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2007年3月31日 (土)

「デジャヴ」

Dejavu  「アルマゲドン」「パール・ハーバー」「パイレーツ・オブ・カリビアン」ジェリー・ブラッカイマー最新作・・・・・・・って凄いよなあ。
 そんなもの強調できちゃうもんなんだ。
 おそらく彼の名前を聞くだけで、多くの映画ファンは大味で爆発シーンの多い作品としか思わないだろう。
 海軍の水兵とその家族たちを乗せたフェリーが、突如大爆発を起こした。ATFの捜査官ダグ・カーリンは現場を捜査し、爆発がテロだった事を証明し、さらに爆発現場の近くで発見された女性の死体も、殺人によるものだと見抜いた。
 そして、その死体の女性・クレアに奇妙なデジャヴを感じた・・・・・・。
 予告を観る限りでは心理サスペンスだと思っていたら、超B級SF映画だった。
 つうか、あの予告編を観てこんな話と誰が思うだろうか?
 いやはやこの手の映画は昔だったら東宝東和のお得意とするところだけど、まさかブエナヴィスタの映画だとは思わなかった。
 監督がトニー・スコットなので落ち着きのない編集かなと思ったら、そうではなかったのには驚き。
 肝心の内容だが、よくもまあこんな大法螺話を作ったものだなあと感心した。
 確かに、主人公を動かす動機というのが少し弱い感じは否めないのだが、ヴィジュアル的なハッタリが凄いので納得してしまう。
 それなりに制限をつけて緊迫感を出しているが良い。
 へたすると何でもありの話になってしまうしね。
 おそらく賛否両論だろうけど、自分的にはOKかなあ。
 ところで、主演のデンゼル・ワシントンの体育座りには笑った。
 「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」の広末涼子(B80-W58-H86)かっちゅうの(笑) 
 
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2007年3月30日 (金)

「秒速5センチメートル」

Douteieiga  新海誠といえば、緻密な風景とそれにそぐわないオタ臭いキャラクターデザインのアニメ作家というイメージが強い。
 「ほしのこえ」を観た時、宇宙と地球で携帯電話でメールのやりとりをすると着信までとてつもなく時間がかかるというアイディアにセンス・オブ・ワンダーを感じた。
 またこの作品をほとんど一人でしこしこ作ったことにも感心した。
 しかし、一方では物凄く面白いアイディアをうまく生かしきれていないのがもどかしくもあった。
 そして、長編「雲の向こう、約束の場所」は、有名人を声優に起用し、作画のクオリティーは高いが、世間の高評価とは裏腹に長編を維持できる内容と演出とは思えなかった。
 それに彼の作品はあまりにも青臭く、いわゆる童貞臭い映画である。
 この映画を観た後、居酒屋で作品について話していたのにいつのまにか、新海誠は童貞ではないか?という話で延々と盛り上がったことがある。(いや、酔った勢いの話なんですいません)
 そして新作である。
 小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。
 二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。
 そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く……。
 貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨を切り取った表題作「秒速5センチメートル」。
 これらの3本の連作アニメーション作品で成り立っている。
 基本的に新海誠のアニメは見せたいものがあって、そこから逆算しているような話が多く、今回も大雪の降る中、電車がうまく動かず、彼女と会う時間からとてつもなく遅れても彼女が待っていてくれたとか、物凄くベタな話で、いくら何でも電話くらいかけることができただろうとツッコミを入れたくなってしまう。
 一見いい話っぽいが詰めが甘いのである。
 例えば少年少女の非力さを描くのであれば、岩井俊二の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」があるが、「秒速5センチメートル」はそこまでは描けていない。
 しかし、一方では飛んでいく種子島のロケット込みの少年少女の構図とか身震いするぐらいかっこよく、あんなベタな話が何故それなりに見えてしまうかというと、絵で納得させることができるからである。
 今回は短編3本なのでボロが出る前に終わることができるのも良い。
 とまあ、今回はそこそこかなあと思っていたら、ラストの山崎まさよしの歌に合わせた映像にはやられた。
 ここの部分だけ物凄い傑作であり、実は予告編を見ている限り狙いすぎだろと思ったが、本編の映像は凄まじいものがあり、この映画はここだけでOKなのである。
 DVDが出たらここだけ見る可能性大!
 あ~くれぐれもできのいいMADだと言わないようにね!
  
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2007年3月29日 (木)

「アルゼンチンババア」

Aruzentin  女子高生・みつこの母が病死してしまい、父親は母が死んだ日にそのまま失踪
 半年後、父は町外れに住む、アルゼンチンババアとあだ名される奇妙な女と一緒に暮らしていたことがわかり、みつこは父を取り返すために屋敷に訪ねるのだが・・・・・・。
 アルゼンチンババアというのは、どこの町にも必ずいそうな変人のことで、ゴミ屋敷や猫屋敷に住んでいそうな輩のことで、自分も小学校時代に住んでいた町では放送コードに軽く引っかかるようなやばい奴が住んでいたものである。
 このアルゼンチンババアを演じるのが鈴木京香(B83-W59-H86)なのだが、ど~見てもババアに見えない。
 無理無理メイクで頑張っているのだが、アミダばばあみたいで浮き上がっている。
 アルゼンチンババアが映画の肝なのに、それに説得力がない。
 基本的に嘘臭い話なので、要所要所はもっともらしい演出をしておくべきなのだけど、これはそこらへんはそっちのけで、何故父親がアルゼンチンババアと暮らしているのかという理由が一生懸命説明されているのだけど説得力がないので共感できないのだ。
 そして上映時間が2時間ないのに物凄く長く感じるのは、不必要なシーンが多いからで、最後なんか海に墓石が落ちた時点で終わりだと思うのだが、そこから延々と続くので困ってしまう。
 この映画の最大の見所は何かというと堀北真希(B78-W58-H83)で、日本一セーラー服の似合う彼女の魅力を堪能するしかないのである。
 よくよく考えたら彼女もいい歳なんだけど、まだまだ高校生役は全然OKなので、せめてあと2年は頑張ってもらわないとね。
 
 
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2007年3月28日 (水)

「蟲師」

Gensakumushishi
 大友克洋って過剰評価されてないか?

 いやもちろん漫画家としては凄いと思っている。
 だけど、映画監督としては、結構微妙じゃないかなあ。
 彼を一気に有名にした「AKIRA」は面白いのだけど、個人的には、無理なことは重々承知しているけれども、やっぱり三部作にでもしてネオ東京が崩壊させて欲しかった。
 「AKIRA」はOKとしても、「ワールド・アパートメント・ホラー」は凡庸だし、「スチームボーイ」もあれだけ待たされてやっと公開されたはいいが、世界観は良いのだが話はとてつもなくつまらなかった。
 そして今回「蟲師」である。
 監督に蟲がいるのではないかと思うくらい真剣つまらない。
 131分の上映時間が地獄だ。
 上映中に携帯を出して時間を確認する人がいたが、いつもだったら腹が立つが、この映画に関しては仕方ないと思っている。
  精霊でも幽霊で物の怪でもない妖しき生き物“蟲” の謎を解き、人々を救う蟲師・ギンコが、蟲に体を侵されながら文字で蟲を封じてきた娘・淡幽と出会う・・・・・みたいな話(詳しくは公式HP参照)
 自分は原作を読んでいるし、アニメの方も観ていた。
 アニメは原作を忠実に映像化していて面白かった。
 映画は当然これを越える、もしくは同等レヴェルでないと辛いものがある。
 ところが、映画は映像的には美しいが話がや大変つまらない。
 映画は主人公のギンコに重点をおいて描いているが、本来彼は狂言回し的な存在であり、中心にするものではない。
 正にネットでも散々言われている「原作無視師」状態である。
 もちろん、何が何でも原作が第一というわけでもなく、違う切り口があっても良いと思っている。
 だけど、それは原作の精神を生かしたものでなくてはならないわけで、この映画は少なくとも「蟲師」が原作である必要性はないのである。
 出演はギンコ役にオダギリジョー。
 この映画では「ゲゲゲの鬼太郎」か?とツッコミたくなるような格好で登場!
 劇中で「どうする?」という言葉を聞くとライフカードのCMを思い出させる。
 淡幽役に名作から駄作まで出演しまくりの蒼井優(B82-W58-H82)。
 漫画が原作でアニメは傑作、実写は駄作という「鉄人28号」に彼女は出演していたが、今回も状況は似ているなあ。
 その他にも江角マキコ(B82-W57-H86)や大森南朋が出演しているが、この二人の役柄がまるで必然性がない。
 江角マキコも砂かけババアみたいだし、大森南朋も面白い役者なのに全然生かされていないのが辛い。
 自分は基本的に映画にしろ漫画にしろ話が面白くないとダメで、映像が美しいとか特撮が凄いと言われても、それらは面白い話がありきが前提なのである。
 そう思うと、この映画はやっぱダメっしょ。
 次回作は「宇宙パトロール・シゲマ」か「任侠シネマクラブ」など「ショートピース」に収録されている作品の映画化希望!
  
