「007/カジノ・ロワイヤル」
久しぶりの007の新作は不安だらけである。
まず、せっかくピアーズ・ブロスナンで馴染んでいたボンドが、新しい役者になってしまったこと。
そして、新ボンドとなるダニエル・クレイグが垢抜けないのと、どっからみてもボンドというよりも敵のテロリスト顔であること。
監督がマーティン・キャンベルであること。
世間的には評判がいい「ゴールデンアイ」だが、あまりアクションのキレが良くないので自分的には期待できない。
この二つが自分の中で最大の懸念事項である。
この手の不安は007シリーズには定期的にやってくるもので、特にボンド役者が変わる時はファンとしてはやきもきする。
最新作の「007/カジノ・ロワイヤル」は、ボンド役者が変わっただけでなく、話もかなり異色だ。
結論から言うと、ボーダーラインが低かったせいか思った以上に面白い!
タイトルからわかる通り、今回は久しぶりにイアン・フレミングの小説を原案としている。
何故今頃?前にも映画があったんじゃない?と思うかもしれないが、1967年に公開された「カジノ・ロワイヤル」は、現在はソニーであるコロンビア映画の作品で、ソニーがMGMを買収したことから、シリーズ続編製作の権利を得たために、リメイクに踏み切ったというもので、1967年版は原作そっちのけのパロディ映画だった。
今回のリメイク作はイアン・フレミングの原作を現在の話にしている。
原作を映画化していた頃はいかに映像化しているかが楽しみのひとつだったが(昔は次回作のタイトルも出していた)、今回は久しぶりにその楽しみがあった。
殺しのライセンスを持つ007になったジェームズ・ボンドは、世界的なテロリスト組織壊滅のため、テロの資金源であるカジノ・ロワイヤルで世界中のテロリストに資金を提供するル・シッフルに国家予算1500万ドルを賭けポーカーを挑む!
今回はいつものシリーズにの流れとは違い、若きジェームズ・ボンドの話で正に「007ビギンズ」なのである。
今までのボンドはスタイリッシュでスマートなのだが、この映画のボンドはとにかく任務遂行のためには手段を選ばない。
本来は絶対に不可侵である外国大使館に乗り込んで爆破&銃撃戦はやらかすし、何をやるにしても力技でゴリ押しで、どちらかといえばイギリス情報部の問題児といった感じであり、今までのボンドのようなクールなイメージはない。
今まであまりなかったことだが、今回のボンドは怪我もするし、血も流す。
こだわりのドライマティーニもステアでもシェイクでもどちらだっていいと言っているくらいだ。
裸にされて拷問を受けるシーンもある。
そのため、品のないダニエル・クレイグでもOKなのかもしれないと思えてくるから不思議だ。
毎度お馴染みガンバレルにボンドが登場して映画が始まると思いきやそうではなく、モノクロシーンで始まる。
なんとガンバレルはちょっと違った形で登場するのだ。
そしていつものおしゃれでエロチックな女のシルエットを使ったタイトルバックはボンドとトランプをモチーフにしたものになっている。
ちなみに主題歌はクリス・コーネルでちょっと「サンダーボール作戦」っぽい。
最初のアクションである爆弾男との追っかけは、「ヤマカシ」を思わせるものがあり、実はここが一番の見所だったりする。
ここはスチュアート・ベアードの編集の妙だろう。
基本的に007シリーズは編集がうまく、どう考えても動けそうもないロジャー・ムーアをもっともらく動いているように見せているのだから、相当高等技術がいることがわかるだろう。
その後、大使館で暴れたり、空港でのアクションがあるのだが、基本的には後半のポーカー勝負がメインである。
その後が意外に長く少しダレてしまうのが辛い。
ダニエル・クレイグ以外の出演者は、ル・シッフルにマッツ・ミケルセン、ヴェスパー・リンドにエヴァ・グリーン(B87-W60-H86)が起用されている。
フェリックス・ライターはジェフリー・ライトで、おそらく黒人のフェリックス・ライターは「ネバーセイ・ネバーアゲイン」以来2度目ではなかろうか。
Mはひょっとして男になるかなと思ったがジュディ・デンチが演じている。(Mの寝室のシーンで隣りに旦那らしき人がいるのに驚き!)
