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2007年2月17日 (土)

「ゴジラ×メカゴジラ」

Photo_31 Photo_32  「ゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃」がここ最近のゴジラ映画では最高傑作なので、今回の新作が世間的には評判がいいが自分的には全く面白くなかった「ゴジラ×メガギラス」の手塚昌明が監督で、またもやいつも通りの子供騙しのオポンチ路線に戻るみたいなので予告を観る限りでは全く期待していなかった。
 と・こ・ろ・が、期待していなかったせいか今回の「ゴジラ×メカゴジラ」は大変面白く、観て良かったなあと思った。
 公開当時、自分は近所のシネコンで観たのだが朝の段階で夕方までの席が全部売り切れなのだが、お子様の目当てはゴジラでなくハム太郎で、ハム太郎が終わると半分以上が帰ってしまった。
 おそらく近いうちにハム太郎の一本立て興行が成り立つことを予感させる。
 というか、ゴジラとハム太郎の客層はシンクロしないのでこの興行形態は間違っていると思う。
 今回の話の設定は(毎度お馴染み)今までの話はなしとして、
 1954年のゴジラ登場以来、次々にやってくる怪獣に対抗するために日本は対怪獣用組織・対特殊生物自衛隊、通称特生自衛隊を設立している。
 1999年に再上陸したゴジラによって、壊滅的な打撃をうけたことに対して、対ゴジラ用兵器・機龍(メカゴジラ)を開発する。
 2003年再びゴジラ登場!
 壮絶な戦いが展開される・・・…という話。
 この設定だと「ゴジラVSメカゴジラ」と変わらないような気がしてしまうのだが、メカゴジラ=機龍が登場するまでの過程が妙に細かい。
 何しろ、内閣で可決、開発まで3年かかっていることになっているからだ。
 今回のゴジラは妙にディテールが細かく、どう考えても嘘臭い設定なのに妙に納得させられるところがあったりする。
 例えば、ゴジラが来た地方で、体育館で避難している人々の様子や、ゴジラと戦って死んだ自衛隊員の葬式があったりとか、普通ならすっとばしてしまいそうなところを丹念に描いている。
 また機龍はゴジラの細胞から作られた生体ロボットという設定で、乗り込んで操縦するわけではなく遠隔操作によって動かすことになっている(最終的には遠隔操作ができなくなって乗り込んで操縦することになるのだが・・・…)。
 現場までは輸送機が運んでいくし、内部電源で2時間しか動かないので、それ以上動かそうとすると充電しなくてはならない。
 さらに充電するために東京の電力を止めてまで機龍に回したりしてしまう徹底ぶり!(ちゃんと電気が消えていくシーンもあり)
 ここまで来たら、いつも電源ケーブルと接続されているくらいまでやってもいいと思うぞ!
 そして、なんと一回目の出撃で暴走してしまい、自らの兵器でゴジラでなく街を破壊してしまうのだ。
 そのため対生自衛隊の存続危機になったり、内閣が総辞職しかけたりするのである。
 ここらへんはへたすると冗長気味になるのだが、割合うまく処理している。
 ゴジラと機龍との戦いも迫力満点である。
 怪獣映画は巨大さを強調するためにゆったりとした動きのものが多いのだが、今回はスピード感があり、その分迫力が違うのである。
 とにかく冒頭の台風の中での戦いとラストの壮絶な戦いは面白く、劇場の子供達が黙って見つめていたところからもその迫力がわかるだろう。
 今回は平成ガメラ・シリーズと同じように怪獣の大きさの見せ方がうまくなっている。
 またケレン味のあるカットが多く、例えばエネルギーが切れて暴走のカット、月をバックに機龍が降下するカット、ゴジラ機龍の戦いをカメラが回り込みで見せたり等、それぞれが決まっているのである。
 観た人は気づくと思うが、お察しの通り、この映画はもろ「新世紀エヴァンゲリオン」なのである。
 「エヴァ」の初期の10話位までを観た人ならば、この映画が相当意識しているだろうことがわかると思う。
 もちろん、それがいけないわけではなくうまく取り込んで昇華しているには評価するべきだろう。
 主人公の釈由美子(B84-W59-H82)は「修羅雪姫」以来、アクション物が板についてきている。
 笑わない渋い顔も魅力的になってきた。
 出演者の中で「K-19」でロシア人役のハリソン・フォード並に不自然なのは中尾彬と六平直政だろう。
 二人ともゴジラを倒すためにがんばっている役なのだが、ど~考えても悪人にしか見えないのである。
 他にもさり気に大物ゲストが出ているので見逃さないように!
 ただ残念なことに公開当時「ハム太郎」の上映時間が長くなったせいか、上映時間が短くテンポはいいのだが、釈由美子の生い立ちなどがじっくり描けてないのが惜しい。
 大島ミチルの音楽がかなり良かった。
 久しぶりにサントラ購入するかもしれない。
 さりげなく回想シーンで昔の怪獣が出てくるのだが、モスラはともかくガイラが出てきたのには驚いた。
 エンドロール後にも話が続いているのだが、ほとんどの人が帰ってしまうので効果的でないと思う。
 次回は機龍が主人公の新しいシリーズでもいいなあ。
 別に相手はゴジラでなくてもいいから。
 ゴジラは最後はいつも通り海に消えるのだが、どうせ毎回設定は変わるし、ゴジラは一匹とは限らないので倒してもいいと思うのだが殺すわけにはいかないのだろう。

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