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2007年1月31日 (水)

「新・仁義なき戦い」

D110475159  「仁義なき戦い」といえばその昔は異常な人気で、日本映画お得意の「ヒットしたらこけるまで作って最後は完結篇をタイトルにつけて終わっても、その後新作ができてしまう」の王道を行く映画だ。
 実際この仁義なき戦い大会がオールナイトであろうものなら、映画館はアベック皆無の男の客の熱い熱気が充満していた。
 よく明石家さんまがTVで言っていた話で、売店で「おばちゃん、アンパンじゃけ~ん」というドスのきいた菅原文太口調になってしまうというのもあながち嘘ではないのだ。
 その人気シリーズの新作ができたとなれば、ちょっと気合いが入ろうというもの。
 映画はあのお馴染みのテーマを今風にアレンジしていたような感じなのだが、今や「キル・ビル」のおかげですっかり有名になってしまった。
 最初に組の連中が進まないので車を降りて歩くシーンがあるのだが、その時スローモーションでいかつい連中がつぎつぎと一つの画面に集まってくるのは観ていて凄くかっこいい!
 お。こりゃあいけるかなあと思ってしまう。
 しかしこの映画は残念ながらあまり弾けない。
 深作監督のあの映画全体に漂う緊迫感みたいなものがないのだ。
 登場人物もトヨエツはかっこいい!
 かっこいいが、熱気にあふれた男気みたいなものがないんだな。
 それはトヨエツがどうこうというわけではなく、映画全体にも言えることである。
 もちろん、監督も出演者も一新しているので同じような作品を作っても仕方ないのだが、あえて「仁義なき戦い」を名乗るのであれば、昔のファンを取り込むという気持ちもあるはずなので、もっとのシリーズの精神というのが根底にあってもいいと思う。
 仁義なき戦いシリーズの1本と意識しなければ、普通のシティやくざ物で、それなりなのだが、もっとテンポ良くサクサク進んでいってもいいのかもしれない。
 かつてのシリーズが昭和の時代なので、現在を舞台にするとこういう風になってしまうのだろう。
 岸部一徳はいい味を出していると思うのだが、反面、哀川翔や小沢の兄ィが出てくると途端にVシネマになってしまうのがいかんともしがたい。
 これで竹内力が出た日にはますますそっち方面である。
 東映は銀河鉄道999や仁義なき戦いの往年のヒット作の新作を作っているが、かつてヒットしたからって今ヒットするようなものではないと思う。
 この調子でいくとトラック野郎の新作も絶対に出てくるな。

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2007年1月30日 (火)

「ディパーテッド」

Photo_18  警察に潜入したマフィアの男と、マフィアに潜入した警察の男の話で、香港映画の「インファナル・アフェア」をマーティン・スコセッシの監督でリメイクしたもの。
 そういえば、「インファナル・アフェア」の予告で「ハリウッドで最高値の映画化権」(←うる覚え)みたいなことを言っていたが、ひょっとしてこの映画のことだったのか?
 リメイクとなると、どうしても両作品を比べたくなるというのが人情である。
 基本的に大きく違うのは「インファナル・アフェア」があくまでスタイリッシュさに重点が置かれているのに対し、「ディパーテッド」はどちらかといえばサスペンスがメインであること。
 上映時間が「インファナル・アフェア」が102分に対し、「ディパーテッド」は152分と長い。
 この時間差はどこから出てくるのかと考えたのだが「インファナル・アフェア」は二人の潜入までの状況設定などをサクサク見せてしまうのだけど、「ディパーテッド」は物凄くじっくりと描いている。
 「インファナル・アフェア」は観ていて物凄くわかりやすく、例えば伏線などはフラッシュバックで説明してくれる。
 しかし、「ディパーテッド」は、そこまで親切ではない。
 だから最後に出てくるもう一人の「ネズミ」も、上映時間が長い分相当記憶をたどることになってしまう。
 個人的には上司がビルから落ちるエピソードに関しては「ディパーテッド」よりも、上司との関係をきっちり描いている「インファナル・アフェア」の方が感情移入がしやすい。
 それに「ディパーテッド」で、最後の茶封筒が結局何なのかわからず終わってしまうのも辛いものがある。
 結局、どちらがいいかは当然好みの問題だが、自分はどちらかというと「インファナル・アフェア」の方が好きかもしれない。
 出演はマフィアに潜入している警察官にレオナルド・ディカプリオ。
 ここ最近はスコセッシの映画の常連である。
 すっかりいい年齢なのに物凄く若く見える。
 警察に潜入しているマフィアにマット・デイモン。
 「ボーン・アイデンティティー」や「ボーン・スプレマシー」のイメージが強いので、警官役の方が違和感がないような感じもしたが、一応嘘でも警察の仕事しているのでOKか?。
 マフィアのボスにジャック・ニコルソン。
 このボスって大物の設定の割には構成員の数が異常に少なく、そのせいかやたらと現場にいることが多いような気がする。
 「インファナル・アフェア」は最後どうなるのかなあと思っていると、意外に後味の悪い終わり方だった。
 果たして「ディパーテッド」はどうかというと、結末は変わらないが、物凄く駆け足な感じがした。
 今まで長時間かけてきたものは一体?と思えるので、もう少し配分が欲しいところだ。 
  
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2007年1月29日 (月)

「式日」

Shiki  「新世紀エヴァンゲリオン」は空前の大ヒット作だが、どうしても 話題が後半の話が壊れた方に集中しており、そのせいかドラマも漫 画もアニメも中途半端でも十分いけるという風潮が出てきて困ったものである。
 だが自分に言わせれば「エヴァ」は前半のきちんと話が成り立っている時が一番面白く、後半の話がきちんと収まらなかったのが残念でならない。
 もちろん収まっていれば映画版はないわけだし、あそこまでのブームはなかったかもしれない(正直よくわからんが)
 「エヴァ」の監督である庵野秀明の名前は一気に有名になり、彼はアニメだけでなく「ラブ&ポップ」という実写映画も監督してしまう。
 個人的に「ラブ&ポップ」は嫌いではないのだが、映画の雰囲気は完全に「エヴァ」の後半のノリであり、好きな人はいいかもしれないが、こればっかりだと飽きてくる。
 そして「式日」である。
 ああああああ、す~っげえつまんねえ。
 もう真剣勘弁してほしいなあ。
 正直こんなぐちゃぐちゃとした話、本当に面白いか?
 こんなクソつまらない話が128分の上映時間だよ。
 こんなの1時間以内にまとめろよ。
 自分が藤谷文子(B82-W57-H85)のファンじゃないからつまらないのか?
 確かに自分はファンでもなんでもないよ。
 だけどこの映画観てると好きになるどころか嫌いになっちゃうよ。
 今時、不思議少女の話なんかどうでもいいっちゅうの。
 岩井俊二もわけのわからない映画なんか出てるなら、映画撮れって。
 大体いつまでも太明朝の文字や林原めぐみ使っててても仕方ないだろう。
 まあそれがないと「エヴァ」系のファンの取り込みができないというのもわからんでもないんだけどね。
 この映画でやっていることって、今関あきよしとやってること同じだと思うわけ。
 岩井俊二が扮するカントクの持っているデジカメが今関あきよしだと8ミリカメラになるだけなのだ。
 作家性を全面に出したといえば聞こえはいいが、自己中心な作品が多すぎる。
 好きな人はそれでいいけど、自分はいかにもな作風でなく、わかりやすくて面白い作品を求める。
 
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2007年1月28日 (日)

「幸福な食卓」

Photo_17  うっかり同じ日に公開される「幸せのちから」と間違えてしまいそうだし、ちょっと前に公開された「幸福のスイッチ」とか似たような映画が多くて困ってしまうが、この映画は想像以上に傑作!
 父が自殺未遂をしてから佐和子の家族は変わった。
 父は仕事を辞めて、大学に行くと言い出す。
 母は家を出て、成績優秀だった兄は大学進学を拒否し、農業に従事している。
 新学期が始まり、佐和子は転校生、大浦と親しくなる。志望校を目指すため、佐和子と友達になりたいと言う大浦。
 変わり者だが明るく男らしい大浦は佐和子に影響を与え心の支えとなっていく。
 二人はそろって同じ進学校に合格し高校生活を始める。
 そして家族もそれぞれの道を歩き始め、家族は少しずつ形を変えていくのだった・・・・・・。
 瀬尾まいこの小説の映画化だが自分は未読。
 ちなみに公開初日に観にいったのだが、劇場は自分を含めて6人。
 間違いなく興行的には大失敗だろう。
 思いっきり問題を抱えている家族の話なのだが、映画を観ている分にはそれを感じない。
 それは荒んだ家庭崩壊ではなく、家族へのやさしさから来るものだからだ。
 不思議な映画で深刻でもないしコメディでもない。
 だけど、観ていて安心感がある。
 しかし何よりも佐和子と大浦の恋愛模様の描き方が観ていて気持ちよく、すっかりやさぐれた自分には眩しい。
 ここらへんは岩井俊二の「Love Letter」の中学生のパートを思わせるものがある。
 二人の関係も最後あたりが韓国映画みたいなベタな展開にならなくて安心した。
 ここ最近、さわやか系の恋愛物を観たことがないので嬉しい限り。
 正直、「クリスマスの宣言」の話はちょっと泣けたよ。
 佐和子役の北乃きい(B80-W58-H81)はミスマガジン2005のグランプリを獲得しており「少年マガジン」や「ヤングマガジン」のグラビアで時々登場し、どちらかといえばロリ部門担当か?
 大浦役の勝地涼もいい味を出しており、実はこの二人はナイスキャスティングなのだが、この他に、狂言回し的な存在で佐和子の兄の恋人役を演じるさくら(B83-W58-H86)にも注目しておきたい。
 監督は「ご存知! ふんどし頭巾」や「仮面学園」の小松隆志。
 ラストにミスチルの歌が流れるのだけど、確かに映画の内容と合っていると思うのだけど、その後にまたエンドロールがあるのは、ちょっと長すぎ!
 歌に合わせてエンドロールでもいいと思うし、個人的にはミスチルの歌はいらないと思うのだけど、色々と大人の事情があるんだろうなあ。

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2007年1月27日 (土)