残念ながらQとマネペニーは出てこないが、何らかの形でうまく出してほしかったなあ。
相変わらずタイアップもしまくりで、わざわざボンドにセリフで「オメガを使っている」と言わせているし、VAIOやサイバーショットなどのソニー製品が登場している。
いつものボンドのテーマ音楽は今回はエンディングに使われるだけという徹底ぶりだが、映画の最後に使われるところに意味があるのだ。
今回の映画はどちらかというと「女王陛下の007」や「消されたライセンス」と同じようなポジションであり、007シリーズとしては番外編的な要素がある。
ダニエル・クレイグは次回作も出演が決定しているらしいのだが、もしいつもの路線に戻ったら彼のボンドはミスキャストだと思う。
やはり彼は今回だけが許されるのだと思う。
« 「王と鳥」 | トップページ | 「深呼吸の必要」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
コメント
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 「007/カジノ・ロワイヤル」:
» 007カジノ・ロワイヤル [ICEBLUE WEBLOG]
一昨日行ってきました『007/カジノ・ロワイヤル』ジャパンプレミア試写会。
というわけで早速レヴューします。一足先に観にいかせて頂きましたが、
「続き」以降はバリバリネタばれしているので注意してください。
... [続きを読む]
» 007 カジノ・ロワイヤル /007 Casino Royale [我想一個人映画美的女人blog]
007、TVなどでもやってるのに、実はまともにちゃんと観たことなかったの!
若きジェームズボンドが"007"になるまでの物語〜
ってコトで、ジェームズボンドビギニング?? エピソード1??
男の人って好きな人多いよね。
ワタシの敬愛するチャウ・シンチーもパロディを作るほど大好きなこのシリーズ。
でも今まで観なかったのは、この長いシリーズを最初から観るのが大変すぎっ{/ase/}てのと
最近の... [続きを読む]
» 007 カジノ・ロワイヤル [シネマログ 映画レビュー・クチコミ 映画レビュー]
最初の任務は、自分の愛を殺すこと。【ストーリー】チラシからの引用。国家予算1500万ドルを賭けたカジノ。それが、ジェームズ・ボンド最初の任務だ。敵は、世界中のテロリストに資金を提供する”死の商人”ル・シッフル。ボンドのパートナーは、監視役として送り込まれた美女、ヴェスパー。最初は彼女を信用しなかったボンドだが、彼女の勇気と思いやりの深さに心を奪われていく。全財産を賭けた白熱の戦いに惨敗したル・シッフルはヴェスパーを拉致、追いかけるボンドにさらなる罠と危険が降りかかる。しか...... [続きを読む]
» 青い瞳の007 【007 カジノ・ロワイヤル】 [犬も歩けばBohにあたる!]
母国イギリスの熱狂的なファンからボイコットされてしまった新ジェームス・ボンド。 [続きを読む]
» 「007カジノ・ロワイヤル」ジャパン・プレミア [Thanksgiving Day]
東京国際フォーラムで行われた、映画「007カジノロワイヤル」のジャパン・プレミアに行ってきました!!
007シリーズといえば、ジェームズ・ボンドが活躍する、超有名な映画ですけど、ちゃんと観るのは実はこれが初めてだったりするんですよ。テレビでやってるのをちょっと....... [続きを読む]
» 「 007/カジノロワイヤル 007/Casino Royale(2006) 」 [MoonDreamWorks★Fc2]
監督 : マーティン・キャンベル
出演 : ダニエル・クレイグ /エヴァ・グリーン /ジュディ・デンチ /
[続きを読む]
» 007/カジノ・ロワイヤル [CINEMA DEPOT's BLOG]
DEPOTのおすすめ度:★★★★☆
公開日:2006年12月1日
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督:マーティン・キャンベル
出演:ダニエル・クレイグ,エヴァ・グリーン,マッツ・ミケルセン
鑑賞日:2006年11月24日(試写会)
よみうりホール(座席数...... [続きを読む]
» 『007/カジノ・ロワイヤル』 [ラムの大通り]
(原題:CASINO ROYALE)
----おっ、ついに出たニャ。
本家本元の『007』。
これって、新ボンド役のダニエル・クレイグが
007のイメージではないとかで、
ファンが騒いだんだよね。
監督もなかなか決まらなかったみたいだし。
「しかも、『これは、若きジェームズ・ボンドが“007“になるまでの物語』
と銘打っているように、
この映画は、これまでの作品とはかなり違う。
このシリーズって、ショー... [続きを読む]
» 映画「007 カジノ・ロワイヤル」 [いもロックフェスティバル]
映画『007/カジノ・ロワイヤル』の試写会に行った。 [続きを読む]
» ■週末の学び11/24「007」〜ジェームズ・ボンド〜 [「感動創造カンパニー」城北の部屋!仕事も人生も感動だっ!]
