「HERO」
テレビ局が関係している映画は、局が勢力を上げて宣伝するのは当たり前だが、その中でもフジテレビは異常だ。
その最たるものが、今年公開の「西遊記」で27時間かけて宣伝しているのは、とても公共の放送とは思えない。
そして「西遊記」の後に、これまた気合を入れて公開するのが「HERO」である。
木村拓哉が型破りな検事を演じる大ヒットTVドラマの劇場版。
容疑者が既にその犯行を認めている傷害致死事件を任された久利生公平だが、事件の裏には大物政治家の贈収賄事件が絡んでいた・・・・・・・という話で、思った以上に面白かった。
あの過剰な「西遊記」の宣伝でフジテレビが絡んでいる映画は食傷気味だったのだが、この映画に関しては悪くないと思う。
裁判物というと「それでもボクはやってない」があまりにもシビアな世界を見せたために、どれも嘘臭く見えてしまう。
この映画もリアルさがないのはOKとしても、一番見たかった被疑者が犯行に及んだ立証を省いてしまったところは消化不良。
まあ人間ドラマを見せるのが目的といえばそれまでかもしれないけどね。
出演はキムタク、松たか子(B85-W59-H85)等のレギュラーの他に松本幸四郎、タモリ、イ・ビョンホンなど無駄に豪華なのだが、予告編で前面に出てたイ・ビョンホンはあまりにも少ない出演シーンにびっくり!
というより、韓国のシーンはいらないだろ!
タモリは大物政治家の役なのだけど、法廷にサングラスは変だし、大物にはとても見えない。
松本幸四郎が加害者の弁護士役なんだけど、大物政治家の方が敵役かな。
「西遊記」よりは遥かに面白いけど、もうTVドラマの映画化は飽きたな。
エンドロールは映画と全く関係ないアーティストの歌ではなく、テーマ音楽なのは良かったけど、昨今のハリウッド映画同様やたらと長いのはちょっと辛い!





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