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2007年9月 2日 (日)

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」

Eva01  「エヴァ」が新しく映画化と聞いて今更?と思った人は自分だけではないはずだ。
 御多分に漏れず、自分も10年程前に「エヴァ」にどっぷり漬かった人間で、毎週毎週のテンションの高さにセリフを覚えるくらいビデオは見たし、関係本も読みあさり、まるで70年代に宇宙戦艦ヤマトに夢中の中学生状態だった。(もちろん当時はビデオデッキなんかないのだが)
 自分が「エヴァ」を好きな理由は、頭で追いつかない位の莫大な情報量と、妙に細かくリアリティであり、特に第6話の「決戦、第3新東京市」は、ポジトロンライフルを一発撃つのに、日本を停電させるという嘘臭い話を、ハッタリをかましてもっともらしく見せているところに感動、この話を観て最後までついていこうと思ったくらいだ。
 一瞬出てくる停電関係の看板が、かなり現実のものと近いものがあり、当時、工事関係の仕事をしていたので物凄く感心した覚えがある。
 あと、この回はアニメとしては異常に動きがないのだが、それでも緊迫感が出ていた。
 演出がうまいのである。
 これ以外にも「アスカ来日」で、さりげなく海の下に都市が沈んでいるのが描かれていたりして、物語の時代と状況を描いているのも良い。
 話題になったシリーズ後半よりも前半の方が遥かに面白い。
 もちろん、何が起こるか予想不可能の緊迫感はあったものの、最後の最後はやはりちょっと残念で、あの終わり方だからこそ話題になったかもしれないが、できれば伏線とかきちんと収めて終わってほしかったという気持ちは自分の中では強い。
 一方ではあの終わり方が認められてしまい、その後のアニメや漫画が収拾せずに終わってしまうものがあり、これこそ「エヴァの功罪」といっていいだろう。
 全てが解決するといわれた映画版は、残念ながら戦闘シーン以外は人をバカにした展開だった。
 今回、新たに最初から映画化するという話を聞いて、正直、今更やる意味がわからないし、今まで築き上げたものを食いつぶしていくことにより、「エヴァ」の評価が下がっていくのは辛いと思った。(「宇宙戦艦ヤマト」の悪夢再びは勘弁してくれ)
 そうはいいながらも惚れた弱みというのもあって、初日に劇場に行く。
 朝から満席状態で、「エヴァ」の人気っぷりが衰えていないことを知る。
 話は自分が好きな「決戦、第3新東京市」、通称ヤシマ作戦までだった。
 つまりTVシリーズのまんまリメイクなのである。
 しかし「Zガンダム」のような昔の古いフィルムを使い、違和感があるようなものではなかった。
 久しぶりに観ると、いやはや大変面白く、確かにTVシリーズを観ていないと説明不足だろうなあと思うところもあるのだが、基本的にTVシリーズを観ている人が対象であり、それ以外の人が観にいっても楽しめないのは仕方ない。
 もし、そんな人が観にいって、一般に公開される映画と同じ目線で感想を言っていたら、それは果てしなく無意味だ。
 もちろん、TVシリーズを観ていてもつまらないという映画化作品もあるので一概にはいえないが、少なくとも今回の劇場版は悪くない。
 ファンとしてはTVシリーズとの比較を楽しめるが、ヤシマ作戦のハッタリのかまし方はグレードアップしている。
 ただ、最後の綾波レイのぎこちない笑いがなかったのは残念だが、今回のも悪くはないと思っている。
 最後にある登場人物が既に出てきているのには驚き!
 正に再構築で、先が読めなくなってしまった。
 細かいところではエヴァのカラーリングやデザイン、ネルフやぜーレのマークが微妙に違うのにちょっと抵抗があったりしたのだが、前のようなウダウダな劇場版ではなく、物語としてきちんとしていたのでOK!
 心配していた宇多田ヒカル(B85-W59-H84)の歌もそんなに悪くなかった。
 エンドロールの後に次回予告がつくのだが、こ、これは凄いっつうか、真剣早く次回作が観たい!と思わせるものがあり、今回は設定を説明するだけの壮大な助走にすぎなかったことが発覚!
 連続活劇的な面白さも出ており、この予告だけでもう1回劇場に行こうと思ってしまった。
 エンドロール途中で帰った人は勿体無い・・・・・・というか普通考えて予告があるってわかりそうなもんじゃない?
 久しぶりの「サービス、サービス」もあったしね。
 もうこの時点で制作側の策略にハマってるよなあ。

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