007
最新作
[続きを読む]
» 007/カジノ・ロワイヤル [ネタバレ映画館]
原点に戻った007シリーズ。新ボンドは人妻好きだった・・・ [続きを読む]
» 「007カジノ・ロワイヤル」観てきました♪ [りんたろうの☆きときと日記☆]
☆「007カジノ・ロワイヤル」
監督:マーティン・キャンベル
出演:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ライト、ジャンカルロ・ジャンニーニ
イギリスの諜報機関MI6からの依頼をクリアし「00(ダブルオー)」ナンバー、すなわち“殺しのライセンス”を手に入れたボンド。
だが、いき過ぎる彼の行動にMは言う。
「あなたに00(ダブルオー)は早すぎた�... [続きを読む]
» 007/カジノ・ロワイヤル [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
すべては007になるために・・・これは、ジェームズ・ボンドが、007になる前の物語
世界最長かつ最強のシリーズ21作目にして初めて明かされる、人間ジェームズ・ボンドの素顔誰もが知っているジェームズ・ボンドに、誰も知らない過去があった。“彼の長いキャリア...... [続きを読む]
» 「007 カジノ・ロワイヤル」 [しんのすけの イッツマイライフ]
主人公ジェームスボンドには新しくダニエル・クレイブ。
いままでの甘~いマスクのジェントルマンとは違って、
野性味ある眼光持つ、口よりも行動で女を落としそうな兄ちゃんです。 [続きを読む]
» 007/カジノロワイヤル鑑賞! [☆★☆風景写真blog☆★☆healing Photo!]
『007/カジノロワイヤル』鑑賞レビュー!
すべては007になるために──
これは、007が誕生するまでの物語
007シリーズの第1作目のリメイク
最初の任務は、自分の愛を殺すこと。
シリーズ21作目にして初めて明かされる
人間ジェームズ・ボンドの素顔——
そしてだれも知らない過去——
彼の長いキャリアの中でも
決して忘れられない任務、そして運命の女
これは、ジェームズ・ボンドが
007になる前の物語
人気スパイアクション007シリーズ第2... [続きを読む]
» 007カジノ・ロワイヤル★映画 [徒然なるサムディ]
好調なシリーズものが、途中で誕生時のエピソードに戻るのは、
「スター・ウォーズ・エピソードⅠ」「バットマン・ビキニング」にもみられる。
007シリーズも21作目にあって「原点回帰」らしい。
と、いうのもイアン・フレミングがジェームズ・ボンドをはじめて
登場させたのが原作「カジノ・ロワイヤル」。
これはシリーズ番外編のパロディ版としてとうの昔に映画化されていた
のは有名な話。(とはいっても、これはいまだに観たことはない)
版権の関係らしいが、、結局ソニー傘下に収まったことで今回の
リメ... [続きを読む]
» 007 カジノ・ロワイヤル [映画と本と音楽にあふれた英語塾]
007 カジノ・ロワイヤル
原題: Casino Royale (2006)
2006年12月1日(金) 日本初公開
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/casinoroyale/
ユナイテッド・シネマとしまえんスクリーン8 H-23
2006年12月1日(金)9時00分の回
ゴウ先生総合評価: A
画質(スコープ): A/A-
音質(SRD・THX): A/A-
英語学習用教材度: A
... [続きを読む]
» 007 カジノ・ロワイヤル [Aのムビりまっ!!!(映画って最高☆)]
最初の任務は、
自分の愛を殺すこと。
評価:★6点(満点10点) 2006年 144min
監督:マーティン・キャンベル
主演:ダニエル・クレイグ エヴァ・グリーン マッツ・ミケルセン
【あらすじ】....... [続きを読む]
» 『007カジノ・ロワイヤル』 [ねこのひたい〜絵日記室]
ソニーによるMGMの買収により、今作から配給がコロンビアになった007。
そのため劇中でジェームズ・ボンドが使用するパソコンは、コロンビアの親会社であるソニー製VAIO。
これまでは、ジュディ・デンチ演... [続きを読む]
» 『007/カジノ・ロワイヤル』 [唐揚げ大好き!]
