「大帝の剣」
そういえば昔、似たような映画を観たことあるなあと思ったら、林海象の「ZIPANG ジパング」だった。
「大帝の剣」は正にその再来である。
徳川三代将軍の時代になっても、豊臣の残党はまだ反撃の機会をうかがっていたという時代の話なのだが、これは申し訳程度で、時代考証なんかあってなしの如しのナンチャッテ時代劇。
だって、いきなり宇宙船とか出てきている時点で、そんなものを求めるのが無理である。
万源九郎が手にしている大剣は、謎の地球外金属オリハルコンで作られた“三種の神器”の1つ“大帝の剣”で、残りの”闘神の独杵鈷”と“ゆだの十字架”を手にした者は世界をも征する強大な力を持つと言われている。
亡き祖父の命により、三種の神器を本来持つべき者に届けるため、残りの2つを求めて旅を続けている。
やがて彼は豊臣の血を引く麗しき姫・舞と出会い、旅を共にすることになる・・・・・・。
いや~オリハルコンってTVアニメ版の「海のトリトン」以来久しぶりにきくなあ。
何でもありの設定なのだが、だからといって面白いかというと、これまた微妙で、中途半端で笑わせようとしているところが、思いっきりスベっているところもある。
キャッチコピーの「面白ければ、それでいい!!」と言われてもそれ程面白くないのが辛い。
出演は万源九郎に阿部寛。
舞姫役に長谷川京子(B80-W55-H82)。
ここ最近の彼女は「愛の流刑地」の胸の谷間を見せるトホホなエロ検事役が記憶に新しい。
おそらく、監督が堤幸彦なので「トリック」のメンツで揃えたいところなのだが、やたらと売れっ子になった仲間由紀恵(B78-W59-H80)が使えないから仕方ないのかな?
まあ仲間が出た時点で「忍-SHINOBI-」になってしまうけどね。
続編を作れる要素は作っているが、貸切状態の劇場を見る限り無理だろうなあ。
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