「僕は妹に恋をする」

Bokuimo  容姿端麗・成績優秀の高校三年生・頼が好きになった相手とは、彼の双子の妹・郁だった…。
 妹を好きになる?
 絶対にありえね~って。
 よくゲームなんかで妹にキャラを選ぶ人がいるが、おそらく女姉妹がいない人だと思う。
 もうこの映画の根本的な設定が理解できないので困ってしまう。
 そもそも、この映画の双子は高校生にもなって同じ部屋で寝ている。
 一応、母子家庭でお金がないからやむおえないというような理由なんだけど、普通は部屋を仕切るなりするのだが、この映画は普通に二段ベッドで寝ている。
 つうか男兄弟でも一緒の部屋なんかいやなのに、年頃の男女が同じ部屋なんてありえねえっちゅうの。
 あと双子の秘密の恋を、双子の兄が親友に話すというのも、ちょっとありえないと思った。
 いや、そこに至るまでの説得力が欲しい。
 映画の設定が特殊なのだから、要所要所の細かいところはそれなりにリアリティが必要なのに、この映画はそれがないために観ていて妙に嘘臭い。
 説明的なセリフは極力省かれているのは、昨今の説明過剰なTVドラマよりはマシなのだが、 映画は物凄く長回しで、話の盛り上がりはなく、画面も暗い感じで明るい雰囲気はない。
 そのため体感時間としてとてつもなく長い上映時間に感じられてしまうのだ。
 それは劇場の雰囲気でも観客の雰囲気でダレているのがわかった。
 この演出はありだと思うのだが、観客の半分以上が主演のアイドルを観にきている女の子だとすると、おそらく落ち着きのないTV演出にすっかり慣れた彼女達に適切かどうかというと微妙だ。
 唯一良かったのは、双子の兄の親友で、双子の妹に恋する平岡祐太が二人の秘密の恋を意外に応援してくれている理由が実は・・・・・・というところかなあ。
 おそらく、彼の視点で映画化した方が映画としては面白かったかもしれないが、そうなるともう全く別物になってしまうのでダメだよなあ。
 出演は双子の兄役に松本潤。
 彼は「東京タワー」では熟女好きという設定で、今回は妹好きという、アブノーマル系の役がすっかり定着してきたような感じ。
 妹役に榮倉奈々(B83-W58-H85)。
 彼女って「ダンドリ。~Dance☆Drill~」の主演だったのだけど、すいません、自分は最初このドラマは加藤ローサ(B83-W58-H85)だと思ってました。
 彼女の身長が高すぎるので松本潤が滅茶苦茶小さく感じられる。
 その他にも実写版「美少女戦士セーラームーン」のセーラーヴィーナス役の小松彩夏(B80-W58-H85)が出演している。
 「セーラームーン」ではセーラームーンに「ちっとも成長してないじゃない」と説教をしていたが、彼女の演技自体が「ちっとも成長してないじゃない」でした。
 監督は「blue」の安藤尋
 絶対的な駄作ではないのだけど、あと一歩の惜しい映画だと思う。
 まあ、この映画のテーマがちょっとついていけないというのもあるんだけどね。
 

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2007年1月26日 (金)

「LOVE SONG」

Lovesong  あ~なんてかわいいんだ!この当時(2001年)の仲間由紀恵(B78-W59-H80)
 そんなわけで観にいったぞ>「LOVE SONG」
 当時、自分の行った劇場は自分を含めて5人しかいなかったが、彼女を堪能するのに暇潰しのデートをしているバカップルなんかいらないぜ。
 かわいいんだ、高校生役の彼女
 実際、あんな高校生いなかったな>自分の高校時代
 いやどっかにいたかもしれないけど、自分の行動範囲には誰もいなかったな。
 高校卒等してからアルバムで全てのクラスチェックしたけど絶対にいない。
  あんな細い娘なんかいなくて、なんか妙にぽっちゃりした奴ばっかだったような気がする。
 映画の時代は1985年~1987年。
 1985年の彼女の髪形が当時人気絶調の南野陽子(B80-W52-H82)っぽくて、そういえば当時あの髪形かポニーテールばっかりやったんよ。
  ちなみに制服のスカートは膝下が主流だ。
 予告だとしこたまBGMに使われている尾崎豊だが、意外にも映画の中ではそんなに使用されていない。
 自分は尾崎の歌謡映画状態かなと思っていたので意外!
 ちなみに自分は尾崎世代ではないので、そんなに思い入れはなく、そういえばJRのCMで使用されていたり、「北の国から87初恋」(良かったなあこのドラマ)で使用されているなあという程度の認識。
 映画の中のレコード屋に渡辺美里の「eyes」や「Lovin’you」がLPであったのに時代を感じる。
 持ってるんだよ>「Lovin’you」の初回でもらえる渡辺美里の写真パネル
 2年後の設定でレコード屋にCDが並び始めたのも懐かしい。
 自分は結構早かったんだよ>CDプレイヤーの購入。
 ちなみに世代的にはLPを大事にかかえて学校に行ったり傷がつくからといって、せっかく購入したレコードをテープに落として、実質一回しか聞いてなかったりした世代だ。
 尾崎は斉藤由貴(B86-W59-H86)との不倫スキャンダルの噂が痛かった(当時斉藤のファンだったんだよ)ことくらいで、自殺したのも当然ショックでもなかった。
 でも自分の知り合いは真剣ショックだったらしく相当落ち込んでいた。
 そんな自分だからこの映画には全く期待していない。
 ところが、期待していなかったからかもしれないが、映画は大変心打たれるものがあったことを告白しなくてはならない。
 相変わらず仲間のセリフは一本調子だが、意外にも役柄に合っていてこれはOK!
 好きになったレコード屋のにいちゃんを探しに東京にいくのだが、結末はいかにもなハッピーエンドでもなくほろ苦くそしてちょっとせつない終わり方だ。
 十代の青春のやるせなさと大人になってからの挫折っぽさがうまく描かれていて、ちょっと身につまされた自分なのさ。
 それに今更ながら尾崎の歌っていいなあ。
  残念ながらあまり効果的な使われ方ではなかったけどね。
 映画は良かったけど、最後まで憧れの彼が出てこないやり方だともっと良くなったと思うが、伊藤英明が出てないと映画の売りがないから仕方ないか。

 ★この映画で真剣懐かしいと思ったところ

 仲間ちゃんが友達の家にいくシーンで、友達がスカートをはきながら半ズボンをはくところ。
 あああ、懐かしい。
 今はどうか知らないけど昔の高校生ってあんな感じで着替える娘多かったんだよ。
 いやあいいもん見せてもらったなあって感じ。
 絶対にやらないんだよ>大人になってからじゃ。
 これこそ青春の甘酸っぱい思い出ってやつか?

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2007年1月25日 (木)

「ダンボールハウスハウスガール」

Photo_15  「ダンボールハウスハウスガール」は基本的にはファンタジーである。
 この映画に出てくるホームレスには「匂い」が感じられない。
 出てくるホームレスは妙に小綺麗である。
 しかし、実際は(少なくとも自分の知っている範囲では)失礼ながら言わせてもらえばやはりもっと汚く何ともいえない匂いがしている。
 もちろん、制作サイドはそんなものを最初から求めてはいない。
 この映画のホームレスは居場所がないもしくは居場所を探している者達が集まっているコミュニティである。
 だから徹底したホームレスの実態を描いているわけもなく、例えば故・伊丹十三だったらもっと徹底した取材で作るだろうみたいな期待をしていると見事裏切られてしまう。
 実際、長い髪で風呂も入らずにいたら痛むどころの騒ぎでなくかびかびであるし、冬場のホームレスは映画に出てくるような広い空き地で寝ていない。
 もっと風が当たらないところにいくし、もっと言えば冬場は凍死する恐れがあるし、寒さで眠れないので起きて歩き回っている場合が多い。
 主人公は仕事をやめ彼氏とアメリカにいくために、なけなしの貯金500万円を現金で銀行から引き出す。
 ところが彼氏は他の女と浮気をしていて、金は盗まれ、アメリカにいくからといって引き払ったので住むところもないという悲惨な状態!
 そんなわけで彼女はホームレスになる・・・・・・こらこらちょっと待て!
 彼女は天涯孤独というわけでもなく、友人もいるし、とりあえず仲が悪いが親もいるし、世の中には住み込みの仕事もあるわけだし、いきなりホームレスというのもちょっと無理があるんじゃないか~?
 それに世界中どこでもお金が引き出せる昨今、どうして現金で全財産を銀行から引き出したのかさっぱりわからない。
 ファンタジーでもそれなりのリアリティがないと辛いぞ!
 結局、彼女は最後アメリカを目指すんだけど、そこまで彼女がこだわる理由が全くわからない。
 正直、かなりツメの甘い映画である。
 しかし、この映画で自分は米倉涼子(B84-W59-H85)を初めてじっくり見たのだが、なんか異常にかわいいのでびっくりした。
 それに彼女が家庭教師をする生徒の伴杏里(B78-W60-H85)の看護婦のコスプレが妙にかわいいので注目!
 映画の頭にチーム・オクヤマの文字が出てきたので、どっかに羽田美智子(B81-W59-H88)が出てくるのかと、まるでヒッチコックを探すように観ていたのだが、出てこなかったのはちょっと寂しい。
 
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2007年1月24日 (水)

「モーニング娘。サスペンスドラマスペシャル」

Photo_14  2002年1月2日に放送された「モーニング娘。新春!LOVEストーリーズ」の評判が良かったのかどうかは知らないが、2002年の12月28日にまたもやモーニング娘。のドラマスペシャルが放送!
 題して「モーニング娘。サスペンスドラマスペシャル」。
 年始のドラマが3本立てだったが今回は2本立てである。
 確かに年始ドラマは3本といっても「はいからさんが通る」は原作の壮大な展開をたかだか20分にしてしまったトホホな作品であれだったらやらなければいいと思ったが、今回はそこらへんの声を反映させたかどうかは知らないが「三毛猫ホームズの犯罪学講座」と「おれがあいつであいつがおれで」の2本で勝負している。

 「三毛猫ホームズの犯罪学講座」は絵のない漫画と言われる程読みやすい赤川次郎の小説が原作である。
 話は高校生探偵が謎の黒づくめの男達に薬を飲まされ猫になってしまい三毛猫ホームズと名乗り事件を解決!
 見た目は猫、頭脳は大人、それが三毛猫ホームズだ・・・・・・ってな話なわけないだろ。
 殺人現場に猫がいる方が蝶ネクタイはめている子供がうろうろしているより不自然じゃん。
 実際は殺人事件が起こった女子学園が舞台のミステリー。
 安倍なつみ(B80-W54-H80)、飯田圭織(B85-W60-H80))、保田圭(B82-W63-H88)とモー娘。でも中堅どころを押さえているので安心して観ていることができる。
 それに意外にダーヤス(業界用語で保田のこと)がかわいくみえるので一見の価値あり。
 またミニモニ。もライブシーンで出演!
 無理のない登場のさせ方をしている。
 しかし通ならば飯田はやはり婦人警官のの格好で出てきて欲しいと思うはずだ。
 このドラマはモー娘。ファンの痒いところに手がきちんと届いている。
 せめて正月の犬の映画(もちろん「犬夜叉」ではない)がこれだったらなあと思うのは自分だけではないはずだ。

