「ザ・シューター 極大射程」
長距離射撃物という分野があるのかどうかは知らないが、自分はスナイパーが出てきて遙か彼方の目標物を仕留める映画が好きだ。
どこから飛んできたかわからない弾に人々が右往左往しているのは面白いし、一発で仕留めるという職人技にわくわくするのだ。
「ザ・シューター 極大射程」は「スターリングラード」が好きな自分としては、久しぶりに出てきた長距離射撃物である。
ちなみに「極太射精」というネタは禁止ね!
スティーブン・ハンターの小説を原作としているらしいが、自分は未見。
だから原作と比べてどうこう言えないのだが、映画は大変面白い!
上映時間も、むやみやたらと長い映画が多い昨今としては、125分は適当だと思う。
元海兵隊のスナイパー、ボブ・リー・スワガーは一線を退き、山奥で暮らしていたが、退役したアイザック・ジョンソン大佐が彼のもとを訪問し、大統領暗殺計画の動きがあるので、彼の経験を生かし、狙撃ポイントを割り出すことを依頼される。
しかし、それは巧妙に仕組まれた罠だった・・・・・・。
とにかく、長距離射撃満載である。
長距離射撃は一発勝負なので銃撃戦のような迫力はないのだが、一発を撃つための過程が面白いのである。
この映画はそれを妙に細かく見せており、特に「観測者」と呼ばれるパートナーの存在が面白い。
さらには射撃場所に合わせて銃の色を変えているし、1600m先の標的を撃つ時の銃のリアクションが良い。
「ゴルゴ13」を愛読している自分としては、主人公の職人気質も嬉しい限り。
一応、ヒロインも出てくるのだけど、ラヴシーンがあるというわけでもなく、基本は男のための男による男のための男汁が出まくる漫画である。
話はちょっとご都合主義のとおろもあるのだが、勢いがあるので問題なし!
主人公を演じるマーク・ウォルバーグは妙に地味な顔なのだが、まあこれも、ある意味リアルなところか?
« 「仔犬ダンの物語」 | トップページ | 「大日本人」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 「ザ・シューター 極大射程」:
» 「ザ・シューター 極大射程」久々の娯楽大作、何も考えずに楽しめる [soramove]
「ザ・シューター 極大射程」★★★★オススメ
マーク・ウォルバーグ主演
アントワーン・フークア 監督、2007年、アメリカ(125分)
退役して山荘でのんびり暮らす主人公は
元海兵隊の名狙撃手。
政府の仕事を頼まれ、重い腰をあげるが、
それが政府内の...... [続きを読む]
大好きな 映画になりました 山猫は眠らない からの 久々の スナイパ-ものに ニヤニヤ(笑) で
あの狙撃銃の型式 名称さがしています 知ってますか?
投稿: TORA | 2007年6月19日 (火) 13時29分