彼の会社に潜入する・・・・・・という話で、実はオチは何となくわかってしまうのだけど、キャッチコピーのおかげで、期待して最後まで観てしまったよ。
 ひょっとして「パイレーツ・オブ・カリビアン」のようにエンドロールの最後に何かあるのかと思って、すっかり場内が明るくなり、掃除の人が来るまで粘ってしまったよ。
 はっ、まさかこれって、すっかり映画会社に騙されたってこと?
 サスペンスを盛り上げるために、逆算方式で作ったような話で、そのためかちょっと無理目な感じ。
 つうかね、この映画、ミスリードのやり方もうまくないし、時々出てくるイメージショットが、サスペンスを盛り上げるどころか、明らかにオチになってしまう演出もどうよ?
 出演は007でボンドガールだったり、「X-MEN」で白目むいてたりしているしているハル・ベリー。
 そういえば彼女主演で007のジンクスのスピンオフを作るって話はどうなったんだろ?
 あと、ブルース・ウィリスも出ているんだけど、この人って最近本当にちょっと出るばかりなのだけど、髪の毛って特撮?

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月 5日 (金)

「ストンプ・ザ・ヤード」

1  自分の中で黒人といえば、奴隷→ジャズをする人というイメージの変遷だが、ここ最近はヒップホップのダンサーというイメージが強い。
 予告で黒人がダンスしまくりだったので早速劇場に行く。
 前にも述べたが、自分は基本的にダンス映画が好きで、ストーリーなんか申し訳程度でいいので、ダンスをガンガン見せてくれればそれでいいのだ。
 まあ、カンフー映画だと、殺された弟子の敵を討つみたいな感じね。
 ちなみに、この映画のダンスというのは、足を力強く踏み鳴らしてリズムを刻むストンプと呼ばれる踊りのこと。
 ロスのストリート・ダンサー、DJは、仲間とチームを組み、ダンス・バトルで次々と相手を負かしていたのだが、ある日、負けたチームの報復で兄を殺されてしまう。
 復讐の鬼となって兄の仇を討つ・・・・・・だと、70年代のB級映画なのだが、そうではなく、
 DJは兄の夢を継ぎ大学へ進む。
 大学では、ストンプで、名門チームガンマと弱小チームテータが激しく対立していた。
 DJはテータに入り、ガンマに勝つためチームメイトと厳しい特訓を始める・・・・・・。
 ガンマってパプワくんかよ(あれはガンマ団)
 ありゃ、ダンス目当てなのに話も意外に面白い!
 話はベタというか定番で、予想通りの展開!
 ダンスを通して友達や恋人もできてという、アメリカ映画のスポ根の王道である。
 つうか、この映画の学校ってストンプが全てなんよね。
 それに黒人しか出ていないけど黒人専門の学校ってあるの?(それ以前にこの映画で白人っていたかな)
 お目当てのダンスは迫力満点でOK!
 できる限り音響のいい劇場で観るのをオススメ!

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月 4日 (木)

「サッド ヴァケイション」

1  ワケありの人間を受け入れている小さな運送会社を舞台に、そこに暮らす男女の人間模様と、偶然の再会を果たした母と息子の愛憎の行方を描く物語。
 青山真治監督の「Helpless」「EUREKA ユリイカ」に続く「北九州サーガ」の集大成らしいが、それって後付じゃないの~?
 「Helpless」は観たかどうかさっぱり覚えはないが、「EUREKA ユリイカ」は確か通常より高い入場料で、モノクロっぽい映像で3時間37分の上映時間で、面白かったのだけど疲れた覚えがある。
 今回、さすがにそれらを見直す元気はなかったので、記憶便りなのだが、何となく思い出す程度だが、別に知らなくても脳内補完はできる。
 登場人物はどれも何か病んでいるというか少し変!
 正直、セリフも少なく何気ない行動に意味があるので相当集中力がいる。
 個人的には「EUREKA ユリイカ」の方が好きかなあ。
 出演は浅野忠信、宮崎あおい(B78-W57-H78)、石田えり(B90-W64-H90)、オダギリジョーなどで、宮崎あおいは残念ながら結婚したからということを差し引いても、「EUREKA ユリイカ」の時の輝きはない。
 逆に石田えりは、久しぶりにお色気たっぷりの美人に感じた。
 「釣りバカ日誌」の時よりも痩せたような気がする。
 また彼女の演じる役が相当凄まじいものがあった。
 オダジョーは浅野とキャラがかぶってるんだよなあ。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月 3日 (水)

