2016年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 「処刑人」 | トップページ | 「東京攻略」 »

2006年10月 5日 (木)

「永遠の法 ~ The Laws of Eternity ~」

Eien0  もちろん、映画会社だって商売なので儲からないと意味がない。
 例えばどれだけ面白い映画であっても人を楽しませるためではなく儲けるために製作しているわけで、結果的に面白い映画=儲かるの図式になっているだけなのである。
 そのためにどこの映画会社もあの手この手で頑張っているわけなのである。
 ところが、ある一定の上映期間に小屋貸しをしてしまうという方式もあるわけで、映画会社としては確実に利益が確保できてしまう。
 やり方としてはそれもありだと思う。
 東映はこのやり方が特に顕著な会社で、時々どこかの団体のPR映画が公開されてしまう。
 こういう映画はその週の興行ランキングにかならず上位に入ってくるが、TVとかの情報番組だと軽くスルーされてしまうのが常だ。
 「永遠の法 ~ The Laws of Eternity ~」は幸福の科学のPR映画といっていだろう。
 ここは前も「ヘルメス・愛は風の如く」や「太陽の法 エル・カンターレへの道」、「黄金の法 エル・カンターレの歴史観」というアニメ映画を作っている。
 自分は幸福の科学に全く興味はないが、それらの映画は全て観ている。
 まあ自分は「蓮如物語」も観ているくらいなので、基本的に公開されるアニメ映画は拒まずというところがあるのは否定しない。
 前作の「黄金の法」は、公開初日に朝一で劇場で観たのだが、家族連れが多くほぼ満席状態で、上映が終わると拍手が上がった。
 実は自分以外は関係者であることが発覚!
 少し貴重な経験をしたが、映画は面白くなかった。
 そして、今回は平日の夕方に観たのだが、観客は自分を含めて10人程度で、とりたてて関係者という雰囲気は感じられなかった。 
 近未来、科学技術の最先端を学んでいる高校生の主人公がニューヨークの街角で偶然出会ったシャーマンに偶然出会い、発明王・エジソンが生前に研究していたという「霊界通信機」の設計方程式を教えてもらう。 
 帰国後、仲間と霊界通信機を完成させると危機を訴えるエジソンの声が聞こえてくる。
 エジソンのメッセージの謎を探るために、彼らは異次元の世界に向かうのだった・・・・・・。
 この手の話はどう考えても胡散臭いイメージの先入観を持ってしまうのだが、今回は思った以上に面白い!
 最初のエジソンの霊界通信機の話からツカミはOKで、天国か地獄へいくかどうかを決めるのに○△×で決めるとか、死後の世界は九次元まであるとか、松下幸之助は実は天使だったとか、ヘレン・ケラーの三重苦は最初から決められていたことだったとか、突然出てくる「ヤットデタマン」の大巨神みたいなロボット(?)と象のような怪物の戦い・・・・・・など先が読めない展開が次々に出てくる。
 おそらく話の盛り上がり方としては「ゲド戦記」より面白いのではないかと思われる。
 この話展開はどこかで経験したなあと考えていたら、基本的に「ダ・ヴィンチ・コード」と同じノリで、決めつけなのである。
 まあ確かにトンデモ話は盛り沢山なのだが、一方では人のあり方については至極真っ当なことを言っており、心の片隅に留めておくにはいいと思う。
 そしてこの手の映画は安っぽい申し訳程度の技術なのだが、この映画は無駄に技術力が高く、声優も子安武人や銀河万丈などやたらと豪華なのである。
 そしてきちんとした音響システムで観賞すると、迫力があり、実は意外に劇場公開を想定としたものであることがわかる。
 たざ残念なことはやたらと長い上映時間で、実は九次元に行ったところで終わるべきなのに、ここからが長くその理由が歌がフルコーラスで2曲くらい入っているからで、これは制作側としては絶対に必要なのかは知らないがここで一気にダレてしまう。
 そして最後のエンドロールも監督の名前が出てきて「これで終わりか?」と思いきや、そこから協賛企業がえんえんと続くので萎えてしまうのだ。
 幸福の科学のアニメは新作ごとに面白くなっているのは確かで、確かに映画の目的が目的だけに疑問を持つところもあるし、ツッコミどころはあるのだが、純粋にアニメ映画として観ればかなり悪くないのである。
 自分は幸福の科学には興味は全くないが、新作ができたら次回も観にいくかもね。

 人気blogランキングへ

« 「処刑人」 | トップページ | 「東京攻略」 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

普通の観客にとっては娯楽の無茶話なので、
宣伝効果は無いですよね。
大予算アニメを次々に作るより
社会事業で売名した方が良いような
気がしますが、
映画作りそのものが一番のヨロコビに
なってるのかもしれません。
そういえば大神源太の「太陽の刀」も
見たいような気がします。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185540/12165193

この記事へのトラックバック一覧です: 「永遠の法 ~ The Laws of Eternity ~」:

« 「処刑人」 | トップページ | 「東京攻略」 »