「プラダを着た悪魔」
ひょんなことから一流ファッション誌で働くことになったヒロインが、鬼のような上司に振り回されながらも恋に仕事に奮闘する姿を描く話。
ファッション誌の編集部が舞台だと、日本のTVドラマだとおしゃれで中身がない恋愛話が中心のベタな話の場合が多いのだが、この映画は宣伝は女性をダーゲットにしているものの、そんな単純なものではなかった。
少なくともかわいい女の子の単純なサクセスストーリーではない。
正直、主人公がのしあがっていく「どてらい男」状態の話かと思ったが、最後は意外な展開!
それぞれの登場人物にはそれぞれの価値観があり、基本的に悪い人が出てこないというのも良い。
あの鬼の上司でさえも人間的な弱さを持っているし、彼女の価値観もよくわかる。
ファッション業界の話だけでなく、主人公の彼氏や友達の仕事の話を入れることにより、それぞれの世界にはそれぞれの価値観があるという描き方が、女性だけでなく幅広い層の支持を得ることができると思う。
テンポが良く上映時間が短いのも良い。
ヒロインのアン・ハサウェイ(B88-W60-H88)は映画の中で「太っている」と言われているが、ど~考えても太っているようには見えない。
あれで太っているのならファッション業界はどんな世界なんだ?
個人的にはあの少しタレ目っぽいところがあまり好きではないんだけどね。
むしろ第一秘書の女の子の方がかわいいと思うな。
アン・ハサウェイよりもキャラが立ちまくりなのだが、上司役のメリル・ストリープ(B86-W58-H84←「ディア・ハンター」出演当時)で、彼女の“That’s all.”の言い方がかっこいい!
こんな上司はいやだけど、こんな上司になりたいと思うサラリーマンは多いはず。
発売前の「ハリポタ」を手に入れるというのは、実力というより運なんだけど、あれって「少年ジャンプ」を前の週の金曜日に手に入れるよりやばいんじゃないの?
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