 「おれがあいつであいつがおれで」の映像化は「転校生」があまりにも有名だし、映画が大林信者を中心として絶大な支持を受けているので、何をやっても文句を言われるのは目に見えて明らかだ。
 身体と中身が入れ替わってしまう展開は昔からよくあるネタで、「転校生」の原作でもある山中恒の原作はあっちこっちでシチュエーションを変えてドラマ化がされている。
 観月ありさ(B82-W59-H87)の「放課後」などは、ぼくらのドラマシリーズとして放送されていて、意外に面白かった覚えがある。
 NHK教育で「どっちがどっち!」という題名で放送されていた。
 これは今までの入れ替わりの中でも小学生の視点から描かれているのが新鮮である。
 いずれにしろこの手の話は女の子を中心に話が展開していく。
 ボーイッシュな女の子は見ていて気持ちがいいが、カマっぽい男は気持ち悪いから当然だろう。
 今回のドラマも吉澤ひとみ(B85-W62-H88)を抜擢したのは正解だろう。
 彼女はボーイッシュなところがうまく役に合っている。
 それに「とっかえっ娘。」で男っぽい役どころでその演技も折り紙つきだ。
 しかし、かつては国民的美少女と言われた吉澤だが、ちょうど撮影時期が一番肥えていた時期のピークだったためかかなりデブで不細工に見えてしまうのは残念でならない。
 せめてこのドラマが1年早ければ・・・・・・いや言うまい。
 共演は石川梨華(B80-W60-H80)、紺野あさ美(B82-W59-H83)、小川麻琴(B80-W62-H84)、新垣里沙(B76-W58-H79)
 石川が小川と新垣の同級生というのが無理がありすぎである。
 このドラマで唯一美味しい役どころは紺野で、入れ替わった男の妹役で出てくるちょっと発明好きの女の子の役で眼鏡がかわいい!
 
 最後はモー娘。の歌に合わせてエンドロールで、ぶっちゃけた話「月曜ドラマランド」なわけで、一昔前の自分だったら怒ってるしおそらく観ないと思うのだが、心に余裕ができたというか大人になったんだなあ・・・・・・すいません、本当はモー娘。が出ていたから観ていただけです。

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2007年1月23日 (火)

「スキャナー・ダークリー」

Photo_13  ロトスコープという、実写フィルムを忠実に絵で上書きする手法があって、ラルフ・バクシのアニメ「指輪物語」はこの方法で作られている。
 今時、ロトスコープでアニメを作ることなんかないだろうなあと思っていたら、「スキャナー・ダークリー」という映画が、この手法で作られているらしく、予告編を観て、興味が出てきたので劇場に行く。
 原作は「ブレードランナー」や「トータル・リコール」でお馴染みフィリップ・K・ディック。
 たまたま公開まで少し時間があったので図書館で原作を借りて読んだのだが、ちょっと気分がブルーになってしまった。
 物質Dという強力なドラッグが蔓延している7年後の未来、物質Dの生産拠点をつかむべく、当局は捜査官ボブ・アークターある密売人の監視を命じた。
 ところがその密売人というのがアークター自身で、何しろ捜査官は姿を完全に隠せるスクランブル・スーツを着ているため、直属の上司ですら本当の自分の姿は知らない。
 そのため、潜入捜査中の自分自身を監視することになってしまう。
 そして自分で自分を監視するうち、麻薬の影響もあって、自分が誰なのかもわからなくなり、現実と非現実が区別のつかない末期的症状になってしまう。
 自分で自分を監視という話だけ聞くと、ギャグなのだが、この映画は笑えるところはない。
 それ以前にジャンキーの会話をえんえんと聞かされているうちに睡魔が襲ってきてしまう。
 さらにアニメの絵がさらに追い打ちをかける。
 っつうか、ロトスコープの効果というのも言うほど出ているとは思えず、最初は面白いなと思ったけど全編それだとちょっと飽きてくる。
 キアヌ・リーブスやウィノナ・ライダーを使って物凄く贅沢なことをしてるのだけどね。
 結局、この映画を観て思うのは「麻薬をやりて~」かなあ。

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2007年1月22日 (月)

「世にも奇妙な物語 映画の特別編」

Kimyo  TV番組の映画化は別に今始まったわけではないし、ハリウッド映画でもよくあることだ。
 だが時々どうしてこんなもの映画化するんだ?というものがあって例えばNHKの朝の連ドラ「すずらん」の映画化なんかその典型的な例だったりする。
 「世にも奇妙な物語」の映画化だが、あえて映画化する理由が全くわからないし、そんなもの正月特番とか改編時期の2時間スペシャルでやっとけばいいんじゃないか~っと思ってしまうのだ。
 自分はこの映画の企画が通ってしまったこと事態が世にも奇妙な物語だと思う。
 それにオムニバス物って面白くないんだよね。
 「バカヤロー!」とか「怖がる人々」って全く面白くなかったしね。
 ・・・・・・とここまで能書きをたれておいて映画の感想なのだが、意外に面白い!
 やっぱり映画はイメージで判断するのは良くない。
 もっとも公開当時、客はあまりいなかったけどね。

 そんなわけでそれぞれの話の短い感想!

「雪山」 

 出演者の女の子の格好といい、ビデオカメラの使い方といい、まんま「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」なのだが、TVだと「お、やってるなあ」で済ませてしまうところなのだが、劇場で金払ってそんなもの見せられてもなあ。(ちなみに自分は「ブレア」面白くなかった派です)
 最後の首無し女ってよくわからなかった。
 そんな前フリあったかなあ?
 この映画の見所は矢田亜希子(B83-W58-H83)につきるな。

「携帯忠臣蔵」

 自分はこれが一番面白かったなあ。
 昔懐かしいショートSFの香りが漂っているしね。

「チェス」

 これも面白いんだけど、最後の「愛が勝つ」みたいなオチはちょっといただけない。
 スーパーコンピューターが壊れても負けは負けだと思うが・・・・・・。

「恋愛シュミレーター」

 こういうのは長編だとちょっと恥ずかしいし話がもたない。
 一番短編向きでちょっと少女漫画チックで良い。

 ジャンルも適当にばらけてるし短編だから時間も短いし意外にデートにもってこいの映画化もしれない。
 スタッフも妙に豪華なのもポイント!
 またパンフもエピソードごとのバラ売りというのも良い!
 それなら入場料も観た本数で払うのはどうだろう・・・・・・ってそれじゃあ「欽ちゃんのシネマジャック」で、自己申告制で誰もきちんと料金を払わないからダメだろうなあ。

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2007年1月21日 (日)

「モンスター・ハウス」

Photo_12  一昔前なら珍しかったCGアニメも、今やすっかり当たり前で、アメリカのアニメ=CGアニメといっても過言ではない。
 当然、公開の本数が多ければつまらないアニメも出てくるわけで、特に2006年12月公開のCGアニメの「オープン・シーズン」と「ライアンを探せ!」も大変つまらない。
 そんなわけで「モンスター・ハウス」も全く期待していなかったのだが、何だかんだCGアニメは好きなので観にいった。
 さすがに冬休み公開時期をすっかりはずしているので、誰もいないかと思ったが思った以上に親子連れが入っていた。
 古い一軒の屋敷が人を飲み込む生きている家だと気づいた子どもたちが、自分たちだけでその恐ろしい屋敷に立ち向かうホラー・コメディで、珍しく動物CGアニメではなく、人間CGアニメ。
 正直、海外のアニメの人間は日本とは根本的に違うので少し違和感あり。
 この違和感が何かというと、いわゆる「萌え」の要素がないことだろう。
 動きは妙にリアルなのに、大味のキャラクターデザインがちょっと気持ち悪い。
 まあこれは日本との文化の違いということだろう。
 それよりも、全く期待していなかったのだが、この映画は大変面白い!
 生きている家でドタバタというベタな話展開とはいえ、思春期の少年少女の心情をきちんと描いているし、デブ専の恋、モンスター・ハウスの正体が実は・・・・・・というのも少し泣かせる。
 意外にも笑わせるところは笑わせてハラハラドキドキさせるところはきちんとしている正統派の映画で、子供だけでなく大人も楽しめる作りになっているのは見事!
 実際、自分の観た劇場では子供が静かに観ていたところから、面白かったことがわかる。
 ほら、子供って正直だしね。
 家の動きが「ハウルの動く城」なのは、やはり少し影響を受けているのかもしれない。
 スティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが製作総指揮らしいのだが、彼らがどこまで関与したのかはわからないが、彼らの映画のテイストはよくでていると思う。
 意外な(?)傑作なので必見!
 いや、それでも食指が動かない貴兄は吹替版で石原さとみ(B82W58-H82)の「ちんこ」発言目当てでもいいから観て下さいよ。

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2007年1月20日 (土)

「マリー・アントワネット」

Photo_11  世界史のフランス革命前後が出題のテストが女子に限り正解率が異常に高かった時代があった。
 それはもちろん「ベルサイユのばら」を読んでいたからである。
 これを今に例えると「大奥」ファンがやたらと江戸時代に詳しいのと似ている。
「日出処の天使」が連載中も飛鳥時代にやたらと詳しい女子がいたが、歴史物は作品が面白いとついつい背景を調べてしまうことがあり、史実をどう描いていくかが最大の興味なのである。
 かくいう自分も「ベルばら」はすっかりハマって読んでいた世代なので、「マリー・アントワネット」の映画化と聞いて物凄く楽しみだった。
 特にポップな予告編は面白く期待大な反面、物凄くやばそうな匂いもプンプンした。
 カンヌ映画祭ではフランスマスコミからブーイングらしいしね。
 映画を観ると確かにフランスが舞台とはいえ、主要俳優はアメリカ人だし、言葉は英語だし、音楽は今風だし、確かにフランス人からすると「SAYURI」を観た時の日本人のような感覚かもしれない。
 しかし、監督がソフィア・コッポラなので「バリー・リンドン」みたいなものを期待するのが間違いである。
 映画は最初は少し起伏がなくて退屈なのだが、ふとこれは14歳で嫁いできたマリー・アントワネットの心情を映画化したのか?と思ってしまった。
 狙って演出していたら凄いのだが、そういうわけでもないのだろうなあ。
 基本的にルイ16世にしてもマリー・アントワネットにしても基本的には子供であり、物凄い権力があるとはいえ、感覚は中学生や高校生と変わらない。
 何しろ15歳とか14歳で結婚しているわけだから。
 その意味では一人の少女の孤独と苦悩をを描くことが最大の目的で、基本的に歴史物を描くものではない。
 あくまでもマリー・アントワネットを題材としているだけで、この映画にリアリティを求めるのは野暮である。
 まあ個人的には首飾り事件とかもう少し歴史的事実も入れて欲しかったかなあと思う。
 個人的には肖像画で時間の経過を描いたのはうまいなあと思った。
 主演のキルスティン・ダンストはやはり美人に見えないし、ど~みても14歳や18歳に見えないけど、これも想定範囲内なんだろうなあ。
 30歳回ったオリヴィア・ニュートン・ジョンが「グリース」で高校生を演じているくらいだしなあ。

