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2007年1月16日 (火)

「愛の流刑地」

Photo_8  中年の作家と人妻が心と体を互いに深く求め合った結果、悲劇を迎えるという話で、原作は「失楽園」でお馴染みの渡辺淳一。
 新聞に連載されていた時、自分の職場では女子が昼休みにこれだけが読みたくて、新聞の取り合いになっていたが、自分は未読。
 出演は中年作家に豊川悦司、人妻役に寺島しのぶ(B80-W60-H83)。
 映画は初っ端からトヨエツと寺島の濡れ場から始まり、すぐに寺島が死んでしまう。
 まるで「火垂るの墓」の清太や、「エグゼクティブ・デシジョン」のスティーヴン・セガールを思わせる展開。
 この手の話だと、ここ最近は「TANNKA 短歌」というどうしようもないクソ映画があったが、それに比べたら遙かに面白い。
 確かにドロドロした話だが、韓国映画のようなベタな話ではなく、むしろ鬼気迫る話展開で、思った以上に引き込まれるものがある。
 最後のオチも予想しなかった展開で、これに比べたら「ラッキーナンバー7」なんか想定範囲内である。
 正直、寺島はどれだけ脳内補完しようが全然美人に思えないし、物凄くナイスバディーかというとそうでもなく、どうして起用されているのかさっぱりわからないが、まあ世の中、意外にも美人でないのがモテる場合があるので、これはこれである意味リアルなのかもしれない。
 これが黒木瞳(B80-W58-H85)だったら、必要以上に嘘臭くなったかもしれない。
 やっぱり寺島は、母親の富司純子(B83-W58-H86←「緋牡丹博徒」出演時)の方が美人だと認識。
 意外にエロを期待して観にいくと、寺島は胸までさらけ出して頑張っているが、「実用性」に乏しく、それ以上にトヨエツの尻ばかりが印象に残る。
 で、エロ要員で長谷川京子(B80-W55-H82)がいるのだが、胸の谷間と脚線美を見せているのはいいのだが、彼女の役って検事なんだけど、そんな格好の検事なんかいねえっちゅうの。
 実は彼女の存在がこの映画の価値を大きく下げているのは言うまでもない。
 あと貫地谷しほり(B80-W55-H82)っていつまで高校生役やってるんだろう?
 後半は裁判が舞台なのだが、残念ながら「それでもボクはやってない」を観てしまうと、どうもう嘘臭く見えてしまう。
 公開時期的にも比べて下さいと言わんばかりになってしまうので、もう少し考えた方が良かったのではないかなあ。

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