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2007年8月31日 (金)

「ヒロシマナガサキ」

Hn  戦争は良くないことを教わるが、何故ダメなのかは明確に説明されていない。
 自分が子供の頃は、歴史は第二次世界大戦までであり、そこらへんの歴史はちょうど三学期の終わりなので「各自で読んでおいて下さい」と物凄くうやむやにされた覚えがある。
 今考えると時代的には、戦争の影響がまだ少し残っていた時代なので、客観的に教えることは不可能だったんだろうなあと思っている。 
 さて、第二次世界大戦の最大の兵器といえば、原爆であり、今だに色々な影響が残っているのは、お盆時期の終戦記念特集を見ても明らかだ。
 「ヒロシマナガサキ」は アメリカ在住の日系3世のドキュメンタリー作家、スティーヴン・オカザキ監督が、原爆投下を巡る真実の姿を明らかにするドキュメンタリー映画。
 この手の戦争ドキュメンタリーで、自分が最も期待してしまうのは、当時の記録映像で、特に終戦して50年以上経過すれば、当時の秘密事項が発表されることもあるわけで、この映画に出てくる映像は新しいものはないのだけど、当時の原爆投下後の記録映像が、カラーであることに驚くと同時に、どうがんばっても日本は勝てなかったんだなと改めて認識した。
 あと、毎度お馴染み原爆を運ぶ飛行機のスタッフに話を聞くのはOKとしても責めるのはちょっと違うと思うぞ。
 あの人達も命令でやっているだけで、よくわかっていないと思う。
 本当に聞くべき相手は大統領なんだけど、もはや亡くなっていないので、公開される機密情報をひたすら待つしかないんだろうなあ。
 原爆と言うと「はだしのゲン」である。
 図書館で漫画があるなあと思って、読んでみたら真剣ブルーな気分になったが、作者の中沢啓治氏が出ているのにはびっくりした。
 まだまだお元気な姿で何より。

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2007年8月30日 (木)

「阿波DANCE」

Aho  両親の離婚で東京から徳島の高校に転校してくるヒップホップクイーンの女子高生が、同じクラスの阿波踊りに熱中している男子と、最初は対立しながらも、やがてヒップホップと阿波踊りを融合させた阿波ダンスを生み出す青春ダンス映画。
 う~ん、惜しい。
 面白い要素はありながらも、うまくまとめきれていない。
 正直、新しいものと古い物の融合とはいいながらも、オチも読めてしまうので、目新しさはない。
 もっといえば、脚本も映画の中での山場を導くための逆算方式なので無理目な展開。
 テンポよく見せるためとはいえ、ヒロインがいきなり明日から転校って無理ありすぎない?
 模試と阿波踊りの日が同じで究極の選択を迫られるが、模試の日なんて随分前からわかってるんじゃないの?
 それに踊るの夜だから、昼間は模試でも支障ないんじゃないの?
 いきなり会場に来て踊り始めて評価なんてされるの?
 あと、別れのシーンで駅に見送りに来ないのに、電車と併走して走っているのをよく見るけど、あれって絶対に不自然だよね。
 出演はヒロイン役に榮倉奈々(B83-W58-H85)。 
 彼女と対立するクラスメイト役にの勝地涼。
 榮倉奈々は、でかいのは想定範囲内だが、全くかわいくないのは何故?
 彼らの通う高校の教師役でほしのあき(B88-W56-H87)が出演しているが、普段は胸しか気にしてなかったが、じっくり見るとあまり美人でもないし、それ以上にやっぱり老けてるよなあ。
 身長の高い榮倉と勝地、少し関西訛りっぽい話し方、どこかで見たなあと思っていたら、「ラブ★コン」なんだよねえ。
 しかし、何がダメかってダンスに魅力がないのが一番ダメだと思う。

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2007年8月29日 (水)

「レッスン!」

Lesson  自分はダンスはやらないが、見るのは好きで時々ホールとかにいくこともある。
 やはり生の迫力は違うが、編集でさらなる迫力を出しているダンス映画も好きだ。
 そんなわけで、ダンスのある映画は基本的に何も考えずに観にいく。
 「レッスン!」は、ニューヨークの不良高校生と社交ダンスの指導者との交流を描いており、ニューヨークの公立小学校で教育の一環に社交ダンスを取り入れ大きな実績を挙げた実在のダンサー、ピエール・デュレインのエピソードが元になっている。
 実はタイトルだけ聞くと何の映画かわからず、お色気ムンムンの女教師が出てきたり、高校生の初体験話かなと思っていた。
 おそらく「プライベート・レッスン」とかその手の映画を想像してしまうのは、ある一定の年齢以上ではやむおえないだろう。
 調べてみてダンス映画だというのでダッシュで観にいったのだが、これまたヒップホップ系だと思っていたら、なんと社交ダンスだった。
 落ちこぼれ高校生がダンスを通して成長していくという正にベタなスポ根もので、まあ話は大体想像した展開で進んでいく。
 それに不思議と社交ダンスとなると、「Shall we ダンス?」と撮り方が同じになってしまうのは、あの映画がもはやひな型になっているからか?
 全編社交ダンスかと思えば、時々ヒップホップ系も入っているので、それなりにはダンスを満喫できる。
 ただ、先生が何故ダンスを落ちこぼれ生徒に教えることになるのかの理由があまり明確にわからないのだが、これって自分だけが理解できないだけ?
 ダンスの先生役にアントニオ・バンデラス。
 あの濃い顔に社交ダンスは似合わないし、どうも「デスペラード」や「マスク・オブ・ゾロ」のイメージが強いので、いつか銃を出すのではないかと必要のないドキドキ感があるのも困ったものだが、映画は全編良い先生役でした。

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2007年8月28日 (火)

「ベクシル 2077 日本鎖国」

2077  西暦2067年、ハイテク鎖国により秘密のベールに包まれた日本の内情を探るため潜入を図った米国特殊部隊の話。
 昔、「ファイナルファンタジー」という莫大な制作費を費やしたのに、とてつもなくつまらなくて、興行的にも大コケで、スクウェアの経理面を正にファイナル状態にしてしまったクソ映画があった。
 あの映画の最大の失敗は話がつまらないのと、リアルを追求した人の動きがかなり違和感があったことである。
 この映画も妙にリアルな動きの割りには、いかにもCGでつくりました~みたいな顔とのバランスがまるで取れていない。
 というか、映画館まで来てゲームのようなキャラクターを見せられてもなあ。
 そもそも、本当に実写に近い状態にしたいなら、実写の方がいいわけで、アニメのリアルというのは、デフォルメした中にも動きと止めがあって、それによるもっともらしさを出すことである。
 そして何より動きに「けれんみ」がない。 
 同じCGを使っていてもピクサーはよくわかっていると思う。
 特に「レミーのおいしいレストラン」の人間の動きは凄い。。
 肝心の話もハイテク鎖国というアイディアは面白いものの、シュミレーションがされていないため、設定の面白さが全くない。
 それに悪者の陰謀と言うのが、イマイチ効率が悪く意味がわからない・・・・つうかアホですか?
 一応、音響設備のいい劇場だと戦闘シーンは迫力があるのだけどね。
 主役の声は黒木メイサ(B78-W56-H82)が演じているのだけど、ちょっとうまくない。
 

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2007年8月27日 (月)