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2007年1月19日 (金)

「本日またまた休診なり」

Kyuusin  山城新伍というとどうしても映画人というよりTVタレントのイメージが強く、いまだに「山城新伍?あ~チョメチョメの人ね」とかどん兵衛のCMのタレント、または週刊誌を賑わせたスキャンダルタレントだと思う人が多いわけだが、実は意外に映画監督としての顔は知られていない。
 マニアが早乙女愛(B85-W58-H85)主演のロマンポルノ「女猫」の監督をしているのを知っているくらいだが、これだって早乙女愛が脱いでいることが最大のポイントで監督なんか誰も気にしてないだろう。
 しかし、映画監督としての彼の才能は侮れないものがあり、「週刊バビロン」も週刊誌ネタを使った手前ミソの映画(当時ミッチー・サッチー問題で話題の一人・浅香光代(B85-W70-H85)が予告編で全面に出ていたため)だと思って観ていると実は意外にも面白い映画でびっくりしたことがある。
 そして「本日またまた休診なり」だが、滅茶苦茶べたな話とはいえ大変良い!
 話は山城扮する町医者を中心に人々の人間模様を描いているのだが話のテンポが妙に良くまた個性的な俳優をうまく使いこなし全員のキャラクターが立っている。
 特に火野正平と小島聖(B80-W59-H85)のポイントは高い。
 映画を観ているとしんみりと人間味の暖かさというものが感じられるのだ。
 少し残念なのは医者の息子の目を通して描いているはずなのだが、あまりその効果は出ていない。
 最後のオーヴァーラップも今更ちょっと恥ずかしいものもある。
 あまりにも正攻法で勝負しているが、かといってここ最近の新人映画監督お得意のわざとではないかと思うくらい難解な脚本やむやみやたらと動き捲るカメラの映画に比べたら遥かに共感が持てる(自分的にはね)
 しかし残念ながら公開当時、映画館には自分を含めて3人しか客がいないのは大変悲しい状況だが、やっぱり監督が山城新伍というのがマイナス・イメージなのか?(←偏見ですね。本当は宣伝が足りないと思う)
 映画人としての彼をもっと評価してもいいと思うのだが・・・・・・。

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2007年1月18日 (木)

「酒井家のしあわせ」

Photo_10  酒井家は少し複雑で、母と父は再婚で、中2の息子は母親の連れ子。
 下の娘は再婚後にできた子供で、息子とは父親違いの兄妹になる。
 そんな状況を息子は少しウザく感じている。
 ある日、父親が好きな男が出来たということで家を出て行ってしまう…。
 2005年サンダンス・NHK国際映像作家賞日本部門を受賞した 呉美保が、自らの脚本を映画化したホーム・コメディ。
 「ゆれる」や「幸福のスイッチ」など最近は女性監督の活躍が目立ってきている。
 予想以上に面白かったので正直驚いている。
 特に中学生の微妙な感情の描き方がうまい。
 観ていて、そういえばそんな時期あったなあと思ってしまう。
 おそらく人生で最も恥ずかしい時期と言われる中学生の気持ちをさりげなく描いている。
 結局、中学生って本人が思うほど大人でもないんだよね。
 またこの映画には妙にリアルな小ネタが多い。
 正直、父親が男に走ったというのはそれ程重要なものでもない。
 父親が家を出た理由を知った時、またベタな話展開かと思ったが、そうではなかったので安心した。
 出演は父親役にユースケ・サンタマリア、母親役に友近(B86-W63.5-H89)。
 ユースケ・サンタマリアはともかく、友近はちょっと心配だったが、思った以上にうまい演技だった。
 しかし、それよりうまいのが息子役の森田直幸で、特にラストでジャージのファスナーを上げて顔を隠すところが絶品!
 本上まなみ(B82W59-H88←妊娠前)が妊娠している先生役で出演しているが、これってちょうどリアルに妊娠している時期?

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2007年1月17日 (水)

「市川崑物語」

Photo_9  市川崑のドキュメンタリー映画。
 ドキュメンタリーというと関係者の証言や本人へのインタヴュー、再現ドラマが定番で、人物をテーマにすると「知ってるつもり」や「波瀾万丈」をイメージしてしまう。
 しかし、この映画は写真や像と文字、そして市川崑の映画の一部で構成されており、ナレーションはなし。
 どちらかといえば、監督である岩井俊二の市川崑へのリスペクト、それこそ岩井俊二であるからというわけでもないが「ラブレター」なのである。
 だから全編、岩井俊二の目線で話が進んでいく。
 映画は市川崑の生まれてから現在までの作ってきた映画と、脚本家であり彼の妻だった和田夏十の事を描いている。
 自分は市川崑が作ったアニメーションが少しでも観ることができたらいいなあと思って観にいったわけだが、少しだけだが観ることができたので、これだけでもOKかなと思っている。
 自分は世代的に市川崑を意識したのは、やはり「犬神家の一族」だった。
 「火の鳥」は手塚先生の原作が好きだったのでトホホな状態だったけどね。
  市川崑が90歳を越える高齢なのに、彼の姉が百を越えても生きていらっしゃるのには驚いた。
 おそらく物凄い長生きする家系っぽいので、長生きしてどんどん新作を作ってもらいたい。
 あと、市川崑といえば明朝体の文字なんだけど、今の若者には「エヴァンゲリオン」なんだろうなあ

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2007年1月16日 (火)

「愛の流刑地」

Photo_8  中年の作家と人妻が心と体を互いに深く求め合った結果、悲劇を迎えるという話で、原作は「失楽園」でお馴染みの渡辺淳一。
 新聞に連載されていた時、自分の職場では女子が昼休みにこれだけが読みたくて、新聞の取り合いになっていたが、自分は未読。
 出演は中年作家に豊川悦司、人妻役に寺島しのぶ(B80-W60-H83)。
 映画は初っ端からトヨエツと寺島の濡れ場から始まり、すぐに寺島が死んでしまう。
 まるで「火垂るの墓」の清太や、「エグゼクティブ・デシジョン」のスティーヴン・セガールを思わせる展開。
 この手の話だと、ここ最近は「TANNKA 短歌」というどうしようもないクソ映画があったが、それに比べたら遙かに面白い。
 確かにドロドロした話だが、韓国映画のようなベタな話ではなく、むしろ鬼気迫る話展開で、思った以上に引き込まれるものがある。
 最後のオチも予想しなかった展開で、これに比べたら「ラッキーナンバー7」なんか想定範囲内である。
 正直、寺島はどれだけ脳内補完しようが全然美人に思えないし、物凄くナイスバディーかというとそうでもなく、どうして起用されているのかさっぱりわからないが、まあ世の中、意外にも美人でないのがモテる場合があるので、これはこれである意味リアルなのかもしれない。
 これが黒木瞳(B80-W58-H85)だったら、必要以上に嘘臭くなったかもしれない。
 やっぱり寺島は、母親の富司純子(B83-W58-H86←「緋牡丹博徒」出演時)の方が美人だと認識。
 意外にエロを期待して観にいくと、寺島は胸までさらけ出して頑張っているが、「実用性」に乏しく、それ以上にトヨエツの尻ばかりが印象に残る。
 で、エロ要員で長谷川京子(B80-W55-H82)がいるのだが、胸の谷間と脚線美を見せているのはいいのだが、彼女の役って検事なんだけど、そんな格好の検事なんかいねえっちゅうの。
 実は彼女の存在がこの映画の価値を大きく下げているのは言うまでもない。
 あと貫地谷しほり(B80-W55-H82)っていつまで高校生役やってるんだろう?
 後半は裁判が舞台なのだが、残念ながら「それでもボクはやってない」を観てしまうと、どうもう嘘臭く見えてしまう。
 公開時期的にも比べて下さいと言わんばかりになってしまうので、もう少し考えた方が良かったのではないかなあ。

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2007年1月15日 (月)

「釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった♪♪」

Photo_7  いや「浜崎は今日もダメだった」じゃなくて「映画は今回もダメだった」だろ!
 毎年公開されていくたびにつまらなくなっているこのシリーズだが、どの作品にもそれなりに良い所はあったのだが、この作品はは全くといっていいほど良いところがない。
 長崎県佐世保市の第二西海橋の連結式にスーさんとハマちゃんが出席する。
 当然、ハマちゃんは仕事そっちのけで、現地の後輩の車で港へ直行、黒人米兵を引き連れさっさと釣りに出かけてしまう。
 後輩には恋人がいてプロポーズするが、彼女は父親を置いていく決心がつかない。
 彼女の父親がいるバーで盛り上がったハマちゃんは、千鳥足で夜の街に消えたが行方不明になる。
 実はどういうわけか米軍の軍艦に乗ってしまいハワイまで行ってしまったのだ。
 果たしてハマちゃんは無事に日本に帰れるのか?
 若い二人は父親の許しを得て結婚できるのか?
 実はハマちゃんのエピソードと若い恋人の話が全然バラバラでまとまっていないので、観ていて集中できない。
 ハマちゃんが米軍の軍艦に乗ってハワイまでいくエピソードは、「釣りバカ」の話には全く合わない。
 そもそもこのシリーズはあくまでも日常生活の延長にあるのが面白いのであって、この手の話は全くそぐわない。
 いや、もちろんそこに至るまでの話がきちんとしていれば問題はないのだが、そうでもないし、せめて本当に米軍の許可を得て本物で撮影してしまえばそれなりに面白かったのだが、いかにも作り物っぽいものを見せられても困ってしまう。
 まあギャグだからいいんだけど、実際は国際問題だし、ネット越しの映像がイラクの人質の映像みたいでちょっとシャレになってなかったなあ。
 それに、前作にも増してハマちゃんとスーさんの一緒のシーンがなく、西田敏行と三國連太郎のスケジュールがうまく調整できないのか、三國の高齢であまり動けないのかよくわからないが、一応、劇中は二人が会わないというギャグでうまく処理はしているもののちょっと辛いものがある。
 さらに父親に結婚を反対されている恋人の話も今更ながらのベタな話をいかにうまく処理するのか楽しみだったが、これが意外に淡々と終わってしまい、もうちょっと捻れよといった感じだった。
 女の方は解決したけど、男の方はどっかの会社の御曹司で、酒場の女とそう簡単に結婚できないかもしれない・・・・・・と言っていたわりにはその後、何も触れていないのも違和感あり。
 やっぱりそれぞれの障害をクリアしてうまくまとめてほしかった。
 恋人二人は金子昇と伊東美咲(B83-W58-H87)。
 鈴木建設のOL役で平山あや(B85-W59-H82)がいるのだが、「ラヴァーズ・キス」の時にも思ったが、彼女って妙に品がないんだよなあ。
 最初の鈴木建設内でのミュージカル的な社歌は面白かったので期待したのだが、シリーズで1、2位を争うくらいつまらない作品になるとは思わなかった。
 あと今回は、金をもらっている企業とのからみがありすぎなのか、あまりに露骨な宣伝カットが多く、もっと脚本や演出で処理ができなかったものかと思ってしまう。
 「ビッグコミック・オリジナル」の漫画はここ数年は大変面白いので、漫画をベースに映画化すればいいのにどうして妙につまらない独自の脚本になってしまうのか不思議でならない。
 まあ劇場で観る場合、入場料が千円というのが救いか?
 ちなみに何かの漫画で、国連を三國連太郎の略だというのがあって笑った。
 そんなわけで彼の愛称は「コクレン」でいいっすか?