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2007年3月27日 (火)

「父さんの夏祭り」

Natumaturi  「人間って悲しいね。お父さんが癌なんて、そんなの悲しすぎる」
 「梨華ちゃんってよくわかんないなあ」
 おそらく「ハロー!モーニング。」ならこんな会話が展開しているだろう。
 しかし、「24時間テレビ」のドラマ枠でそんな展開はありえない。
 欽ちゃんがパーソナリティーの時は手塚治虫先生のアニメ以外観てなかった「24時間テレビ」。
 アニメがなくなり、マラソンをやりだしてからますますと観なくなってしまった。
 しかし、これは欽ちゃんが悪いのではない。
 当時、彼は超人気のコメディアンであったからパーソナリティーに抜擢されるのは当然の話である。
 そして「24時間テレビ」は時の人気者がメインパーソナリティーを務めており、広末涼子(B80-W58-H86)が絶好調の時はやはり全て録画して観ていた奴がいたものである。
 そいつらを見て馬鹿だなあと思っていた自分だが、モー娘。がパーソナリティーの時はやはり9時間テープを駆使して録画していた。
 よくよく考えてみたら未成年が多いモー娘。で、彼女らが24時間ぶっつづけで出ているわけがないのだが基本が生放送なので何があるかわからない。
 朝の5時から天気予報をミニモニ。が解説すると聞けば朝の4時半からスタンバイしていたり大変っすよ。
 結局24時間テレビは全部録画して次の日早送りで大事な箇所をチェックしてダビングするので、さすがに学校や会社なんか行ってる場合でないことはわかっていただけるだろう。
 で、24時間テレビはいつ放送するかよくわからないが、長時間ドラマを毎年放送している。
 内容は障害と戦う話やら重い病気やら辛気くさい話ばっかりで、正直面白いとは思えない。
 しかし、2001年からモー娘がパーソナリティーをやりだしたので当然ドラマにも彼女らが出演するわけで、当然観てしまう。
 日テレの戦略にまんまと乗せられた格好になるのだが、自分さえ良ければOKさ!
 2001年のドラマは安倍なつみ(B80-W54-H80)が主役で、友達役に石川梨華(B80-W60-H80)と保田圭(B82-W63-H88)が出ており、安倍はそれまでもドラマに出ていて無難であるが、ここで注目するのは「ザ☆ぴ~す」でセンターを張った石川で、当然美少女でアニメ声というマニアにはたまらない要素を持つ彼女は十分主役を演じることが可能であることは言うまでもない。
 そんなわけで2002年のドラマは彼女が主役だ。
 話は末期がん患者の父親と娘の交流を描く。
 お父さん役が実際に病気だった渡辺謙であるのが全くシャレになってないのだが、世の中にはもとっとシャレにならない芸能人もいて、演技でなくマジな病気の人もいるので気にしてはいけない。
 「24時間テレビ」のドラマ枠故に大変無難、もっと言えば当たり障りのない展開であるはずなのだが、実は自分の親父が癌であることが発覚した時にかなり辛くて苦しい時期があったので、他人事ではなく自分の生活と比較しながら観てしまった。
 そして、主人公が高校生の時に父親が重い病気だと知った日にはかなり辛いことは言うまでもない。
 結局、わかる奴はわかるはずなのだが、そんなこと言い出すと「宇宙人に襲われたことないから良くわかんないなあ」と言っている「ID4」の感想と同じになってしまうので、経験のない人にも疑似体験をさせられるドラマがいいと思うぞ。 
 結局、ドラマは本当に当たり障りのない展開だが、金払って劇場までいって、モー娘。がほとんど出ていない「仔犬ダンの物語」よりはましだったりする。
 しかし、モー娘。人気もすっかり下降気味なのに、今更なんでこんな感想を書いているかというと、掃除してたら録画してあったテープが出てきたというわけで、そういえば調べてみると彼女ら「ハロモニ」以外ほとんどTV出演がない。
 これってピンク・レディーの末期を思わせる物があってちょっと悲しい。
 
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2007年3月26日 (月)

「悪夢探偵」

Akumutanntei  アクション満載ギャグ満載、歌って踊っての痛快コメディで、主演はサミュエル・ホイ。
 個人的にはシリーズ3作目で007のパロディ満載の「皇帝密使」が好きなんだけど・・・・・・ってそれは「悪漢探偵」ですね。
 ベタですいません。
 自室のベッドの上で何者かに切り刻まれていた少女と中年サラリーマンの惨殺死体が立て続けに発見される。
 事件を担当するキャリア組の刑事・霧島慶子と同僚の若宮らは被害者が、「0」で表示される謎の人物と最後に電話をしていたことに気付く。
 やがて事件の鍵が夢にあると推測した霧島は、他人の夢の中に入る特殊能力を持つ悪夢探偵の影沼京一に捜査の協力を申し出るが、他人の悪夢を共有することで精神的な苦悩を深めている影山は捜査への協力を頑なに拒み続けるのだった…。
 監督が塚本晋也だからという理由は、あまり関係なくて、女刑事役にhitomi(B84-W58-H87)が出演しているから観にいきました、すいません。
 ちなみにhitomiは3曲目の「CANDY GIRL」がもっと売れるかと思ったが、爆発的なヒットにはならなかった。
 まあ当時は彼女の存在を知っいるのはスペースシャワーTVを観ている人くらいだった。
 しかし、「CANDY GIRL」のプロモを見た人からはその美脚は注目されていた。
 この映画も、刑事役とはいいながら、クラブで働くホステスくらいにミニスカートで登場!
 ただ目が意外に一重ではないと思うが奥二重なのかパッチリしていないのは意外だった。
 演技力はまあこんなもんじゃない?
 主人公の松田龍平はハマリ役。
 大杉蓮は「エクステ」の方が強烈なので、この映画は比較的地味目。
 肝心の映画はまあそれなりなのだけど、自分としてはHitomiのアイドル映画ということだったら続編希望!
 
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2007年3月25日 (日)

「善き人のためのソナタ」

Yokikotokana  1984年、東西冷戦下の東ベルリンで、シュタージ(国家保安省)局員のヴィースラーは、劇作家のドライマンと舞台女優である恋人のクリスタが反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。
 しかし、監視するヴィースラー自身が彼らの生き方に影響を受け、自分自身が変えられてしまうのだった・・・・・・。
 昔、「サザエさん」で植木屋(だったか?)が、仕事先の家の人とベッドのセールスマンの話を聞いて、自分がベッドを買ってしまうという話があったが、この映画は正にそれである。
 「この曲を本気で聴いた者は、悪人になれない」と予告編であったので、もっと曲が重要なのかと思いきや、意外にも映画ではそれ程前面に出ているわけではない。
 「壁に耳あり障子に目あり」という言葉があるが、今や壁に盗聴器ありの時代である。
 1984年という時代設定がジョージ・オーエルの「1984年」を意識したところもあるのかなと思ってしまう。
 上映時間は138分と長いが、全く飽きさせないし緊張感がある。
 映画の最後の主人公の「わたしのためのものだ」のセリフ(状況は映画を観て確認してね)には感動した。
 よくよく考えてみると若い人には随分昔のことかもしれないが、自分は1984年はそんな大昔のイメージではなく、ちょうどその前の年に公開された「007/オクトパシー」でも東西ドイツが出てきたし、「エロイカより愛をこめて」のエーベルバッハ少佐もソ連や東ドイツを相手に冷戦の真っ最中で、まさかあの当時、ソ連が崩壊してベルリンの壁がなくなるとは誰が想像しただろうか?
 ただその時でさえもシュタージについては話題になっていなかったのは、当時としては誰も語れなかったからかもしれない。
 今、やっと語れることができるのは大変なことなんだろうなあ。
 監督はフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクで、なんとこれが初監督で33歳。
 そんな若くてこんな重たい作品を演出しているのが凄い。
 ドライマン役のセバスチャン・コッホが、気を抜くと顔がスティーブン・セガールに見えてしまう。
 アカデミーの外国映画賞をもらうのもわかるような気がする。
 ただ、ハリウッドでリメイクというのは勘弁してくれ。
  
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2007年3月24日 (土)

「ステップ・アップ」

Stepup  貧乏で投げやりに生きていた少年が、必死に夢を追いかける金持ちの少女と出会い、成長していく青春ダンス映画。 
 ダンス映画の醍醐味は各ダンサーのうまい踊りを、さらにカメラワークや編集でいかに迫力を出すかである。
 自分はダンス映画が好きなので、ダンス・シーンさえよければ話は申し訳程度でもいいと思っている。
 この映画も話は本当に申し訳程度である。
 貧乏な家の青年と金持ちの少女という設定や、二人がダンスパートナーだったが別れて、本番直前一人で踊ろうとすると、青年が登場し、やっぱり一緒に踊るとか、無理でベタな展開。
 それでもダンスシーンさえ良ければ問題ないと思っていた。
 ところが、意外にダンス・シーンが少なくてショボいとは言わないまでも心震えない。
 ラストが最大の見所なのに、それまでにあったパーティーのダンス・シーンの方が良いというのも困ってしまう。
 それ以前に最大の売りであるクラシック・バレエとストリート・ダンスの融合が思った以上に効果が出ていない。
 いや、それ以上に配給にエイベックスいるせいか、全編倖田來未(B90-W60-H85)祭りになっており、映画が始まる前に 彼女のプロモが流れるのはまだ許せるとしても、わざわざエンドロールを彼女の歌に差し替えてまうのは許せない。
 前も「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」でエンディングテーマソングがLUNA SEAの歌に変更され大顰蹙だった。
 映画会社の人はどう思っているのか知らないが、歌の差し替えは言うほど効果があるわけでもなく、映画ファンからは総スカンだし、そのアーティストのファンが映画館に来るかどうかは微妙!
 さらにこの映画は、エンドロールが終わった後にダンスコンテストの告知があって、5人のダンサーでうまいと思った人を書いて劇場の投票箱に入れるというもの。
 この踊る曲も倖田來未の歌だった。(泣)
 あ~ところで自分はWindowsXPを使用しているのだけど、Vistaだと倖田來未って一発変換できるの?
  