「Life 天国で君に逢えたら」

Life  1970年代は「ラストコンサート」や「ジョーイ」など難病物ブームがあったのだが、韓国映画の影響か、今や日本映画は難病物大会である。
 「Life 天国で君に逢えたら」は、2005年に癌のために亡くなった世界的プロ・ウィンドサーファーの飯島夏樹氏の半生を映画化したヒューマン・ドラマ。
 正直、この話だけでもうお腹一杯である。
 東宝はここ最近は難病物ばかりで、「そのときは彼によろしく」になると、無理無理な症状の病気で強引に話を進めていく。
 この映画も癌という難病物であり、正直またかという気持ちが強い。
 身内を癌で亡くしている自分としては、実話を元にしているとはいえ安易にネタになっているのは、あまり好きではない。
 実際に末期だと寝ているのが精一杯で、何故ドラマや映画の癌患者は、あれ程元気なのかが不思議だ。
 そうはいいながらも物凄くボーダーラインを低く設定して観たせいか、映画の内容としてはまあこんな程度かなという想定範囲内だった。
 世界的なウィンドサーファーになっている主人公もかつてはレースに勝てず貧乏生活を送っていたのだが、これも観ていると仕方ないかなと思ってしまう。
 物語は娘のナレーションで進行していくのだが、彼女が知らないようなエピソードもあって、常に彼女目線で話が進んでいくものではない。
 主人公の先輩ウィンドサーファーがいきなり白血病で死んだりしているのも唐突で、実話が元なのでそんなものですと言われたら仕方ないのだが、何かウィンドサーフィンの道具がプルトニウムか何かで動いているようで違和感がある。
 正直、ドキュメンタリーの方が伝わると思うし、劇映画になると安っぽくなってしまうから不思議だ。
 出演は主人公に大沢たかお、その妻役に伊東美咲(B83-W58-H87)。
 大沢は思った以上に良いが、伊東は・・・・・・まあいつも通りの演技だ。
 監督は「ただ、君を愛してる」の新城毅彦。
 病気物専門になるのか?
 サザンオールスターズの桑田佳祐が映画の主題歌を担当。
 海とサーフィンだからなのか知らないが、ちょっとベタすぎだよなあ。
 話はともかく海の映像はきれいなので、それだけが救いか?

Life_2   ちなみに自分の行ったシネコンだが、この映画のジャンルがコメディって・・・・・・まあ考え方によってはそうなのか?

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2007年8月26日 (日)

「ラッシュアワー3」

Rh3  いまでこそ渋い役者の真田広之だが、自分の中ではアクション俳優のイメージが強く、実際、「忍者武芸帖 百地三太夫」や「吼えろ鉄拳」のアクションは凄いし、「皇家戦士」では世界的に有名なアクション女優・ミッシェル・ヨー(当時はミッシェル・キング)との共演も引けを取っていない。
 演技派もいいが、自分としてはもっとアクション映画が観たかった。
 ところが、今回「ラッシュアワー3」で、ジャッキー・チェンと夢の共演でアクションシーンありと聞くと、そりゃあもう観るしかない。
 つうことで初日に劇場に行く。
 ジャッキー・チェン&クリス・タッカーのコンビが繰り広げる大ヒット・シリーズ第3弾で、今回はフランスのパリを舞台に、中国マフィアとの壮絶な死闘に挑む。
 真田の役はジャッキーの敵という設定。
 ということは、当然壮絶な死闘を期待してしまうわけだけど、なんと意外に真田のシーンは少ない。
 もちろん、少ないといっても、香港映画でちょっと顔を出すような感じではないものの(わかる人ならわかるよね?ジャッキー・チェンの名前が前面に出ているので観にいったら、友情出演でチョイ役)、期待していたジャッキーとの戦いは異常に少なく、剣で戦うところが最大の見せ場!
 う~ん、自分としてはジャッキーとのカンフー対決を期待していただけに残念!
 つうか、2人とも、もっと若い時代に共演してほしかったなあ。
 肝心の映画は、話的には行き当たりばったりのユルい展開だけど、これはもうシリーズ物の宿命で、登場人物のキャラが立っていれば、もはや何をやってもいいの典型的な例。
 真田の他に日本人で工藤夕貴(B83-W53-H83)が、殺し屋役で出演しているが、残念ながらあまり必要性なし。
 最初、彼女がスーヤン役かなと思ったが、さすがに日本人が童顔とはいえ、無理だということをスタッフもわかっていて良かった。
 それより何気なくマックス・フォン・シドーとかロマン・ポランスキーが出演しているのには驚いた。
 最後はお馴染みNGシーンがあるが、セリフのいい間違いとかが多く、あんな短いセリフがいえないのは、とてつもないバカか、もはやNGシーンのためにわざとNGを出しているとしか思えずちょっと興醒め。

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2007年8月25日 (土)

「22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語」

22sai  1977年~1981年頃は「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」の映画化など、正に松本零士全盛期だった。
 しかし、すっかりブームが終わって、20年以上経過しているのにも、かかわらず、この人の漫画の体質は昔のまんまであり、今の時代にあの泥臭い絵や泥臭い展開をやられても、多くの人はドン引きだろう。
 かつてブームの洗礼を受けて、朝から劇場の前に行列を作って「宇宙戦艦ヤマト」を観た世代である自分でさえも、コピーを貼っているだけで、いつの間にか雑誌自身が消えてしまった漫画版の新しい「宇宙戦艦ヤマト」や、未完成で続編がない「銀河鉄道999」の劇場版である「エターナルファンタジー」を観る限り痛々しさを感じる。
 ここまで来ると、もはや完成された伝統芸なんだろうなあ。
 そして、実写で同じようなことをしているのが大林宣彦である。
 「22才の別れ」は、伊勢正三の名曲を題材に、母と娘の二代に渡る純愛物語で、いわゆる歌謡映画である。
 カメラが傾いていたり、お馴染みの俳優達、こっ恥ずかしいセリフ、あまりにもベタな展開など相変わらず大林節全開で、これでもOKの時代や空気もあるのかもしれないが、今や明らかに一人よがりで、ズレまくっている気がする。
 「転校生 さよならあなた」といい、大丈夫か?>この監督。
 今、宇宙戦艦ヤマトを復活させたところで痛々しいものがあるが、この映画も正に痛々しい。
 おそらく、ファンというよりもっとヘヴィーな信者相手の映画で、「待ってました、岸部一徳」とかいいながら楽しむしかない映画なんだろうなあ。 これでは、正に松本先生状態で、おそらくお約束の世界を楽しむしかないんだろうなあ。
 出演は筧利夫、清水美砂(B81-W58-H83)なのだが、自分の行った劇場のせいなのか、筧のセリフが聞き取れない。
 大林映画で毎度お馴染み、今回の新人もいるのだが、正直、全くかわいくない。
 いやはや、大林監督はもはや趣味の世界の人で、それが時代とシンクロしないとダメなんだろうなあ。

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2007年8月24日 (金)

「天然コケッコー」

Tennen  田舎の分校に通う中学生のを中心に、2年間の成長を見つめた物語で、原作はくらもちふさこの漫画。。
 いやはや、これが思った以上に傑作!
 いかにもな大事件が発生するわけでもなく、田舎を舞台に一人の少女の泣き笑いの成長物語。
 田舎の空気感が全編を包み、さりげない音を感じさせる演出は見事!
 一方では、自分は映画の主人公が住む場所より、遥かに田舎に住んでいた時があっるので、電車が通り、床屋があるのを見ると、まだまだ恵まれているとさえ思ってしまう(笑)
 もし田舎は自然があっていいなあと思っている奴は実際に住めばいかに辛いかわかるぞ。
 出演は「ケータイ刑事」の夏帆(B85-W58-H85)、岡田将生。
 うわ~この映画の彼女は滅茶苦茶かわいいし、何気に巨乳であることも認識した。
 そよと大沢が恋仲になっていく過程がさりげなく、実は大沢が東京に未練があり、東京の高校に決めようとしているがエンドロールが開ける最後の最後で彼の決意を見て少しうるっときた。
 こいつら中学でキスだったら、高校は絶対にそれ以上いくんだろうなあと思ってしまうが、暖かく見守りたいと思わせてしまうところも良い。
 監督は「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘監督。
 実は世間が言うほど「リンダ~」は好きではなく、個人的にはこの映画の方が好きかな。

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2007年8月23日 (木)

「彩恋」

Sairen  高校三年生のナツ、ココ、マリネは大の仲良しで、いつもツルんで遊んでいた。
 ナツは、恋人から一方的にフラれ、その直後に妊娠に気づく。
 ココの母とマリネの父はひょんなことから急接近し、ココは母に裏切られたような気持ちに揺れる。
 マリネは、電車でいつも見かける男の子に恋心を抱くが声も掛けられない。
 仲良し3人組の女子高生を主人公に描く青春映画。
 出演は関めぐみ(B78-W58-H83)、貫地谷しほり(B80-W55-H82)、徳永えり(B83-W58-H86)。
 貫地谷しほりっていつまで高校生役やってるんだ?
 女子3人の話というと、「ゲット・イット・オン?」を思い出すのだが、そこまでユルい話展開ではない。
 しかし、群衆劇と割りには人の出し入れが、あまりうまくなく、笑えないギャグや偶然頼みの展開、やたらとガンガン響く音楽など、面白い要素はあるものの中途半端。
 また、主演の3人の設定が、普通の高校生からは程遠い特殊な設定なので、感情移入がしにくい。
 この居心地の悪さは、韓国映画を観ている感じにちょっと似ている。
 あ~もう少しなんだけどなあと思いつつ、上映時間が短いのでOKか?

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2007年8月22日 (水)

「アズールとアスマール」

Azuru  昔、ジブリが関係している「チンポ丸出しのアニメ」がある聞いて観にいったのが「キリクと魔女」で、まあアフリカの原住民の話なので当たり前なのだが、「アズールとアスマール」は同じミッシェル・オスロ監督の作品。
 ヨーロッパの領主の子アズールとアラビア人の乳母の子アスマール。
 身分は違うものの兄弟のように仲良しの2人だが、アズールは寄宿学校に入ることになり、アスマールは母親と城から追い出されてしまった。
 寄宿学校から戻ったアズールは、乳母の子守歌に歌われていた「ジンの妖精」を探しに、海を渡る・・・・・・。
 実は最初、あまりにもベタな御伽噺っぽい展開と独自のテンポ、妙にリアルな登場人物の顔が少し気持ち悪くもあり、これは失敗したか?と思ったが、そのうちに慣れてくると意外に面白くなってくる不思議な映画。
 というか、よく見るとアズールもアスマールも結構美少年で腐女子の皆さんには絶好の素材だったりする。
 自分は宮殿に幽閉されているシャムスサバ姫の動きとキャラの立ちっぷりに感動!
 特に天文台のシーンは良い。
 独自の色使いも、これはこれでありだと思ってしまう。
 正直、今の日本のアニメに見慣れていると辛い人もいるかもしれないが、こういうのもあるということで観ておくのもいいかもね。

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2007年8月21日 (火)

「怪談」

Kaidan  中田秀夫は「女優」や「リング」を観た時、凄いと思ったのだが、「ガラスの脳」を観て実は一発屋じゃないかと思っていた。
 まあ、監督も制作上の色々な事情があって大変なんだろうなあと思いつつも、観客には関係ないことだしね。
 そんなわけで個人的にはすっかりご無沙汰の中田秀夫だが、久しぶりの新作は三遊亭圓朝の名作怪談落語「真景累ケ淵」を映画化したもので、正直今更怪談と言われてもなあと思って観たら、これが意外にも面白い!
 煙草売りの新吉(特技:耳攻め)は、三味線の師匠で、身持ちが堅いことで評判の豊志賀に出会い恋に落ちる。
 新吉より年上の彼女は、今までならどんな男に言い寄られても軽くあしらっていたが、彼とはある夜ついに一線を越えてしまう。
 実は2人は親の代に下総の累ケ淵で起きたある事件と深い因縁があった・・・・・・。
 ベタといえば、ベタな話なのだが、それを演出でうまく見せており、男女の関係を描きつつも、怖いところはきっちり怖い。
 それに思った以上にテンポが良い。
 怖いところはさすがに中田監督だけあって気合が入っており、観客が真剣飛び上がっていた。
 なんだかんだいって新吉のモテっぷりはうらやましい限り。
 出てくる女もギャルゲーなみに多彩、だけどギャルゲーと違い必ず豊志賀の邪魔が入るといことくらいか。
 演じているのが人気若手歌舞伎俳優の尾上菊之助なので妙に艶っぽく説得力がある。
 豊志賀役に黒木瞳(B80-W58-H85)。
 いや確かに美人であるけど、やっぱ年取ったと思うぞ。
 この映画でも随分年上の女という設定なのだけど、恋愛対象の設定だと「東京タワー」もそうだけど、ちょっと無理無理な感じがする。
 その他にも井上真央(B79-W60-H80)や麻生久美子(B80 W59 H83)、瀬戸朝香(B83-W60-H85)と意外に豪華な出演者だったりする。
 この夏の意外な必見作品なのでお見逃しなく!

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2007年8月20日 (月)

「陸に上った軍艦」

Okagun  100歳近いのにエネルギッシュに映画を作りつづけている新藤兼人。
 彼の戦争体験を、自身の証言と脚本で描き出した異色の反戦ドキュメンタリー・ドラマ。
 監督が自ら語るドキュメンタリー部分と、それを再現したドラマ部分の2つから構成されている。
 いやはや戦争と言うと、「一年戦争」とか平気で答える若者がいる現在に、戦争の体験をした人の話は大変貴重である。
 戦争と言うと、やみくもに反対し泣かせに走る映画が多いが、この映画は悲劇なのに滑稽なところがあり、それでいて怖いところがある。
 30歳で召集令状をもらって、10歳以上年下の上官の下で過酷な軍隊生活。
 海軍といいながらも軍艦はなく、食料を確保するため5年後に大きくなる鯉を育てたり、その餌となるハエを千匹捕まえたり、挙句の果ては靴を逆さまに履いて行進することにより、靴あとを逆につけて敵には退却していると思わせる訓練をしたり・・・・・・もはや軍隊コントを見ているような感じで、戦争末期はいかにどうしようもない状況だったかが垣間見えてしまう。
  時々、職場で上の命令で明らかにおかしいことをやらされている時は、会社がかなりやばいのではないかと思うのだが、それが国歌レヴェルだとさらに怖い。
 それに比べアメリカ軍の空爆予告はユーモアがあり、これだけでも勝つ気満々!
 いやそれよりも、戦争って奇襲攻撃ばかりだと思っていたので、こんな予告ビラを撒いていることは知らなかったし、空襲の予告はかなり精神的に辛いものがあったと思うので、これも一種の心理戦なんだろう。
 正にアメリカとしては「負ける気がしね~」状態だったんだろうなあ。
 今から考えると明らかに負け戦なのだが、今だからこそ何故戦争しなくてはならない状況になったのかをもっと考えるべきである。
 いつまでもやみくもに戦争反対と唱えるだけではダメで、戦争に至る理由をもっと明確にしなくてはならない。
 莫大な金と労力がいる戦争をあえてやらなくてはいけないのは何故かをもっと知るべきだと思う。
 この映画は普通の一般市民が戦争にいくことを描いているが、おしつけがましくないのが良い。
 戦争が終わって半世紀以上経過した今、映画にしてもドラマにしても違う視点で戦争を捉える時に来たのではないのかな。

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2007年8月19日 (日)

「遠くの空に消えた」

Tooku  空港建設に揺れる田舎の村を舞台に、3人の少年少女の友情が引き起こす奇跡の物語。
 行定勲監督作品だからといって「世界の中心で、愛をさけぶ」と同じような雰囲気を求めると肩透かし状態。
 時代設定は不明で、村に昔の日活アクション映画に出てきそうなギャングがいたり、どう考えても採算の取れなさそうな怪しげなバーがあったり、ポップな感じの演劇的というかコミック調の、ユルい展開で進んでいく。
 いわゆるファンタジー映画なのである。
 これについていけるかどうかが、上映時間144分を快適に過ごせるかどうかの分かれ目である。
 作品の雰囲気の割にはあまりにも生々しい場面もあり、心温まる話になるはずなのに物凄く違和感を感じるのだ。
 あと、子供達の友情がどうやって深まっていったかわからない。
 ここらへんはもっとうまく描いてくれないと感情移入がしにくい。
 おそらくこれだったら実写よりもアニメの方が良かったのではないかと思われる。
 後で調べてみたら行定勲監督が7年かけて脚本を仕上げた懇親の作品らしい。
 申し訳ないが、7年かけてこの程度かと思ってしまう。
 出演は、神木隆之介、大後寿々花(B72 W59 H82)、ささの友間。
「探偵学園Q」の神木君はすっかり成長して魅力がなくなっているが、この映画はひょっとして最後の輝きなのか、美少年ぶりを発揮している。
 大後寿々花は「セクシーボイス&ロボ」の時も思ったが、そんなにかわいくないよなあ。
 それより8話を放送しろよ>日本テレビ
 ささの友間は・・・・・・すいません、この映画で初めて知りました。
 正直、もっとつまらなくなりそうな映画なのだが、行定監督だからこの程度で収まっているんだろうなあ。

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2007年8月18日 (土)

「DEAD OR ALIVE 犯罪者」

Photo  小沢の兄ィ、お久しぶりっす。
 ここんとこ本当に兄ィの顔を見てなかったですが、元気だったでしょうか?
 最後に自分が兄ィの映画を観たのは「くノ一忍法帖 柳生外伝」だったからもう相当経ってますよね。
 今回、兄ィが三池監督の作品に出ると聞いてすっごい楽しみにしていたんすよ。
 三池監督といえば最近売れっ子映画監督ですからね。
 それに共演が竹内力の伯父貴と哀川翔さんでしょ?
 それに兄ィとくればある意味オールスター映画じゃないっすか。
 絶対にデートで観る映画じゃないっすよ。
 もちろん、自分も一人で観にいったっすよ。
 一応連れも誘ったんですけどね、誰も一緒にいってくれないんすよ。
 でね、言ってやったんですよ「竹内力と哀川翔が初の共演」って。
 そしたら「年末年始の深夜か日曜日の昼間に放送されたら観るよ」てな冷たい返事が帰ってきたんで「小沢仁志も出てるんだぜ」って言ってやったんすよ。
 明らかに連れの奴「ああ東大出身の歌手ね」ってオザケンと間違ってるんですよ。
 まあ北半球に1人位兄ィのこと知らない奴はいるんですよ。
 まあそういった奴に怒っても仕方ないし、丁寧に教えてやったんですよ「ビーバップの北高の前川役の人だよって」
 え?、そうじゃなくて「SCORE」の監督だと言えって?
 そんなの誰も知らないっすよ。
 「キネ旬」で特集されて大絶賛されたって?
 いやあの雑誌、偏ってますからね。
 痛て、兄ィ、グーで殴るのはやめて下さい。
 言わせてもらいますけどね、兄ィの映画って勢いはあるんですけど、そんなに滅茶苦茶凄いってもんじゃないんすよ。
 兄ィの世間的にメジャーなのは「ビーバップ」しかないっすよ。
 え?そんなことより映画の話?
 そうっすね。
 じゃあ「DEAD OR ALIVE 犯罪者」なんすけど、これって兄ィの主演映画でも監督映画でもないんすよね。
 もちろん、自分は兄ィの顔が出ているだけで満足だからそれでいいっす。
 驚いたかって?
 いや噂に聞いていましたが、哀川さんがチンピラ役じゃなくてまさか刑事役だとはねえ。 
 え?全然驚くポイントが違う?
 これじゃないっすか?
 冒頭の部分のテンポがいいだろうって?
 そうっすね。
 もちろん、ああいう導入部って結構良いと思うっす。
 あの調子で全編いったら面白いかもしれませんね。
 話は結構普通のVシネマによくある話だと思うんすよ。
 まああの面子だとどうしても王道の展開だとは思うんですよ。
 だって普通によくある話展開っすから。
 それでもわけのわからない映画が多いのでまだマシっすよ。
 だけど、最後観た時、椅子から転げ落ちてしまいましたよ。
 なんすか?あれ。
 あんなんありですか。
 いやあ自分あれだけでも観にきてマジで良かったと思ったっすよ。
 ショック度は「シックス・センス」を越えてますよ。
 だってあんな展開になる素振りがないっすからね、普通にみててあれが想像できたら、名探偵コナンや金田一少年くらいの想像力っすよ。
 賛否両論だと思うんですが、自分は好きっすよ。
 でも監督にいっておいてください。
 これ1回だけでお願いしますって。
 毎度これだと話にならないし、最初にやったもの勝ちだと思うんで。

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2007年8月17日 (金)

「Genius Party - ジーニアス・パーティ」

Genius  日本が誇るアニメ界の7人の気鋭クリエイターが制約ゼロのコンセプトの下、思い思いの発想とイマジネーションで個性的な短編アニメーションを競作しているらしいのだが、制約ゼロでこんなつまらないものを作ってどうするんだ?
 これだったら制約があった方がいいんじゃないの?
 アニメの技術的に凄いのかもしれないが、自分は最優先が話が面白いかどうかなのだが、ここまで見事に面白くないのは珍しい。
 
 福島敦子監督「GENIUS PARTY」
 オープニングだったら長いよ。

 河森正治監督「上海大竜」
 話ネタに新しさを感じない。

 木村真二監督「デスティック・フォー」
 ティム・バートンのパクリですか?

 福山庸治監督「ドアチャイム」
 あ~そういえばあったなあ、70年代や80年代にこの手の話を8ミリフィルムで作る奴。

 二村秀樹監督「LIMIT CYCLE」
 これが一番つまらない。
 とりあえずトイレと売店での買い物はこの作品の時だな。

 湯浅政明監督「夢みるキカイ」
 この前があまりにもつまらないので、寝ている人多し。
 正に夢みるキカイだな。

 渡辺信一郎監督「BABY BLUE」
 新海誠のパチモン作っても仕方ないでしょ。

 実写で「Jam Films」というのがあったが、そのアニメ版だな。
 第2弾が2008年公開されるそうだが、劇場スカスカだったけど、それでもやるの?

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2007年8月16日 (木)

「ガラスの脳」

Photo_2  「ガラスの脳とはサイモン・ライト博士のことだね」
 「それは<生きている脳>でしょ」
 こんなツッコミができるのはおそらく相当古いSFファンである。
 そんなわけで「ガラスの脳」だが、「リング」の中田監督だから大きく期待したのだが、言われなければ今関あきよしが監督したのかと思うような内容にびっくりした。

 はっきりいってつまらない。
 漫画なら許されても実写の映画の場合、それなりのリアリティが欲しいものだが、それがこの映画には見事に欠けていて、ファンタジーの一言で片付けることができない程である。
 時代設定の昭和40年代って意味あるのか?
 別に現在の話でもいいんじゃないのか?
 「リング0」でもそうだが、昭和40年代というのは既にノスタルジーの域に入っているのか?
 自分はその時代には既に生きていたので、どうも時代表現が中途半端な感じがしてならない。
 百歩ゆずってそれはよしとしても、その時代を出す意味って何だろう?
 原作がその当時発表されているからという理由程度だったら勘弁してほしい。
 主人公の行動も子供の時代は許すとしても、高校生になってからの行動はやっぱり変だよ。
 と、言うよりあれじゃあ変態だし単なる夜這いにしかみえない。
 どっからみても犯罪だよ、犯罪。
 あそこまで彼をかきたてるものというのが表現されていないので観ていて違和感をず~っと感じる。
 例えば高校生なりのためらいとか気恥ずかしさとかそこら辺をうまく取り込んでくれるともっと説得力が出ると思うんだけどなあ。
 と、いうよりどうしてあの病院は赤の他人が簡単に出入りできるんだ?
 せめて鍵くらいかけておいてもいいと思うんだけどなあ。
 主人公に片思いしている同級生とかもう少しうまく使えば、眠っていた少女が病院の院長を好きなことを知った主人公のやるせなさというのがもっと表現できたはずなのに大変惜しい。
 全体的に主人公の彼女への想いというのが伝わってこないし、彼女が5日間だけしか時間がないのにもかかわらず、その5日間をどうすごしていくかという緊迫感や切なさみたいなものが全然出てこないし、あまりにもリアリティのない展開に観ていて居心地の悪いものを感じてしまうのだ。
 最後の結婚式も普通ならもう一悶着あってもよさそうだし、ここって本当はおそらく旦那がいないと思われる(実際はどうなんだろう?)名取裕子の母親のエピソードが出てきてもよさそうだし、ラストも白髪だけのあんな安直な老けさせ方はやめようぜ。
 登場人物も中途半端なんだよなあ。
 河合美智子とモロ師岡って必要ないじゃん。
 特に父親役のモロ師岡って本当はもっと重要な役じゃないのか?
 他の人はどう思うか知らないが、自分はこの映画は全く買えない。
 救いは上映時間が短いことかなあ。

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2007年8月15日 (水)

「アメリ」

Amema  公開当時、土日に観ようとすると満席で座れない状態で2週程見送りました。
 ロングランは決定したものの、いつまでたっても観ることができないので、平日に観ることにしました。
 しかし、平日と言えども座席は殆ど埋まっていて、とりあえず座って観ることができただけでも良かったです。
 ヒットしている理由がよくわかりました。
 大変面白いです。
 観終わった後、ほんのりと幸せな気分になれたのが良いです。
 「エイリアン4」や「ロスト・チルドレン」の監督なので、どんなグロテスクな話かと思ったら、意外にも全く反対の映画だったので驚きました。
 主人公のアメリ役の女の子が妙にかわいくハマリ役でした。
 自分が一番感動したのは、いつもスピード写真を撮る男が、心理的に問題があるとアメリたちが分析していたのに、実はそんな深い理由はなく単なる仕事の一貫だったとわかるところです。
 人生、深く考え過ぎなくても実は真実は意外に単純な場合もあるんだよと言われているようでした。
 もちろん、アメリのような不思議少女がいたら、かなり鬱陶しいと思いますが、映画の中だと微笑ましくていいですね。
 例えて言うならオバQは漫画の中では愉快な奴だけど、実際に一緒に住んでいたらかなりいやな奴みたいな感じでしょうか?
 フランス映画は「ラ・ブーム」以来ですが、アメリカ映画とはまた違った面白さがあって良いですね。
 日本で映画化するなら主演は間寛平・・・・・・ってそれじゃあ「アメリ」じゃなくて「アメマ」ですね。
 前売りを買ってもらえるのは当然アメマバッジ。
 おそらくまだ大量にあるではないでしょうか?(「痛快!明石家電視台」で全部配り終わったか?)

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2007年8月14日 (火)

「ブレアウィッチ2」

Bw2  一般的には評価が高いが自分は良いとは思わない「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の続編。
 実は全く観る気はなかったのだが、公開当時、ワーナーマイカルでは創業10周年で1000円になっているので、観にいったわけだ。
 1000円というと実質半額なので少々難ありの映画でも観ようかなあと思ってしまう。
 そう考えると今の映画料金は高いと改めて思う。
 ここは一つ、マクドナルドみたいに平日半額とは言わないまでも、割引をしてほしいもの。
 そうすれば、映画館でさぼるサラリーマンももっと増えるだろう。
 今回はキネコ作品でなくフィルムで撮影されているし、ゲロを吐きそうな手持ちでなくきちんと固定されたカメラで撮影されており、普通のB級のつまらない映画に仕上がっている。
 はっきりいって1000円だからそんなに怒りは込み上げてこない。
 上映時間だって90分位だしね。
 この映画もホラーの常でどんどん続編が作られていくんだろうなあ。

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2007年8月13日 (月)

「ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer」

Keizoku  TVシリーズの最終回に嘘の映画化決定予告が妙に良くできていて話題だったが、その要望に答えてか本当に映画化!
 人物関係などはTVシリーズを知らないとわからない展開なので、映画評論家の皆さんの中には「自分はTVシリーズを観ていないのだが」とかいう書き出しをする人もいるかもしれない。
 誰が観ても楽しめる映画が理想なのだが、どう考えてもTVシリーズのファンのための続編であることがわかっている場合は、TVシリーズを観ていないというのが大間違いで、せめてレンルするなり再放送を観るなりのことはしないと話にならない。
 ところが映画評論家は映画の数をこなしてもTV番組は観てないことが一つのステータスになっているみたいだし、TV番組は最初から見下している傾向もあるので仕方ないかもしれない。
 自分としては高い入場料を払うので面白ければなんでもOKで、TVシリーズが面白ければ映画化にも期待してしまうのは当然である。
 しかし、残念ながらTVと映画の決定的な違いは金を払うかどうかで、TVで無料で観ている分には適当に楽しくても入場料を払って観るとなったらそれなりに面白くないと何のために時間割いて劇場まで行くのかわからない。
 劇場まで行って虚しい気分を味わったのは「GTO」と「サラリーマン金太郎」で、この2作品はTVシリーズもそんなに面白いものではなかったのだが、それに輪をかけてつまらないのはちょっと困ってしまうのだ。
 「ケイゾク」は一応TVシリーズの前半は推理物の形をとっているのだが、そのトリックは普通にやった方が簡単じゃないかと思うくらい手間のかかったトリックばかりで、またそれを推理してしまうというのも異常な展開である。
 後半当たりはむしろ推理よりも登場人物の謎にポイントがおかれ、最終回近くに至ってはそのボルテージはむやみやたらと高い。
 そして最終回やその後の「特別編」で解決していないものなどがひょっとしたら映画で全て解決するのかも・・・・・・映画化に期待するところはそこらへんと、あの「ケイゾク」の世界が映画の中でパワーアップしているかがファンの期待するところだろう。

 さて、映画なのだが結論からいうとつまらない。
 話は島に性別・年齢・職種がバラバラの人達が集まり、殺人事件があって・・・・といった「金田一少年」や「名探偵コナン」でもお馴染みの展開である。
 話の中盤までは一応推理物なのだが、後半はこの映画のサブタイトルにあるように「うる星やつら/ビューティフル・ドリーマー」や「エヴァ」のような観念的な話がえんえんと展開していく。
 もっとも「うる星」の方が作品のレヴェルとしては遥かに高い。
 そして物語の中でネタふりしてあることがあいかわらず何も解決しないまま映画は終わってしまう。
 まあ想像に任せると言えばそれまでだし、TVの延長と言えばこれくらいで十分かもしれない。
 それにご丁寧にもTVシリーズの2作目の予告(半分嘘だと思うが)も入っており遊び心は十分展開している。
 でも自分はちょっと納得できんぜ。
 要所要所で楽しいのだが全体的には中途半端である。
 確かに映像の見せ方とかは面白いのだが、TVシリーズで面白さの一番重要な要素である登場人物のキャラクターが全く生かされていないのが致命傷である。
 おそらくビデオ化やTV放送の時に全長版やら未公開シーン追加とかが出てくるんだろうなあ。
 それにビデオをフィルムに落としたのか、そういう効果なのか画面が大変見にくい。
 これは「金田一少年の事件簿」や「友子の場合」の時に感じたのとよく似ている。
 基本的にはTVのまんまなんだけど、無料で観るTVではなくて入場料が発生するから同じでは困るのだ。
 しかし、公開当時、この映画を何回にも分けて特集する「キネマ旬報」って大丈夫か?
 確かに話題だったが、そこまで気合い入れる必要はないと思うのだが、おそらくマニア以外への販売目標もあると思うし、ひょっとしたら大きな絡みがあるのかなあ。
 まあ、今のヘタレっぷりから考えると不思議ではないんだけどね。

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2007年8月12日 (日)

「オーシャンズ13」

13  そういえば昔は「タワーリング・インフェルノ」とか「大空港」とかオールスター映画があったけど、「キャノンボール」を最後に終わったなあと思っていたら、「オーシャンズ11」が登場、続編に「オーシャンズ12」があって、いよいよ「オーシャンズ13」が登場!
 ダニー・オーシャン率いる職人的な泥棒チームオーシャンズの一人ルーベンが、ホテル王バンクにだまされ財産を失い、ショックによる心筋梗塞で倒れてしまう。
 彼の復讐をするため、オーシャンズは、バンクのカジノホテルのグランドオープンを滅茶苦茶にしてやろうと計画する。
 しかし、カジノは人工知能スーパーコンピューターに守られていた・・・・・・。
 出演は、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、 アンディ・ガルシア、ドン・チードル、エレン・バーキン、アル・パチーノなど制作費の半分以上がギャラではないかと思うくらい無駄に豪華!
 あまりにも人数が多いので、人の出し入れだけで精一杯。
 話は前作があまりにもダメダメであったため、全く期待していなかったのだが、今回も相変わらずご都合主義でユルユルな展開にもかかわらず、仲間のための復讐劇というわかりやすく感情移入しやすく意外に面白かったというのが本音。
 「スパイ大作戦」がユルくなった感じで、どちらかというと「ルパン三世」に近いのだが、昨今の「ルパン三世」よりは遙かに面白く、柏原寛司もこれくらいの脚本を書いてくれたらなあと思ってしまう。
 おそらく調子こいて「オーシャンズ14」も作る可能性も大きいが、ここまできたら、どこまで出演者を豪華にできるか挑戦してもらいたいとも思うのだが、つまらない話は勘弁してほしい。

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2007年8月11日 (土)

「アート・オブ・ウォー」

Photo  自分がジャッキー・チェンの次に師匠として仰いでいるウェズリー・スナイプスの出演映画と聞けばとりあえず観にいくに決まっている。
 お目当てはもちろん彼のアクションである。
 黒人というよりは土人という言葉が良く似合う彼の鍛えぬかれた体で繰り出されるアクションが楽しみである。
 しかし、残念ながらジャッキー・チェンみたいにアクション映画だけで勝負しているわけではないので、全ての作品が満足というわけでもない。
 ちなみに彼の傑作は賛否両論あろうが自分にとってはなんといっても「魁!男塾」を映画化したような「ブレイド」だし、その次は地方では「沈黙の戦艦」と同時上映で話題にもならなかった「パッセンジャー57」だったりする(自分はちゃんとパンフも買ったぜ。300円)
 期待しまくりの「アート・オブ・ウォー」であるが、話は面白くない。。
 彼は国連の秘密機関のエージェントで、はめられて孤立無縁の戦いを強いられていく話である。
 ところで彼の役である国連の秘密機関のエージェントの仕事というのがあまり見えてこない。
 良く言えば盛り込み過ぎ、悪くいえば整理されていない話なのだが、それでも勢いがあれば大丈夫なのに、この映画は変な回想シーンが挿入されてしまうことがあり、そこで流れが中断してしまうのだ。
 最後の戦いもまんま「マトリックス」になっているのは、今流行のそういう表現としてOKなのだが、そこに至るまでの「さしで勝負だ!」という状況が良くわからないのでちょっと失笑物である。
 やっぱり自分の求めるスナイプスは「ブレイド」にしかないのか?

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2007年8月10日 (金)

「プロヴァンスの贈りもの」

Pro  あの「ブラック・レイン」や「ブレード・ランナー」でお馴染みリドリー・スコット監督作品にもかかわらず、えらく小規模公開なのには驚いたが、よくよく調べてみると本国では興行的に思いっきりこけているらしい。
 金融界でやり手のトレーダーが亡くなった叔父の遺産を引き継ぐために、フランスの思い出のぶどう園を訪れ、人生を見つめ直す姿と、そこで出会った女性との恋の行方を描いた話。
 予告を見る限りでは、フランスを舞台にしたワインの蘊蓄のダラダラした話にしか思えず、その時点では監督が誰かなんて全く意識していなかった。
 しかし、あとで監督がリドリー・スコットであることを知り、劇場にかけつけた次第。
 確かに全編まったりしていて、話もご都合主義というかちょっとベタなところもあって、自分の周りで見た人は意外に評判が悪い。
 いや、まあ人それぞれなんだけど、自分は結構面白かったなあ。
 淡々としていて、それでいて深刻にならず、風景はきれいだし、証券取引所ではきちんと緊迫感はあったし、ちょっと心癒されちゃったよ。
 ベタといっても同じ話でも韓国映画だったら、目も当てれない状態だと思う。
 主演はラッセル・クロウは「グラディエーター」のイメージが強すぎて、やり手のトレーダーには見えないけれども、これはこれでOK!
 フランスに行きたいと思ったから、観光映画としては、かなり良いと思うけどなあ。
 
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2007年8月 9日 (木)

「夕凪の街 桜の国」

Kaze  原爆が世代を超えてもたらす悲劇を「夕凪の街」と「桜の国」の2つの物語で描いている。
 「夕凪の街」は原爆投下から13年後の広島が舞台で、母フジミと2人でこの街に暮す平野皆実が主人公。
 彼女には弟の旭がいたが、戦時中に疎開し、そのままおば夫婦の養子になっていた。
 ある日、皆実は会社の同僚、打越から愛の告白を受けるが、幸せも束の間、彼女は原爆症だった…。
 「桜の国」は、現在の東京が舞台で、定年退職した父、旭と一緒に暮す娘の七波が主人公。
 こっそり出掛けた旭の後をつけた七波だが、なんと広島まで来てしまう。
 広島でいろいろな場所や人を訪ねる旭を追ううち、次第に自分の家族のことがわかっていく…。
 この手の映画は多分に悪く言えない雰囲気だし、世間的な評価も高いのだが、正直自分はそれ程良いとは思わなかった。
 基本的に佐々部清監督作品はあざといくらい泣かせようとか感動させようという演出があまりにも露骨で、さらに著しく話がそれていく。
 正直、「四日間の奇蹟」なんかは泣かせるための逆算方式で書いたような話だったし、途中から在日朝鮮人の話になってしまう「カーテンコール」には気分が悪くなった程だ。
 この映画も「夕凪の街」はあまりにもゆったりした展開は困りものだが、それはまだOKなのだが、「桜の国」は、「夕凪の街」の登場人物や出てきた伏線を無理無理消化しているようにしか思えなかった。
 過去の親や親戚を七波が見ているシーンはあまり効果的ではないし、あまり意味がない。
 やりたいことや言いたいことはわかるのだけど、演出的にあまりうまいとは思えない。
 もう少し自然にやってくれないかなあと思うのだが、そう思っているのは物凄く少数派なんだろうなあ。
 出演は、皆実役に麻生久美子(B80 W59 H83)、七波役に田中麗奈(B77-W56-H82)。
 意外に麻生は良かったのだが、田中はちょっと不自然。
 子役でなんと実写版セーラームーンで、存在自体がうざいと言われていたルナの人間役の小池里奈(B67 W56 H71) が出ていたのだが、後で調べるまでさっぱりわからなかった。
 よく考えてみたらセーラームーンは紫色っぽいカツラをかぶっていたので、普通のかっこうで出てきてもわからんのよねえ。

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2007年8月 8日 (水)

「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝」

Naruto  「NARUTO-ナルト-」のTVアニメの新シリーズ「疾風伝」の劇場版第1弾。
 今回のナルトの任務は、復活した魔物から鬼の国の巫女を守ること。
 巫女には復活した魔物を封印する力、人の死を予言する力があり、百発百中の彼女はナルトの死を予言してしまう。
 予言された者が、死から逃れる方法は巫女から離れることだが、ナルトが巫女から離れると魔物を封印できる巫女が死ぬということであり、世界の破滅を意味している。
 正に究極の選択にナルトはいかに立ち向かうか?・・・・・・てな話。
 「ナルト」の映画化は世間的にはあまり話題にならないが、意外に傑作が多く、特に1作目は、まさかの展開に泣けるものがあった。
 基本的にバトルシーンに迫力があるため、きちんとした映画館の設備で観ると迫力満点である。
 今回の、ポスターにも書いてある「ナルト、死す」の文字を本当に鵜呑みにしていく人はいないと思うが、いかに死なないための努力するかがこの手の活劇映画の醍醐味であることは言うまでもない。
 結論から言えば、今回はあまり面白くない。
 状況説明に費やしている時間が長く、死の予言の概念も少しわかり辛い。
 根本的にテンポが悪いので、96分という短い上映時間なのに物凄く長く感じる。
 実際、観に来ている子供たちも途中でダレていることが雰囲気でわかってしまう。
 見所はロック・リーのバトルかなあ。

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2007年8月 7日 (火)

「電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ! ホウホウ! 香港大決戦」

Photo  毎年恒例仮面ライダーと戦隊物の映画は2本とも面白いということはないのだが、今回はどちらも面白いという珍しい状況が発生!
 乾坤一擲武術会を開くため全世界の経済界を牛耳る香港のメディア王・ヤンによって、彼の所有する島に世界中の格闘家たちが集められ、その中にゲキレンジャーと理央とメレもいた。
 しかし、その大会の裏には、拳法による世界征服というヤンの恐るべき陰謀のためであり、それを阻止するため、ゲキレンジャーと臨獣殿は協力して戦う・・・・・・。
 世界中の挌闘家が集められる・・・・・って「DOA/デッド・オア・アライブ」かよ(笑)
 ゲキレンジャーの根本が拳法であるために、その本場(?)である香港が舞台というのはありだと思うし、へんな屁理屈こねているより、単純明快にバトルに入った方が楽しいので、この「DOA/デッド・オア・アライブ」方式の展開は正解だと思う。
 むしろ、アクションシーンもTVシリーズより迫力があって良し!
 もっとも香港と言うほど、香港ロケなんかないし、合成が多いが、あくまで雰囲気っちゅうことで。
 TV観てないとわからない展開かなと思ったが、あまりにもうまい番外編ぶりで、あまりにも露骨に映画に絡んでくる「電王」よりは好感が持てる。(今回はあれはあれで個人的には好きなんだけど←矛盾)
 敵と協力してさらなる敵を倒す展開は映画版「戦国魔神ゴーショーグン」を思い出す人もいるかもしれない・・・・・ってそれって明らかに35歳以上の人なんですけどっ!
 ゲストとしてインリン・オブ・ジョイトイ(B86-W59-H86)と小野真弓(B82-W56-H85)が出ているが、インリンは子供の映画にしてはちょっとエロすぎるだろ!
 まさか馬乗りのM字開脚を見ることができるとは思わなかった。
 さすがはエロテロリストといわれるだけある。
 それに比べたら小野はおばさんにしか見えない。
 まああれだけ大騒ぎしてちょっとしか出てない「電王」のほしのあき(B88-W56-H87)よりOKか。

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2007年8月 6日 (月)

「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!」

D  「おまえの望みを言え、どんな望みもかなえてやる。」
 「劇場版仮面ライダーを面白くしてください」
 自分だったらそう答えるだろう。
 平成版仮面ライダーは昭和の仮面ライダーのお約束を守りつつも新しい物語の構築の成功している。
 これは迷走気味でどうしても初代やウルトラセブンを越えることができない平成版ウルトラマンに比べると、明らかにリニューアルに成功しているといえる。
 そして、2007年の「仮面ライダー電王」は久しぶりの傑作である。
 当初、仮面ライダー史上最弱の主人公で、電車で移動する仮面ライダー、桃太郎などの童話がモチーフなど、良い噂が全くなかったが、いざ放送が始まってしまうと、実はタイムパラドックスを取り込んだSFであり、電車というのも時空を越える列車であり、変身道具が電車に関係するものという昨今の鉄道オタクをも取り込むものであり、実は予想以上に練り込んだ設定なのである。
 時間物をテーマにしたドラマというと「プロポーズ大作戦」があったが、あれよりも遙かにSFとして面白い。(比べても仕方ないのだが・・・・・・)
 まあ確かにホンダがついているのに、バイクシーンがないとは考えられない。
 もっとも、変身するパスというのが、実は大都市の鉄道で使用されている非接触型ICカードシステムによる乗車カードがモチーフなのだが、自分の住む田舎にはそんなものはまだないので、ちょっと馴染みがなかったのが悲しい(泣)
 ただ「仮面ライダー555」の時に携帯電話で変身するなど、その時の最新生活道具を取り込んでいくのは面白いと思う。
 東映のお約束としては、その年に放送されている仮面ライダーと戦隊物を映画化していくのだが、残念ながらTV以上に面白くなったためしはなく、さらにいうとどちらかが面白くてどちらかがつまらないという状況なのである。
 しかし、今年は 最初に言っておく、平成版仮面ライダーの映画化ではか~なり面白い、というより一番面白い。
 あ~これが去年の生誕35周年記念と言われながらもへなちょこぶりを発揮した「カブト」と反対だったらと思うと残念でならない。
 そんなわけでお待ちかね、「劇場版仮面ライダー電王」、劇場に参上!
  宝石泥棒に憑依したイマジンを追って、過去の世界に向かった良太郎たちだが、それはの列車ばかりを狙う強盗集団の首領・牙王がデンライナーを奪うために仕組まれた罠だった。
 彼の目的は“神の路線”を走り、すべての時間を支配できるという“神の列車”を手に入れることだった。
 一方、良太郎は電王として戦っていた記憶を無くし、モモタロスは憑依できなくなってしまう。良太郎は途中で遭遇した10歳の良太郎も連れ、牙王と奪われたデンライナーを追って、時間を渡りあるき、江戸時代へとやって来るが、そこでは牙王の陰謀が着々そ進んでいた・・・・・・。
 江戸時代とか時代劇設定となると、劇場版響鬼という悪夢が蘇ってきてちょっと心配だったのだが、この映画に関してはそんなことは杞憂に終わった。
 テレビシリーズの設定をおさえつつ映画としての豪華さと迫力が出ていて、話展開もまさに最初からクライマックス状態!
 最初から最後まで飽きさせない展開である。
 映画公開前後のTVシリーズを観ているとかなり面白いが、そうでなくても楽しめる展開になっている。
 映画を観た後にTVを観る人も出てくると思うが、それは明らかに釣られてます。
 この手の映画だときばった話し方をするガキが出てきて、話の進行を妨げたりするのだが、この映画では子供の頃の良太郎という必然性を作り、尚且つ子供の彼にモモタロスが憑依して変身するという、子供の変身願望をがっちり抑え、チビ電王という笑える状況を作っているのは見事!
 そして設定上、一人しか憑依できないため、4人の電王が揃うことはできないのだが、各時代から良太郎を連れてくるという「ドラえもん」であったような手段で4人の電王を揃えているのはうまいと思った。
 やはりライダー大集合というのは、映画版やTVスペシャルのお約束だしね。
 ラストのオチは正に「泣けるで」状態!
 いや、本当にうるうるきてしまうのだ。
 これだったらもう1回観にいってもいいよね?(答えは聞いてない)
 ちなみに、話題のほしのあき(B88-W56-H87)の出演だが、「え、これだけ?」といった感じの短さで、それ目当ての人はご注意!
 

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2007年8月 5日 (日)

「トランスフォーマー」

Tra  「トランスフォーマー」といえば、登場人物(ロボット?)のアメリカンジョークを交えた軽妙な会話と、エンブレムのアイキャッチで場面転換、やたらと大げさなナレーションくらいしか思い出せない。
 というか、ロボットが意思を持って会話していることにかなり違和感を感じていた。
 まあどこまで言っても子供用のアニメでしかないと思っていた。
 ところが、これを莫大な資金をかけて実写化という話を聞いて大丈夫か?と思ったが、製作総指揮がスティーブン・スピルバーグで、監督がマイケル・ベイと聞けば、かなり気合の入ったものになってしまうのは言うまでもない。
 そんなわけで、早速初日に観にいってきたのだが、予告を観る限りSFパニック物っぽい感じがしたのだが、いざ実際に観てみるとギャグですよ、ギャグ!
 もちろん特撮を駆使したアクションは迫力があるのだけど、基本的にはアニメをまんま映画化している。
 何しろ出てくる金属生命体はアニメと同じようにしゃべりまくっているのだ。
 正直、コンボイが実写で出てきたのには感動!(さすがにコンボイとは言われてなかったが・・・・・・)
 日本語版はもちろん玄田哲章・・・・・・わかってるじゃん。
 そしてアメリカ政府には公になっていない秘密の組織があって、地球外テクノロジーを研究しているとか、毎度お馴染みバカSFネタもあったり、さすがに監督が「アルマゲドン」のマイケル・ベイだけあって、バカネタを物凄くもっともらしく演出している。
 しかし、何が凄いかというと、ロボットの変形で、ここまできちんとできていることに感動!
 これだったら、「ガンダム」や「ゲッターロボ」の実写化、いや「マグマ大使」も可能だ。
 効果音が「スター・ウォーズ」を思わせるものがあるのは笑える。
 少し残念なのは、複数の登場人物のエピソードが構築して一本の流れがないことと、アクションと爆発シーンがやたらと細かくカッティングしているものの、これもまた流れがなく、もっと言えば何をしているか早すぎてわからない。
 これは「アルマゲドン」の時にも感じたので、マイケル・ベイの演出か?
 少し気にはなったが、ロボットの変形が実写で見ることができただけでも満足さ。

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2007年8月 4日 (土)

「クレヨンしんちゃん 真夏の夜にオラ参上! 嵐を呼ぶ電王 VS しん王60分スペシャル」

 TV番組の映画化は、テレビ局が関係しているだけにその宣伝は半端ではなく、場合によっては常軌を逸していることもあるわけで、例えば「西遊記」の宣伝だけで27時間も費やしてしまうフジテレビは、冷静に考えなくてもかなり異常だ。
 8月4日は外国映画は「ハリー・ポッター」に次ぐ第二の本命と言われる「トランスフォーマー」が公開されるが、日本映画の本命は何と言っても「劇場版仮面ライダー電王」である。
 公開前日の「クレヨンしんちゃん」は1時間スペシャルで「仮面ライダー電王」と「クレヨンしんちゃん」のコラボレーションが実現!
 ひょんなことからデンライナーに乗り込んでしまったしんちゃん。
 そこには、良太郎、ハナちゃん、モモタロス、ナオミ、そしてオーナーの姿が・・・・・・。
 一方、イマジンがみさえに取り憑いてしまい、イマジンを倒すため、しんちゃんもしん王に変身、電王とイマジンに立ち向かう・・・・・・という話で、正にいーじゃんいーじゃんすげーじゃん状態の面白さ!
 番組の構成は実写部門とアニメ部門があって、実写の時はしんちゃんが着ぐるみで、アニメ部門は「電王」の登場人物がアニメキャラになって登場!
 電王のメンバーも本人役で登場。
 良太郎役の佐藤健はうまいのだが、ハナちゃん役の白鳥百合子(B88-W56-H84)は棒読みというかへたすぎ!
 初っ端から「世界の車窓から」のパロディでツカミはOK!
 BGMや効果音も「電王」を使っている凝り様
 あまりにも露骨な映画宣伝番組よりも、これくらいヒネりのある方が観ていて楽しい。
 まあ、本来なら「クレヨンしんちゃん」でやるべきなのは「河童のクゥと夏休み」じゃないのかと思うのだが、そこらへんは大人の事情ということなのかもしれないんだけどね。

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2007年8月 3日 (金)

「ルネッサンス」

Photo  近未来のパリを舞台に、誘拐された女性天才科学者の行方を追う一人の警部が、やがて巨大な陰謀の渦に巻き込まれていSFアクション・フィルムノワール。
 強烈なコントラストのモノクロによる斬新な映像で構築されているので、最初は凄いと思うのだが、途中で慣れてくると、目が痛くなってくる。
 話はとりたてて、目新しいものはなく、「攻殻機動隊」や「AKIRA」、「ブレードランナー」の要素を盛り込んで作ったような感じで、実はモノクロ映像でなくても、普通に色つきで見せてほしいとも思ってしまうのだ。
 もっといえば、今更こんな話を見せられてもなあと思っている人も多いはず。
 やはり、妙にレヴェルの高いアニメが、映画でもなく、無料で観ることのできるTVで大量に放送されているという日本の環境においては、これくらいのアニメでは物足りないとさえ思うのだ。
 声の出演は「007/カジノ・ロワイヤル」のダニエル・クレイグ、「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」のジョナサン・プライズ。
 おおっ!6代目ジェームズ・ボンドと第18作目のボンドの敵の夢の共演!・・・・・・と喜んでいるのは相当なマニアだが、どちらにしても聞いただけでは外人の声なんかわからないよ。

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2007年8月 2日 (木)

「アヒルと鴨のコインロッカー」

Ahiru  大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)の隣りの部屋には河崎(瑛太)という男がいる。
 初対面の椎名に河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。
 そんな話に全く乗る気のなかった椎名だが、翌日、モデルガン片手に書店の裏口に立っていた・・・・・・。
 自分は、基本的にどんなに荒唐無稽な話でも、登場人物に感情移入ができて、話展開にもっともらしい説得力があればOKだと思っている。
 ところが、この映画は全ての登場人物に感情移入ができない。
 そして、それは登場人物の動きに説得力がないからで、例えば本屋襲撃に至るまでが、劇中ではそれなりに説明しているのだが、全く説得力がないし、主人公が本屋で教科書を買う時に、前に買ったかどうかわからないため、隣人に電話をかけて鍵の場所を教えて、部屋の中に入ってもらって確認をしてもらうというエピソードがある。
 これは話的には相当重要なのだが、普通、本を買ったかどうかわからない場合は、家に帰って確認するし、なかったら翌日にでも買いにいくのが普通で、ましてやレジを途中でとめたままというのはありえない。
 もちろん、演出側もわざとやっているのだが、大変違和感を感じた。
 実はこの手の演出が気になって、前半は大変辛かったのだが、後半のペット虐待の話になってくると俄然面白くなってくる。
 ここらへんはネタバレすると面白くないので、あえて避けるが、ここから登場人物に感情移入もできるし、前半の居心地の悪い展開も納得できるようになってくる。
 この感覚は「机のなかみ」を観た時と同じだが、「机のなかみ」より話の構造はもっと練り込まれている。
 あ~ひょっとして前半のユルいギャグや、違和感を感じた演出も後半のためのものなのか?
 ということは、制作サイドの術にハマってしまったということか~(汗)
 そうであれば、まいったとしかいいようがない。
 出演は濱田岳と瑛太。
 濱田はダメ男をやらせておくと、やっぱり日本一だなと実感!
 共演には関めぐみ(B78-W58-H83)、松田龍平、大塚寧々(B80-W53-H83)。 原作は伊坂幸太郎の小説だが自分は未読。
 おそらく、この話は小説だから成り立つ話だと思うが、それがこうやって映像化されているのが凄いことだと思う。
 ボブ・ディランの名曲「風に吹かれて」が重要な楽曲として使われているが、正直、自分はボブ・ディランに全く思い入れはない。
 しかし、歌詞と映画の内容がうまくシンクロして最後は盛り上げる。
 おそらくもう一度観ると、もっと色々楽しめる映画で、観た人と話が盛り上がると思う。

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2007年8月 1日 (水)

「ジュラシック・パークⅢ」

Jp3  1作目は恐竜が動いているだけで感動!
 そのまま2回続けて観てしまった。(当時はシネコンがあまり普及してなかった)
 2作目は街中で暴れないかなという思いがいきなり現実化してラッキー!
 そして3作目に何を求めるのか?
 やっぱり空飛ぶ恐竜だろう。
 やっぱりゴジラがいたら当然モスラやキングギドラ、ラドンとかいて欲しいのと同じだ。
 そんなわけでいきなり夢が現実になてしまい、「ジュラシック・パークⅢ」ではプラテノドンが出てきて大暴れ!
 こりゃあ盛り上がるぜ!・・・・・・と思ったが意外に盛り上がらない。
 先行オールナイトも空席が目立っているが、それよりも前2作みたいに観客が全員飛び上がるくらいの恐怖が全くない。
 相変わらず恐竜は暴れまくっているし盛り沢山の内容なのだが、緊張度やサスペンスの盛り上がりがまるでない。
 いわゆるサスペンスを盛り上げるようなタメがないのだ。
 1作目だとティラノサウルスが来る時に足音や振動とかがあって恐怖を盛り上げていた。
 特に子供達の食べているゼリーがぷるぷる揺れているところなんか真剣うまいなあと感心した。
 2作目でもひびの入っていくガラスの恐怖が音と共に異常に怖かったことを覚えている。
 ところが新作にはそれが全くないのである。
 携帯電話ネタは確かに面白いのだが、うまく生かしきれてないと思う。
 上映時間約90分は昨今のむやみやたらと長い上映時間に比べたら全然問題なしだし、むしろ他の映画も見習うべきだと思うが、その分全編手に汗握る展開じゃないとダメだと思う。
 もし続編があるならやっぱりスピルバーグの監督で観たいよ。

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