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2007年1月14日 (日)

「ラッキーナンバー7」

7  ニューヨークにやって来た不運続きの青年が、大物ギャング同士の対立に巻き込まれていくクライムサスペンス。
 M.ナイト・シャマランの「シックス・センス」以降一発ネタの映画が多いので、この映画もそんな雰囲気がしたので初日に観にいく。
 最初、 ジョシュ・ハーネットが主人公の、巻き込まれ型サスペンスかと思ったが、実はそれは話の進行上の仕掛けでしかなく、最後はどんでん返しが待っている。
 ミスリードのやり方がうまいので、前半はそう思ってしまうのだ。
 ただ途中でなんとなくわかってしまうんだけどね。
 それに原題を知ると勘のいい人は内容がすぐにわかってしまうかもしれない。
 一癖や二癖もある登場人物、コメディタッチな展開、実は「スナッチ」みたいなクライムコメディかと思っていたのだが、事実が明らかになると意外に重たい話だった。
 どちらかというと、香港とか韓国映画のようなベタさには少し驚いている。
 出演はジョシュ・ハーネットの他に、ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレー 、ルーシー・リュー(B83-W60-H83)など豪華な顔ぶれ。
 ブルース・ウィリスは最近このような無骨な感じの役が多いが、それよりも、もはやこの人の場合、髪の毛があるととてつもなく違和感がある。
 そう感じる俳優は彼とニコラス・ケイジくらいだろう。
 ルーシー・リューは肌は汚いし、どう考えても東洋人が考える美人顔ではないのだが、西洋人が考える東洋美人なんだろうなあ。
 映画の中で007に関する会話をしていたのだが、ブロフェルド役でアンソニー・ドーソンの名前が出てきたのがマニアックで面白い。
 イオンプロ以外のブロフェルド役であるマックス・フォン・シドーの名前も出ていた、残念ながら字幕では全く訳されていない。
 あとラッキーセブンだと明治だったかのお菓子になるんだけど、誰か覚えている人いる?

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2007年1月13日 (土)

「ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」

Photo_6  TVアニメの劇場版シリーズは回数を重ねると時とんでもない傑作が出てくる。
 「ルパン三世」だと「カリ城」だし、「うる星やつら」だと「ビューティフル・ドリーマー」、「クレヨンしんちゃん」だと「オトナ帝国の逆襲」などがそうで、今回公開された「オマツリ男爵と秘密の島」は「ONE PIECE」の映画の中では最高傑作だと思う。
 ルフィがオマツリ島の地図が入ったガラスのビンを発見。
 一行が辿り着いたオマツリ島は、すごく地味な島だった。
 ガッカリするルフィたちの前に肩から花を咲かせたオマツリ男爵が登場!
 オマツリ男爵は、オマツリ島で“試練を乗り越えたら秘密の宝物をくれるという。はたしてルフィ達を待ち受ける試練とは、秘密の宝物とは何か?
 かくしてルフィたちの挑戦が始まる・・・・・・っちゅうわけで、前半はシリーズの売りであるドタバタと面白い会話が展開する。
 特に最初の試練である金魚すくいが実はとてつもなく大きな金魚をすくわなくてはいけないという面白さもさることながら、「輪投げ」対決で運河のようなところでボートチェイスがあるのだが、破壊されたボートを修理すると前よりも性能も良くなり大きくなっているというテックス・ アヴェリーのアニメに出てきそうなギャグが大変面白い!
 とにかく前半はこれでもかというくらいギャグとアクションのてんこ盛りなのである。
 しかし、後半は大変暗くグロい展開で、そのあまりのギャップに驚くと同時に目が離せない。
 実はこの映画は大切なものを失う怖さをきっちり描いており、それが画面からひしひしと伝わってくる。
 それが切なく時には怖く描かれている。
 さらにちょっと泣ける展開もあって、チョッパーを助けようとする子供達を離そうとする親父のエピソードや、最後、ルフィの「チョビ髭」ってやるところ(説明するのも無粋なので映画を観てください)なんか結構ジーンと来たよ。
 そして、この映画を観終わった後にふと考えるのは、これまでの話が実際にあった話なのか夢なのか?という構造も面白いと思う。
 ジブリアニメもいいけど、この手のアニメも見逃さないようにしないとね。
 監督は「時をかける少女」で評価の上がった細田守なのだが、自分はこの映画の公開当時は全然知らなかったというか意識してなかったんだよね。
 あと、毎度毎度入場者全員プレゼントが言わないともらえない。
 子供の料金の倍近く払うんだからしっかり渡せよ>受付のねえちゃん
 
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2007年1月12日 (金)

「北の零年」

Photo_5  「世界の中心で、愛をさけぶ」で売れっ子映画監督になった行定勲だが、よくよく考えてみると今までの彼の映画の延長でしかなく、本当の映画監督しての真価が問われるのは「北の零年」であろう。
 何しろ公開される映画がろくでもない作品ばかりの東映で、脚本はやっつけ仕事としか思えない那須真知子(B86-W66-H88)で、出演が超大物(?)女優・吉永小百合(B80-W59-H80←1960年当時)、すっかり国際派俳優の渡辺謙など扱いが難しそうな出演者で、素晴らしい作品ができたら、彼の評価も上がるだろう。
 明治維新初期、新政府の命により北海道へ移住した淡路の稲田家は、新しい国を築くことを夢見て開墾に励むが、その夢は、廃藩置県により打ち砕かれる。
 定住を決意した家臣の小松原は、北の地で育つ稲を求め札幌へ旅立つが、半年を過ぎても戻ってこない。
 彼の妻の志乃は、娘を連れて夫を捜しに出るが、吹雪の中で行き倒れてしまう。
 5年が過ぎ、志乃は牧場を経営していたが、そこへ待ち続けた夫がある使命を持って帰ってくる。
 なんと上映時間が2時間48分もある。
 ここ最近上映時間がむやみやたらと長い映画が多いのは困ったものだが、この上映時間を聞いて売店やトイレにかけこむおばちゃん連中の多いこと!
 つうか人間の生理的に2時間30分が限界だと思うし、いくら大作でもつまらなかったらもはや生き地獄でしかない。
 そしてこの映画は大変つまらない。
 正月に放送される長時間ドラマか、大河ドラマの総集編を観ているような感じで、TVだと酒飲んだり他ごとをやりながら観ていられるのだが、映画ではそういうわけのもいかない。
 もっともTVだったらすぐにチャンネルを変えてしまうのだろうが・・・・・・。
 上映時間が長くて比較的わかりやすい展開なのに、途中のエドウィン・ダンと知り合って、5年後に彼の指導で馬を使った農業が成功している過程が説明不足でよくわからない。
 ここらへんは歴史的に有名な話で自分だけがよくわからないだけなのか?
 しかし、何を言ってもやっぱ吉永小百合はミスキャストでしょ。
 彼女ってどうがんばってみてもババアじゃん。
 それなのに、えらく小さい子供がいて(超高齢出産か?)、男に言い寄られるんだけど、いくら北海道は女が少ないからって、やっぱりありえないと思うんだけどなあ。
 そう思うと、石田ゆり子(B83-W59-H85)がまだ比較的適役なのだが、製作費15億円の大作で彼女が主役なのは許されないのかもしれない。
 渡辺謙は過酷な冬のシーンはほとんど出てないのはちょっとズルいぞ!(「バットマン」の撮影が忙しいのか?)
 自分的には「北の零年」というより「北の零点」だよ。

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2007年1月11日 (木)

「オーバードライヴ」

Photo_4  う~ん、これはつまらない。
 自称天才ギタリストが所属していたバンドを突然クビになる。
 そして、謎のジイさんに拉致され青森の人里離れた屋敷で三味線の特訓を受けることになり、津軽三味線の後継者に選ばれてしまう。
 この話を聞く限りでは大変面白そうなのだが、映画はとてつもなくつまらない。
 全体的に編集のテンポが悪くて間延びしすぎている。
 おそらく「ウォーターボーイズ」とか「スウィングガールズ」のような見せ方なら絶対に面白くなるはずで、そもそも津軽三味線という一般受けしないジャンル(自分がそう思っているだけかもしれないが)を面白く見せようとしたら、それなりのハッタリを効かせるべきである。
 三味線の演奏は基本的に動きがないので興味ない人に取っては退屈で眠たくなりそうなので、だからこそ三味線勝負に至るまでの過程が大切なのであり、そこに至るまでの動きのある演出があれば、三味線の演奏シーンの「静」の部分が際だつはずなのである。
 時々出てくるアニメも最近の洗練された他の映画の演出と比べるとあまりにも泥臭く古くさいし、あえて狙っているとしても思いっきりはずしていると思う。
 全体的に面白そうな雰囲気を並べたてているが構築がされていない。
 まあ色々あるのだが、例えば要所要所に出てくる歌姫っ必要か?
 全然必要ないでしょ?
 いきなり歌と踊りで状況説明されても困るし、アクセント効果が出ているわけでもない。
 そもそも主人公が三味線をやるきっかけの師匠の娘が美人という設定なのだが、ど~考えても杏さゆり(B84-W56-H89)が美人に見えないところが辛い。
 で、じゃあ彼女が本当に美人じゃないかといえば、必ず床屋や大衆食堂に置いてある雑誌「週刊ゴラク」の裏表紙の結婚相談のイメージキャラクターの彼女は大変きれいなので、演出に問題があるとしか思えない。
 昔、同じ監督の「ゆめ子の大冒険」が凄く観たかったのだが、田舎に住んでいたのに観ることができなかったのだが、この映画を観る限り上京しなくて正解だったかも!
 この映画では久しぶりに鈴木蘭々(B77-W60-H82)が歌手の役で出演している。
 鈴木蘭々は「ひらけポンキッキ」でウサギの格好で「パ~パパパ」と歌っているイメージしかないが、実は意外に歌がうまく、この映画はそれを再認識した次第。
 映画は面白くないが、彼女の歌があるのでサントラは買おうと思っている。