 
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2007年3月23日 (金)

「ハミングライフ」

Hamingu  服飾関係の仕事を目指して上京したて藍は、ある日、公園の木のウロで手紙を発見する。
 それは深夜の託児所で働く智宏が入れたものだった。
 藍が返事を書いてウロの中に入れると次の日には智宏からの手紙がウロに届いていた。
 それから木のウロを使った藍と智宏のちょっと不思議な文通が始まった・・・・・・。
 中村航が原作を書き、民放深夜ドラマで活躍する若手映像作家・窪田崇が監督しているらしいのだが、すいません、二人のことは、この映画を観るまで全く知りませんでした。
 民放深夜ドラマと言われても、今の自分にとって深夜のTVと言えばアニメなんですけど~(泣)
 さらに言うと人気ロックバンドGOING UNDR GROUNDが映画と同タイトルの「ハミングライフ」の他、曲を提供しているらしい。
 らしいというのは自分がGOING UNDR GROUNDを知らないからで、ひょっとして上映時間1時間くらいの映画に妙に観客がいたのは、歌が目当てか?
 そんな知らない要素盛り沢山の映画を何故観にいってるのか?というと、この映画のチラシを観て、主役の西山茉希(B82-W58-H85)という女の子が妙にかわいかったので、ジャケ買いならぬ、チラシ買い、略してチラ買いしてしまったというわけですよ、ははははは。
 いや、自分も年甲斐もなく何やってんだかなあ。
 つうか、やはり客は若い奴ばっかだったよ。
 ちなみに、この西山茉希というのは調べてみるとポスト蝦ちゃんでブレイク寸前という微妙なポジションらしい。
 いやはや、自分も入社時は幹部候補とか、もてはやされたが、未だに「候補」のままですよ。
 彼女は耳が妙に大きいのが気になるのだが、かわいいのでOK!
 そして、肝心の話なのだが、粗筋からもわかるように基本は「(ハル)」でなのである。
 あの映画がパソコン通信だとしたら、この映画は木のウロを使ってのやりとりといった感じ。
 意外にユルユルな話展開で、まあ基本ちょっとハートウォーミングなファンタジーなので、こんなものか。
 久しぶりに佐伯日菜子(B76-W57-H80)を見たが、相変わらず濃い顔だなあ。
 
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2007年3月22日 (木)

「ちびケロ ケロボールの秘密!?」

Chibikero  ケロロの子供時代のエピソードをフルCGで描く短編。
 ギロロがこっそりもってきケロボールをいじっているとケロボールが発動し、ケロロ、ギロロ、プルル、ゼロロの4人はケロボールの中に吸い込まれてしまう・・・・・・という話で、お察しのとおりそこでドタバタがあるというわけやね。
 フルCGといっても、今の時代別に珍しいものでもなく、昔だったらいかにもCGで作りました~ってな感じで、ポリゴンのかくかくしたものがあったのだが、今だと別に言われなければ普通のアニメにしか見えない。
 子供向けのアニメだと時々短編がつくのだけど、あまり面白くない。
 つうかね、短い時間に面白い話を作るというのが難しいなと感じた。
 そう思うと、昔、劇場で「トムとジェリー」を観たのだが、TVで観ているので今更と思ったが、全くカットしていないフィルムで観ると昔のアニメであるのにもかかわらず、実は物凄く丁寧に作ってあるのと、単純な話に見えるがギャグの入れ方などが絶妙であり、声を出して笑ってしまった。
 あれから数十年経過しているのに、そのレヴェルまで到達していない作品が多いのは意外だ。
 「ケロロ軍曹」の話に戻ると、ケロロたちの子供の頃の話はTVシリーズでは意外によくできた傑作が多く、前にも述べたが昨年夏に放送された「ケロロ 夏の宝物 であります」は笑えるて泣けて意外な傑作!
 今回、ここまでの域に到達してくれれば・・・・・・と思うと残念でならない。
 まあ長編も含めてギャグが足りないと思うのは自分だけ?
 見所はクルルが黄色くなったわけなのだけど、結構劇場の子供は大ウケなのでOKじゃない?

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2007年3月21日 (水)

「ラストキング・オブ・スコットランド」

Matuwa  人助けの理想に燃えるスコットランド青年ニコラス・ギャリガンが、アミン大統領に気に入られて専用医師になってから、どんどん人生が狂っていくというお話。
 最初に言っておくけど、♪わたし待~つわというあみんネタは禁止ね!
 いやはや、とにかく良い人だと思っていた大統領が実はとんでもない奴ということが発覚!
 正に、えらいところに勤めてしまった状態の主人公だが、後半の国外脱出には緊迫感があり手に汗握ってしまう。
 アミン役のフォレスト・ウィテカーはアカデミー主演男優賞をもらったらしいが、これは当然だろう。
 彼の演技は妙に鬼気迫るものがある。
 実際のアミンと比べるとシャレにならないくらい似ている。
 この映画や「ホテル・ルワンダ」を観て思うのは、意外に多くの日本人はアフリカの国のことをわかっていなくて、黒人=アメリカにいる肌の黒い人のイメージしかないのではないかと思う。
 おそらく自分もちょっとまえまでアフリカ=「ジャングル黒べえ」のモデルの国くらいにしか考えていなかった。
 つうか自分らの世代はアフリカは「野生の王国」でしか知らない場所だった。
 だって、世界史の授業でも軽くスルーされているくらいだしね。
 しかし、明らかにやばい奴の愛人だとわかっているのに、寝てしまう主人公にはちょっとリアリティが欠けてしまうというか、そんなことしたら殺されても仕方ない。
 っつうかそんな状況で下半身優先型の奴はいねえ(笑)
 この主人公が適当な性格であり、根底に黒人差別の雰囲気が感じられる。
 彼のあさはかな行動や考えが後の悲劇になっていくのだが、自業自得といえばそれまでだけど誰にでもありそうな心理状態でもあるわけで、最高権力者が自分のアドヴァイスを聞いてくれるとなったらちょっと舞いあがってしまうからなあ。
 この映画とか「クイーン」とか実話を元にした話がアカデミー賞への近道なのか?
 字幕を観ていたらやたらと「~ので」とあるので、ひょっとしたらと思ったらやっぱり戸田奈津子だった。
 ひさしぶりになっち節が全開されていて困ってしまった。
 あと、全く自分の妄想だけど、1973年の「007/死ぬのは奴らだ」で、ボンドの敵が初の黒人だったのだけど、それはアメリカでの興行収入をもっと確保するのと、当時のブラックムービーの台頭など考慮に入れてのことだったんだろうなあと思っていた。
 敵だけでなく、味方にも黒人がいたしね。
 だけど、この映画を観ていて、実は当時のウガンダとイギリスの微妙な関係も背後にあって、裏設定としての黒人の敵があったのではないかと思ってしまう。(ほら、何だかんだいっても007ってイギリス国策映画じゃん)
 あ~トンデモ妄想爆発すいません。

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2007年3月20日 (火)

「アンフェア the movie」

Angea  警視庁に勤務する女刑事・雪平夏見の娘の美央がいる警察病院に暴漢が入り警察庁長官と患者を人質に立てこもった。
 警察庁長官以外の人質は解放されたが、娘の美央がとり残されてしまう。
 彼らの要求は警察庁が機密費を不正流用してプールした裏金80億円。
 雪平は愛する娘を救出するために、犯人グループに占拠されている最新のハイテク技術を備えた難攻不落の病院に乗り込んでいった・・・・・。
 ドラマは好きだったので全部観ているのだが、映画はドラマを観ていなくても全然問題なし。
 登場人物は脳内補完できてしまう。
 どちらかといえば、TVドラマ「アンフェア」のキャラクターを使った別物と考えてもいい。
 警察内部の内通者は誰か?というサスペンスの要素のもあるのだが、これは途中で何となく想像がついてしまう。
 それよりもハイテク技術を備えた難攻不落の病院に、地下からのうのうと入れたり、武装した連中がいるのに手ぶらで潜入したりする主人公とか、もう少し考えてもいいほしいところもあったりする。
 まあ、見所は自分的には篠原涼子(B82-W59-H85)のブラウスが濡れて見える透けブラくらいか。
 個人的に加藤ローサ(B83-W58-H85)の出演を楽しみにしていたのだが、あっという間に退場!
 エンドクレジットみたら友情出演となっていた。
 友情出演ってそういうもんなの?
 それなりに楽しく観ることができるのだが、映画化するようなものかどうかは微妙。
 しかし、予告を観る限り、最近、この映画とか「HERO」やら「西遊記」とか、フジテレビと東宝の映画って、TVの延長ばっかりだなあ。
 
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2007年3月19日 (月)

「パフューム ある人殺しの物語」

Nihoi  18世紀、パリの魚市場で産み落とされたグルヌイユは驚異的な嗅覚を持っていた。
 青年に成長したある日、赤毛の少女が発する香りに魅了され、誤って彼女を殺してしまう。
 死と共に香りも消えてしまうことを知った彼は、香りを永遠にとどめておく方法を探るため調香師に弟子入りする。・・・・・・。
 「マリー・アントワネット」を観にいった時に、さあこれから絢爛豪華なフランスを満喫するぞと期待している時に、いきなり予告編で「18世紀のパリはひどく臭かった」と気分を萎えさせているのがこの映画である。
 だが、「マリー・アントワネット」よりも遙かに面白い!
 とにかくこの映画の面白さは先が全く読めないことで、最初は驚異的な嗅覚を持つ男が調香師になるまでのどてらい男な話かなと思いきや、途中で自分を求める香りのために殺人をやらかす猟奇的な話に突入!
 まさに人さえ食わなければ凄い人でお馴染みハンニバル・レクター博士と同じカテゴリーの人になってしまうが、最後はさらにとんでもない話展開!
 やたらと長い上映時間だが、話の展開が変わっていくので飽きさせない。
 いくらCGが発達していても匂いを表現するのは難しい。
 昔、「ポリエステル」という映画で、映画の進行に合わせて番号の匂いを嗅ぐというのがあったが、今の季節そんなのは花粉症で無理だし、そもそも面倒臭い!
 そうとなればいかに映像で表現して脳内で想像させるかが最大のポイントだが、この映画はそれが成功しており、特に最初の魚市場のシーンは目でわかる匂いの迫力に圧倒される。
 映画の方法で香水ができるかどうかはともかくハッタリのかませ方がうまいので、そうかなあと思ってしまう。
 ちなみに主人公の女の匂いの嗅ぎ方を見て、「純情クレイジーフルーツ」の花椿君だなと思った人は若者じゃないので、念のため。
 監督は「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァ。
 そういえばあの映画でも赤毛の女の子が主人公だったし、赤毛好きなのは実は監督か?
  
