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2006年10月19日 (木)

「雨鱒の川」

Riveroffirstlove_01  あ~やっぱりというか、自分のいる所は、土曜日の昼にインスタントラーメンをすすりながら「吉本新喜劇」を観ている子供時代を過ごしているような連中が多いので、劇場前でタイトル見ながら「アメマ」と言っている人がいたよ。
 ったく寛平ちゃんが出てるんじゃないっつうの。
 これだったらアメマバッジをつけてきたら入場料千円とかにすればいいのになあ。
 そんなわけで観てきたよ>「雨鱒の川」通称「アメマ」
 絵を描く才能を持った少年と、耳の不自由な少女が初恋を実らせることができるかという話。
 出演は玉木宏、綾瀬はるか(B88-W61-H91)、松岡俊介、阿部寛、中谷美紀(B85-W58-H87)、伊藤歩(B82-W60-H80)で、監督は磯村一路。
 「がんばっていきまっしょい」が良かったし「解夏」も好きなので磯村一路には期待していたのだけど、今回はダメだっつうか最低じゃないか?
 雨鱒のCGもあまりにも露骨にわかりすぎるし、少年時代の夢の中でアニメみたいな映像になった時点でもうダメだなあと思った。
 なんか小学校時代に体育館で見せられる子供用の教育映画みたいで滅茶苦茶安っぽい。
 話の構成が現在→過去→現在と行くのだが、現在がこうなっているのは、実は過去にこういうことがあったからというわけでもないので意味がない。
 あまりにも子供の時代が長すぎるし、かといって感情移入できるような展開でもないので、大人になってからの話が生きない。
 彼女が彼からの手紙を待っているシーンがあるわけだけど、この映画の時代設定っていつなんだよ?
 携帯電話とかないの?
 いや、携帯電話がない時代、又は携帯電話のない世界の話だとしても、いきなり森の中に公衆電話ってないんじゃないの?
 いくらNTTが日本の隅々まで設置しているからって、それはないと思う。
 あと、伊藤歩扮する元同級生と東京でバッタリ会うのも良くわからない。
 おそらく、田舎に残してきた彼女と都会の垢抜けた女性の対比的なもの、もしくは脚本上、都会の彼女に心が動いていくエピソードがあったかもしれない。
 しかし完成した作品は不必要なものとなっていた。
 最後は、彼氏が彼女を迎えにきて一緒に逃げるのだが、普通は車なり電車なり使うと思うのだが、子供の膝のくらいの水深の川に行って筏で逃げるんだよ。
 「小さな恋のメロディ」でトロッコに乗って逃げるシーンがあるけど、あれは子供だから微笑ましいんであって、いい大人がそんなことやってたらアホですよ、アホ。
 雨鱒が川を登ってきて嫁さんを探しに来る話と合わせた話展開にするつもりだろうが、合わせるために無理しすぎている。
 で、最後は結局、初恋の彼氏と彼女は結ばれましたとなるわけだが、自分は彼氏のライヴァルで、彼女の結婚するはずだった男の方に共感するなあ。
 だって、彼女のために手話を覚えて東京の学校で経営学を学んで、田舎に戻って彼女の実家の作り酒屋に就職して結構いい奴なんだよ。
 だけど、彼氏の方は絵しか才能がなくて、小学校時代は雲を見ていてリレー中なのに走らなかったり、大人になってからは仕事ほったらかしにして絵を描いていて酒を一樽丸々ダメにしたりしているような絵以外全くツブシのきかない奴で、こんな奴に共感持てといっても持てないし、自分が彼女の親父だったらそんな奴に娘をやれないって。
 自分だって映画観てブツクサ文句言いたくないわけよ。
 金払って貴重な2時間近くを費やすわけだから、面白くないと困るわけ。
 別に話の整合性が取れてなくても、勢いだけでもいいわけで、要は観ている間は気持ちよく騙されたいわけで、それが映画の神髄だと思っている。
 だけど、この映画はもう最初からついていけなくて、観ていて違和感を感じるのはやっぱりダメだと思う。
 うまくやれば昨今の純愛ブームに便乗できたのに残念!
 あ、でもドラマ版の「セカチュー」でお馴染み綾瀬はるかはかわいかったのでOKなんだけど、彼女の出ている時間って意外に短いので、彼女目当てだとちょっと肩すかしかもよ。

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