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2006年12月29日 (金)

「千と千尋の神隠し」

Sen_to_chihiro  興行的に大失敗の「山田くん」の汚名挽回なのかジブリでもこけるのが証明されたのか、これでもかという位の日テレでの異常な宣伝展開や、随分前から東宝の劇場で新作映画が公開される度に種類が違う予告編など気合いが入っていた「千と千尋の神隠し」。
 ジブリアニメは、紙袋持ってキャラクターグッスを買いあさっている眼鏡をかけたデブ(いやあくまでイメージなんで)ばかりでなく子供から大人までの観客動員を見込めるせいか、アニメ映画だがレイトショーも行われている。
 ガキの佃煮状態で観なくていいのは嬉しい限り。
 自分としては「東映アニメフェア」やら「ポケモン」、「クレしん」とかもレイトでガンガン上映してくれると大助かりなんだな。
 公開当時、昼間は長蛇の列だったので、ガキが比較的少ない夜の回で観てきた。
 感想は・・・・・・やればできるじゃん>駿ちゃん(大変失礼な奴)てな感じで、興行的にも評価的にも高い「もののけ姫」もそんなに手放しで絶賛していなかった自分としては大満足だった!
 「もののけ姫」は英語版観てやっと面白さが字幕でわかったという情けない状態なんで説得力がないかもしれないが(だって森繁何しゃべってるか全然わかんないんだもん)自分あまり説教臭い話好きじゃないので「もののけ姫」って悪くないけど大絶賛というわけでもない。
 いわゆる「普通」ってやつである。
 しかし今回の「千と千尋の神隠し」は違う。
 確かに説教臭いところも若干あるんだけど基本的には漫画映画の楽しさに溢れている。
 やっぱり宮崎駿監督作品で最高傑作は「カリ城」だと思っている自分は、徹底的に娯楽に徹している作品が観たいわけなのだが、 新作ができるたびに面白いことは面白いのにメッセージ色が強くなっているのがどうも好きになれなかった。
 やっぱり漫画映画本来の面白さってあると思うのだが、今回の新作はかなりそれが出ていて満足している。
 映画の冒頭に引っ越しで友達と別れた千尋が落ち込んでいるのだが、自分も小学生時代に転校経験があるので、彼女の何ともいえないブルーな気持ちが痛い程わかる。
 大人にとって引っ越しや転勤は当たり前のことだが、学校が生活の中心になっている子供にとって転校や引っ越しはかなり辛いものである。
 でもまだ千尋はましかなと思うのはお別れ会か何かがあったようで、自分なんか夏休みが終わったらいきなり違う学校だよ(泣)>何やらかしたんだ?>親
 主人公の千尋が思った以上にかわいくない。
 本来ならアニメファンやロリコンの貴兄を萌えさせるキャラクターもできそうなものだが、あえてそんなにかわいくないのにしたのだろう。
 その分普通度がましていいと思う。
 千尋が泣きながらおにぎり食べるシーンに感動!
 アニメででかい涙を流しているのって「いなかっぺ大将」の大ちゃん以来じゃないっすか(笑)
 「デロリンマン」のオロカメンを思わせるカオナシは予告を観る限り良い奴に見えるのだが実はそうでもないことは意外だったが、このキャラクターの「あ、あ」というしゃべりがどうも可哀相な子供を連想させてちょっといたたまれない。
 というかこの映画、よく考えてみると異常にグロい話である。
 一見大人も子供も楽しめるファミリーアニメなのだが、実は内容的には結構えげつない内容である。
 まあそれが自分のお気に入りだったりするところだが、自分の前に座っていた子供は最初大人しく観ていたのだが、途中でげろげろ吐いているシーンが続いているところで席を立ってしまい二度と戻ってこなかった。
 感受性の強い子供にはかなり辛いものがあたのかもしれない。
 ちょっと残念だったなあと思ったのは、最後ハクの正体がわかるのはいいが、実はこの伏線が少しでも張ってあればいいのだがそうでもなく、それを生かしたオチがまっているのかと思えばそうでもなくあっというまに終わってしまい、千尋とどこかであえるのかなと期待していた観客も意外に多かったのではないのかな?
 自分は冒頭の千尋の父親が「川を作ろうとした」という言葉ともっとリンクするものかなと余分な気を起こしてしまった。
 最後ブタになった両親ってどこでわかったの?とかちょっとわかりづらいところもあり、実は今もちょっとよくわかっていない。
 声は声優でなく俳優を使っているのは最近の流行だが、妙に癖のついた困った声優より遥かにましだと思う。
 心配していた沢口靖子(B80-W58-H87)も台詞が少ないために問題なかった。
 ところでハクの声の人は「入野自由」って表記されているのだが、「はいるのじゆう」って読むのかと思ったら「いりのみゆ」と読むことを後で知った。
 当時、新聞とかによると宮崎駿はこれで長編映画から手を引くと言っていたが、この後「ハウルの動く城」を監督しているので、宣伝文句だったと思われる。
 日本人はすぐ最後やら完結篇やら言い出すけど、のこのこと復活くらいなら黙ってればいいんじゃないの~?
 結局、公開当時劇場で3回程観たのだけど、あまりにも多い情報量と話の面白さに飽きることはない。
 DVDが欲しいのだけど、赤い色はいやなので未だに買っていない。

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