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2007年3月18日 (日)

「超劇場版 ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります! 」

Bokekaeru_1  1作目の「超劇場版ケロロ軍曹」は、それなりに面白かったのだが、タイミングが悪いことに公開当時の2006年3月10日~3月31日に放送されているガルル小隊が出てきているTV版全4話が異常に面白かったので、自分的には少し評価が低い。
 もしあの全4話が劇場版だったらと考えると残念でならない。
 とりあえず1回だけの映画化だろうし、3rdシーズンのカウントダウンの設定(途中でなくなる)でTVシリーズも終わるだろうなあと思っていたら、TVシリーズも好評放送中だし、映画化も決定!
 こりゃしばらくは安泰だろうなあ。
 そんなわけで劇場版2作目。
 かつて地球侵略にやって来たマロン星人の子孫メール王子と従者のマールは、長い年月の間に二人きりになってしまう。
 プリンセスを迎えて王国を建て直そうと考えた彼らが候補に選んだのは、ケロロ軍曹が居候する日向家の長女、夏美だった。
 謎の海底王国にさらわれてしまった夏美を救うべく、ケロロたちは立ち上がる……。
 個人的には1作目よりは面白かったと思う。
 自分が一番笑ったのはモアちゃんの「時をかける少女」のパロディかな。
 今回、辻希美(B78-W62-H78)をマールの声をあてている。
 思った以上に悪くなくて、少なくとも1作目の新垣結衣(B82-W63-H88)よりも良い。
 辻ちゃんも同僚の加護ちゃん(B80-W60-H80)がいなくなって大丈夫かなと思ったが、前以上に活動しているようで安心!
 ちなみに映画を制作していたためか、映画の公開前のTVシリーズは総集編だったのだが、昔の「うる星やつら」とは違い巧妙になっており、「アド街ック天国」のパロディ(なんと、ナレーションも本家と同じ!)になっているのは笑った。
 というか、この総集編の構成は大変うまい!
 だけど、考えてみれば「ケロロ軍曹」って映画よりもTVシリーズの方が面白いんだよなあ。
 映画になるとドラえもんのようにいい話になるのだけど、その分パロディやマニアネタが少なくなってしまう。
 だけど、それも重要な要素であり、笑わせて泣かせる話だったら「ケロロ 夏の宝物 であります」の方が遥かに良かったと思う。
 エンディングを渡辺美里(B83-W60-H83)が歌っているのだが、これがじっくり聞くと意外に泣ける歌なので聞き逃さないように!

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2007年3月17日 (土)

「ファイナルファンタジー」

Photo_45  1960年代の「キネマ旬報」で手塚治虫先生が21世紀はロボットが俳優の替わりをするだろうとか言っていたが、いざ21世紀になってみると人間型ロボットはやっと二足歩行するのが精一杯で、アイボが出てきたくらいである。
 もちろん21世紀は後90年以上残っているのでこれからどうなるかはわからないが、少なくともアトムが生まれる年が来ても俳優のロボットは出てこないだろう。
 その代わり手塚先生も想像しなかった分野が異常に発達している。
 それがCGだ。
 「ファイナルファンタジー」は3年の歳月と150億円以上の費用をかけて作ったフルCGアニメだ。
 この雰囲気は昔どこかで味わったことがある。
 そう、「トロン」が公開された時が正にこんな感じだったのである。
 「トロン」と「ファイナルファンタジー」。
 この2作品に共通するのはコンピューターを駆使して製作、そしてどちらも作品的には面白くないことだ。
 確かに「ファイナルファンタジー」のCG技術は素晴らしい。
 とうとうここまで来たかという感じである。
 「ゴルゴ13」のヘリコプターが斬新だと言われていた時と比べたら雲泥の差である。
 しかし、この映画を観て思ったことは技術はあくまで表現の手段でしかなく、映画の善し悪しを決めるのは脚本と演出だということだ。
 おそらく多くの人達がこの映画を観てその技術には驚くだろう。
 しかし、それだけなのである。
 例えば3年かかって150億円以上も投入してこれか?
 これだったら同じ金額でもっと安くて面白い映画ができるのではないか?
 おそらく多くの人が期待したのはCGを使うことによっての新しい表現方法であったり新しい可能性であるはずである。
 今回の映画がフルCGなのに破格の値段でできてしまったらそれこそ革命であろう。
 しかしCGでできた人間は良くできているが、まだ少しぎこちない。
 特に主人公が他の登場人物に比べてぎこちないのは致命的だ。
 おそらくプロデューサーの中には「これだったら手間を考えると人間の俳優を使った方が安い」と思うだろう。
 話だって「エイリアン2」と変わらない。
 「エイリアン2」ほどの手に汗握る展開であれば良いがそうではなく、もしCGで制作したという売りがなければB級SF以下である。
 日本のアニメはリミテッドでも表現方法や世界観の構築の仕方は極めていて世界一の水準である。
 その技術をもっと取り込めば映画としての面白さは更に出たはずである。
 本当に口惜しい映画である。
 これを強く痛感したのは本編前の「シュレック」の予告で、どう観てもこちらの方が面白いし、CGの使い方や表現の仕方がうまいからで、正直「ファイナルファンタジー」のどこがどう凄いのかがわからなくなってしまう。
 「ファイナルファンタジー」より遥かに安くせこいCGだが昔WOWOWで放送していた「VISITOR」の方が話は遥かに面白かったと思う。
 「ファイナルファンタジー」は技術は凄いが話が面白くないし、「VISITOR」は話は面白いのに技術はないし、世の中うまくいかないものである。
 
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2007年3月16日 (金)

「ハンニバル」

Hannibal   映画は異常に面白いのだが、あまりにも健全でない内容にもかかわらずアカデミー賞5部門をもらっている「羊たちの沈黙」。
 その続編の「ハンニバル」にはやっぱり期待してしまう。
 しかし、一方ではレクター博士役のアンソニー・ホプキンスは続投だからいいとしても、クラリス役がジョディ・フォスターでなくジュリアン・ムーアというところが懸念される。
 自分は「ジェームズ・ボンドはショーン・コネリー以外は認めない」というようなこだわり屋でもない。
 肝心なのは映画が面白いかどうかだけなのである。
 そんなわけで「ハンニバル」だが大変面白く自分としては大満足である。
  「羊たちの沈黙」はクラリスが主役の話で、レクター博士は狂言回しというか完全な主役ではなかった。
  しかし「ハンニバル」はタイトルがそのまんまの通り、レクター博士が主役である。
  この映画のレクター博士は天才的頭脳と教養を持ちあわせており人さえ食べなければ良い人の愛すべきキャラクターである。

 まずタイトルバックだが、これが異常に良くて、特に鳩がレクター博士の顔を作っているところに感動!
 昔からがんばっていた007に比べ他の映画はタイトルに気合いが入っていないのが多かったのだが、時々「セブン」や「ミッション・インポッシブル」とか凝ったのが出てきたのは嬉しい限り。
 監督がリドリー・スコットだけあって、光と影をうまく使った画面作りをしており、特にフィレンツェのシーンはどれも息を飲む程美しい。 
  同時に光と影の演出が、レクター博士とヴァージャーの異形と異形の戦いを怪奇映画のように盛り上げる。

 クラリス役のジュリアン・ムーアは悪くはなかったものの、思った以上に出番がなく、もはやこの映画の主役はホプキンス演じるハンニバル・レクター博士以外何物でもない。
 問題のラストに例のシーンだが、これはグロい。
 良い子は真似しないでね・・・・・・って真似しようがないし真似されたら困ってしまう。
  「羊たちの沈黙」で全編を漂っていた異常な緊迫感が今回はほとんどなくて、むしろ妙なグロさのみが目立ってしまうところもあるが、それ以上にレクター博士とクラリスの微妙な男女関係がうまく描かれている。

 ところどころ日本語が飛び交い、日本人が出てくるのだが、「ブラック・レイン」で余程日本が気に入ったのか?>リドリー・スコット。

 残念なのは、ヴァージャーの使用人の裏切りである。
  今まで仕えていた彼がどうして裏切るに至ったかが描かれていないために唐突な感じがしてならない。
 
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2007年3月15日 (木)

「千年の恋 ひかる源氏物語」

Senennokoi  東映という会社は、誰がこんなもの観るんだ?というような映画を作ることでは、ブロックブッキングをしていた頃の松竹といい勝負だったが、松竹がそれをやめてから他の追随を許さない。
 その最たるものがやはり「北京原人」で、この企画で映画を作らせた奴ってある意味凄く商売がうまいのではないかと思ってしまう。
 そして2001年は東映の50周年記念ということで、記念映画が目白押しだったのだが、ど~かんがえても普段公開される映画より遥かに面白くない企画目白押しだった。
 そして「千年の恋 ひかる源氏物語」だが予告編を観ただけでトホホな展開で、東映はどう考えているか知らないが、間違いなく多くの人はこの映画を観たいとは思っていないはずだ。
 50周年記念ということで文芸色の強いものを作ったのだろうが、やはり「笛吹童子」を今の技術で映画化し昔の作品と比較するとかもっとやり方はあったはずで、この当時、「伊能忠敬」「千年の恋」「化粧師」と時代劇3連発で、予告編を観て面白くなさそうなのはちょっとまずいと思う。
 かといってあきらかに傑作の「GO」があまりかんばしくなかったというのも残念でならない。
 そうはいいながらも明らかに面白くなさそうな「千年の恋」を観にいったのは、自分が大和和紀の「あさきゆめみし」を読んでいたからに他ならない。
 「あさきゆめみし」「日出処の天使」「ベルサイユのバラ」は人間関係から歴史背景まで一気に頭に入る傑作漫画で、普通「源氏物語」なんかまず原書では読まないし、飛鳥時代やフランス革命はまず試験勉強以外で興味は持てない。
 ところが、これらの漫画を読むと背後関係をもっと知りたくなって相当勉強してしまうのだ。
 「ベルばら」全盛期の時に歴史のテストで女子が高得点を取ってしまうのも実はそこらへんに要因があるのはいうまでもない。
 「源氏物語」は「あさきゆめみし」がある程度極めているので、漫画に関してはあれ以上のものは出てこないだろう。
 しかし、映画はどうか?
 ここ最近で自分が観た映画ではピアスをはめている光源氏が出てくるアニメだが(相当前の話だと思う)大変できが悪くこれは問題外である。
 自分は公開2日目の日曜日の昼に劇場に行ったのだが、思った以上に人が入っているのに驚いた。
 やっぱり「源氏物語」は人気があるのかと思った。
 そして、映画とタイアップしている朝日新聞や福井県などのCMをえんえんと見せられた後、やっと映画がスタートする。
 話は紫式部が彰子に「源氏物語」を話して聞かせると言う形をとっている。
 子供に「源氏物語」を聞かせるのは、今でいうところのエロ小説を語るみたいなものである。
 もともと長い話をどうやって演出するのか興味があったのだが、映画は紫式部が一気に話してダイジェストにしている。
 だからきめ細かな演出はなく話に合わせて絵作りをしているような形となっている。
 そして最後は紫式部と紫の君が同調するという展開!
 やりたいことはわかるのだが、伝わらない。
 何しろ登場人物の心情も本人が言葉で話してしまうのだからわかりやすい反面情緒も何もない。
 それにどういうわけかこの映画は引きの画面が多く、人の判別が同じような格好ばかりで難しい。
 ひょっとしてTVは顔のアップが多いが、映画は引きの画面を多用しようという目論見か?
 もしそうだったら極端すぎるっちゅうの。
 そこらへんはうまくやって欲しい。
 光源氏役に天海祐希(B88-W58-H88)が扮している。
 これは宝塚的効果を狙ったものだろう。
 この試みはなんとか成功していると思う。
 個人的にはミッチーこと及川光博がいいかなと思っている。
 紫の上の常盤貴子(B83-W58-H86)は明らかにキャスティングミスで、どうみても大事に光源氏が育てたとは思えない程俗っぽい。
 細川ふみえ(B91-W58-H87)の明石の君も明らかに違うと思う。
 しかし、細川よりも問題なのが松田聖子(B80-W57-H83)で、彼女が扮する揚げ羽の君は「源氏物語」に出ていないどころか、映画の話筋にも関係なく、画面に登場するといきなり歌い出してミュージカル状態で、一体何故彼女の役が必要なのかわからない。
 映画が終わった後、自分の後ろの席の女性2人が「松田聖子ってなんだったの?」と言っていたが誰でもそう思うだろう。
 結論から言うとこの映画は果てしなくダメな映画で「北京原人」の次くらいの駄作である。
 さらに上映時間が2時間23分というのも我慢の限界を越えてしまう。
 同じ平安時代が舞台でも、東宝では「陰明師」が大ヒットしており、どうしても比較してしまうのだが、やはり東映の企画力はまるでないと思う。
 何度も同じ失敗を繰り返し、誰が考えてもダメだなと思う企画が通って全国公開されてしまう。
 こんな企画に大金を投入してしまう東映ってやっぱり凄いよ。
 せいぜい100年目目指してがんばってくれ!
 
