「釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束」
1988年の第1作から20年の節目を迎えた大人気シリーズの記念すべき通算20作目なのだが、このシリーズ、どういうわけか新作ができればできる程つまらなくなっていく。
今回は岡山県を舞台に、リゾート開発をめぐる大騒動に巻き込まれたハマちゃん&スーさんの話なのだが、大変つまらない。
鈴木建設の会長になったスーさんが失踪。
彼の妻に頼まれた浜ちゃんは、わずかの手掛かりで岡山にいくが、瀬戸内海で釣りが我慢できなくなり釣りを始めると、偶然にスーさんと再会。
スーさんの世話になっている女性は、仲間と共に地元のリゾート開発計画に、美しい自然を守ろうという理由で反対運動をしていた。
しかしその開発を請負っていたのは鈴木建設だった…という話で設定だけ聞くと物凄く面白そうだ。
偶然とはいえ、敵のリゾート反対グループにいるわけだから、状況的に緊迫感とギャグの面白い話を作れそうなのに、全くその設定は生かされていない。
そもそもリゾート開発に反対の理由が美しい自然を守りたいからと言っているが、リゾートがもたらす利益恩恵が自分達の生活が潤う以上に、自然を守る必要性ってあるのか?
自然を大切にみたいな単純な理由だと、いくら喜劇とはいえ説得力がない。
まあ、それを言い出すと浜ちゃんの存在そのものが、実際自分の職場にいたらちょっといやだなあと真剣思ってしまう。
重箱の隅をつつくような真似はしたくないのだけど、話に勢いがないので、余分なことばかり考えてしまうのだ。
実は「ビッグコミックオリジナル」の漫画の方は大変面白く、それを普通に映画化した方が面白いと思うのだが、どうして毎回無理なオリジナル話なのかさっぱりわからない。
どうして?と思ったが、日本全国を回らなくてはいけないという「男はつらいよ」的要素を入れないとダメなのかなあ。
出演は西田敏行と三國連太郎なんだけど、三國は本当に老けたよなあ。
出演者が高齢なので、早急に新シリーズを考えた方がいいと思うぞ>松竹さん





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