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2006年9月17日 (日)

「スチームボーイ」

Steamboy  ず~っと、ず~っと昔、どっかの大友克洋のイヴェントか何かで「スチームボーイ」のパイロットフィルムを観たのだが、すごく感動し、完成品が早く観たいと思った。
 ところが、そこからいつになっても完成したという話はなく、「いつまでたっても完成しないもの」=「スチームボーイみたいなもの」とさえ言われてたくらいである。
 しかし、無事に完成したのは喜ばしいことであり、もし「ハウルの動く城」が予定通り2004年の夏に公開されていたら、果たして世に出てきたかどうかは果てしなく疑問である。
 そんなわけで公開初日に劇場に行ってきた。
 う~ん、期待が大きすぎたのかどうかはよくわからないが、あまり面白くない。
 いや確かに絵は迫力があってよくできていると思うのだが、話が正統派といえば聞こえは良いのだが、ひねりがない。
 それなら演出が面白いかといえばそういうわけでもなく、同じような話なら既に「天空の城ラピュタ」で完成してしまっている。
 「ラピュタ」は主人公がヒロインを何が何でも守らなくてはいけないというのがあって、そのための脚本と演出は説得力があり感情移入させるものがあったが、「スチームボーイ」はそれがまるでない。
 この映画は登場人物が動くための動機付けが弱いために感情移入がしにくく、映画を観ている間は常に居心地が悪いのだ。
 例えば、主人公のレイがヒロインのスカーレットを救うために頑張るのだが、残念ながらこの映画ではスカーレットはどちらかといえばいやな奴、もっといえば戦場化している場所で傘をさして歩いているくらいのバカにしか見えない。
 こんな奴を命がけで助けるレイの気持ちの感情の変化がまるで描けていない。
 映画の重要アイテムであるスチームボールにしても、凄いものであることはわかるものの、爺さんの言うことも親父のいうこともわからないでもないが説得力もなく、それ以前にただのマッドサイエンティストでしかないんよね。
 絵的に凄くても話が面白くなければどうしようもない。
 少なくともこの映画には手に汗握るところは少ない。
 声優は主人公のレイの声だしている鈴木杏(B78-W64-H85)はうまく、「ダメだよ」というセリフが「花とアリス」を思い出させるのはご愛嬌!
 しかし、彼女以上にうまいのはスカーレット役の小西真奈美(B80-W59-H88)で、あんな声が出せるのはちょっと意外!
 結局、この映画ってロンドンを崩壊させてしまった壮大な親子喧嘩ということでいいっすか?

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コメント

映像は良いが演出が劣るてことは
「さらば宇宙戦艦ヤマト」の逆ですね。
キャタピラが回ってなかったりビルの窓が描いてなかったりで文句をいう人はいない。絵の抜きどころをギリギリまで選んでありました。

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