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2007年3月14日 (水)

「ゴーストライダー」

Gosutoraida  1984年12月29日、松本伊代(B76-W55-H81)は「オールナイトフジ」にて、自伝を宣伝した際、「まだ読んでないのですけど・・・・」と衝撃の発言をする。
 つまり、彼女は自分で執筆していなかったのだ・・・・・・ってそれはゴーストライターっだっちゅうの。
 おそらく同じようなことを言っている輩が北半球に3人はいるんだろうなあ。
 そんなわけでゴーストライターではなく「ゴーストライダー」。
 病気の父を救うため、悪魔メフィストに魂を売ってしまった ジョニーは十数年後、派手なバイクショーで人気のスタント・マンとなった
 ジョニーの前に再びメフィストが現れ、自分に逆らう悪魔ブラックハートを捕まえるよう命令する。
 ゴースト・ライダーへと変身したジョニーは、悪魔たちとの戦いに挑むのだった・・・・・・。
 アメコミの映画化らしいのだが、そんなヒーローがあったとは全く知らなかった。
 もちろん、日本でもウルトラマンや仮面ライダーの陰でタイガーセブンとか突撃ヒューマンとか、特撮オタクでも知らないようなマイナーヒーローだっているわけなので、アメコミだって当然聞いたこともないヒーローだっているだろう。
 ちなみにゴーストライダーとはスカルマンもしくはキン骨マンみたいな奴で、骸骨頭が燃えていて、ちょっとリアルな日輪仮面を思わせる。
 革ジャン着て、乗りにくそうなバイクに乗っている。
 ど~みてもかっこよくみえないのは困ってしまうのだが、おそらくアメリカ人から見るとかっこいいんだろうなあ。
 自分はアメコミの実写化が好きなので結構観にいくわけなのだが、アメコミの実写化の醍醐味は、ヒーローの存在をいかにもっともらしく見せるかだと思っている。
 そもそもアメコミのヒーローは漫画で見ている分にはOKなのだが、実写化すると物凄く嘘臭くなってしまう。
 何しろ、あんな派手派手な格好で出没しているわけで、普通に考えたら単なる変人でしかない。
 それをいかにして、派手なコスチュームを着て戦う必然性を作るかがポイントである。
 そして、またそこに至るまでの心の葛藤を描けていればOK。
 今までにヒットしたアメコミの映画化はそれらをきちんと描いていた。
 例えば「バットマン ビギンズ」はコウモリのコスチュームの理由を2時間以上かけて説明しているのである。
 日本でヒットしなかったが「パニッシャー」もキャプテン・ハーロックのようなドクロのシャツを着るための理由をもっともらしく見せていたではないか。
 それでは「ゴーストライダー」はどうかというと、悪魔と契約という何でもありの設定で、これは原作がそうだろうから仕方ないとしても、それを踏まえたうえで、ヒーローの心の葛藤をとことん描かないと説得力もないし共感もできない。
 ところが、残念ながらこの映画はそれが今一つ描ききれていないのである。
 出演はゴーストライダー役にニコラス・ケイジ。
 ゴーストライダーの燃えている頭より、明らかに不自然に増えているニコラス・ケイジの髪の毛が最大の見所であるのは言うまでもない。
 メフィストはピーター・フォンダが演じている。
 そうなると、やっぱり次回は「ゴーストライダー対イージーライダー」だな。
  
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2007年3月13日 (火)

「となり町戦争」

Tonari  町同士が行政事業の一環として戦争を行う三崎亜記の同名小説を映画化。
 舞坂町に暮らす北原は、旅行会社に勤めるごく普通の青年で、ある日、広報紙で舞坂町がとなり町の森見町と戦争をすることを知る。
 しかし、開戦日を迎えても、町にはいつもと変わらない。
 それから数日後、北原は役場から特別偵察業務の指令を受け取る。
 よくわからないまま舞坂町役場を訪れた北原は、そこで対森見町戦争推進室に所属する女性、香西から偵察任務の概要を説明されるのだった・・・・・・。
 原作の方は未読。
 面白そうな設定だが、監督が渡辺謙作なので一抹の不安を覚えた。
 何故なら彼の「ラブドガン」がとてつもなくつまらなかったからだ。
 そのためかなりボーダーラインが低かったせいか、「となり町戦争」はまあそれなりには観ることができた。
 戦争といっても戦闘シーンは皆無であるが、これは日常で感じられない戦争という意味では正解。
 もう少し町レヴェルの戦争であるため、国家間の戦争とは違う状況の面白さが出ていないのが惜しい。
 「戦時中」の恋愛という面ではもっと描き方があったのではないのかと思われる。
 あと、役場で辞令をもらう時に香西が首を動かすと変な効果音がつくのは笑えないし意味がわからないし、寒くなってくるのでやめてほしかった。
 出演は江口洋介と原田知世(B76-W57-H80)。
 江口はどうでもいいいとして、原田があまりにも老けているのに驚いた。
 まあ彼女も40歳なわけで、「時をかける少女」はもはや遠く昔のことになってしまったのを実感!

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2007年3月12日 (月)

「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~」

Doraemon2007  昨年、1年休んで復活した映画のドラえもんは原点回帰ということで「のび太の恐竜」のリメイクだった。
 これは思った以上の傑作であり、ドラえもんが完全復活をしたと言える。
 2007年はいよいよオリジナル新作かと思いきや、意外にもシリーズ5作目の「のび太の魔界大冒険」のリメイクだった。
 魔法が使えたら便利だと考えたのび太はもしもボックスで現実の世界を魔法の世界に変えてしまうのだが、そこは科学のかわりに魔法が発達した世界で、呪文ひとつで何でもできてしまうおとぎ話のような世界ではなく、魔法を使いこなすには学校での勉強が必要であり、高度な魔法には高価な道具を購入しなくてはならない。
 つまり、魔法のじゅうたんは自動車、空飛ぶ箒は自転車といった感じである。
 当然、のび太はやっぱり学校の勉強にあたる魔法が苦手ということになる。
 ある日、ドラえもんたちは、魔物や魔法のことを研究している満月牧師と娘の美夜子に出会い、魔物たちが支配する“魔界”が今、地球に接近しつつあることを教えられる。
 果たしてドラえもんとのび太たちは、地球を救えるのか?・・・・・・といった話で話の基本は変わりなし。
 「のび太の恐竜2006」は藤子先生の原作の絵が動いているのに感心したが、今回は藤子先生の絵とは少し違うし、シズカちゃんを見る限り少し萌えの要素が強すぎ。
 話は意外に複線がうまく処理されていなくて、例えば最初と最後の現実の謎のブラックホールの存在が現実世界と魔法世界のリンクを匂わせておきがら中途半端で終わってしまったり、  ヒロインとの別れも一枚絵で終わってしまうのが残念。
 ヒロイン役を相武紗季(B80-W60-H85)が演じているのだが、「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」の時もたいがい下手だなと思っていたが、あれから1年経っているのに全然うまくなっていない。
 実写版セーラームーンのセーラービーナスが言うところの「ちっとも成長してないじゃない」だ。
 何故彼女がこうもアニメに起用されるのかが理解できないが、大人の事情ってやつか?
 今でもレギュラーの新しい声優に文句を言っている奴がいるのだが、これはもう新しい世代のドラえもんということでいいと思う。
 いつまでも張りのない声でやっているよりはマシだと思う。(悪い例:「ルパン三世」)
 映画を観てふと思ったのだけど、もしもボックスって、もともと公衆電話ボックスがモデルで電話ボックス=もしもしボックスからもしもボックスというシャレだと思うのだけど、いつの間にか携帯電話が普及して電話ボックスは少なくなってきた今となっては、元ネタがわからない子供も多いだろうなあ。
 
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2007年3月11日 (日)

「さくらん」

Sakuran  江戸時代の吉原遊郭を舞台に、8歳で吉原に足を踏み入れ、やがて伝説の花魁となった女性の生き様を描く安野モヨコの漫画を、写真家・蜷川実花が土屋アンナ(B85-60-H89)を主演に迎えて映画化したもので、他にも脚本がタナダユキ、音楽に椎名林檎(B87-60-H88)が参加しており、正に女性による女性のための映画ある。
 原作は「イブニング」連載中に読んでいたので、どのように映画化されるが興味があったが、映画は原作の要素をほぼ網羅しているが、反面知らない人にはよくわからないだろうと思われるところもある。
 自分が物凄く心配していたのは、監督が写真家ということで、写真家で映画監督というと真っ先に宇多田ヒカル(B85-W59-H84)の旦那、いや元旦那(結局名前は覚えられず)の「CASSHERN」を思い出す。
 あの映画は絵作りは1枚の絵としては良いのだが、映画的な流れはなかったので、「さくらん」も写真家が監督と聞いて一抹の不安を覚えた。
 しかし、映画は「CASSHERN」のようにアクション物ではないというのもあるが、映画的な流れはあったと思う。
 さすが写真家だけあって極彩色の美しさが満ち溢れている。
 そしてそれを最優先しているため考証は無茶苦茶だが、これはわかってしていることなのでOKとする。
 最近似たような雰囲気の映画を観たなあと思ったが、「マリー・アントワネット」がこれに近い。
 よくわからないが、ガーリーカルチャーってやつ?
 この手の女性による女性のための映画は物凄く偏ってしまい、男がわからないのは仕方ないとしても女性にも「わからない奴は置いてくぞ」状態になってしまうところがあり、この映画もその傾向が若干感じられる
 ただ映像はともかく、話は結構いらない箇所も多く少しダレ気味。
 実は主人公が花魁になったところくらいで終わっておくのがベストで、その後の殿様との結婚の話からが蛇足。
 ましてや最後のオチなんかちょっとベタすぎだと思う。
 基本的にホステスの話を江戸時代に変換しただけなので、「吉原炎上」みたいなものを期待すると肩透かし状態である。
 演出的にも主役登場のシーンはもっとけれんみが欲しいところだし、「笑う鬼」のところなんか結構泣かせるところでもあるのだが、演出が良くないので伝わらない。
 主演の土屋アンナは美人だが、顔がどうみても日本人ではないし、演技がどこまでいっても「下妻物語」のヤンキーのままなのは辛い。
 それに少ししゃがれた声も聞き辛い。
 彼女よりも菅野美穂(B81-W57-H82)の方が遙かに存在感があり、実は原作の彼女とのエピソードで全編描いた方が面白かったのではないかと思われる。
 意外にも菅野が乳首こそ見せないが胸を揉みしだかれるシーンにはちょっと驚いた。
 あと夏木マリ(B88-W60-H88←「絹の靴下」出演時)は、声を聞くだけで「千と千尋の神隠し」の湯婆婆を思い出させる。
 椎名林檎の音楽は正直かなり耳障りで、もう少し控えめにするべきである。
 狙いたいことややりたいことはわかるのだが、ちょっとハズしてしまった感じで、ナンチャッテ吉原物だが、海外ではOKかもね。

 あと安藤政信を見ていて思ったんだけど、最近どうも時代劇はいかにもヅラかぶってますって感じで、昔はそうでもなかったと思うのだけど、カメラの解像度が上がっているから?
 
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2007年3月10日 (土)

「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート」

Photo_44  自分の場合、アクション映画に関しては、アクションさえ凄くて上映時間中継続していれば、申し訳程度の話でもOKだと思っている。
 特にカンフー映画は師匠の仇だろうが親の仇だろうが、怒りが爆発して敵を叩きのめしてくれれば良い。
 「かちこみ ドラゴン・タイガー・ゲート」は、香港で35年以上愛され続けている国民的コミック「龍虎門」のキャラクターとエピソードを抽出して映画化されたものらしいのだが、すいません、そんな漫画があることは全く知りませんでした。
 孤児たちが流れ着く道場「龍虎門」で育ったタイガーは、チンピラとの乱闘で、ドラゴンに助けられる。
 ドラゴンは秘密結社「江湖」の一員で、生き別れたタイガーの実の兄だった。兄が悪の道を進んでいると知り、タイガーはショックを受ける。
 一方、アジア最大の犯罪組織「羅刹門」が、「江湖」のボスであるマーと「龍虎門」の師・ウォンを惨殺する。
 和解したドラゴンとタイガーは、流れ者のヌンチャク使い・ターボと一緒に、「打倒・羅刹門」を誓い立ち上がる・・・・・・というベタな話展開!。
 最初、漫画の絵がパラパラと出てくるところがマーヴェルコミックの映画を思わせる。
 最初の中華料理屋(?)から日本料理屋を舞台にしての大立ち回りは物凄く面白い。
 特にきちんとした音響設備の劇場で観ると、殴ったり蹴ったりする効果音が迫力があり、腹に響いて心地よい。
 お、これは久しぶりにきたか?とドキドキワクワク状態だったのだが、中盤から少しダレ気味で、クライマックスのバトルも最初の方が迫力があるので、尻すぼみ状態なのが惜しい。
 監督は「SPL/狼よ静かに死ね」のウィルソン・イップ。
 まあここ最近自分の中では注目のドニー・イェンのアクションを楽しんだということでOKかな。
 個人的には川井憲次の音楽が、「パトレイバー」を思わせるものがあり、サントラが販売されたら即効購入決定!
 
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2007年3月 9日 (金)

「叫(さけび)」

Sakebi  「かのう1枚下さい」
 チケット売り場でそんな声が聞こえたので、そんな映画あったかなあと思ったが、そりゃあ「叶」じゃなくて「叫」だよ。
 「叶」ではなく「叫」は黒沢清監督と役所広司が久しぶりにコンビを組んだサスペンスホラー。
 黒沢清といえば、前作の「LOFT」がトホホなできだったので、もうダメかなあと思っていた。
 もっとも「LOFT」はトヨエツが幽霊に向かって「動けるなら自分で動け」とつっこむところが笑えたので、ある意味面白いのだけどね。

 埋め立て地で女が殺された事件の捜査に当たる主人公の刑事は、現場に自分の痕跡を見つけ、同僚のからも疑われる。
 そしてその時から出てくる赤い服の女。
 彼女が発する叫び声。
 彼女は何者で何が目的なのか?
 その間にも海水による溺死の殺人事件が連続で発生する・・・・・・。
 
 いやはや大変面白い。
 実は黒沢清の映画って、好きなんだけど怖いからいやなんだよね。(はい、矛盾です)
 ふと画面の端に何かいるのに気づいた時の怖さは半端ではない。
 今回もその手のシーンはあるのだが、赤い服の女を演じる葉月里緒菜(B77-W58-H91)が怖くて笑える。
 何か物凄く久しぶりにみるなあ>葉月里緒菜
 昔、特にポケベルのCMに出てた頃は物凄く好きだった。
 だけどイチローとつきあっているあたりから何かがおかしくなり、あまりにも貧乳なヌードを見た日にはすっかり冷めてしまったよ。
 その彼女がとてつもなく不気味で怖いのだが、一方では奇声を出す顔や、動きが笑える。
 特に空を飛んでいくシーンは声を出して笑ってしまった。
 つうかギャグとして狙っているとしか思えない。
 映画は黒澤清お得意の不条理劇なのだが、今回はそれ程抵抗なく観ることができた。
 人によっては眠くなるかもしれないが、ここぞとばかりに叫び声が上がって起きるはめになるのでご安心を。
 

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2007年3月 8日 (木)

「夜の哀しみ Living in Shadows」

Mitanogakanasimi  「海辺の嫁さんは旦那が遠洋漁業にいってるから欲求不満が溜っているので、すぐにやらせてもらえるよ」
 そんな噂を真に受けて某漁港に行ったら、ばあさんばっかで妙齢の女性がいないことが発覚!
 結局、サザエ丼というサザエが3個ご飯にのっている意味不明な物だけ食べて帰ってきた中学生っておそらく各都道府県には最低2人はいると思うけどなあ。(え、自分だけ?)
 「夜の哀しみ」はまさに中学生の妄想を映像化したような話である。
 また三浦哲郎が原作なので文学的雰囲気も漂っているので、ポルノはちょっと抵抗のある中学生も大義名文ができるから安心!
 少なくとも夜中に放送されていたら、中学の自分なら絶対に観ると思うな・・・・・・っちゅうか絶対に観ていると思う。
 主役は平淑恵(B82-W58-H88) 。
 一応映画の中では35歳の設定なのだが、絶対にこれはミスキャストでどう考えても50前にしか見えない。
 例えていえば人妻ヘルスで働く一番年配の方みたいな感じである。
 だって年齢の近い設定の友達役の涼風真世(B81-W58-H82)なのだが、どっから見ても涼風の親に見えるくらいなのだ。
 話はいきなり「淫乱の意味って知ってる?」とかいうまるで「俺の空」で安田一平が先生に「セックス教えてください」とか言っているような展開でスタート!
 それまでに近所の婆さんがたき火でもやしているエロ雑誌で「淫乱」という言葉がアップになったり、砂浜に淫乱という言葉を書いて波に消されたりして盛り上げる。
 夫が出稼ぎに言っている彼女は入院している女友達の家に言ってと友達の夫と肉体関係になったりしてまるで絵に書いたような展開!
 正直期待していた程濃厚なエロシーンはなく、これが深夜に放送されていたら最初の1時間で寝てただろう。
 ところが後半のとんでもない展開で、主人公は浮気しているところを自分の子供に見られてしまう。
 子供はそれをネタに好きなものを買ってもらう(子供のやることではない)
 金がなくなるので愛人になる。
 ところが愛人は心臓が弱く死亡!
 それどころか毎月もらっていた10万円は彼の金ではなく会社の金を使い込んでいたのだ。
 証拠隠滅に死体を焼いてしまう。 
 協力してくれたばあさんも昔自分の夫を殺している過去ありであることが発覚!
 「いや~自分もあんたと同じ年齢で旦那を殺して埋めたよ」(大意)とまるで誰でも通る道みたいなアドヴァイスしている始末だ。
 主人公はなぜか病気になって血を吐いている。
 病気だから当然仕事をやめるのだが、「金を稼げ」と子供になじられ子供の首を絞める。
 最後は海にで入水自殺を思わせる展開で終わり!
 トホホ、なんじゃこりゃあ。
 もうギャグにしか思えない。
 主人公がここまで不幸だと笑うしかない。
 別に馬鹿にしているわけでもないのだが、主人公の切実さが伝わらないから仕方ない。
 淫乱というならエロ映画並みにはめまくっているか、もっと深く掘り下げるかしてくれないと辛い。
 しかし、青森県の深浦町や岩崎村、鯵ヶ沢町、五所川原市などが町を上げてバックアップした映画が「淫乱とは何か」ではまずいだろう。
 おそらく名古屋での「アイコ十六歳」や博多での「ちんちろまい」とは盛り上がり方は違うと思うわけだが、地元では盛り上がったのだろうか?
 
