「Life 天国で君に逢えたら」
1970年代は「ラストコンサート」や「ジョーイ」など難病物ブームがあったのだが、韓国映画の影響か、今や日本映画は難病物大会である。
「Life 天国で君に逢えたら」は、2005年に癌のために亡くなった世界的プロ・ウィンドサーファーの飯島夏樹氏の半生を映画化したヒューマン・ドラマ。
正直、この話だけでもうお腹一杯である。
東宝はここ最近は難病物ばかりで、「そのときは彼によろしく」になると、無理無理な症状の病気で強引に話を進めていく。
この映画も癌という難病物であり、正直またかという気持ちが強い。
身内を癌で亡くしている自分としては、実話を元にしているとはいえ安易にネタになっているのは、あまり好きではない。
実際に末期だと寝ているのが精一杯で、何故ドラマや映画の癌患者は、あれ程元気なのかが不思議だ。
そうはいいながらも物凄くボーダーラインを低く設定して観たせいか、映画の内容としてはまあこんな程度かなという想定範囲内だった。
世界的なウィンドサーファーになっている主人公もかつてはレースに勝てず貧乏生活を送っていたのだが、これも観ていると仕方ないかなと思ってしまう。
物語は娘のナレーションで進行していくのだが、彼女が知らないようなエピソードもあって、常に彼女目線で話が進んでいくものではない。
主人公の先輩ウィンドサーファーがいきなり白血病で死んだりしているのも唐突で、実話が元なのでそんなものですと言われたら仕方ないのだが、何かウィンドサーフィンの道具がプルトニウムか何かで動いているようで違和感がある。
正直、ドキュメンタリーの方が伝わると思うし、劇映画になると安っぽくなってしまうから不思議だ。
出演は主人公に大沢たかお、その妻役に伊東美咲(B83-W58-H87)。
大沢は思った以上に良いが、伊東は・・・・・・まあいつも通りの演技だ。
監督は「ただ、君を愛してる」の新城毅彦。
病気物専門になるのか?
サザンオールスターズの桑田佳祐が映画の主題歌を担当。
海とサーフィンだからなのか知らないが、ちょっとベタすぎだよなあ。
話はともかく海の映像はきれいなので、それだけが救いか?






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