2016年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 「E.T.20周年アニバーサリー特別版」 | トップページ | 「7月24日通りのクリスマス」 »

2006年10月21日 (土)

「聖石傳説」

2002023  番組の半分以上が白黒で各家庭にまだ確実に1個なかった時代からTVを観ていた自分にとって、人形劇は毎度お馴染みのものだった。
 しかし残念ながら人形劇は子供の心を掴んだかといえばそうでもなく、やはりメインはウルトラマンを中心とした特撮物であり、口が点滅しているだけとはいえアニメだった。
 人形劇はどれだけ動こうが所詮はその名の通り人形でしかないのは、いくら頭の悪い子供でも十分わかっていた。
 もちろん子供心をがっちり掴んだ人形劇もあったわけで、特に「サンダーバード」は今更言うまでもないだろう。
 「サンダーバード」は人形劇なのに気合いが入りすぎているので別格で、当時としても「外国は凄いな」の一言で片付けられていた。
 問題は日本の人形劇である。
 確かに「新八犬伝」や「真田十勇士」は面白かったし、「ネコジャラ市の11人」だって嫌いではなかったが、気持ち的には「人形劇の中では」という括りで観ていた。
 子供心に人形劇に違和感を感じたのは、かくかくした動きが気持ち悪いとか、口に線が入っているとか、針金や糸が見えるとか、いつも上半身ばかりで足が見えないとか、人形劇の原則に触れることばかりで、それを言われたらどうしようもねえだろうというところばかりである。
 時代が進み人形劇はNHKで以外ではすっかり少なくなってしまった。
 やはり子供の心を掴むのはアニメだし、人形劇はCGを使えばすんでしまうのだ。
 そんなCGが異常に発達した時代にまだ人形劇を作っている奴がいて、それだけならまだしもキャラクターグッズはバカ売れで、番組の視聴率が98%(嘘だよなあ。じゃあ後の2%は何観てたの?)
という話だ。
 最近テレビ局が開局したような土人の国かと思いきや、実はお隣の国・台湾の話だそうな。
 台湾といえば、自分も行ったことがあるがテレビのチャンネルが2つしかないような国ではない。
 まあ、この手の話はどこまで本当かわからないので適当に流して、話の種としては観ておくことも大切だろう。
 んなわけで「聖石傳説」を観てきた。
 観て思ったことは人形劇の疑問点を根こそぎ解消していることだろう。
 人形劇といえばスタジオの背景の前が行動範囲であるが、この映画は思いっきり野外撮影ありである。
 糸や針金が見えない。
 ほとんど上半身だけで足があってもブラブラさせているだけで申し訳程度についているだけなのに、この映画ではきちんと足が動いている。
 カット割りを多くして動きを出している。
 女でも思い切り殴られるが、きちんと血が出ると・・・・・・などなど思いついてもやらないだろうなあと思うようなことを真剣にやっているところが凄い。
 またこれに輪をかけてCGも使用されており、無駄に気合いの入った人形劇となっている。
 まさにやったもん勝ちである。
 しかも、それがSFやファンタジーであるかといえば、そうでもなくおそらく台湾の時代劇で、日本で言えばそれこそ「新八犬伝」や「真田十勇士」を作っているようなものである。
 えらく気合いが入っているのにもかかわらず、なんと登場人物全てを一人でやっている。
 だから女の役もオカマになってしまうのもやむなしなのだが、別に複数の声優を使ってそれぞれの声を当てればいいと思うのだが、ここらへんが譲れない伝統なのか?
 凄いなあと思いつつもイマイチ手放しで絶賛できないのは、実は細かい設定がよくわからないからで、おそらく台湾ではドラえもんがのび太の家に住んでいることやサザエさんの弟がカツヲであるこ
とくらい当たり前の誰でも知っているようなことで、あえて説明する必要性のないことなのかもしれない。
 この映画により確実に言えることは、間抜けな大学の映画研究会が、絶対に似ても似つかない安直な人形劇の自主映画を作ることだろう。 

 人気blogランキングへ

« 「E.T.20周年アニバーサリー特別版」 | トップページ | 「7月24日通りのクリスマス」 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185540/12360642

この記事へのトラックバック一覧です: 「聖石傳説」:

« 「E.T.20周年アニバーサリー特別版」 | トップページ | 「7月24日通りのクリスマス」 »