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2007年6月29日 (金)

「明日があるさ THE MOVIE」

Ashita_1  今では全く信じられないが、その昔日本が金が余っていた頃、いわゆるバブル時代、CMは異常に面白かった。
 特にドラマ仕立てのCMは1分以内でも普通の映画やTVドラマよりも面白かった。
 これは時間が短いために脚本や演出が練りに練られるし、映像もインパクトのあるところのみで構成できるし、CMを見てもらうためのドラマ作りではなく、CMそのものを作るので相当気合いが入るからだろう。
 当然動く金も半端ではない。
 CMが面白ければ話題にもなって商品も売れる。
 ドラマ仕立てだと本当にTVドラマにしてみようという企画も出てくるわけで、ドラマの視聴率があれば今度は映画化となるだろう。
 映画化のメリットはなんといっても、既に認知されて馴染みがあることと、連日放送しているCMが既に宣伝効果となっていることで、これがメディアミックスの典型的な例かもしれない。
 実際、CMはよくできていたしドラマもそれなりに面白かった。
 しかし、さあ金を払ってCMを見るか?というのは結構微妙なところである。
 どれだけ面白くても無料で観ているからいいのであって、わざわざ劇場まで出かけて時間を拘束されて金を払って観るというのはやはり根性がいるし余程でないと駄目なわけである。
 しかし、金払ってみるならTVで観ている方が失敗がないわけだったりする。
 やはり根本的に映画は博打なので。

 「ガキの頃の夢をかなえた奴って何人おるんやろ?」

 これがこの映画のテーマの一つである。
 そう、確かに昔は野球の選手からタレント、宇宙飛行士、さらには美人のお姉さんの乗る自転車のサドルまでなりたいものがあったはずだ。
 だけど実際はどうなったかというと、中には夢をかなえた奴もいるが、実際半分以上の人は実現しなくて近いところで終わっていれば良い方だと思う。
 逆にある程度まで来たら諦めるのも大切だと思う。
 この映画の主人公は子供の頃、宇宙飛行士になりたかったのだが、当然なれるわけなく今や普通のサラリーマン生活をしている。
 ところがひょんなことで知り合ったじいさんが日本初の有人ロケットを作っており、昔の夢を思い出し、仕事うっちゃり状態でロケット作りを手伝うことになる。
 ロケットが出てくることによって、映画らしいスケールアップをしているのだが、逆にそれが嘘臭さをかもしだしているのも確かで、本来、このドラマの面白いところは日常のちまちましているところでがんばるところに共感が持てるということだったはずだが、さすがに今回のロケットは規模が大きすぎ。
 ただ、ここ最近日本映画を盛り上げるROBOTが参加しているので、それなりのハッタリは効いていると思う。
 例えば、日本初の民間ロケットが広告だらけというのは絶対にありえそうである。
 最大の見せ場は町中でロケットを飛ばすところで、街の建物の間をロケットが飛んでいくシーンはヴィジュアル的には大変面白く、これだけでも観ることができて良かったと思う。
 この映画は東宝でお馴染みのサラリーマンシリーズの現代版と吉本新喜劇のノリが、もう少し合わさっていると面白いなあと思ったのだが、実際はそこまで軽くもなく少し重たいものがあったりする。
 そのバランスがうまく取れていればいいのだが、中途半端であったりする。
 荒んだ社会人の自分から観ると、主人公は共感がしづらいというか、ロケットが飛んでその後はどうなるんだよ?としか言いようがなく、結局いつもの生活が戻ってくるはずだし、むしろ仕事がたまっているはずである。
 結局、ちょっと長期休暇を取っただけにしかすぎず、もちろんこれが主人公にとり精神的な何かが反映されたらそれでいいのだろうが、実際はどうかなあなど考えてしまうが、それは自分が荒んだ生活をしているからか?(泣)
 それにこの映画は内容の割には上映時間が少し長すぎて、それもよく考えたら元がCMだから、それに比べれば長く感じてしまうのは仕方ないかもしれない。
 さすがは吉本興行創業90周年記念映画であって、あちこちに芸人が出演している。
 公開当時、劇場で彼らが映画に出てくると。観客が異常に盛り上がるのだが、これって西の方だけなのだろうか?
 
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