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2006年10月29日 (日)

「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」

Megumi  ドキュメンタリーはNHKスペシャルや民放の深夜等に放送されており、ニュースの特集もそれに近いものがある。
 だから入場料を払ってわざわざ映画館でドキュメンタリーを観るのであれば、少なくともTVで観るようなものでは物足りない。
 そうなるとTVで取り上げることが不可能な題材になってくる。
 それは戦争であったり差別問題であったり、怪しい宗教だったり、特定企業を批判するものであったりする。
 好奇心をくすぐり怖いもの見たさを刺激し、劇映画と違い「事実」だというのが緊迫感を生む。
 少なくとも自分は映画館で金を払ってドキュメンタリーを観る最大の理由はそれだ。
 例えば「ゆきゆきて、神軍」の面白さは、なんと言っても奥崎謙三の何をやらかすかわからない立ちまくっているキャラクターと、戦争責任の追求であり、公開当時の映画館は満席であり、映画の面白さと、内容から過激な団体に映画館が攻撃されるという噂もあって観客は妙に緊張していたのを覚えている。
 ここ最近だと「ボウリング・フォー・コロンバイン」や「スーパーサイズ・ミー」が面白かったりする。
 そして「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」は北朝鮮拉致被害者家族の横田滋さん、早紀江さんの30年間を収めたドキュメンタリーである。
 つまり現在進行形の話なのだ。
 この映画に出てくる話は新しいものは何もなない。
 正直TVで散々やった内容である。
 しかし、映画館の暗闇で観ていると物凄く怖い話であり、現在進行中の事件であり、それどころか他人事ではなく、ひょっとしたらいつ何時自分が当事者になるかわからないのだと実感した。
 制作スタッフが日本人でないので偏りがないのと、政治的なものよりも、あくまで拉致された家族の親子愛を中心とした話展開は良かったと思う。
 そうでなければ当事者の国以外は正にどこか極東の遠い国の他人事でしかない。
 この映画の最後が横田めぐみさんが帰ってきたところで終われば、どれだけ良かったかと思う。
 またはこの映画が公開される頃には、事件が解決されて、映画としての価値がなくなっていればどれだけ良いか。
 ただ残念なことにこの映画は少しBGMが入りすぎてうるさい。
 もう少し控えめでも良かったと個人的には感じた。
 そういえば昔、拉致事件を向井寛が監督で映画化する話を新聞か何かで読んで覚えがある。
  タイトルが「MEGUMI」となっており、巨乳タレントかよ?と思った時があったが、あの話ってどうなったんだろう?
 正直、へたに劇映画なんか作ってもらいたくないのだけどなあ。 
 

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