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2007年1月10日 (水)

「星になった少年 Shining Boy and Little Randy」

Photo_3  昔は学校で文部省推薦映画の割引券が時々配られたのだが、これが不思議と自分の観たい映画からは掛け離れたものばかりだった。
 まあ冷静に考えたら007やブルース・リーの映画の割引券なんか配られるわけがない。
 しかし、学校で配られる映画=良い映画というのが親の中でできていて、観たくもないのに無理無理連れていかれるわけだ。
  今だと文部省推薦だろうが何だろうが観る余裕があるのだが、時間と金の制限がある子供時代はつまらない映画を観たくないので必死で余裕がなかった。
 「星になった少年」は若くして亡くなった象使いの少年の実話を元にした映画だ。
 この話の筋を聞いただけで、昔懐かしい文部省推薦の映画の匂いがする。
 ちなみにうちの母親は「象になった少年」とか言ってたが、それじゃあエレファントマンだっちゅうの。
 あと、「象に乗った少年」とか言っている人もいるが、これは内容的には間違いではない。
 正直、実話になる話を自分は全く知らなかったし、予告編程度の予備知識しかなく観たからかどうかはわからないが、大変つまらない。
 妙にはしょった展開で説明不足。
 いや説明不足は時々出演者のセリフで処理されてしまうのだ。
 どうして少年が象使いになろうと思ったかも最後にセリフで説明されるのだが、それまでの様子ではそれが感じられない。
 ひょっとしてこの話って超メジャーな話で、今更ドラえもんのタイムマシンの説明をしないくらい有名な話なのか?
 実話かどうかは知らないが、主人公は象の言葉がわかる・・・・・・ってナウシカや「未来少年コナン」のラナみたいなことが妙に違和感あり。
 というかね、動物と子供を見せておけばOKみたいなところが感じられるのはちょっといやだな。
 もちろん、それでも全然OKなんだけど、21世紀になったんだから、もうちょっとひねろうよ。
 こんなことを言うとどうしようもないのだが、普通の少年がサッカーや野球の選手になりたいというのは何となくわかるのだけど、象使いになりたいといって、どうやって感情移入すればいいかどうかわからない。
 おそらく日本で、美人のお姉さんの自転車のサドルになりたい人は10人以上いるだろうが、象使いになりたいと言っているのは日本でこの少年がだけだと思うし、だからこそ何かになりたいという普遍的な思いが観ている側に伝わらないとダメなわけなのだが、少なくとも自分はこの映画にはそれが感じられなかった。
 だから観ている間、居心地が悪い。
 最後も実話とはいえ、交通事故で死亡と知ってちょっとびっくりしているくらいだ。
 主役は「誰も知らない」で第57回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞をもらった柳楽優弥。
 彼は妙に不思議な存在感があって良い。
 しかし、母親役の常盤貴子(B83-W58-H86)は相変わらず一本調子の演技で、重要な役柄であるににもかかわらず、ただの困った奴にしかみえない。
 蒼井優(B82-W58-H82)は全く必要がない存在で、彼女が主人公に与えた影響はこの映画では全く感じられない。
 う~ん、この映画を観ていると昔の文部省推薦臭い匂いがしていてちょっといやだったなあ。
 もちろん、文部省推薦が全部が面白くないとか説教臭いというわけでもないんだけどね。
 もし、子供の頃、こんな映画に連れられていったらちょっと悲しいだろうなあ。

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2007年1月 9日 (火)

「シャーロットのおくりもの」

Photo_2  「シャーロットのおくりもの」というと、記憶が定かでないが、確か1979年の夏の土曜日だったかフジテレビで19時代に放送したのを何となく覚えている。
 今だと海外のアニメをゴールデンタイムに放送するのはありえないのだが、当時はコンテンツがなかったのか、編成に偏りがなかったのか、今と違った意味で何でもありだった。
 当時は「銀河鉄道999」の映画化など松本アニメ全盛期だったので、海外アニメはかなり違和感があったのを覚えている。
 そして、今回「シャーロットのおくりもの」の映画化と聞いて、ちょっと驚き!
 マジで企画ないんだなあと思った。
 アニメ版はハナ&バーバラが作っているのだが、この時はもはや昔の勢いはなく、やはり全盛期は映画版の「トムとジェリー」の時だったんだなあと実感した。
 田舎町の農家で11匹の子ブタが生まれるが、母ブタの乳は10個しかなく、一番小さな1匹が命を奪われそうになる。
 それを見かねた少女ファーンは、その子ブタにウィルバーと名付け自ら母親代わりとなる。
 やがてウィルバーはほかの動物たちとも友だちになり、クモのシャーロットと仲良くなる。
 シャーロットは、クリスマスのハムになってしまう可能性があるウィルバーに、言葉の贈り物をするのだった。
 クモの巣に浮かび上がった4つの言葉が、人や動物たちの心を動かしていく物語。
 今回の見所はいかに実写化するのかが最大の見所だが、昨今のあまりにも発達しすぎたCGによって何でもありなのでそこはセールスポイントにならない。
 それにブタの映画も「ベイブ」があるので今更感が強い。
 自分としてはクモがどうなっているのかが興味があったのだが、これだけちょっとかわいくなっていてリアル感はない。
 心暖まる話なのだけど、ウィルバーはいいけど他のブタはハムになっていいのか?とかいう、「ジャングル大帝」の動物は何を食べているのか?という議論と同じような疑問も感じる。
 何しろ、アヒルの卵が一匹孵らなかったのでネズミにあげてしまい、それを割って皆で臭い臭いと騒いでいるのだけど、それってこの映画のテーマと少し矛盾してない?
 唯一納得できたのはファーンにボーイフレンドができて、興味がそっちにいきつつあるところで、ここだけが寓話の中で妙に現実的だったりする。
 結局、この手の児童書の映画化ってアニメはいいけど、リアルな実写にしてしまうと、ごまかしたいところが避けれないところもあると感じた。
 声の出演は、シャーロットにジュリア・ロバーツ。ネズミにスティーヴ・ブシェミ、牛にキャシー・ベイツ、馬にロバート・レッドフォードなど豪華なキャスティングなのだが、正直彼らの声なんか聞いてもわからない。
 おそらく海外の有名人で声を聞いてわかるのってマイケル・ジャクソンくらいじゃないか?
 しかし、豪華な声の出演なのに、自分は日本語版を観にいった。
 よく、映画は字幕じゃないと雰囲気が出ないとか言う人がいるが、その映画の外国語が完全にわかればいいのだが、ここ昨今の情報量は字幕では補えないと思うので、自分は極力日本語版を観に行くようにしている。(「ダ・ヴィンチ・コード」や「ロード・オブ・ザ・リング」は字幕が全く追いついてなくて、日本語版にして正解!)
 ただ、今回はクモの糸の言葉は字幕かなと思ったら、ちゃんと「ぴかぴか」やら「ひかえめ」などの字が日本語だったのには驚き!
 それどころか、新聞の見出しも日本語だった。
 確かにピクサーのアニメは字も日本語になっているが、この手の実写でもできてしまうことに今更ながら感心した。
 
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2007年1月 8日 (月)

「ライアンを探せ!」

Wild  こ、これはつまらない。
 「チキンリトル」もどうしようもないなあと思っていたが、これはひどすぎ!
 子ライオンを取り戻すため、父ライオンがニューヨークの動物園から、アフリカのジャングルへ・・・・・・って「ファインディング・ニモ」と「マダガスカル」を足したような話で、もう完全にパクリですよ、パクリ!
 パクったものより面白くなっているのならいいけれど、もっとつまらなくなっている。
 正直、本編が始まる前に観た「シュレック3」の予告編の方が面白いというのも困った話である。
 ライヴァル会社や下請けの会社に負けているってどういうことよ?
 もっと都会に出てからのパニックとか、野生と動物園の違いから来るギャップとか描くと面白いなあと思ったけど、それやっちゃうと、もろ「マダガスカル」になってしまうわけで、しかしそれをやらないとつまらない。
 つまり「マダガスカル」の面白いところを抜いてしまったら制作したらそりゃあつまらないのは当たり前。
 というか、その判断もできないディズニーに問題ありだと思う。
 とにかく、登場動物のキャラクターが全然立っていないのも困ったもので、おそらくこれもキャラクターグッズを売るのだと思うけど売れないと思うよ。
 キャラクターグッズといえば、リロ&スティッチってどう考えてもかわいくないんだけど、女子高生とかグッズを持っているよねえ。
 あれって、ディズニーの戦略に騙されていると思うのは自分だけ?
 「オープン・シーズン」も真剣つまらないと思ったが、それよりつまらないものを観るとは・・・・・・っつうか、自分、2007年になって1本も面白い映画観てないんですけど(泣)
 ところでタイトルって、「プライベート・ライアン」の原題のパロディかと思ったら、英語の原題は全然関係ない「THE WILD」なんだね。

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2007年1月 7日 (日)

