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2006年10月 3日 (火)

「LOFT」

Loft  「リング」のヒット以来、以前だったらVシネマ程度の扱いだったホラー映画も、今は劇場でそれなりの数が公開されるようになった。
 とはいえ、怖い演出のできる監督は少なく、怖いではなく「気持ち悪い」とか音などで「びっくりさせる」に終始している映画も多いのが現状だ。
 中田秀夫は「リング」で沸き上がる恐怖というのをうまく演出しており期待したのだが、その後が意外に奮わず「ガラスの脳」を観て、実は「リング」がたまたまうまくいっただけなんだなと考えを改めてしまった。
 つまりM.ナイト・シャマランと同系列かもしれない。
 それに比べたら「呪怨」の清水崇の方が絶対に面白いと思う。
 そしてもう一人、怖さを演出させたら上位に来るのが黒沢清だ。
 やはり「CURE」や「回路」の怖さは半端ではなく、特に「回路」のあのよろめいている幽霊(?)が劇場で観ていてかなり怖かったのを覚えている。
 彼の怖さの演出は、何でもないところにさりげなく何かが入り込んでいるところで、劇中ではそれには触れないが、ふと気づくととてつもなく怖い思いをするのだ。
 「LOFT」は新作を執筆するために郊外の一軒家に引っ越してきた小説家の女性が、向かいの家に住む男が得体の知れない物体を運んでいるところを目撃!
 その後、彼女はその得体の知れない物体がミイラであることを知る・・・・・・という話で、かつてのミイラ映画の黒沢版と言える。
 日本ではミイラ映画は少ないというか、自分は聞いたことがないので、面白い発想だと思う。
 出演はヒロイン役に中谷美紀(B85-W58-H87)。
 自分はここ最近観た彼女の中では、この映画が一番美人に思えた。
 科学者役に豊川悦司。
 「日本沈没」やこの映画を観ると、すっかり変な科学者役が板についており、どこかで「一気呵成に沈んでいくんだ」と叫んでしまいそうで笑える。
 安達祐実(B81-W57-H82)は見た目が子供か大人かわからないのが怖いのに、この映画ではさらに怖い役を演じている。
 その他にも西島英俊が出演しているのだが、「さよならみどりちゃん」といい、ろくでもない男をやらせたら日本一だと思う。
 映画は黒沢節全開で、何げに安達が窓にへばりついているに気づいたら、そりゃあビビってしまうのは仕方ないだろう。
 ただ残念なのは怖いシーンになると必ずオドロオドロしいBGMが入るので、「あ、これから怖いんだな」と準備してしまうところで、今更そんなベタな演出をしなくてもいいのにと思ってしまう。
 またミイラがトヨエツに「動けるのなら最初から動け」と怒られるところはやっぱり笑うところなんだろうなあ。
 まあそれよりもトヨエツが中谷に「ミイラ預かって下さい」と頼むのも凄いし、それを引き受ける中谷もどうよ?という感じで、実はホラーだけど本当はギャグという何でもありの映画かもしれない。
 ただ残念なのはそれが効果的に描かれてないところなんだよなあ。
 いやそれ以前に話がよくわからない。
 だけど映像的には面白くて引き込まれるものはあるから不思議だ。
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