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2006年11月 6日 (月)

「容疑者 室井慎次」

8eba88e4201  「踊る大捜査線」のシリーズの面白さは、登場人物のキャラクターが立っていて、話が面白く、緊張感と笑いのバランスがうまく取れていて、マニア受けの小ネタがあって、アニメ的なハッタリの利いた演出がいいわけなのである。
 「交渉人 真下正義」はそれをうまく受け継いでスピンオフ作品としては成功していると思う。
 そしてスピンオフ作品の第2段であるこの作品は、そのノリを期待すると肩透かしをくってしまう。
 おそらく「踊る」シリーズの中ではかなり異質であり、登場人物が同じだけなのである。
 これなら、このシリーズの一つとして作る必要性はまるでない。
 もちろん、シリーズ番外編としてでないと、この映画の企画は通らないかもしれない。
 話は妙に深刻で暗く、スリーアミーゴスが出てくるところは笑うところなのだけど、前後の流れからいっても全く笑えない。
 主人公の室井が何故逮捕されるかという流れも妙に複雑になっており、それなりの筋は通っているのだが、最後で敵側のある「失言」で形成逆転するのだが、普通考えたらあの「失言」は絶対に出てこない。
 ここで観ている側は一気に冷めてしまうのだ。
 おそらく、今までの一連のシリーズ作品とは違った演出をあえてしているのはわかる。
 例えば今まで近代装備で活動をしていた室井が、今回は新宿の現場の刑事と地道な捜査をしたりしているところからもわかる。
 しかし、それが今までと違った面白さが出てくるかというと残念ながらそういうものでない。
 クライマックスはほとんど法廷劇のようになってしまうのだが、これが妙に舞台劇っぽいのは仕方ないとしても、話のオチが結構トホホな展開で、これでは哀川翔が扮する刑事じゃなくてもやりきれない思いはしてしまうというもの。
 正直、映画的な面白さはまるでないので、TVスペシャルで十分だと思われる。
 いや、もちろんこれはこれでありなのだが、おそらく多くの人はあの「踊る大捜査線」のノリを期待するわけであって、今回の場合どこか違和感を感じるだろう。
 一応、シリーズの一環なので、青島刑事や和久さんの話、真下と雪乃さんが結婚する話など出てくるのだけど、取ってつけた感じがして、これだったら「交渉人~」の方が盛り込み方がうまい。
 あと、室井がコート着る時のスローモーションがちょっと浮き気味で、今更ながらのチープな演出はちょっと恥ずかしい。
 唯一、良かったのが津田法律事務所の弁護士役の田中麗奈(B77-W56-H82)で、これが妙に美人で良し!
 君塚良一の脚本のドラマは面白い作品が多いのだが、「MAKOTO」もそうだが監督になると何故にここまで面白くないのか不思議だ。

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