『007/カジノ・ロワイヤル』
遂に明かされる、007への危険で過酷な道のり――
これは、若きジェームズ・ボンドが”007”になるまでの物語
ジェームズ・ボンド役をダニエル・クレイグが演じると聞いて、「エェェッッ!、あれボンドじゃないでしょ!」... [続きを読む]
» ★「007/カジノ・ロワイヤル(2006)」 [ひらりん的映画ブログ]
「007ダブルオーセブン」シリーズの最新作・・・見てきました。
主人公のジェームス・ポンドが交代して、ダニエル・クレイグに・・・。
しかも、1967年製作の同シリーズのリメイクだとか。
[続きを読む]
» The name is Bond. [翻訳blog]
007ジェームズ・ボンドは、The name is Bond, James [続きを読む]
» 007/カジノ・ロワイヤル [江戸っ子風情♪の蹴球二日制に映画道楽]
アメリカ&イギリス
アクション&サスペンス&アドベンチャー
監督:マーティン・キャンベル
出演:ダニエル・クレイグ
エヴァ・グリーン
マッツ・ミケルセン
ジュディ・デンチ
殺しのライセンスである00(ダブル・オー)を取...... [続きを読む]
» 007/カジノ・ロワイヤル(映画館) [ひるめし。]
最初の任務は、自分の愛を殺すこと。 [続きを読む]
» 【劇場映画】 007/カジノ・ロワイヤル [ナマケモノの穴]
≪ストーリー≫
暗殺の仕事を2度成功させたジェームズ・ボンドは“00(ダブルオー)”の地位に昇格し、最初の任務で、世界中のテロリストの資金源となっている“死の商人”ル・シッフルの存在を突き止める。高額掛金のポーカーで資金を稼ごうとするル・シッフルと勝負するため、モンテネグロに向かうボンドの前に、国家予算である掛金1500万ドルの監視役として財務省から送り込まれた美貌の女性ヴェスパー・リンドが現れる。(goo映画より)
007シリーズは荒唐無稽な秘密兵器があったり、どんな女の人でも口説いちゃう... [続きを読む]
» 「007 カジノ・ロワイヤル」ボンドの心に迫る傑作!肉体駆使のア... [soramove]
「007 カジノ・ロワイヤル」★★★★オススメ
ダニエル・クレイグ 、 エヴァ・グリーン 、
マッツ・ミケルセン 、 ジュディ・デンチ出演
マーティン・キャンベル 監督、2006年、アメリカ イギリス
プロだって、なりたてのアマちゃんだった時はあるもの、
今回のボ...... [続きを読む]
» スパイは健在!武士に挑む「007/カジノロワイヤル」 [bobbys☆hiro☆goo☆シネプラザ]
シリーズ第21作目の「007/カジノ・ロワイヤル」を
公開初日に観てきました。
率直に、面白かったです。
ジェームズ・ボンドが
”00”になる前と
最初の勤務が
時代背景を少し変更し
描かれています。
VS「MI3」の如く
オープニングから
クライマックスのようでした。
(少しやりすぎて笑いも・・・)
若さのあまり勢いだけの行動もありますが
全体に「スパイ映画」の原点は
こう... [続きを読む]
» 「007 / カジノ・ロワイヤル」を観ました。 [Cinema Chips ブログ版]
私は「007」シリーズに何の思い入れも無く、と言うより、むしろ苦手な方の映画だったので、映画館で観るのはこれが初めてでした。
だから、ボンド史上初の金髪で青い目の新ジェームズ・ボンド役に選ばれたダニエル・クレイグさんに何の偏見も違和感も無く観ました。シリーズものを観ると言うより(殆ど知らないのでね!(~_~メ))、ただ1本の映画を観ると言う感じで観ました。
■ストーリー抜粋≫
【ジェームズ・ボンド�... [続きを読む]
» 007/カジノ・ロワイヤル (Casino Royale) [Subterranean サブタレイニアン]
監督 マーティン・キャンベル 主演 ダニエル・クレイグ 2006年 アメリカ/イギリス映画 144分 アクション 採点★★★★ 容姿やら年齢やら言葉のアクセントやら何かと条件が厳しいらしい、ジェームズ・ボンド役。まぁ、確かにある程度厳しい条件でもつけていないと、真っ先に..... [続きを読む]
» 「007 カジノ・ロワイヤル」 ホットで幼いボンド、受け入れられる? [はらやんの映画徒然草]
本日初日、新生ジェームズ・ボンドの最新作「007 カジノ・ロワイヤル」を観てきま [続きを読む]
» 「007カジノ・ロワイヤル」(2006) [シネマ・ワンダーランド]
英国秘密情報部の諜報員ジェームズ・ボンドの縦横無尽な活躍を描くシリーズ21作目となるスパイ・アクション・ムービー「007カジノ・ロワイヤル」(2006年、米英独など、144分、コロンビア映画配給)。この映画は、6代目となる新生ボンドのアクションやギャンブル、ロマンスなどを満載した超娯楽大作だ。ボンド役には、「ミュンヘン」のダニエル・クレイグが抜擢。監督は同シリーズ「ゴールデンアイ」や、「マスク・オブ・ゾロ」のマーティン・キャンベル。本作は60年代のボンド映画とは大きく異なり、ストーリーの面...... [続きを読む]
« 「王と鳥」 | トップページ | 「深呼吸の必要」 »
目から血が出るル・シッフル。
ボンドがそれを揶揄するセリフはあったのに、ボンドとのポーカー中に血が出るショットはありませんでした。
編集でカットしちゃったに違いありません。
なにしろ、自分の監督した作品でもセガールをあっさり退場させたスチュアート・ベアードさんですから(笑)。
てなわけで、TBありがとうございました。
投稿: にら | 2006年12月20日 (水) 10時36分