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2007年3月16日 (金)

「ハンニバル」

Hannibal   映画は異常に面白いのだが、あまりにも健全でない内容にもかかわらずアカデミー賞5部門をもらっている「羊たちの沈黙」。
 その続編の「ハンニバル」にはやっぱり期待してしまう。
 しかし、一方ではレクター博士役のアンソニー・ホプキンスは続投だからいいとしても、クラリス役がジョディ・フォスターでなくジュリアン・ムーアというところが懸念される。
 自分は「ジェームズ・ボンドはショーン・コネリー以外は認めない」というようなこだわり屋でもない。
 肝心なのは映画が面白いかどうかだけなのである。
 そんなわけで「ハンニバル」だが大変面白く自分としては大満足である。
  「羊たちの沈黙」はクラリスが主役の話で、レクター博士は狂言回しというか完全な主役ではなかった。
  しかし「ハンニバル」はタイトルがそのまんまの通り、レクター博士が主役である。
  この映画のレクター博士は天才的頭脳と教養を持ちあわせており人さえ食べなければ良い人の愛すべきキャラクターである。

 まずタイトルバックだが、これが異常に良くて、特に鳩がレクター博士の顔を作っているところに感動!
 昔からがんばっていた007に比べ他の映画はタイトルに気合いが入っていないのが多かったのだが、時々「セブン」や「ミッション・インポッシブル」とか凝ったのが出てきたのは嬉しい限り。
 監督がリドリー・スコットだけあって、光と影をうまく使った画面作りをしており、特にフィレンツェのシーンはどれも息を飲む程美しい。 
  同時に光と影の演出が、レクター博士とヴァージャーの異形と異形の戦いを怪奇映画のように盛り上げる。

 クラリス役のジュリアン・ムーアは悪くはなかったものの、思った以上に出番がなく、もはやこの映画の主役はホプキンス演じるハンニバル・レクター博士以外何物でもない。
 問題のラストに例のシーンだが、これはグロい。
 良い子は真似しないでね・・・・・・って真似しようがないし真似されたら困ってしまう。
  「羊たちの沈黙」で全編を漂っていた異常な緊迫感が今回はほとんどなくて、むしろ妙なグロさのみが目立ってしまうところもあるが、それ以上にレクター博士とクラリスの微妙な男女関係がうまく描かれている。

 ところどころ日本語が飛び交い、日本人が出てくるのだが、「ブラック・レイン」で余程日本が気に入ったのか?>リドリー・スコット。

 残念なのは、ヴァージャーの使用人の裏切りである。
  今まで仕えていた彼がどうして裏切るに至ったかが描かれていないために唐突な感じがしてならない。
 
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