「世にも奇妙な物語 映画の特別編」
TV番組の映画化は別に今始まったわけではないし、ハリウッド映画でもよくあることだ。
だが時々どうしてこんなもの映画化するんだ?というものがあって例えばNHKの朝の連ドラ「すずらん」の映画化なんかその典型的な例だったりする。
「世にも奇妙な物語」の映画化だが、あえて映画化する理由が全くわからないし、そんなもの正月特番とか改編時期の2時間スペシャルでやっとけばいいんじゃないか~っと思ってしまうのだ。
自分はこの映画の企画が通ってしまったこと事態が世にも奇妙な物語だと思う。
それにオムニバス物って面白くないんだよね。
「バカヤロー!」とか「怖がる人々」って全く面白くなかったしね。
・・・・・・とここまで能書きをたれておいて映画の感想なのだが、意外に面白い!
やっぱり映画はイメージで判断するのは良くない。
もっとも公開当時、客はあまりいなかったけどね。
そんなわけでそれぞれの話の短い感想!
「雪山」
出演者の女の子の格好といい、ビデオカメラの使い方といい、まんま「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」なのだが、TVだと「お、やってるなあ」で済ませてしまうところなのだが、劇場で金払ってそんなもの見せられてもなあ。(ちなみに自分は「ブレア」面白くなかった派です)
最後の首無し女ってよくわからなかった。
そんな前フリあったかなあ?
この映画の見所は矢田亜希子(B83-W58-H83)につきるな。
「携帯忠臣蔵」
自分はこれが一番面白かったなあ。
昔懐かしいショートSFの香りが漂っているしね。
「チェス」
これも面白いんだけど、最後の「愛が勝つ」みたいなオチはちょっといただけない。
スーパーコンピューターが壊れても負けは負けだと思うが・・・・・・。
「恋愛シュミレーター」
こういうのは長編だとちょっと恥ずかしいし話がもたない。
一番短編向きでちょっと少女漫画チックで良い。
ジャンルも適当にばらけてるし短編だから時間も短いし意外にデートにもってこいの映画化もしれない。
スタッフも妙に豪華なのもポイント!
またパンフもエピソードごとのバラ売りというのも良い!
それなら入場料も観た本数で払うのはどうだろう・・・・・・ってそれじゃあ「欽ちゃんのシネマジャック」で、自己申告制で誰もきちんと料金を払わないからダメだろうなあ。
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