「この胸いっぱいの愛を」

7749a383dadc10ead03a2fa0943f5102  子どもの頃に祖母に預けられて1年間を過ごした北九州に出張で向かった鈴谷比呂志は、自分が1986年にタイムスリップしていることに気づく。
 同じ飛行機に乗り合わせたチンピラの布川、影の薄い男・臼井、盲目の老婦人・朋恵も同様にタイムスリップしていた・・・・・・。
 「黄泉がえり」のスタッフが再び結集した映画で、主題歌は柴咲コウ(B76-W58-H83)が歌っている。
 もう明らかに「黄泉がえり」の二匹目のドジョウを狙っていることは明らかだが、自分は「黄泉がえり」が結構ツボにはまったので(最後のやたらと長い柴咲コウの歌のシーンは除く)物凄く期待していた。(ちなみに通はこの映画を略して「胸ぱい」というのは本当か?)
 しかし、世の中、何でも期待しすぎるとよくない。
 「シックスセンス」のM・ナイト・シャマラン監督の映画のように次回作に期待をしすぎて、仕掛けのインフレ状態をおこしてしまうこともある。
 この映画も自分にとっては正にそうで、必要以上にかまえすぎたところもっあったせいか思った以上ではなかった。
 それぞれのエピソードはいい話ばかりなのだが、何となく泣かせるための手段が目的になっているような感じもする。
 そして意外にも主人公のエピソードよりも周辺の人のエピソードの方が良くて、特に自分が生まれる前の母親に会うチンピラの話が一番良かった。
 母親の出産は色々ワケ有りで、チンピラがが自分の母親にろくな人間にならないので産むのをやめるように言うのだが、それでも産む理由が泣かせるものがある。
 「黄泉がえり」がそれぞれの登場人物のエピソードが良くて、それがうまく絡みあって作品として良くなっていくのに比べて、この映画はあと一歩のような感じがした。
 あと、やっぱり根本的なテーマの違いもあって、愛する人が蘇る話と、もしも過去にいってひとつだけでも何かをやり直すことができたらという話だと、公開当時、親しい周りの人が相次いで亡くなった自分としては「黄泉がえり」に感情移入してしまうのは仕方ないのかもしれない。
 それ以前に自分はやり直ししたいことが実はなく、むしろそれよりもやらなければ良かったことの方が多い。
 だから誰かこの映画の逆のテーマの映画を作ってくれないかなあ。
 それよりも自分の場合は基本的に「反省はしてますが、後悔はしてません」の人生なんで(泣)
 もっとも今の知識を持って昔の自分に戻れるならいいんだけどね。
 この映画みたいに裸一貫で20年前にに戻っても辛いと思うぞ。
 この映画は1986年に戻るのだが、「セカチュー」でもそうだが、この1986年前後というのはやっぱり対象観客が35歳前後以上だからか?
 約20年前といえば、自分の場合は髪の毛も多くて(←ここが重要)体力もあった頃だよなあ。
 映画のテーマからはずれるかもしれないが、もう少し1986年の時代を描いてほしかったところもある。
 出演しているミムラ(B83-W59-H86)がこの映画では意外にかわいくなくて困ってしまう。
 やっぱり髪形の問題か?
 あと、ミムラは「ムーミン」のミーのお姉さんというネタは、皆が言っているのでやめようね。

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2007年1月 6日 (土)

「逆境ナイン」

Gyao  今もそうかもしれないが、昔は漫画を読むとバカになるとか、子供の読み物だとか言われていた。
 しかし、漫画の凄いところは、どんな世代にも、相当低い理解力でも短時間で内容を把握させるところであり、これは文学では無理なことである。
 日本の漫画はビジネスとしても表現方法としても世界一であり、例えばビジネス面から考えると、毎週物凄い種類の分厚い漫画雑誌がきちんと発売されているのはある意味異常であるが逆に産業として成り立っているのは注目すべきものだし、表現方法も説明しなくても読む側がコマの流れや漫符を理解ができてしまうのは、ある意味表現方法としては究極である。
 そして、漫画を映画化するには表現の変換が必要である。
 これが難しく、うまくできないとイメージと違うとか漫画の方が遥かに面白いとか好き勝手に言われてしまう。
 しかし、ここ最近は逆に原作の漫画の悪いところを修正し、更に昇華してしまう場合もある。
 これは正に理想的な形であるが、数は大変少ない。
 漫画でも特にギャグ漫画の場合の映画化は難しく実写化は至難の技である。
 何しろ漫画のキャラクターはアニメ化はそれ程違和感はなくなったが、実写だと必ず越えられない壁が存在するわけで、無理やり似せようとすると「押忍!空手部」や「嗚呼!花の応援団」の主人公のように薄ら寒いものを感じるのだ。
 そしてキャラクター以上にギャグが上滑りしていくことが多く、例えば漫符を工夫もせずに映像化するとかなり痛いものになってしまうのだ。
 しかし、昨今はCGの発達のおかげで、漫画やアニメの微妙な表現が実写でも違和感なく可能になり、さらに演出や脚本も原作の内容を分析して、さらに昇華している作品もある。(もちろん、相変わらずダメな作品もあることは確かだ)
 島本和彦の漫画は<無駄に熱い漫画>であり、熱い中にギャグが盛り込まれているので、そのギャップにより更に面白さが増している。
 彼の漫画を実写化するのは大変難しく、それは昔「サルでも描ける漫画教室」で麻雀漫画のパイがコマの上から出てくるところを実写化するには、「スター・ウォーズ」のインペリアル・クルーザーが登場するオープニングの撮影と同じくらいの技術を要するとか書いてあったが、それと同じくらいの技術がいるのである。
 「逆境ナイン」の映画化はとてつもなく無謀だと思われた。
 まあギャグ漫画故に適当にお茶らけで作って<脱力系>と言って逃げる方法もある。
 しかし、島本和彦の漫画の映画化はそういうわけにはいかんのだ~。
 ちなみに<脱力系>ってギャグが上滑りしていても大丈夫な便利な言葉だよなあ。
 結果として「逆境ナイン」は意外に面白く、島本和彦の漫画でお馴染みの熱いキャラを玉山鉄二が見事演じきっており、原作のバカバカしいギャグを大真面目にやっているという状況をCGなどを駆使してうまく映像化していると思う。
 何の脈絡もなく最後まで存在するモノリスもシュールで笑えるが、自分が一番笑ったのはやっぱり「透明ランナー」だ。
 これを言葉でなく、きちんと文字で見せることが凄い。
 そんなものTVとかだったら珍しくないだろうと言われそうだが、実はこれが漫画の映像化で最も難しい描き文字の映像化なのである。
 そして、普通のテロップと違い、描き文字となっているのは、文字の出し方が絶妙なタイミングであり、その後のツッコミも含めて完成しているからで、これは見事というしかない。(考えすぎか?) 
 しかし、全体的に完璧かというとそういうわけでもなくて、時々テンポが悪くなるところもあるし、監督登場のシーンはギャグとしてはちょっと厳しい。
 それに監督の<名言>がCG化するところはちょっとやりすぎな感じがする。
 まあ、ここらへんは微妙なところなのだが、これこそ「それはそれ、これはこれ」であろう。
 出演者は、少し心配していた田中直樹も思った以上に良い味を出していた。
 ヒロイン役の堀北真希(B82-60-H85)は、当時フジカラーのCMに出ているくらいしか認識がなかったのだが、この映画を観たら無茶苦茶かわいいことを認識した。
 自分は公開当時、初日に劇場に行ったのだが意外に人が少なく、実は興行的にも逆境だったのか~?
 
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2007年1月 5日 (金)

「モーニング娘。新春!LOVEストーリーズ」

D110476084  正月のテレビ番組が面白くない。
 正月中で一番面白いのがニュースというのが情けない限りで、早く通常放送に戻って欲しいと思うのは自分だけはないはずだ。
 2002年の正月番組で自分が唯一気合いを入れて観たのが「モーニング娘。新春!LOVEストーリーズ」である。
 モーニング娘。が送る3本のラブストーリーで「伊豆の踊り子」「はいからさんが通る」「時をかける少女」をドラマ化する。
 この3本はいままで映画やドラマ化されたお馴染みの作品で、映画ファンとしてはどのように映像化しているかが気になるところである・・・…ってそんなもの全然どうでもよくてモーニング娘。が出ているから観るだけで、彼女らが出演していなかったら絶対に観ていない。

「伊豆の踊り子」

 原作は言うまでもない。
 この話に出演するモー娘。のメンバーが後藤真希と保田圭、辻希美。
 ゴマキはかわいい。
 保田は「ハロモニ」のコントのおばあちゃんが若くなったような感じで、主人公の友達で売られていく娘を演じている。
 意外にここが泣かせる最大のポイントで、保田はこのドラマでは助演女優賞物の美味しいところを持っていっている。
 辻ちゃんが結構かわいく、またドラマの中では結構熱演である。
 ゴマキの憧れる学生役が小橋賢児で、格好がどこから見てもおはスタ番長であるところに子供にも気を使っていると思われる(←考えすぎ?)
 また脇を固めているのが2時間ドラマの女王・片平なぎさで、主人公の恋路を邪魔するいやな奴なのだが、すっかり社会人になった今は彼女の立場もわからんでもなし。
 時間が短いのでえらくコンパクトにまとめているのだが、おそらくこのドラマで狙っているのが「初恋のきた道」で、そういえば音楽もそれっぽい。
 正直そんなに悪くなかったと思う。
 

「はいからさんが通る」

 モー娘。が出ているとか関係なしに原作のファンで、TVアニメだって今のBSじゃなくてリアルタイムで見ていたし、宝塚のTV舞台劇だって見てたし、南野陽子の映画だって見にいったものである。
 しかし、アニメはいくら裏が「宇宙戦艦ヤマト2」で視聴率が取れなかったのが原因かどうか知らないが話途中で終わるならまだしも、前半が最終回の1話の話の前半で、後半が最終回の後半になっているので、わけがわからない展開だった(ひょっとして放送事故か?記憶違いだったらすいません)
 宝塚のTV舞台の方は、舞台というと吉本新喜劇しか知らなかったのでかなり違和感があったことを覚えている。
 何しろ宝塚は女が見るものだと当時は思いこんでいたので。
 若かったんだなあ>自分
 南野の映画は、あの長い髪を切ったというのが最大の話題であったが、映画は結構ムチャありすぎで、まあ「ビーバップ」の同時上映だし、当時は南野さえ出ていればなんでもいい時代だったのだ。
 「はいからさんが通る」は原作が壮大なので映画で納めるのは「ロード・オブ・ザ・リング」を作るくらいの気合いが必要で、やっぱり朝の連ドラでじっくりやってほしいものである。
 それなのに2時間24分の枠の3本立てのドラマの1本ということは正味1時間ないわけで、そんな短い時間で全ての話を納めるのはハリウッド映画で1,2を争う脚本家でも不可能である。
 そうなると最初から完全な話は期待できないわけで、注目はキャスティングと一体どこまでドラマ化するのかである。
 紅緒役が石川梨華で、これがかわいいんだ。
 相変わらずアニメ声なんだけど、それがマニアにはたまらんわけよ。
 演技は「ハロモニ」のコントと変わらない。
 環役が吉澤ひとみで、彼女のボーイッシュなところが配役に合っている。
 5期のメンバーは後輩役で出ている。
 矢口も出ているのだが、彼女はご存じ金髪で、今回黒髪のカツラをつけているのだが、久しぶりの黒髪だったので誰か一瞬わからなかったのだが、後ろから少し金髪が出ているのを見落としてはならない。
 少尉役は沢村一樹。
 どうせ「ミスムン」で男役なので少尉役は吉澤にして徹底するくらいでも良かったのではないか?
 配役で唯一いただけないのがおばあさま役の吉行和子で、いくらなんでも髪の毛が紫はねえだろ。
 どこまでドラマ化したかというと少尉がシベリアに行ったところで終わり!
 なんじゃこりゃあ、「キッズ・リターン」じゃないけど「まだ何も始まっちゃいないぜ」状態!
 いくらチャーミーやよっすぃーが出ていても、怒っちゃうよ!
 というか計算してみるとドラマの正味時間として30分しかないわけで、そんな短い時間で「はいからさんが通る」なんか無理に決まっている。
 どうしてドラマ化をしようとしたのかよくわからんが、石川の袴姿がやりたかっただけなのか?
 それが目的だったら100%達成されている。
 しかしそれだけじゃ駄目だろ。