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2007年3月 7日 (水)

「龍が如く 劇場版」

Ryuugagotoku  プレイステーション2の同名ヒットゲームを映画化したもので、ここ最近はゲームの映画化が多くなってきている。
 ここ最近だと「DOA/デッド・オア・アライブ」が話筋はともかくとしても観ている分にはかなり面白かった。
 しかし、ゲームの映画化は目茶苦茶成功したものは少ない。
 多くの作品は「映画はリセット効かないからなあ」で終わってしまうのだ。
 そんなわけで「龍が如く」の映画化である。
 ゲームはやってない。
 いやそれ以前に自分の場合ゲームは「ときめきメモリアル」や「サクラ大戦」で終わっている。
 話はミレニアム・タワーがそびえ立つネオン輝く神室町で、かつて「堂島の龍」と呼ばれた伝説の極道・桐生一馬が10年の刑期を終えて戻って来たところから始まる。
 彼は行方知れずの母を捜す9歳の少女・遥と行動している。
 そんな彼を因縁の宿敵、真島吾朗とその仲間がつけ狙っていた。
 一方、街の銀行では、2人組のマヌケな銀行強盗が、行員たちを人質に立てこもっていたが、その銀行に預金されていた極道組織・東城会の100億円が知らぬ間に消失していた・・・・・・。
 これにボニー&クライドを思わせるカップルが絡む群衆劇である。
 自分はゲームをしてないので、「龍が如く」に関しての知識は皆無。
 だから状況設定は話の進行から推測するしかないのだが、それにしても不親切で、何故主人公が少女といるのか、真島との因縁関係とかも全くわからない。
 ゲームファンが対象だから当たり前なので、これに対してどうこうは言わない。
 適当に脳内補完するしかないだろう。
 だからといってつまらないかと言えば、前半に関してはすこぶる面白い!
 緊迫した中にもほどよい笑いがブレンドされているからだ。
 しかし、後半はもう話がぐだぐだになっていて収集がついていない。
 特に100億円の謎や少女の母親、疾走した主人公の親っさんの話は無理無理説明しているような状態!
 これではいかんだろうと思うのだが、登場人物のキャラクターが立ちまくっているので、話はもはや申し訳程度でいいのかなあと思ってしまう。
 この感覚は「DOA/デッド・オア・アライブ」でアクションが面白いから話はどうでもいいかという境地と同じである。
 特に主人公の宿敵・真島役の岸谷五朗のキレっぷりが絶品である。
 久しぶりにアイパッチしている悪役を観た。
 おそらく自分の中では「007/サンダーボール作戦」のアドルフォ・チェリ以来である。
 主演の北村一輝の静かな演技との対比が良い。
 その他にも哀川翔や高岡早紀(B87-W60-H90)、荒川良々、真木蔵人など個性豊かな出演陣なのだが、強盗をするカップルの女が誰かなあと思っていたのだが、声を聞いてサエコ(B80-W56-H82)だとすぐにわかった。
 っつうか声優でもないのに声が特徴というのもどうよ?
 監督は三池崇史なので、彼の「デッド・オア・アライブ 犯罪者」(最近公開したやつと間違えないように!)を観た人なら、もはや何でもありで当たり前だと思うだろう。
 あ~それならどこかに竹内力を出して欲しかったなあ。
 
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2007年3月 6日 (火)

「ONE PIECE ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」

Wannpi  フジテレビがバカたれで、「ワンピース」の時間を日曜日の19時30分から、朝の9時30分に移動させてしまった。
 関東地方はそれでいいかもしれないけど、その他の地方はそう簡単にはいかないところもあるわけで、どうでもいいような時間で1週以上の遅れでの放送はかなりきついし、もっというと放送してないところもあるわけである。
 そう考えるとアニメは地上波のアニメ専門チャンネルと言われるテレビ東京におまかせだな。
 そんなわけで映画版最新作だが、いつもならTVシリーズの映画化なのだが、今回はアラバスタ編の映画化、つまり原作の映画化なのだ。
 だからというわけでもないが、今までの映画だけ観ている人にとっては状況がガラリと変わっているし、いきなり話が始まっているので何が何かわからない。
 まあそこらへんは何とか頭で補完するとして、今までと大きく変わっているのは娯楽作よりも感動作としての売りがかなり強いことである。
 確かに「ドラえもん」でも感動要素はあるので、これはこれで正解だと思うし、実際それはそれで成功していると思う。
 少し押し付けがましいところもあるが、ジャンプの漫画だから仕方ない。
 ただ自分が残念だなと思うのは、小道具の使い方で、例えばルフィのもらった水もここぞというところで使うべきだったし、仲間の証拠も最後の使い方はOKだけど、それまでに 右手で相手の顔に触れると相手そっくりの顔と体になれるマネマネの実の能力者との戦いでもうまく活用すれば、最後だってもっと泣かせる展開になったと思うのだけどね。

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2007年3月 5日 (月)

「墨攻」

Boukimo   10万の敵にたった1人で挑んだ男と聞いて「そんなことできるわけないだろ」と思ったが、ふと「コマンドー」のシュワルツェネッガーや「嗚呼!花の応援団」の青田赤道ならやるかもしれないと考えてしまった。
 だけど、アンディ・ラウじゃせいぜい10人が精一杯じゃない?と考えて映画を観たら、別に力技で敵を倒すのではなく、機知に富む戦力で10万人の敵に対して4000人が戦うというもの。
 戦乱の中国を舞台に、墨守という故事で知られる戦闘集団墨家の天才戦術家・革離の活躍を描いた森秀樹の漫画の映画化。
 革離の使命は戦わずして守ることであり、といっても一休さんみたいに屁理屈をこねているわけではなく、できる限り人が死なないように戦うというもの。
 正直、敵との頭脳合戦による攻防戦の話かと思いきや、最後は戦いの虚しさや悲惨さ、人間の愚かさが強調されていき、スカッとした爽快感はなくむしろ考えさせられる人間ドラマだった。
 ただ滅茶苦茶面白いというわけでもないのだが、この映画の後に観た、同じ歴史物である「蒼き狼 地果て海尽きるまで」が地果て海尽きるくらいつまらないので、まだマシであることを知った。
 
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2007年3月 4日 (日)

「蒼き狼 地果て海尽きるまで」

Ahokiookami  チンギス・ハーンの運命を追った壮大な物語で、モンゴル建国800年記念作品らしいのだが、メインの出演者が日本人で、言葉も日本語。
 言葉は日本語版を観ていると脳内補完して良しとしても、何故日本人俳優?
 昔、「007は二度死ぬ」でボンドが日本人に化けるという無理な話があったが、この映画もそれに近いものがあって、演劇だとお約束というのがあるのだけど、リアルさが重要な映画ではちょっと辛いものがある。
 出演者の格好がどうみても70年代のヒッピーにしか見えないのだ。
 もちろん、モンゴル人で作ればいいのだが、それでは日本での売りが全くないし、それ以上に何故、ここまで無理して映画化しているのかが理解に苦しむ。
 それらの条件を除外したとして、映画が面白いかというと、これまた面白くなくて、上映時間がやたらと長い分辛い。
 製作総指揮が角川春樹で、まだ薬やってるんじゃないの?と思うか、まあ角川映画だからなあと感じるのは人それぞれである。
 CGを使わず本当に累計で5000騎を使用したという戦いのシーンも、それ程迫力があるというものではなく、自分はCGを使用しても、効果的であることが重要だと思う。
 出演は反町隆史、松山ケンイチ、菊川怜(B88-W58-H83)、そしてすっかり久しぶりの若村麻由美(B84-W58-H84)、松方弘樹など。
 そして日本人俳優ばかりかなと思いきや、Ara(B83-W58-H83)という韓国の新人の女の子がいて違和感あり。
 モンゴルの壮大な風景を楽しむという見方もあるが、それだったら「天空の草原のナンサ」を観た方が良い。
 しかし、本編よりも「椿三十郎」の予告編がかなりやばそうな匂いがしており、黒澤版が好きな自分としては少し複雑!