「プラネット・テラーinグラインドハウス」

Pt  アメリカでかつて流行った映画館B級映画を2本立てや3本立てで上映するグラインドハウスを現代に甦らせるべく、クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲが制作した映画を、独立した1本の作品として再編集されたディレクターズ・カット完全版のロドリゲス版。
 謎の化学兵器でゾンビと化した感染者が溢れかえる田舎町を舞台に、ゾンビに片脚を奪われたヒロインが片脚にマシンガンを装着して大暴れする話で、タランティーノ版が死ぬほどつまらなかったのに比べ大変面白い!
 おそらくこちらの方が正統派のグラインドハウス映画で、タランティーノ版は、グラインドハウス映画復活といいながらも、実はちょっと上から目線で狙いすぎてハズしている。
 いや、もっといえば世間はどう考えているか知らないが、こいつは映画オタクであっても、監督としての才能はないと思う。
 そんなわけでロドリゲス版だが、勢いでガンガン進んでくのと、いかにもB級映画にありそうな要素のテンコ盛り!
 ヒロインのヘアスタイルや服装が昔のスペース・オペラの挿絵っぽいのも、わかっているなあと感心した。
 あ、これはうまいと思ったのはリールが消失という設定で間を飛ばし、一気にクライマックスになだれ込むところで、これはギャグとしても面白いが、作品のテンポと勢いを保つ演出になっているのが良い!
 タランティーノ版がどうでもいい話をダラダラして、最後のアクションシーンに至る時には、観客もすっかりへこたれていた。
 それに比べたら、ロドリゲス版は大変面白い。
 残念なのは思った以上に片脚マシンガンが炸裂するシーンがないことで、「なんじゃこりゃ~」と思ったが、予告編が全て!または予告編以下というのが、この手のグラインドハウス映画だと言われたらその通りだしなあ。

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月 2日 (火)

「丹下左膳 百万両の壷」(2004年)

1  「丹下左膳餘話・百萬兩の壷」は自分の中の日本映画ベストテンに入る程好きな作品なので、どれだけリメイクを作ろうが、オリジナルを越えるものはまずないと思っている。
 だからといって、オリジナル以外は徹底して観ないかといえば、それ程強い意志もないわけで、リメイクが出てきた場合はどういう風に映画化しているかはやはり興味がある。
 要は面白ければなんでも良いのである。
 そんなわけで今回の「丹下左膳 百万両の壷」だが、おそらく最大の売りは何か?
 カラー作品になって、丹下左膳の片腕片目になった理由がわかって、オリジナル版で検閲でカットされたチャンバラシーンの再現なのか?
 まずカラーになったのは今の時代に作るため当然といえば当然なのだが、オリジナルは白黒は白黒で味があったし悪くない。
 むしろ、今回はカラーになって必要以上にケバケバしくなっていないか?
 片腕片目の理由っているんか?
 別にそんなもの描かなくても、片目片腕の男が何の説明もなしにホームドラマをしている異常さがおかしくて良いと思うし、画面の要所要所で想像の余地があるのが良いと思う。
 チャンバラシーンは、確かにオリジナルのがあれば観たいと思うのだけれど、なくても十分観ることができる。
 リメイクはチャンバラの部分だけ妙に浮いてしまうし、だからといって血沸き肉踊るような展開でもない。
 この映画は上映時間が長く感じる。
 それは物理的な時間ではなくて話展開のことで、思った以上にサクサク進んでいかない。 
 それはおそらく映画のテンポの問題で、オリジナルが省略法を駆使して展開していくのに比べてこの映画は省略法を使用している箇所もあるが中途半端なのである。
 そして状況の見せ方も大変説明的なのである。
 余分なところも多く、最後のちょび安の正体が実は・・・・・・というのも必要なし。
 あと、猫の置物を動かす度に「にゃー」とか猫の声の効果音がついているのだが、これって面白いと思ってやってるのか?
 なんか意味あるんか?
 これがしつこく出てくるので真剣いやになった。
 正直、今どうしてこの映画が制作されたかが良くわからない。
 毎度お馴染み大人の事情ってやつか?
 

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

2007年10月 1日 (月)

「ストレンヂア 無皇刃譚」

1  戦乱の世を舞台に、一人の少年を巡って、自ら抜刀を封じた浪人と明に仕える金髪碧眼の剣士の宿命の激突が展開するアクション時代劇アニメ。
 ここ最近やたらと複雑な設定が多いアニメの中では、至極単純明快!
 だからこそ演出に力量が要求されるわけだが、意外に面白い!
 少年と浪人の関係も漫画版の「どろろ」を思わせるものがあり、逆に実写版がこうであれば・・・・・・いや、言うまい。
 見所のアクションも面白いし、そこに至るまでの描写もきちんと筋が通っている。
 出演している登場人物はそれぞれの関係と動機にきちんと理由があって自然に流れているのが良い。
 敵の男が組織に属していながらも剣の道に生きる剣士であるところも良い。
 ここ最近すっかり聞かなくなったからなあ、剣士とかガンマンとかね。
  声の出演で長瀬智也が起用されているのだが、思った以上にうまかったと思う。
 今でも本職の声優以外は断固反対の人が多いのに驚くが、必ずしも声優がうまいというわけでもなく、要は作品の雰囲気に合っているかどうかで、偏見は捨てるべきだと思う。
 ただ少年役の知念侑李は、もうひとがんばりなんだけどね。
 何が凄いかというと、物語の季節は冬なのだが、きちんと吐く息が白い。
 そんなの当たり前だと言われそうだが、アニメで白い息を描くのがどれくらい手間なのか考えれば、その凄さがわかるだろう。
 少なくとも夏の設定なのに息が白い実写よりは評価したい。
 アニメはどちらかというとテレビだとセリフとイメージカットで説明的なものが多いのだが、この映画に関してはセリフよりも動きで見せていく。
 正にアニメ「映画」なのだ。
 

↓↓参加しています。よろしくで~す↓↓
   

« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »