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2007年7月29日 (日)

「レミーのおいしいレストラン」

Nezumi  この映画の予告編を観た時に、フランス料理のレストランを舞台にネズミ対人間の追っかけドタバタものかと思っていた。
 昔、飲食業をやっていた自分としては、ネズミには相当悩まされていたので少し抵抗感があったのも確かだ。
 何しろ飲食店にいるネズミは家庭に出るような小さなマウスではなく、大きなラットで、これが出てくるとスタッフも驚くが、客が見た時の驚き方は半端ではない。
 一応、粘着シートで捕まえようとするのだが、実際に捕まるとその処理が面倒で、小動物を殺すのは抵抗がある。
 ネズミの処理の仕方は水に沈めて溺れさせるのが定番で、間違ってもガソリンをかけて火をつけてはいけない。
 火達磨のまま走り回って火事になる可能性が大きいからだ。
 ちなみにゴキブリは家庭に出るものよりも小さいチャバネゴキブリといわれるやつで、我々はより優雅に、ラットを業務用ネズミ、チャバネゴキブリを業務用ゴキブリと呼んでいた。
 いきなり話が脱線しまくりだが、そのような自分の過去の人生があるため、全く期待していなかったのだが、この映画は大変面白い!
 並外れた料理の才能を持ち、一流シェフになることを夢見るネズミと、料理の苦手な見習いシェフが秘かにコンビを組み、パリ一番のシェフを目指す話で、この面白い設定に複数のエピソードが絡んで見応えのある作品になっている。
 ここ最近CGアニメは珍しくもないのだが、話が適当で、とりあえずドタバタさえ入れておけばいいやみたいな感じのものが多いのだが、さすがは天下のピクサーだけあって、脚本にも重点を置いているし、ドタバタアクションにしても迫力満点!
 ネズミの目線で厨房の中を動きまくる。
 いやここ最近の実写でもCGを使ってハッタリだけのアクションが多い中、正統派のアクション演出をしているのは見事!
 そして、アニメならではの描き方も凄く、自分が感心したのは、食べ物の味を視覚で見せてしまうところで、普通の感性だとまず思いつかない。
 ピクサーといえば、新作ごとに技術向上していくのも注目で、毎回これ以上は無理だろうと思っているのだが、こちらの想像を遙かに越えていく。
 今回はネズミの質感もさることながら、食べ物が大変おいしそうに見えるし、限りなく実写に近いパリの風景などが登場!、そして初の人間中心のドラマなので、人物の描き方にも心配していたのだが違和感がない。
 ヒロイン役の女の子にちゃんと「萌え」の要素を入れているのだ。
 レミーが見習いシェフの頭の帽子に入って髪の毛を引っ張って指示するところは、「マジンガーZ」であり、日本アニメでお馴染み巨大ロボットアニメを思わせる。
 少し驚くのは、日本の巨大ロボットアニメが意外にも操縦者目線で巨大ロボットに乗っているという表現が妙に少ないのだが、この映画はそれがきちんと描かれていることだろう。
 最後はベタな展開かなと思ったがそうでもなく、あの乾いているのに清清しいものがあるのも良し!
 日本映画最大規模で公開している猿や河童や豚が出ている映画を観るなら、こちらの方が絶対に必見だと思うぞ!
 ディズニーの傘下に入ってユルい作品になるのかと思いきや、ピクサーの面白さは健在!
 しかし、いきなりディズニーの傘下でネズミの映画ってどうよ?と思ったが、ひょっとして独立第一弾として宣戦布告用で準備していたのか?
 あと一連のピクサーの作品をディズニー映画だという人が多いが、間違いではないものの、やはりここはピクサーの名前をもっと前面に出してやってほしい。

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