「時をかける少女」

 これも今までにドラマ化されているが、大林宣彦ファンはうるせえぞ!
 正直、自分も、実写で大林の「時かけ」以上のものは出てこないと思っているので、そんなに期待していない。
 おそらく大林信者からたたかれるのは目に見えてあきらかなのだが、♪OK勇気が大事(@「恋愛レボリューション21」)?>スタッフの皆さん
 「時かけ」すっかり時のアイドルが出る作品になっている。
 主演が安部なつみ。
 いくらゴマキが出てきたとはいえ、ドラマや映画で主役を出捲くっているだけあって馴染んでいる。
 友達役に自分がメンバーの中で最も愛する(特に髪の毛が肩までの時)飯田が出ているのが、これも「ハロモニ」のコントの飯田先輩と変わらない。
 というかイメクラ嬢の域に突入している。
 加護ちゃんはなっちの妹役で出ている。
 話は後半あたりは映像で見せるというより、説明に終始してしまう展開だ。
 なんといっても「時をかける少女」なのにあまり時をかけていない。
 

 自分としてはモー娘。が出ていて「月曜ドラマランド」くらいのレヴェルにならなければいいと思っていたが、エンディングが彼女らの「Mr.ムーンライト」で、「はいからさん」のレヴェルが異常に低くどう贔屓目に見ても「月ドラ」状態だった。
 まあ正月だけに隠し芸大会の一種と思えばいいのかな?・・・…というか思うしかない。
 
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「映画 ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!」

Pretty3  昨年は拡大公開で盛り上がっていたが、今年は規模を縮小したのかどうかわからないが、公開している劇場を探すのが一苦労。
 やっと見つけた劇場は自分と親子連れ1組だけ。
 確かに親戚の子供に聞いても「スプラッシュスター」は観ていないというし、調べてみると視聴率も低いらしい。
 東映としては正に想定範囲外のことかもしれないが、昨年の正月映画が公開した後に2月から、すぐ新シリーズが始まり、人気が下がっているのなら映画化なんかやめればいいのだが大人の事情でやめれなかったのかもしれない。
 とりあえずデジモンを同時上映につけたが、デジモンで観客動員があるとも思えない。
 そんなわけで、ほとんど貸し切り状態で観た。
 のど自慢大会に舞と2人で出場する予定だった咲だが寝坊してしまう。
 なんとか係員の恩情で出演できるのだが、そのことが原因で喧嘩になってしまう。
 ステージに立った二人は歌詞を忘れてしまい、心の中で「時間よ止まれ!」と願うと本当に時間が止まってしまう。
 そこに突然、アワーズとミニッツという精霊が現れ、彼らについて行くと、時計の郷にたどり着く。
 そこにはサーロインという男が世界を手に入れるため、時間を止めていた。
 果たしてプリキュアの二人はサーロインに立ち向かえるか?・・・・・・といった話で、敵のサーロインの格好がヴァンパイア・ハンターDみたいなのが笑いどころか。
 正直、二人で力を発揮するのに喧嘩してしまうというのは大体話が読めてしまうのだが、正にその通りの展開だった。
 いわゆる友情バロメーターなんだけど、やっていることはバロム1と変わらない。
 この手の話の場合、どちらの言い分も理解できてどちらも悪いところがあるというのが定番だが、この映画の場合はど~考えても咲が悪いとしか思えないのが感情移入のしにくいところである。
 それに喧嘩の動機が弱い。
 また映画ならではのアクションを期待していたのだが、意外に少ない。
 結局、予定調和すぎてつまらないのだが、子供向きだからこれでいいのかもしれない。
 だけど、一緒についてくる親のことも考えるともう一工夫必要か?
 あと、どこかで「プリキュア5」の宣伝があるかと思ったがそれもなかった。
 やはり大人数路線で、セーラームーン(または「おジャ魔女」)化していくんだなあ。
 
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2007年1月 3日 (水)

「無花果の顔」

Itijiku_no_kao  花の咲かない無花果の木が庭にある門脇家。
 一見、普通に見えるが、父親が過労死したり、母親が居酒屋の主人と再婚したり、娘が何となくつきあっていた男の子供を身篭ったりして大きな変化が訪れる・・・・・・。
 桃井かおり(B86-W64-H87)の初監督・脚本作品なのだが、死ぬほどつまらない。
 2006年、最後に観た映画がこれだと思うと真剣気分がブルーになってしまう。
 この映画の前に、同じように家族を描いた「リトル・ミス・サンシャイン」が傑作だったために、相乗効果でとてつもなくつまらなくなってしまった。
 とにかく何が辛いかというと、映画としての流れが全くないことで、奇をてらった演出が裏目に出まくりで、整合性もないし、観ていて何がいいたいかがよくわからないし伝わらない。
 更に、出演者が何を話している聞き取れない。
 普段から何を話しているかわからない桃井かおりが、更に輪をかけて何を言っているかわからない。
 また、その会話の内容も意味不明で、まあ確かに不条理を狙ったという考えもあるが、自分にはさっぱりわからない。
 俳優が監督をすると、どういうわけか出演者の演技で勝負しようというのが多く、特に監督=出演だと本人の演技がやたらめったら長くなってしまう。
 この映画も例外ではなく、他の出演者に比べ桃井の長回しの演技が長い。
 そしてこれが効果的でないのが辛い。
 こういうのを「桃井ワールド」だと言うのは簡単だが、それは笑えない映画を「脱力系」というのと同じである。
 自分は役者としての桃井かおりは嫌いではないが、彼女の演出はこの映画を観る限り好きにはなれない。
 娘役の山田花子(B83-W62-H87)は授乳シーンまであって、関西弁でないのも悪くないのが救いか?

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2007年1月 2日 (火)

「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」

Bubbleegovr2  ホイチョイプロダクションズの約7年ぶりの新作は、2007年に生きる人々がバブル崩壊を止めるため、バブル絶頂期の1990年の東京へとタイムスリップするラブコメディー
 ホイチョイ・プロダクションズといえば、1987~1991年に公開した「私をスキーに連れてって」、「彼女が水着に着がえたら」「波の数だけ抱きしめて」のいわゆる「ホイチョイ三部作」バブル時代に大ヒットしたが、バブル崩壊後は勢いはなく、正にバブルの申し子だった。
 その彼らがバブル時代を振り返るとなれば、大変面白いものができるに違いない。
 何しろ、タイムマシンネタは「ビッグコミックスピリッツ」でも描いていたので、遙か昔に準備していたのではないかと思われる。
 タイムマシンネタというと、遙か昔に戻るのが定番なのだが、たかだか17年前に戻るというのがこの映画の面白いところで、確かに5年前でも随分生活は変化しているので、これはありだと思う。
 特にバブル時代は、今から振り返ると一体何だったんだ?と思うような時代だった。
 自分の場合、当時そんなに恩恵を受けていた思い出はないのだが、仕事先で出た仕出しの弁当に蟹が1杯(1匹とは言わないよね)丸々入っていた時に景気がいいんだなあと思った。
 あと、ティラミスが出てきて、こんな美味いものがあったのかと思ったり、CMが豪華で、へたしたら映画やドラマよりも面白かったのが思い出かなあ。
 あと、この映画でもネタになっているが女の子の眉毛が太い。
 だけど、当時はこれが良しとされており、安室奈美恵(B75-W58.5-H84.5)が出てきた時、細かったので違和感を感じた。(あ~そういえばブレジネフの眉毛も太かったなあ)
 当時の服装も家にあるんだけど、今はやっぱり着れないよなあ。
 90年代風はOKだけど、もろ90年代の格好はダメなんだよね。
 それに何といっても当時と今の決定的に違うのは携帯電話の普及度で、これは映画の中でも描かれるが、人々の生活が一変した最大の道具だろう。
 そんなわけで、若い人には新鮮だし、中年の人には懐かしい1990年に戻るという設定は面白いと思う。
 そして、タイムマシンが洗濯機型というのが笑える。
 確か「バック・トゥ・ザ・フューチャー」も最初はデロリアンでなく冷蔵庫型タイムマシンだったらしいのだが、子供が真似するとダメなので、変更になったと聞く。
 それなのにあえて、洗濯機型にしたのは凄いと思う。
 あ、もちろん、映画の最後は真似しないように注意があるんだけどね。
 当然ながら有名人ネタもあるわけで、ラモスや飯島愛(B85-W58-H85)や飯島直子(B86-W60-H85)が本人役で出てくる。
 そして、ディスコでナンパされている女子アナが八木亜希子(B83-W58-H86)で、本人が当時の格好で出てくるのが一番笑える。
 自分としては「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のようなスクリューボール・コメディを期待していたのだが、思った以上に面白くなかった。
 その原因としては映画的な流れがないことと、当時の懐かしいネタは満載だがSF的な時間ネタにひねりがないことだと思う。
 それに最後の料亭のドタバタが妙に安っぽく、クライマックスなのに一気に興醒めしてしまうのが辛い。
 ただ、音楽が007っぽいのと、要所要所にわかる人にはわかる映画のパロディがあって、制作側の映画への愛情が感じられる。
 出演は広末涼子(B80-W58-H86)と阿部寛、劇団ひとり他。
 広末は個人的に最近好きなのだけど、冷静に考えれば子持ちなんだよなあ。
 阿部はもはやすっかりコメディ男優になっている。
 とりあえず、当時を懐かしむという点では面白い。
 ちなみに、自分は1990年の人々の格好は見ていて、途中で違和感がなくなってしまったのだが、これは当時、リアルタイムで生きていたからかもしれない。

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2007年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます。2006年検索ワード上位10位発表!

 2006年8月より手探り状態で始めましたが、何とか無事2007年を迎えられました。
 これも皆様と、次々に公開される映画のおかげだと思います。
 さて、本来はこういう時期こそ、自分の2006年の映画ベストテンを発表するべきなのですが、ちょっと時間がかかりそうなので、自分のブログ検索ワード上位10位を発表します。
 

  1 涙そうそう 
  2 感想 
  3 ネタバレ 
  4 映画 
  5 山田孝之 
  6 織田裕二 
  7 長澤まさみ 
  8 ルパン三世 
  9 ファイナルデッドコースター 
10 ウッチャン

 
 「涙そうそう」や「山田孝之」「長澤まさみ」は、何となくわかるのだけど「ファイナルデッドコースター」ってそんなに世間的に盛り上がっていたものなのでしょうか?

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