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2006年11月27日 (月)

「ありがとう」

Arigato_1_1b  ♪さわやかに恋をして さわやかに傷ついて~
 いや~タイトルだけ聞いたらTBSドラマの「ありがとう」の映画化かと思ったが、阪神・淡路大震災で被災し、60歳目前にしてプロゴルファーを目指した実在の人物・古市忠夫氏の活躍を描いた映画だった。
 1995年1月17日は、朝寝ていたら物凄い揺れに驚いた。
 時間的には2分あるかないかだと思うのだが、その短い時間に考えている暇はなく、ましてや行動する時間なんかありはしない。
 自分がいた場所は震源地から離れていたが、それでも大きく揺れた。
 今まで地震の避難訓練はどうして行うのか疑問だったが、地震は時と場所を選ばない。
 いざという時は考えて動くのではなく、本能的に動かなければならない。
 そう考えると体の片隅にでも覚えておく、避難訓練は大切だとつくづく思った。
 あの地震以降、ちょっとワクワク感があった地震も、怖い存在になり、ちょっと揺れただけでも怖くなってしまう。
 震源地から離れた場所にいた自分がこうだから、震源地の人には大きなトラウマとなったかもしれない。 (添付写真は後日被災地に行った時に撮影)Dsc00001_1 Dsc00002_1 Dsc00003

  この映画の見所は何といっても15億円かけたといわれる地震のシーンである。
 同じように阪神・淡路大震災を取り扱った「マグニチュード-明日への架け橋-」が一軒の家を燃やして地震を描こうと無理をしていたことを考えれば、この映画の地震のシーンは凄まじい。
 とうとう日本も「ワールド・トレード・センター」のような映画ができるようになったなあと思った。
 もっとも、地震のシーンを全て作っているわけでなく、ニュースの映像をそのまま使っている箇所もあるため、急に画質が劣化するところもあるのだが・・・・・・。
 ところが、前半はOKなのに、後半の主人公がプロゴルファーになる話になると全く別物となってしまい、地震のシーンがうまくできていたのに、ボールが飛ぶCGは大変お粗末!
 そもそも町の復興と主人公がプロゴルファーになることがリンクしていない。
 この映画を観る限り、主人公は仕事もせず(一応町の復興のために動いているらしいのだが)、奇跡的に残ったゴルフセットがあったためにいい年なのにプロゴルファーになると言っている困った親父にしかみえない。
 もし皆が生活を戻そうと苦労しているのに、こんな親父がいたら、自分だったら応援しようという気にはなれない。
 また、町の区画整理の話の時に話し合いの場でその場で多数決をして賛成が多いというのも、一見良い話のようにも感じるが、実に嘘臭く、実際はどうだったのかは知らないが少なくとも説得力はない。
 主演の赤井英和は、まあいつも通りといえばいつも通り。
 キャディー役で薬師丸ひろ子(B80-W60-H84)が出演しているのだが、「マグニチュード-明日への架け橋-」にも出演しており、阪神・淡路大震災の御用達女優か?
 個人的には阪神淡路大震災を、ただ泣かせるための題材として使われていくのが辛く、特に日本映画の場合、戦争を取り扱う時もそうだが、そうなる可能性は大きい。
 せめて一本でもいいので、「ワールド・トレード・センター」のようなものや、「プライベート・ライアン」のオマハビーチの戦闘シーンのような疑似体験ができるようなものを作ってほしい。
 これは被災地の人を茶化しているわけではなく、だからこそ、災害に強い街づくりが必要と思わせるのも方法としてはありではないか?

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