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2007年6月25日 (月)

「シュレック」

Shrek  日本では夕方から幾度となく繰り返し放送されていた「トムとジェリー」だが、かつてのアメリカの短編アニメは今観ても面白い。
 「トムとジェリー」を初めて劇場で観た時はその迫力と面白さに感動した。
 面白さがTVの比ではなく、劇場で公開されることが前提となっていることを実感した。
 ここ最近劇場用短編アニメはすっかり観なくなってしまった。
 「トムとジェリー」も新作はTV用で、そのつまらなさには驚いてしまう。
 どう考えても日本のアニメの方が面白い。
 かつての短編アニメの面白さはもう無理なのか?
 ところがどっこい短編アニメの面白さは生きていた。
 CGという形で。
 短編アニメではなく長編だが「バグズ・ライフ」や「トイ・ストーリー」はかつてのドタバタ短編アニメの精神が生きている。
 それどころか更に昇華しており、特撮に使用されているCG技術はアニメの新しいジャンルとなりもはや実験的なものではなく、商業として十分成り立っている。
 そしてそのトップを走っているのがディズニー配給ピクサー制作の作品だが、他の会社だって負けるわけないはいかない。
 「シュレック」はドリームワークスが作るCGアニメだ。
 ドリームワークスといえば、かつて「バグズ・ライフ」のバッタ物として「アンツ」を作っていたが、全く面白くなかった。
 しかし「シュレック」はそんな心配を一掃する面白さである。
 この映画を語る時、時期的にどうしても「ファイナル・ファンタジー」と比較してしまう。
 比較すると、いかに「ファイナル・ファンタジー」がどうしようもないクソ映画だとわかってしまう。
 結局、凄い技術があろうとも、それを使う演出がないとどうしようもない。
 リアルな映像もつきつめれば実写になってしまうわけで、そうでなくCGならではの映像と表現がなくてはならない。
 「シュレック」は技術もさるところながら、それをうまく演出に使い切っている。
 自分が特に凄いなと思ったのはフィオナ姫で、同じ人間でも「ファイナル・ファンタジー」はどことなく作り物臭いところがあったが、こちらは生き生きとして人間臭い。
 実はこっち方面ではトップを走るピクサーも人間に関しては、それが意図的かどうかはわからないが大変違和感がある。
 ところが「シュレック」の人間は限りなく自然である。
 またフィオナ姫の次にロバのドンキーの動きが良くてロバでありながらも犬のような動きをさせているところが面白い。
 しかし何が感動したかというと、シュレックとフィオナ姫が徐々に惹かれていくところで、カエルやヘビを風船みたいに膨らませて、じゃれあっているところは、まるで遊園地に初めてデートに来た男女を思わせるものがあり、この1分もないシーンでの心の微妙な動きを描くのはうまいと思った。
 これは実写でも、相当演出に力がないと難しい。
 話は今までのおとぎ話を片っ端から入れて、それをシニカルな視点で描いている。
 ラストのオチも、実はシュレックが実はかっこいい男で・・・…という展開だったらどうしようかと思ったがそうではなかったので安心した。
 そしてこの映画で勢いをつけたドリームワークスのアニメは、徐々にピクサーに追いつきつつあるのはいうまでもない。

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