 
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2007年3月 3日 (土)

「プラトニック・セックス」

Photo_43  「そんなにセックスが好きなのか?」
 「はい、好きです」
 おそらく99.6%、ゴルゴ13の狙撃達成率くらいの割合で若い男はそう答えるだろう。
 「プラトニック・セックス」は(本人が書いたかどうか知らないが)飯島愛(B85-W56-H85)のエッセイを映画化したものである。
 上記のセリフは映画で飯島父が彼女に言った言葉である。(ちなみに原作は「セックスが、そんなに楽しいか?」)
 今でこそヴァラエティ番組で売れっ子の飯島愛だが、やはり自分等の世代としてはエロビデオの人気女優であったことを思い出す。
 自分のよくいくレンタルビデオ店では、相変わらずコーナーが設置され、未だに回転しているところから人気度は高い。
 もっともこのレンタル屋は未だにジャケットが陽に焼けて真っ白になっても菊池えり(B94-W60-H86)とかが回っているので、観る世代が変わっていくだけかもしれない。
 しかし、残念ながら自分は飯島愛のビデオはあまり観ていない。
 なぜならあまりにも健全過ぎて、自分の求める路線とはちょっと違ったからだ。
 昔は正月になると仲間と「今年の目標は○○のエロビデオを全部観る」(○○に好きなエロ女優を入れる)とか目標を立てたものだが、達成されたことはない。
 なぜならチェックしていくうちに裏とかも含めると数が莫大だからだ。
 10時開店のレンタル屋で3本借りて1時間後に返却、引き続きまた3本借りていたこともあったし、車に乗ってえらい遠くの街まで借りにいったこともある。
 若い時代は血気盛んだったが、それでも飯島愛はあまり観てない。
 ちなみに今やすっかりエロビデオとはご無沙汰状態!
 自分が歳取ったというのもあるが、最近のエロビデオは(中略)なのも遠ざかる要因と言えよう。
 エロビデオを語りだすと長くなるので「プラトニック・セックス」に話を戻す。
 原作はベストセラーで、自分もついついエロビデオ業界の裏話があるのかなと思って読んだのだが、そこに至るまでの心理状態が綴られており、思った以上に面白かった。
 ただ後半の家族の話はつまらない。
 当然、映画は飯島愛の「知ってるつもり!?」や「波瀾万丈」になってはいけなくて、原作の微妙な心のひだを描かなくてはならない。
 映画は時代を現在に設定して、原作では面白くない後半の家族の話を全部カットしている。
 交換日記にあたるところはメールのやり取りにしている。
 確かに今時交換日記をしている奴はいないだろう。
 原作の忠実な映画化でなく、要素を抜き出して再構築している。
 そのため原作の前半でえんえんと書かれている主人公がやさぐれてしまうまでのエピソードは見事カットされているので、映画の彼女がなぜあのような状態なのかは想像するしかない。
 正直前半は結構退屈であるのだが、阿部寛が出てきてからは、彼の相変わらずの怪演のおかげで物語として動きが出てくる。
 彼の狂言回し的な役割は正解である。
 ラストあたりの手のエピソードは滅茶苦茶ベタな展開ではあるのだが、自分は大変うまくまとめたので大変感心している。
 というかこの映画かなり散漫なのでどういう展開になるか不安で、まさか最後芸能界に入って飯島愛になってめでたしめでたしでなくて良かった。
 青春映画として良かったと思うのだが、その分原作で売り物であるレイプやエロビデオのエピソードが異常に浮いてしまているが、これがないとインパクトと原作の味がなくなるので仕方ないのか?
 主人公達の男女のすれ違いっぷりが「お前らは昔の昼ドラか?」とツッコミを入れたくなるくらいなのはちょっと残念。
 なんとこの映画、公開当時は初日から1週間に限り女子高生は入場料が1000円だそうな。
 なるほど、どうりで昼からの回は女子高生が多いはずだ・・・・・・っつうか学校いけよ。

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2007年3月 2日 (金)

「偶然にも最悪な少年」

Photo_42   誰しも思うこと「偶然にも最悪な少年」じゃなくて「偶然にも最悪な映画」でしょ。
 実はこの映画に関して全く情報なしで観にいったので、東映の映画であることも上映が始まるまで全くわからなかった。
 何しろ当時住んでいるところは田舎なので直営館といういのがなく、シネコンで一緒くたに上映するので東宝と東映の予告編が同じスクリーンで観ることができる無節操ぶりで、それも上映する映画オンリーなので当然、東宝ムービーニュースとか回数こなすうちに徐々に全貌が見えてくる予告編なんかは当然上映しない。
 ここがシネコンの辛いところだが、上映設備が良いのと立ち見がないのを当たり前ながら重宝している・・・・・・いや選択の余地がないだけかもしれない。
 最初、渋谷でたむろしている若者(馬鹿者)の映画化と思いきや、主人公が「僕、韓国人なんです」とか言い始めて、あ~またかあと思ってしまった。
 もうこの問題はいいって。
 まあ東映だからなあ。
 「キネ旬」を始め各賞を総なめにした「GO」みたいな映画を狙ったのか?
 「GO」の主演の窪塚を使って「凶気の桜」を作ったのにイマイチだったので、今度はもう一度在日にスポットをあてた映画を作ろうとしたのかなあと勘ぐってしまう。
 東映って本当に二匹目のドジョウが好きなのに二匹目がいたことがない。
 これほど胸糞が悪くなる映画も久しぶりで、主人公が韓国人であるとして何がどうなのか、自殺した姉ちゃんの死体を博多から韓国に運んでど~するの?とか物語の肝になるところが全く描けてないのでよくわからない。
 ここらへんは制作側だって百も承知であえて描いてないと思うし、要はそこらは適当に想像して下さいよてなところだが、伝わらないなあ>少なくとも自分には。
 つうかね、主人公が頭悪い設定かと思ってたよ。
 もっともこの映画ではより優雅に「壊れている」と呼んでいるがね(←カリオストロ伯爵かよ?)
 あれじゃあいじめたくなる奴の気持ちわかるよな。
 あと姉ちゃんの死体を運ぶんだけど、あれは絶対に死体を知らないと思うぞ。
 自分の親戚が死んだ時に葬儀屋がドライアイスをつめなかったら臭いが半端じゃなくて、棺を覗き込んだ人が臭いで吐いてしまったんだよ。
 いやまじで。
 だからいくらなんでも死体のそばにず~っといることは難しいって。
 それに死体と一緒にいる神経がよくわからん。
 出演者全員が頭いっちゃってるからというのもあるかもしれないが(より優雅に「壊れている」・・・・・・もうええっちゅうの)、自分は滅茶苦茶違和感ありまくりだ。
 それよりあの臭いを思い出すだけで酸っぱいものがこみ上げてくる。
 それに姉ちゃんを韓国に持っていく意味がわからん。
 お、これと同じようなことを考えた映画あったなあ。
 ピザを九州まで運ぶ「GO!」(「GO」ではない!がつく)とかいう映画 ラストの警官の発砲も何がなんだかわからないし、銃を使うかな?普通。
 姉ちゃんと主人公が近親相姦って、ネットの情報で初めてわかった。
 つうかあの表現じゃわかんねえって。
 あと必要以上に音楽がうるさい。
 まあこんなもんでしょ・・・・・・じゃねえぞ。
 やっぱりこういう映画を面白いといえるのが若いってことかもしれないけど、自分の中では2003年のワースト10には軽く当確!
 出演は市原隼人と中島美嘉(B80-W57-H80)という今考えるとそれなりに有名なのだが、公開当時は中島美嘉を知らずに、かなり目つきの悪い奴だなあと思っていたのも、今となってはいい思い出だ。
 
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2007年3月 1日 (木)

実写版「美少女戦士セーラームーン」

Photo_41  土日の朝は寝坊なんかしてられない。
 それはアニメやら特撮物がガンガン放送されてビデオデッキ1台や2台では追いつかないからだ。
 そして2003年秋に一番注目されたのは実写版の「美少女戦士セーラームーン」だ。
 「セーラームーン」といえば小さいお友達から大きなお友達まで支持を得ている大ヒットアニメだ。
 もちろん「なかよし」の漫画版が原作なのだが、正直言って漫画は全く面白くない。
 描いている武内直子(B83-W65-H87)は「セーラームーン」の印税でお城みたいな家を建てたはいいが、ラブホテルと間違えたカップルが入ってくるという噂で有名だが、彼女がそのような暮らしができるのも、アニメ版の「セーラームーン」があってその相乗効果あるからであって、そうでなければ漫画としては中の下くらいである。
 アニメはリミテッド・アニメの推移を集めたもので、これでもかという位動いてないのだが、その分独自のテンポの良さがあり、声優に三石琴乃(B82-W60-H83)が起用され、それなりに面白かったと思う。
 その後、ミュージカルになっているのだが、当然ミュージカルはどこまで行っても舞台の上で話が進むので、当然TVのような広がりもなく、脳内補完をしなければならない。
 基本的に舞台劇は30過ぎた女優がセーラー服を着て女子高生だと言い切るものがあるので仕方ないだろう。
 しかしドラマや映画は如何に現実味があるかが問題で、観ていて「ありえね~」と思わないようにするのが大事であり、だからこそアニメは最初から「絵」であるので何やってもOKなのである。
 例えば文化祭で「ルパン三世」の劇をすると、実際赤い背広は滅茶苦茶浮き上がってしまい違和感があるのと同じだろう。
 アメリカではコミックの実写化は雰囲気の作り方がうまいので、「バットマン」でも明らかに嘘臭い話であるのにもかかわらず違和感がない。
 しかし、日本の場合は残念ながらそうではない。
 もちろん、「スケバン刑事」のように漫画とは違った面白さが出れば良いのだが、そのような作品は意外に少ない。
 そして実写版「セーラームーン」
 正直違和感がありまくりで、東急ハンズで売っているパーティーグッズを思わせるセーラー戦士達が飛んだりはねたりしているのだが、CGの合成もこれでもかというくらい浮きまくっている。
 おそらくこの番組を観ているのはアニメ版のファンが多数であろう。
 彼らが観ている理由はTVアニメとどう違うかという確認のためで、実写がどこまで昇華しているのか、どういう表現をするのかが気になると思う。
 実際、自分も第1話を観たときは気恥ずかしさを感じた。
 そして第3話まで続けて観たが、もうすっかり慣れてしまったというか、ドラマはドラマでそれなりに楽しいという境地に達した。
 ここらへんが自分が大人だなあと思うところなのだが、よくよく考えたら大人は朝からこんなもの観ないんだよね。
 ちなみに主役の女の子はどうでもいいとしても、セーラーマーキュリー/水野亜美役の浜千咲ちゃん(現在は梨華に改名。B76-W51-H76)のメガネっ娘ぶりはちょっとキュンと来てしまいました。
 しかし、セーラーマーキュリーに変身するとかわいくないのが残念!
 あと後にブレイクする北川景子(B75-W53-H81)や小松彩夏(B80-W58-H85)も出演しているのも見逃がせない。
 変身がかっこいいのはセーラーマーズだと思う。
 タキシード仮面がどう見てもトランプマンなのだが、男はどうでもいいや。
 
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