「映画 ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!」
昨年は拡大公開で盛り上がっていたが、今年は規模を縮小したのかどうかわからないが、公開している劇場を探すのが一苦労。
やっと見つけた劇場は自分と親子連れ1組だけ。
確かに親戚の子供に聞いても「スプラッシュスター」は観ていないというし、調べてみると視聴率も低いらしい。
東映としては正に想定範囲外のことかもしれないが、昨年の正月映画が公開した後に2月から、すぐ新シリーズが始まり、人気が下がっているのなら映画化なんかやめればいいのだが大人の事情でやめれなかったのかもしれない。
とりあえずデジモンを同時上映につけたが、デジモンで観客動員があるとも思えない。
そんなわけで、ほとんど貸し切り状態で観た。
のど自慢大会に舞と2人で出場する予定だった咲だが寝坊してしまう。
なんとか係員の恩情で出演できるのだが、そのことが原因で喧嘩になってしまう。
ステージに立った二人は歌詞を忘れてしまい、心の中で「時間よ止まれ!」と願うと本当に時間が止まってしまう。
そこに突然、アワーズとミニッツという精霊が現れ、彼らについて行くと、時計の郷にたどり着く。
そこにはサーロインという男が世界を手に入れるため、時間を止めていた。
果たしてプリキュアの二人はサーロインに立ち向かえるか?・・・・・・といった話で、敵のサーロインの格好がヴァンパイア・ハンターDみたいなのが笑いどころか。
正直、二人で力を発揮するのに喧嘩してしまうというのは大体話が読めてしまうのだが、正にその通りの展開だった。
いわゆる友情バロメーターなんだけど、やっていることはバロム1と変わらない。
この手の話の場合、どちらの言い分も理解できてどちらも悪いところがあるというのが定番だが、この映画の場合はど~考えても咲が悪いとしか思えないのが感情移入のしにくいところである。
それに喧嘩の動機が弱い。
また映画ならではのアクションを期待していたのだが、意外に少ない。
結局、予定調和すぎてつまらないのだが、子供向きだからこれでいいのかもしれない。
だけど、一緒についてくる親のことも考えるともう一工夫必要か?
あと、どこかで「プリキュア5」の宣伝があるかと思ったがそれもなかった。
やはり大人数路線で、セーラームーン(または「おジャ魔女」)化していくんだなあ。
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