「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝」
「NARUTO-ナルト-」のTVアニメの新シリーズ「疾風伝」の劇場版第1弾。
今回のナルトの任務は、復活した魔物から鬼の国の巫女を守ること。
巫女には復活した魔物を封印する力、人の死を予言する力があり、百発百中の彼女はナルトの死を予言してしまう。
予言された者が、死から逃れる方法は巫女から離れることだが、ナルトが巫女から離れると魔物を封印できる巫女が死ぬということであり、世界の破滅を意味している。
正に究極の選択にナルトはいかに立ち向かうか?・・・・・・てな話。
「ナルト」の映画化は世間的にはあまり話題にならないが、意外に傑作が多く、特に1作目は、まさかの展開に泣けるものがあった。
基本的にバトルシーンに迫力があるため、きちんとした映画館の設備で観ると迫力満点である。
今回の、ポスターにも書いてある「ナルト、死す」の文字を本当に鵜呑みにしていく人はいないと思うが、いかに死なないための努力するかがこの手の活劇映画の醍醐味であることは言うまでもない。
結論から言えば、今回はあまり面白くない。
状況説明に費やしている時間が長く、死の予言の概念も少しわかり辛い。
根本的にテンポが悪いので、96分という短い上映時間なのに物凄く長く感じる。
実際、観に来ている子供たちも途中でダレていることが雰囲気でわかってしまう。
見所はロック・リーのバトルかなあ。
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